2014/06/01 - 2014/06/01
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funasanさん
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ダイヤモンド八ヶ岳に滞在中、天気のいい日に八ヶ岳山麓の高原道路「八ヶ岳高原ライン」をサイクリングする。アップ・ダウンがありかなりハードであるがダイエット効果は抜群である。
写真:八ヶ岳高原ラインのビューポイント「東沢大橋」
以下、私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
(新刊『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』案内あり)
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レストランのテラス席での優雅な朝食の後、部屋でのんびり過ごす。あまりにも天気が良いので今日は自転車で八ヶ岳山麓をロングランすることにする。
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持参の自転車(マウンティンバイク)に乗り、ホテルから出発して山道を登る。すぐにギブアップして自転車から降りて歩く。
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歩きながら周囲の別荘を見学する。これが楽しい。天文台付き別荘(写真)、しかも天文台が2棟もある。ここまで徹底すればご立派である。
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綺麗なログハウス(写真)。ここのオーナーはどんな人だろうか?借金して建てたのだろうか?その後の人生は?と想像しながら別荘地帯を登っていく。
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今年の冬、山梨県に大雪が降った後にダイヤモンド八ヶ岳に来てみた。別荘のオーナー数人に出会ったが、彼らは雪かきに大変そうだった。
以下の旅行記参照。
「雪のダイヤモンド八ヶ岳美術館ソサエティ」
http://4travel.jp/travelogue/10859129 -
別荘地帯を抜けると本格的な林道になる。新緑の美しい森の中、木漏れ日を受けながらひたすら登る。少し傾斜が緩くなると自転車にまたがりペダルをこぐ。
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しばらく我慢して登っていくと「八ヶ岳高原ライン」(写真)に出会う。これでやれやれだ。ここから快適な高原サイクリングがはじまる。
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八ヶ岳高原ラインを清里方面に走る。途中、仙人小屋の横を通る。
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今日は日曜日、最高の天気でライダー達(写真)が元気に走り去る。
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私は周囲の自然を観察しながら、のんびり、ゆっくりペダルを回す。頑張る必要もなく、急ぐ必要もない。すべて自分1人のマイペースで心と体のおもむくままに走る。
写真:咲き始めたレンゲツツジ -
八ヶ岳高原ラインの「天女山入口」付近の樹木が真っ白な花をいっせに咲かせている。
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近くに地元の人らしき夫婦がいたので、花の名前を聞いてみた。すると「ヤマナシの花」だという。山になる野生の梨。そういえば、春先の「スモモの花」も「小梨の花」も白い。
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長い長い道のりを行く。車で疾走すればすぐであるが、自転車でペダルをこいでいくと結構時間がかかる。
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山梨県立まきば公園(写真:以下参照)に到着する。ここには立派なレストランもありランチタイムにいい。
http://www.yatuboku.jp/makiba/ -
まきば公園の背後には八ヶ岳連峰が迫り、主峰「赤岳」が目の前に見える。
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まきば公園の周囲は「八ヶ岳牧場」になっており、白樺の幹を模したガイドレール?が牧場らしい演出をしている。
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時々、草をはむ牛たちが見える。のどかな雰囲気で見ていると心が和む。
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次に、本コース最大のビューポイントである赤い橋「東沢大橋」(写真)に到着。橋の上から東沢の渓谷を見下ろすと怖いくらい深い。
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東沢の新緑が素晴らしい。まさに季節は春、「目に青葉、山ほととぎす、初ガツオ」である。この俳句は今から300年ほど前の人、享保年間(1716年没)の山口素堂という人の作だそうだ。
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長く苦しい冬を耐えてやっと訪れた春の喜びを、目(青葉)で見て、音(ホトトギス)で聴いて、舌(初かつお)で味わう。五感を総動員した春の名句である。汗を流しながら高原のサイクリングをしていると、この句の味わいも深まる。
写真:「大泉レストハウス赤い橋」の駐車場から本日のベストショット -
東沢大橋を過ぎてしばらく走ってから八ヶ岳高原ラインと別れを告げ、観光名所「清泉寮」(写真:以下参照)に下る。高原サイクリングでの下山道は最高である。
「清泉寮」
http://www.seisenryo.jp/index.html -
「ヤッホー」と叫ぶ暇もないほど短時間に「清泉寮」に到着する。日曜日のため観光客が沢山訪れている。皆さんの目的は、ここで名物の「ソフトクリーム」(350円)を食べることである。
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牧草地を見下ろすテラス席に座りソフトクリームを食べる。高原サイクリングで汗をかいた後だけに抜群にうまい。最後に、ポール・ラッシュさんに挨拶して、次に向かう。
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清泉寮から清里駅までの下り「ポール・ラッシュ通り」は最高に気持ちがいい。しかし、清里駅周辺に来てみると人通りが少なく、往時の人気はまるでない。ペンション経営の苦境が目に見えるようだ。
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清里駅からホテル「ダイヤモンド八ヶ岳」までもどらねばならない。駅周辺には綺麗な舗装道路がいくつもあり、うっかり下ってしまうと大変なことになる。下った分だけ後で上り直さねばならない。よって、慎重にルートを確認し、八ヶ岳山麓を走る「JR小海線」に沿った地元の林道(写真)を行く。
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この林道はJR清里駅からJR甲斐大泉まで続いており、貴重な八ヶ岳横断道路である。春の新緑、秋の紅葉の時期が素晴らしい。
写真:甲斐大泉付近の別荘 -
別荘の庭に咲くしょうぶ
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地元の道をのんびりサイクリングしていると観光地ではない美しい風景(写真)に出会う。高原野菜の畑のビニールが午後の光に反射して光っている。
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甲斐大泉温泉「パノラマの湯」(写真:以下参照)までもどってくる。結構疲れを感じ、ここで温泉と食事にすれば最高であるが…。ホテル「ダイヤモンド八ヶ岳」までもうひと踏ん張りである。屋外の売店で昼食用のサンドイッチ(350円)を買う。
「パノラマの湯」
http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/index.htm -
JR甲斐大泉からJR甲斐小泉まで小海線に沿った地元の道「泉ライン」(写真)を走る。ここからは道路幅が広がり快適な林間コースとなる。
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八ヶ岳山麓の甲斐大泉から甲斐小泉にかけて大別荘地帯が広がる。泉郷の別荘地も多い。
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手入れの行き届いた別荘は見ているだけで気分がよくなる。逆に廃屋に近い別荘は周囲の価値を下げる。不動産は個人所有であるが、周囲の環境に大きく影響する。
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泉ラインに別れを告げ、ホテルのある細い道を上る。途中、小海線の踏切を越えてどんどん登っていく。
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突然、ソーラーパネルに出会う。以前は何もない空き地であった。近くに「ソーラーパネル建設反対」の立て看板がある。
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遊休地や誰も使わない(朽ちた)テニスコートをソーラーパネルにして経営するのは合理的である。しかし、別荘地(写真)にソーラーパネルは似合わない。別荘地の価値を下げる。
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個々の人々の合理的な行動が、全体の非合理な結果となってしまう。経済用語に合成の誤謬(ゴビュウ)という言葉がある。ミクロの視点では正しいことでも、それが合成されたマクロ(集計量)の世界では、かならずしも意図しない結果が生じることを指す経済学の用語
写真:ホテルへの最後の登り -
やっとホテルに到着。約3時間のサイクリングであった。
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早速、部屋の風呂に入り、大休憩。その後、コーヒーを淹れてサンドイッチを食べる。最高のランチタイムである。これだけ楽しめて使ったお金は700円也。懐に優しくダイエット効果抜群!高原サイクリングのすすめでした。
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