ローマ(ITA)滞在一週間　Vol.5 仕事帰りのローマ観光

2014/04/10 - 2014/04/10

4/7(月)〜11(金)にローマで開催された某会議に出席することになったので、4/6(日)〜4/12(土)の一週間ローマに滞在しました。
本会議には、カタラン(カタルーニャ人)の友人も4/7〜10で出席するのことになったので、これ幸いと示し合わせて同じホテルを予約し、一緒に観光、飲みに行くことにしました。

本編は4/10分です。
4/10朝はこれまで通り、友人の借りたレンタカーで会議場へ行きましたが、友人はこの日の夕方のフライトでバルセロナに帰るので、昼でお別れ。レンタカーは返却のため、この日の帰りからはトラム利用です。会議終了後は、なんとなく、帰る方向が同じ同業他社のTさん、Sさんと帰りがてら、観光に行くことに。
しかし、Tさんがことのほかパワフルなのが計算外でした。仕事帰りで、バカみたいに重い会社のラップトップを持っていたのに同行してしまったために、ポポロ広場〜スペイン広場〜パンテオン〜ナヴォーナ広場〜テルミニ駅〜ホテルと約7kmもの長距離を歩くはめになってしまいました。重いラップトップ入りのカバンの荷重がずっしりと肩にかかり苦痛だったので、何度も会社のラップトップを捨ててやりたい衝動に駆られましたが、実際にこれをやると始末書ものなので、ひたすら我慢して歩き回った観光でした。


全旅程
4/5　羽田空港へ移動
4/6　0：55発　NH203搭乗、6：05フランクフルト着、7：30発　LH230、9：20フィウミチーノ着、移動、ローマ、移動、ナポリ/ポンペイ観光、移動、Montecarlo Hotel泊
4/7-11　会議　Montecarlo Hotel泊
4/12　　15時頃まで市内観光、買い物、タクシーで移動、18：40発　LH1847搭乗、20：15ミュンヘン着、21：25発　NH276搭乗、15：50羽田着

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 レンタカー 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA

この日はこれまでより早く、17：00で会議は終わり。帰る方向が同じ、同業他社のTさん、Sさんと一緒にトラムで帰ることに。まずは会議場を出て、テヴェレ川を渡りトラムの駅へ向かう。
歩道の橋もいちいちゲートや像が設置されて、大袈裟だ。

端から見たテヴェレ側下流方向。イタリアの半島部は狭く山が多いので、日本の川のように流れが急で、フランスやドイツの川とは違う。

対岸にも像があった。

橋を渡ってトラムに乗車。

1回乗り換えてポポロ広場の前に到着。

ここで地下鉄に乗り換えてホテルに帰るのかと思いきや、Tさん、Sさんはポポロ広場に入って行ったので、なんとなくそのまま観光することに。
信じられないほど重い会社のラップトップが入ったカバンを持っているので、一旦ホテルに置きに行きたかったが、一緒に帰ることにした手前、同行することに。。。。

ポポロ門をくぐって、ポポロ広場へ。

入って左側の、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会。

ポポロ門裏側。

門から一番奥の双子の教会。

右側のサンタ・マリア・デイ・ミラコリ教会。

サンタ・マリア・デイ・ミラコリ教会内部1。

サンタ・マリア・デイ・ミラコリ教会内部2。

左のサンタ・マリア・デイ・モンテサント教会。

左のサンタ・マリア・デイ・モンテサント教会内部1。

左のサンタ・マリア・デイ・モンテサント教会内部2。

ポポロ広場全景。
このあと、地下鉄で帰るのかと思いきや、Tさんはボルケーゼ公園の方へ丘を登り始めたので、そのまま同行。

丘の上から見たポポロ広場。

ボルケーゼ公園案内看板。

ボルケーゼ公園から見た市内。
ローマは教会があまりにも多くて呆れてしまう。でも、京都に寺が過剰なほど多いのと同じか。

コロッセオ、フォロ・ロマーノ方向。

ボルケーゼ公園から、トリニタ・デイ・モンティ教会、スペイン階段の上まで来た。

スペイン階段を下りる。

スペイン広場。

広場に降りてきた。

スペイン広場から見上げる階段。
ローマ市内の観光地では、黄色い帽子を被った子供たちを良く見かける。学校の遠足なのだろうか？

スペイン広場から、ブランド街のコンドッティ通りを西へ行った。
ここを歩いていたら、同じ会議に参加しているフランス代表団、ドイツ代表団に逢ってしまった。
翌日彼らと話をしたら、彼らも我々と同じようなコースを観光していたらしい。鉄板コースだ。

