2015/11/21 - 2015/11/23
197位(同エリア751件中)
鉢植え南天さん
- 鉢植え南天さんTOP
- 旅行記3冊
- クチコミ8件
- Q&A回答3件
- 66,772アクセス
- フォロワー0人
沖縄県民は那覇空港の国内線は非常によく利用するんだけど、ハブ空港が成田・羽田や関空にあるため、那覇空港出発の国際線はあまり使っていません。
これは非常にもったいない。最近では貨物ターミナル地区にLCC専用の出発エリアも出来たし、それならいっそ台湾経由でどれ程便利に海外(特にアジア方面)へ行けるかを見るために半分ジョークみたいな「桃園国際空港だけを見学に行く」旅を実行しました。
今回はLCCの乗り心地もリポートすべく、ピーチで行ってきました。
とりあえず沖縄から台湾経由でアジアへ安く行こうと考える人の参考にどうぞ。
【15年11月更新】
・那覇空港LCC国際線側の搭乗待合にDFSの商品受け取りカウンターとお土産店が出来てちょっとだけ便利になってます。
・近日中にTHETA画像もアップ予定。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
PR
-
旅のスタートは那覇空港モノレールの空港連絡橋。
ここから記録を始めます。
横断幕にあるようにLCC専用ターミナルは貨物地区にあるので、専用のシャトルバス以外では入ることができません。シャトルバスは国内線ビル1階の4番乗り場で待ちます。 -
シャトルバスは毎日朝6時始発、10分間隔で運行してます。
★★このバスは乗車前に航空券やバスチケットの確認はありません。 ★★
★★航空券を持ってない人もターミナルに遊びに行く人も、自由に ★★
★★(無料で)乗れます。LCCターミナルから帰って来る人も無料です。★★
見送りの人も一緒にLCCターミナルへ行けますよ〜。
バスは比較的新しく、正面方向幕にLCCシャトルバスと書いています。沖縄のどこでも言えるけど、英語案内の少なさは外国人(米軍関係だけでなく外国人観光客全般)にとって、凄く不便だと思う。
中国・台湾人にとっても英語は国際共通語ですよ〜。 -
シャトルバスは一度ターミナルエリアを離れ、貨物エリアに入ります。このセキュリティーゲートで事前に登録された車以外は入域できないようになってます。
-
やや地味ですが、バスの側面はこんなかんじでLCCのロゴが掛かっています。シャトルバスは10分間隔で運行されています。時間に余裕をもって乗ってくださいね。
-
ここが貨物建屋のLCCターミナル入口。殺風景ですねー。(笑)これでは雨の日は濡れてしまいます。でも格安なので許す。
奥の扉がターミナル出口です。 -
ターミナルビルに入ってすぐの様子。貨物倉庫ビルを間借りしているので天井がやたらに高い!3階建てくらいの高さがあります。
基本が貨物倉庫なんで、フロアを冷やす空調もデカいスポットクーラーが何台も動いて冷やしてます。
おっと、ピーチとバニラのチェックインカウンターは画面右側、人の集まっている所です。 -
フロアの全景を撮りたかったんだけど、無理!レンタカー会社の巨大広告幕で位置関係を掴んでください。
正面奥に見えるのが(今回は関係ない)国内線用の保安検査場。その左手側にお土産店がポツポツと。
LCCエリア内は無料wifiが完備しています。おかげでストレスなく過ごせました。 -
お土産コーナーと出口のあたりはこんなですね。
-
【15年11月追加】
お土産店の配置が出入り口を背にする配置に変わっていました。
品揃えも少し充実。 -
【15年11月追加】
35Cofeeも紅茶やクッキーの取り扱いが増えてお店屋さんの体裁が整ってます。
朝07:00前の撮影なのでガラガラに見えますが、LCCの到着・出発前後は猛烈に混みます。スリーファイブコーヒー LCC那覇空港ターミナル店 グルメ・レストラン
-
【15年11月追加】
国内線側の搭乗待合では土産品店のほかに食べ物屋が入っている模様。
去年7月の時はA4の紙に手書きのサインボードでした。 -
こちらが入口はいって右手、ピーチとバニラのチェックインカウンター。
非常にシンプルです。旅慣れてないとまごつくかな? -
