2014/04/18 - 2014/04/18
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ゆうこママさん
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4月18日は、大阪の秘仏開帳の皆既日食みたいな特別な日である。
C社の「湖東三山と大阪秘仏の夢の共演 めったにめぐり会えない7ヶ寺同時開帳」に参加して、奇跡の日を堪能してきた。
1日目の行程:野中寺、葛井寺、道明寺、観心寺
- 旅行の満足度
- 4.0
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ケーキよりも和菓子を好む私。なかでも桜餅には目がない。
八重桜を見ると、桜餅を思い出してしまうほどだ。
手まりのように丸めた桜色の粒米の餅に、少しくすんだ塩漬けの葉が添えられた様子は、まさに八重桜。 -
桜餅には関東風と関西風があるそうだが、私にとっての桜餅は絶対に関西風のもの。(写真のピンク色の2個)
桜餅独特のつぶつぶとした食感と見た目は、もち米を蒸して乾燥させ粗挽きしたものから作られる。
「道明寺粉」といって、私の好きな桜餅を作るには欠かせない。 -
この日訪れた道明寺は、道明寺粉発祥の地で、寺の保存食として作られたのがはじまりだそうだ。
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道明寺へは、葛井寺からほんの数分。バスは、住宅地の中の狭い路地の先の駐車場へ難儀して入っていった。
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「土師の里」。
葛井寺から道明寺に移動するに途中で見かけた駅。
この日訪れた寺は、いずれも渡来系氏族によって創建されている。
道明寺も7世紀の中ころ、渡来系氏族の土師氏の氏寺として建立されたそうだ。
その古代氏族の名がそのまま駅名になっているなんて、凄すぎる。 -
道明寺は、もともとは、道明寺天満宮の辺りにあったそうだが、明治はじめの神仏分離令により現在地に移ったとのこと。
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天満宮といえば、菅原道真である。
土師氏を祖に持つ道真は、道明寺(当時は土師寺といったらしい)を訪れることがたびたびで、大宰府へ左遷された際にも、道明寺を訪れ、歌を残しているそうだ。
道真は、都を追われ、竹内街道を西に進み、途中、土師ノ里にて縁者や氏寺、氏神に別れを告げ、難波津から九州へと旅立ったのだろうか。 -
道明寺は尼寺で、住職の六条照瑞さんは華族出身。92歳の今もお元気とのこと。
境内は、いかにも尼寺らしく美しく整えられ、何度訪れてもいつも気持ちよい。 -
道明寺は、仏像ファンにとっては国宝十一面観音菩薩立像のお住まいとして有名だ。
この日は、六角厨子の扉を広めに開けていただき拝観させていただいた。 -
像高1メートルほど。
ふっくら柔らかな表情で、両足をそろえて真っ直ぐに立つ姿は、愛らしくも品格に満ちている。 -
最上級のシルク製の天衣を幾重にも身に纏い、希少な宝石を惜しみなく使ったロングネックレスをたっぷりと身体に掛ける。
そんな様子を緻密でつやつやしたカヤの木で彫りだした美しい像だ。
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