パンテオンに到着。

パンテオン前の広場。

パンテオン入り口。

19：30の閉館間際だが、中に入ってみた。

中はドーム状になっていて、意外と広い。

中の様子。石造りの柱のない建築としては、世界最大らしい。

19：30になり追い出された。5分程だったが、見るだけなら十分。

次はナヴォーナ広場。
重いラップトップ入りカバンを持って長距離歩いてきたので、ストラップが肩に食い込み、かなり辛い。このあたりで、いい加減嫌気が差してきた。
会社のラップトップが更新されたのは割と最近だが、信じられないほど重い。出張の多い社員たちからは不満がかなり出ているが、会社は価格第一で選定しているので、そんなの気にしていない。何度出張の際に捨ててやろうかと思ったことか。。。

噴水。

麻○彰○も真っ青のインチキ空中浮遊。
うかつに写真を撮ってしまったら、こいつの仲間に１EUR取られてしまった。一緒にいたSさんも撮っていたが、自分が捕まっている隙に逃げて取られなかった。
Tさんは”先月トリノに入ったときもこれ見た”と言っていたし、ローマ市内でちょくちょく見かけるので、イタリア中で流行っているのかもしれない。

4大河の噴水。

この広場は、インチキ絵画販売で埋め尽くされていた。

もう20：00も回ったので、ホテルの方へ戻ることにした。
途中、充電中の三菱i-Mievを発見。この車は、欧州ではシトロエンとプジョーのブランドでも販売されている。

ヴェネツィア広場前で交通整理を目撃。こんなの、もう日本では見ることが無くなったが、ローマでは健在。景観に配慮し、信号を設置したくないのかもしれない。

ヴェネツィア広場から、テルミニ駅近くのTさん、Sさんのホテルに戻った。

3人で夕食に行こうということになったが、せっかちなTさんはトリップアドバイザーで検索する時間も待てない様子。
先日行ったアンティカ・ボエムが近所だったので、選択の余地はない。また行ってしまった。
まずは、前菜のシーフード・マリネードをシェア。

Tさんがオーダーしたトマトパスタ。

Sさんがオーダーした、鶏もものグリル。

自分がオーダーしたトリッパ。牛の胃のトマト煮だが、味や臭いはほとんど居酒屋のモツ煮。居酒屋のモツ煮の多くは味噌味だが、モツの味や臭いが強烈で味噌やトマトに勝ってしまうので、トマト味でも居酒屋のモツ煮と大差ないように思えてしまう。
先日の魚の塩焼きといい、このモツ煮といい、イタリアのリストランテで日本の居酒屋料理に出会うとは思わなかった。

22：00過ぎに食事を終えTさん、Sさんと別れ、ホテルに歩き出した。
テルミニ駅の前を通ったところで、夜の駅を見たくなり立ち寄る。

22：00過ぎの切符売り場。既にこの時間で閑散としている。

コンコース。

プラットフォームへ行って、撮り鉄をやってみた。ユーロスター・イタリア。

車体側面のロゴ。

ユーロスター・イタリアの一等座席。通路を挟んで1席ずつと贅沢な空間の使い方。

欧州ではどんつきの頭端駅が多いのに、ローカル列車ですら機関車式だ。従って、平気で機関車が客車を押したりする。なぜ、合理的な電車式を採用しないのか理解に苦しむ。欧州の鉄道技術は、日本よりかなり遅れている印象。

こちらもローカル列車。汚い。

寝台列車。

寝台列車後端。

寝台列車内部。JRの24系25形とそう変わらない。欧州では寝台列車が健在でうらやましい。日本でも、バカ高い寝台料金を改善すれば寝台の需要があるはずなのに、JRは寝台列車をどんどん廃止している。JR経営者の誤った判断には憤りを禁じえない。

寝台列車は22：26発のシチリアのシラクーザ行。

22：30頃駅を出て、ホテルに戻った。

この旅行記へのコメント （2）

• konomiさん 2014/10/07 06:48:13

  お疲れ様でした！

  ポポロ広場からボルゲーゼ、ナヴォーナ、テルミニ駅・・・、
  この距離を、ラップトップを抱えて徒歩は大変でしたね。
  多分1万5000歩は行ったのではないでしょうか？
  本当にお疲れ様でした！
  
  それにしてもTさんと一緒にまわるのは、大変ですね(笑)

  じょーじさん からの返信 2014/10/07 23:47:45

  RE: お疲れ様でした！

  ありがとうございます。
  
  そうですね、この日は１万７千歩以上でした。万歩計的には13kmくらいでしたが、トラムの駅まで歩いたり、広場や公園内をうろうろしたので、かなり歩数は増えたようです。この翌日、翌々日はラップトップから解放されたので、両日とも3万歩くらい歩きました。