チェックインは専用端末から完全に自分でやってしまいます。
まずネット予約した時に発行されたバーコードをはがきサイズのスキャナに読み込ませます。なのであらかじめ紙にプリントアウトしておくか、スマホやタブレットに文書ファイルとして読ませておく必要があります。
そのあと(私は台湾行きなので)写真のようにパスポートの顔写真のページをスキャナに掛けるよう、画面に指示が出ます。
この二つの操作でレシートみたいな搭乗券がプリンタから出てきます。
あ、座席指定はこの端末からできたかな?ネットで事前予約すると400円だったか600円だったかオプション料がかかります。
私は22Dをすでに指定してたので、座席指定画面はありません。 -
これが出てきた搭乗券。このQRコードとパスポートの顔写真を搭乗直前にチェックされます。
搭乗券を入手したら、国際線の保安検査場へ向かいます。 -
国際線の保安検査場入口は、バニラ・エアのチェックインカウンター横。
この日は台湾の(深緑のパスポート)家族連れが9割くらい。子供がいっぱいなのがLCCの特徴ですね。
そうそう、手荷物は3個はダメよ、2個までよのサインボードがやたら目につきました。 -
【15年11月追加】
朝09:05発のMM921に乗るため、ピーチのチェックインカウンターや自動チェックイン機が動き出すのは06:30。
保安検査場と出国審査が動き出すのはご覧のとおり07:30。やはり深緑のパスポートを持ってる人が大半です。 -
広いフロアで迷いようもないですが、一応こんな看板も出ています。
-
【15年11月追加】
国内線も国際線も、保安検査場に入ると真っ先に手荷物の重さをチェックします。
機内持ち込み手荷物2個あわせて10?(航空会社の規定重量で7?のキャリアもあり)を超えると、一部の荷物をチェックインカウンターで預け直さなければなりません。(もちろん有料)
また、今まで機内に持ち込もうとしてNGになった品物の実物が、学校のバザーか何かのように並べられて「これらは全部ダメ」と周知しています。 -
保安検査場のサインボードをくぐると、こんな感じで機内持ち込み荷物のX線検査とボディチェックが2レーン設置されています。
-
こんな感じでセキュリティーゲートを通ったら、進路が画面右方向へ誘導されて…
-
パスポート・コントロールです。
梁や柱に隠れて見えないけど、「出国審査」と看板がかかってます。本当はどこの国でも自国の国籍・永住権を持つ人のレーンと、外国人旅行者用のレーンを分けるのですが、出国時の混雑はそれほどでもないし、LCCターミナルは小さいから許す!
※言わずもがなですが、どの国・どの空港でも保安検査場と出入国審査ゲート付近は撮影禁止です。特にカウンター付近や審査官の顔撮影はご法度。
警備員が飛んできて画像の消去を求められたり、最悪メモリーカードやカメラの没収もあり得ます。 -
これもまた世界共通。カウンターの職員(審査官)から呼ばれるまでこのラインの手前側に並んで順番を待ちます。係官に渡すのはパスポートと搭乗券。搭乗券はたぶん見ません。(笑)
カウンターには顔写真撮影用のPCカメラが置いてあるので、必ず帽子とサングラスを取り、係官の指示に従ってカメラに向かって数秒間ポーズをとってください。ポーズと言っても歯を見せて笑ってはいけません。怒られます。
OKならあなたのパスポートに出国スタンプを押して返してくれます。
日本人が海外の空港で入国する場合、長い行列の後ろのあたりは問題ありませんが、ラインの直前で順番を待っている間の携帯電話やスマホもできるだけ控えた方がいいです。不法入国するための連絡を取っていると勘違いされて警備員や列の並びを誘導する私服の空港スタッフに注意されたり職質されることがあります。 -
出国審査のゲートを通ると、案内板の指示で搭乗待合へ移動します。矢印の反対側にはトイレと喫煙コーナーがあります。
-
【15年11月追加】
出国審査を通った後、進路は右手に回り込むのですが、その途中にDFSの商品受け取りコーナーが出来てました。 -
【15年11月追加】
狭いスペースにスタッフが常時1名詰めています。
これは苦行。(笑) -
案内板を見ながら回れ右をした風景。…ガラガラです。せっかくあるんだからもっと利用しないと!
