OKHOTSK～そろそろ鰈の時期だべ！

2014/05/31 - 2014/06/01

　毎年６月になると、オホーツク海の紋別方面にまがれいが岸寄りしてきます。紋別産のまがれいは、身がしまっていて煮つけにしたら大変おいしいです。で、１泊の日程で紋別に釣りに行ってきました。

エリア 紋別(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

　紋別市に来たら、この紋別プリンスホテルに泊まります。理由は天然温泉付きだからです。冷鉱泉ですが、pH8.8とアルカリ性が強く、つるつるしたお湯です。昨年5月の宿泊以来、ファンになってしまいました。

　ガリンコ号乗り場のある海洋交流館です。ガリンコ号の予約だけでなく、土産物店やラーメン店が入り、魚の写真も展示されています。

　釣りの前、ガリンコ号乗り場に入っているラーメン店でラーメンを。塩味の昔風ラーメンを頂きました。メンマ、刻みネギ…と、普通のトッピングでしたが、海苔が美味かったです。

　夏場のガリンコ号は、かれい釣り船として利用されるそうです。
　さすがオホーツク海。車を降りると空気がひんやりしていました。20℃は無いですね。ちなみに６月２日、旭川は最高気温が31℃となりました。
　ひんやりした風かと思えば、時折、生ぬるい風も吹いてきました。夜は短時間でしたが雷雨となりました。

　まがれいを期待してクリオネプロムナードから外海への投げ釣りです。が、竿は全く揺れません。おもりを触ると、凄く冷たいのです。まだ水温が低く、まがれいはまだ寄ってきていない模様です。
　翌朝もここでリベンジを図りますが、これまた竿は全く動きませんでした。

　夕食は、居酒屋のつぼ八紋別店へ。久しぶりジョッキでビールを飲みました。料理は紋別らしいツブの磯辺焼き等を頂きました。あと、道内の居酒屋では、ラーメンサラダはどこでもあります。

　「あっちゃー！！」
　夕食後、ホテルで撮った写真を見ていたら、間違って全部消去してしまいました。ツブの磯辺焼きや昔風ラーメン等、お見せできなくなってしまいました。

　紋別プリンスの朝食バイキングです。ズワイガニの足や爪が入った鉄砲汁が紋別らしいです。大鍋につくります。
　私は、甲殻類アレルギーなので身はすくわず、汁だけお椀に注ぎました。

　小さい時、蟹を食べた時、口を真っ赤にしながら食べていてそんなものと思っていました。結婚後、妻からそれはアレルギーだと言われました。
　蟹を食べた後、母親は蟹の殻をすすぎ、煮てダシをとっていたものです。それにネギをはなし、味噌をといて「蟹汁だ！」と喜んで食べていた記憶があります。

　朝っぱらから帆立の刺身を五皿食べました。感心したのは、トラウトサーモンではなくて、ちゃんとした焼鮭が出ていたこと。「本場オホーツク！」と思い、嬉しくなりました。また、中華系の旅行者が多いのでしょうか、チョーメンもありました。
　この時期、紋別地方は滝上町の芝桜、湧別町のチューリップとイベントがさかんで、結構ツアー客が宿泊していました。

　紋別での釣りは諦め、興部町へ北上しました。興部と書いて、「おこっぺ」と読みます。興部町内にある沙留漁港へ。沙留は「さるる」と読みます。
　写真赤灯台のたもとで釣りをしました。まがれいは駄目でしたが、カワガレイが二匹釣れました。妻はカワガレイを三匹釣り上げ、意気揚々でした。釣れたカワガレイ五匹は、干物にしようと今、干しています。

　風が強い日でした。釣りの後、妻は砂浜で流木拾いに夢中になりました。

　道の駅おこっぺにて。ここはかつての興部駅跡につくられました。道の駅内には、興浜南線や名寄本線の写真も展示しています。

　道の駅はバスターミナルも兼ねています。

　興部と言うとオホーツク海、海産物と言うイメージですが、酪農も盛んでチーズが名産となっています。興部牛乳はプリンスの朝食にも出ました。
　ソフトクリームは北海道に限ります。すごく濃厚でちゃんと牛乳の味がします。内地で食べたソフトクリームは、少々の牛乳に砂糖をどっぷり混ぜ、うんと甘くしてごまかしていると感じます。

