2014/06/28 - 2014/06/28
495位(同エリア1087件中)
まみさん
久しぶりに観劇目的以外で渋谷の文化村に行きました。
サ・ミュージーアムの「デュフィ展」を見に行くために。
このミュージーアムは、たいてい金曜日と土曜日の夜は21時まで開館しているため、昔はよく金曜日ナイトに仕事帰りに行ったものです。
ここのところ美術館離れしていたのですが、久しぶりに行く気になったのは、去年2013年の夏にロシアを旅行し、エルミタージュ美術館で西欧絵画に久しぶりにしっかり触れたことも大きいです。
そしてデュフィが大好きだったことを思い出し、なつかしくなりました。
西欧絵画と言えば、断然油絵! きちんと写真みたいに描かれたものがいいんだ!
と思いこんでいた若かりし少女時代の私に、デュフィは水彩画のすばらしさや、崩れた輪郭の絵の良さを教えてくれた画家の一人でもあります。
渋谷に到着した時点で19時をすぎていて、時間にあまり余裕がなかったのですが、腹が減っては戦はできず!
大戸屋でしっかり夕食をとってから、美術鑑賞をしました。
デュフィの絵がなつかしくなったとはいえ、私が知っていたのは、デュフィがデュフィらしい今の様式を確立したあとで、フランス近代絵画史の一連の中で知っていたにすぎませんでした。
今回の文化村ザ・ミュージーアムでのデュフィだけをとりあげた回顧展は、彼の画家としてのデビュー、スーラやシニャックら線描画家やゴーギャンのような色彩画家の影響を受けながら、マチスに衝撃を受け、セザンヌ大回顧展に感銘を受け、木版画、テキスタイル・デザイン、本の挿絵など絵画にとどまらぬ活躍をしていく中で彼らしいスタイルを確立していくまでの流れが、よくわかる展示になっていました。
その過程において、輪郭と色彩がずれているのに素敵な調和を保つあの手法は、版画で描線と色がずれてしまうことからヒントを得たことが特に印象的でした。
過程などと言いつつも、どの作品もすばらしかったです。でもやはり、下記の全4章に分かれていた展示のうち、一つの絵の前にかける時間がぐっと長くなったのは第3章からでした。
第1章 1900-1910年代 造形的革新のただなかで
第2章 木版画とテキスタイル・デザイン
第3章 1920-1930年代 様式の確立から装飾壁画の制作へ
第4章 1940-1950年代 評価の確立と画業の集大成
「デュフィ展」特集サイト
開催期間2014年6月7日(土)〜7月27日(日)
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_dufy.html
閉館の21時近くまで鑑賞して帰りましたが、ポスターの写真をスマフォで撮りだしたら急に興が乗り、静まり返った文化村や併設のカフェレストランの外の席に飾られたあじさいなどスマフォで撮りたくなってしまいました。
それはたぶん、先週末に続き今年2014年の6月最終週末は、来月からのドイツ旅行準備で撮影散策をお休みしているため、欲求不満になりかけていたせいもあるかも。
目の前に見えるものを選びとり、構図を気にしながらファインダーで切り取ってカメラに記録する───そんな行為そのものが、私にとってとても楽しいみたいなんです@
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
-
渋谷文化村ザ・ミュージーアム前の「デュフィ展」ポスター
ポスターに使われた絵は「馬に乗ったケスラー一家」(1932年)。
せっかく描いた集合肖像画は、1度は受け取りを拒否されて描き直されたもののようです。
ひょっとして似てないとクレームがついたのかな、と勝手に想像しましたが、この絵は、一人一人の特徴がよく出ていて、本人を目の前にしたら似ていると思えるだろうと思いました。 -
21時、すでに閉館したザ・ミュージーアムの静まりかえった入口
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ザ・ミュージーアムの目の前にあるカフェ「ドゥマゴ」のテラス席とあじさい
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青から紫にグラデーションしているあじさい
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デュマゴのテラス席のあじさいからブックショップ「ナディッフモダン」
あのブックショップはアート系の本が豊富で、以前はミュージーアム帰りにわくわくしながらいつも立ち寄ったものです。 -
どーんとパリのノートルダム寺院とデュフィのような色彩が組み合わさった垂れ幕
「Un Ete en Fete (アンネテ・オン・フェット)Bunkamur 2014」というフランス風味の夏の文化村フォスティバルの宣伝でした。
http://www.bunkamura.co.jp/fete2014/index.html
7月のイベントの中で、月末から8月頭にかけて開催される来日バレエ公演「エトワール・ガラ2014」(パリ・オペラ座バレエ団からのゲストによるガラ公演)は観に行くつもりですでにチケットをとってあります@ -
静まりかえったロビーラウンジ
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お洒落に過ごせそうなロビーラウンジ
観劇や美術鑑賞の合間のひとときを、こんなところで上品に過ごしたい……!