-
じつはトイレのサインはあちこちで結構目につきます。かなり配慮されている感じ。この写真を入れたのは、親切にも喫煙コーナーが設置されていたためです。
-
搭乗待合室にはご覧の自動販売機が一台あるだけ。お弁当も軽食を出してくれる場所もありませんでした。
2015年11月時点ではお土産店が出来ています。 -
ピーチの台湾行きはこの5番搭乗口を使ってます。(2014年7月現在)
2015年11月時点で椅子の並べ方がガラっと変わって、隣の部屋に誘導がしやすい(搭乗口直前での行列が並びやすい)配置に改められています。 -
隣の部屋は3番搭乗口。でもここはあまり使われてない様子。
台湾行きの乗客が多くてベンチが足りないためか、連絡用のドアが解放されてエアコンが効いていました。 -
こんな感じでやたらと天井が高い。
天井が高いという事は、建屋内部に照明や通信の配線に制約が多いということで… -
こんなところにも経費節減の工夫が。
各部屋いたるところに運動会で良く見かけるワイヤレスPAのシステムが置かれています。
搭乗待合室では壁照明のすぐ上に置かれてましたね。 -
【15年11月追加】
乗客の持ち込む手荷物が多すぎるためか、機内に乗り込むのも結構大変です。
FCYのクラス別ではなく、まず後ろの席の両窓側、次に前の席の両窓側、
続いて後ろの席の全部、最後に前席の全部の順番です。
そうしないと搭乗待合の行列も凄いことになってしまうので。
しかしここまでギッチリとルールを決めて、それを守らせてでも効率や遅延回避を
させるのがいかにも日本らしいといえば日本らしい。
ええ。褒めてはいませんよ。 -
【15年11月追加】
待合室が混んでくるとぜんぜん見えないので、今のうちにパチリ。
搭乗券とパスポートの名前や本人確認をするために開いて持つように告知してます。 -
携帯電話で(たぶん)整備士かオペレーションルームと連絡を取る機長を先頭にクルーチームがやってきました。
-
そうこうしているうちにどんどん乗客が集まってきます。
-
ひえー、部屋に入りきれずにうしろで行列できてる!
自販機にも行列が! -
搭乗口ではパスポートと搭乗券をスキャンして最終確認しています。
これは事前に同じ人の搭乗券とパスポートをペアにして持つように指導しているなかなか美人な地上保安員さん!
いろんな仕事を兼務してるんだなー。 -
こちらのお客さんには二人がかりです。
子供を含む家族全員分の搭乗券とパスポートを預かっていました。
規則で搭乗券とパスポートの顔写真で本人確認するために「パスポートと搭乗券は自分の分を持ってください」とアナウンスしています。 -
混雑する5番搭乗口を抜けてようやく外へ。
もちろんボーディングブリッジはありません。 -
こんな感じで沖泊めされてる機体まで結構歩きます。晴れている日は問題にならないけれど雨の日には大変です。傘は貸してくれると思いますがLCCなのでタラップまでのバスは期待できません。天気の悪い日にはバスタオルかストールを一枚持ってた方が機内で寒い思いをせずに済みそうです。
風をさえぎるものも何もないので、帽子や手に持っているものが飛ばされる事がよくあるようです。帽子を飛ばされたら自分で取りに行かないで必ず係員に拾ってもらうよう繰り返しアナウンスしてました。 -
さて、乗り込みます。
-
機体にここまで近づけるのはマニアにとっては嬉しい?
-
うーん、このドア形状から、機種は…
-
なーんて考えなくても、ピーチの使用機材はA320-200で統一されてました。
LCCはコスト削減のため努めて新しい機材を使います。今回乗った便も新車のニオイがして来そうなピカピカのキャビンでした。
何より嬉しかったのは、新しい機材ほどエンジン音と振動が少ないのです。 -
後ろを振り向いて一枚。ナローボディー・単通路なのに結構ワイドに見えるんだね。
そうそう、飛行前にパスポートと搭乗券とボールペンはすぐに取り出せるようにしましょう。国際線では飛行中に必ず使います。
飛行中に狭い座席まわりでモゾモゾするよりスマートですよ。 -
これが飛行中に配られる台湾の入国カード。
便名、パスポート番号、住所氏名、宿泊先や目的を記入しておき、入国審査の時に提出します。
私はホテル名を書き忘れて入国審査で慌てました。 -
座席位置は22D。全部で30列あるのでかなり後ろ、何のプレミアもない普通の通路側席です。
それでこのひざスペース。本革張りのシートとともに、結構座りやすいんじゃない?私の身長は165?、体重は60?。 -
通路幅はボーイングよりは若干狭いね…同じかな?
-
お隣の小学生とお母さんがトイレ行ってる間にちょっと失礼。
この狭さでも台湾までの1時間ちょいなら十分ガマンできる座席スペースです。 -
さあ、桃園国際空港に着きました。ボーディングブリッジを降りた先は…B2搭乗口でした。
ピーチはこのB1〜B3を良く使うようです。でも国内線と違い、国際線は遅延や機材変更で結構ボーディングゲートが変更になるので注意。今回も復路はB3出発のはずがマカオ航空遅延のとばっちりでB5に変更になってました。 -
このようにARRIVAL・TRANSITのサインを見ながら入国審査エリアへ移動します。
ターミナル1ビルへ移動して入国→手荷物受取り→到着ロビー→無料シャトルバスのりばまでの順路紹介は、
「台湾桃園国際空港ターミナル1の使い方」http://4travel.jp/travelogue/10907496をご覧ください。
折り返しターミナル1からのチェックイン→那覇空港LCCターミナルへ帰るまでの記録は「(2)帰国編」http://4travel.jp/travelogue/11057089を見てもらえると嬉しいです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
52