　興部から名寄に向かう途中の西興部村にある道の駅にて。ここにはからくり時計があり、30分ごとに演奏されます。着いたのが3時半で「千の風になって」が演奏されました。良いタイミングでした。重厚なオーケストレーションに酔いました。

　西興部から名寄方面に向かう途中に見えた山です。ピヤシリ山でしょうか？深緑がきれいです。

　西興部村の道の駅はトイレがすごくきれいです。

　国道40号へ。名寄市風連にある道の駅にて。紋別市はオホーツク地方で、車は北見ナンバーとなります。名寄市は上川地方になり、旭川ナンバーとなります。名寄に来ると、旭川ナンバーが多く、帰って来たという気持ちになります。
　ちなみに、旭川ナンバーのエリアは、上川、留萌、宗谷地方と深川市近郊の北空知になります。要は道北一円です。

　風連の道の駅は餅が有名です。塩豆がシンプルでおススメです。

　夕食は士別市の回転寿司店へ。

　塩狩峠を越えれば比布。更に南に下って美瑛のスーパーで買い物をして帰宅。

この旅行記へのコメント （4）

• キラキラcmさん 2014/06/08 22:27:23

  こんばんは。

  マプトさん、お久しぶりです。
  関東は梅雨入りしてこのところ毎日雨が続いてます。
  こんなに青い空の旅行記を拝見すると晴れ晴れします。
  「おこっぺ」とか「さるる」とか北海道の地名は面白いです。
  自分たちで釣った魚で干物を作って食べるなんていいですね〜。
  贅沢だなぁ。

  マプトさん からの返信 2014/06/09 05:59:28

  RE: こんばんは。

  おはようございます。
  オホーツク編を読んでいただき、投票までありがとうございます。
  先週、気温が30℃をこえましたが、週末は25度弱で落ち着きました。25度でも十分暑いのに、涼しく感じるものですね。不思議なものです。今は小雨が降っています。ずっと雨が無かったので、農家さんにとっては待望の雨です。
  紋別は本当に空気がひんやりしていました。寒い位でした。半月くらい気候が遅れているとのことです。凄く水温も低いため、例年釣れるはずの魚がまだ釣れていないそうです。
  道内の地名、私も読めないのが結構あります。富良野だって今は知名度が高いですが、有名になる前、修学旅行で「ようこそふりょうの高校のみなさん」と呼ばれたエピソードがあります。
  
  梅雨入りですか。私は梅雨の経験が無いので、どんなもんか想像できませんが、どうぞご自愛ください。

• ロータスさん 2014/06/02 21:48:53

  マプトさんの旅行記に癒されてます。

  なんだろう、のびのび自由な空気が感じられて、
  広くて、美味しいものが一杯あり、温泉も、海も、
  冬の寒さは勘弁してほしいですが（それはわがままですが）、
  同じ日本とは思えないほどの透明な空気を感じてしまいます。
  
  フォートラを通してでしが知らない人のつながり、
  名前を知らない人と日常が分かち合えるのは幸せですね。
  
  そして美味しい魚が沢山釣れたらいいですね。
  
  これから北海道も暑くなるようですがお体に気を付けてくださいね。
  
  
  
  

  マプトさん からの返信 2014/06/02 22:31:23

  RE: マプトさんの旅行記に癒されてます。

  お晩でございます。
  読んでもらったうえ、投票までありがとうございます。
  癒しだなんて、とんでもないです。田舎者丸出しの文に。海外にも行きたいんですが、なかなか行けなくて。地元のちょっとした風景に再発見があるんですね。そんなことを見つけました。
  ロータスさんのネパール紀行、すごいですね。バイタリティーあるなあと感心しました。