初夏の美瑛～日常の中の非日常～

2014/06/07 - 2014/06/08

　丘や温泉、青い池で有名な美瑛町は、私の生活の中にある街です。観光でなく、日常の生活で通りかかっただけで観光をした気分になります。6月に入り、だいぶ初夏らしくなりました。そんな美瑛の様子を紹介したいと思います。

エリア 美瑛（びえい）(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 5.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 自家用車

　今、美瑛は農作業真っただ中。冬は雪景色だった場所も、小麦や馬鈴薯等が植えられました。6月に入って気温がグーンと上がり、景色も青々としたものになりました。

　ちょっと舗装道路を外れ、山道に行くと、山菜がなっています。写真はワラビ。あく抜きをし、油揚げなどと一緒に煮つけて食べます。
　私はワラビ採りが大の苦手なのです。と言うのは、ワラビ採りに行くと、いつも蛇が出るジンクスがあるためです。

　ヨモギです。摘み取って餅の中に入れてやれば、草餅になります。

　蕗です。赤い蕗と青い蕗があります。赤い蕗は食べられません。青くて中が虫が食っていない物を採ってきます。茹でて皮をむき、煮ものにします。また、小さく切って鰹節と麺つゆをかけて食べるものいいです。

　これは小麦畑です。近年、道産小麦がよく言われています。

　馬鈴薯畑です。7月になれば可憐な花が咲き、これまた牧歌的でな風景になります。十勝岳連峰が霞んで見えます。

　田んぼには稲が。田植えも終わりました。夜になれば、蛙の鳴き声が響きます。

　風が吹くと、小麦はゆらゆら舞います。そんな光景が美瑛の初夏です。

　6月8日は、びえいヘルシーマラソンの開催日です。

　美瑛役場に隣接する四季の塔です。

　四季の塔にあがれば、美瑛町内が一望できます。

　展望台から四方を展望することが出来ます。この日は小雨が降り、あまりよい視界でななかったです。

　美瑛駅です。石造りの駅舎です。

　ノロッコ号の運転が始まりました。これも美瑛の初夏を告げる風物詩です。７、８日はSLによる運転でした。

　SLは鉄道ファンでなくても人を引き付ける魅力があります。物珍しさか、ノスタルジアからか。美瑛駅では多くの観光客が写真を撮っていました。

　ノロッコ号の車内には、ダルマストーブもあります。さすがに今の時期は使っていません。

　ちゃんと石炭箱もあります。

　いよいよ美瑛駅を発車です。汽笛が良い雰囲気を出していました。

　客車内に機関車から出た煙が入ってきます。こんなの、日常では味わえません。

　美瑛から美馬牛迄の区間は、上り坂です。ここを過ぎれば下り坂で、富良野盆地へとはいって行きます。美馬牛駅には、SLを撮ろうと多くの人が集まっていました。

この旅行記へのコメント （3）

• キラキラcmさん 2014/06/27 19:11:01

  こんばんは。

  マプトさん、北海道も少しずつ夏に近付いてきてますね。
  田んぼや畑の緑が美しいです。
  
  関東は梅雨真っ盛りで毎日はっきりしない天気が続いてます。
  
  小樽のペンションのパエリア、美味しそうですね。素材が良いからかしら。
  
  北海道は見所たくさんありますねぇ。
  またゆっくり行ってみたいものです。
  
  

• 迷子さん 2014/06/09 16:33:25

  お邪魔します〜

  マプト様、こんにちはです。
  
  だるまストーブ付きの列車は知らないんすが、
  石炭箱の上の「デレッキ！」な、懐かしぃ〜〜♪
  
  今週美瑛を抜けて走るドライブ予定なんで
  周りの畑の様子参考になりますm(__)m。

  マプトさん からの返信 2014/06/09 16:59:14

  RE: お邪魔します〜

  訪問と投票ありがとうございます。
  美瑛はやっと恵みの雨が降りました。
  深緑でいい感じですよ。
  石炭を知らない人が増えているようで。
  昔、オヤジが石炭の現物で燃料手当をもらった記憶がありますよ。
  そんな関係で、今も石炭手当と言っちゃいます。
  
  安全運転でいらしてください。