と思っても、いつも時間に余裕がなく、駆けつけてくるので、ほとんどチャンスなし@ -
ロビー・ギャラリー「木壁画の世界」をさっと鑑賞する
文化村ではすてきな展示即売のギャラリーがあって、いつも興味あるものが展示されているのですが、なかなかゆっくり見る機会がないです。
「あさのたかを 木壁画の世界 木のぬくもりで描く」
2014年7月9日まで開催
特集ページ
http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/wall_140628asano.html -
ハイライトともいえる「山桜と富士山」
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すました魚たちや可愛らしい動物たちが主役の木版画
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ネコちゃんと小鳥の生き生きした表情に目を奪われる@
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エントランスのフラワーショップ「エルベ・シャトラン」のショーウィンドウより
花屋のアレンジメントされた花も好きです。 -
オリジナルの花器とバラ〜花と花器と水が一体となった「ビジュー」と名付けられたアレンジ
黄色いバラと黄色い器ではなく、ほんとは純白でした。
電灯の明かりで黄色く染まったためですが、あしからず。 -
ミュージーアム・ショップで買ったもの・その1
クリアフォルダを2枚買いました。税込みで1枚380円。
クリアフォルダはよく使うので、最近は絵葉書よりも実用性があるので、最近は絵葉書よりも買うようにしています。
クリアフォルダの写真の方が写真も大きいので。
大きさが違うのも含めて何種類かあったうち、デュフィらしい絵と、デュフィがデザインしたテキスタイルのクリアフォルダです。
絵の方は、デュフィの作品が画中画となっています。
私がデュフィの作品の中で好きなのは、こんな風に音楽をモチーフにしたものです。
タイトルは「ヴァイオリンのある静物:バッハへのオマージュ」(1952年)。 -
ミュージーアム・ショップで買ったもの・その2
絵葉書よりクリアフォルダを買うようにしている、と言いつつ、今回は久しぶりに絵ハガキも買ってしまいました。1枚150円。
これまで海外や美術館で買った絵葉書はハガキフォルダーに収めていますが、もうかなりたまってしまいました。
でも久しぶりだったので、つい買ってしまいました。
どれも私のお気に入りのデュフィらしい絵です。
展覧会では、絵葉書になっていないけれど気に入った作品はあったんですけどね。
左上:「クロード・ドビュッシーへのオマージュ」(1952年)
左下:「アネモネとチューリップ」(1942年)
右:「黄色いコンソール」(1949年) -
予告のチラシのうち、ぜひ見に行こうと目をつけている2件
「だまし絵」展は、同じく渋谷文化村のザ・ミュージーアムで。
?となっていますが、ずっと前に開催された?には行きました。とても面白かった記憶があるので、楽しみです。
また、宝飾品が大好きな私は「指輪」展は外せません!
こちらは国立西洋美術館で開催されますが、金曜日だけ夜間開館されます。
でも、ううむ、観劇予定を入れてしまったかも。
おわり。
※7月上旬からドイツ旅行に行ってきま〜す。帰国は20日ですので、国内撮影散策はしばらくお休みになります。
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