2014/05/29 - 2014/05/29
2756位(同エリア4610件中)
ころたさん
5月のとある木曜日、上野東京都美術館で開催中のバルテュス展を見に行った。
休日では混雑していてどうしようもなかろうと、平日に無理して行ってきた。代表作の前にも絵が見えないほどの人ではなく、正解だったようだ。
バルテュス、昔から非常に興味のあった作家で、いつか実物を見たいと思っていたのだが、やっぱり絵画は本物を見ないと!その思いを強くした展覧会だった。
http://balthus2014.jp/works
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.5
-
人気美術展を見るなら平日に限る!
放蕩サラリーマンのうち出したポリシーである。今日もそのポリシーに従い、堂々と「バルテュス展」を見に行く。処は上野。 -
バルテュス展が開催される東京都美術館は、上野公園の大噴水を越えた向こう側。西洋美術館の偉容を右手に進む。
上野恩賜公園 公園・植物園
-
芸術の森、上野では今日も様々なイベントが開催される。その中でバルテュス展は、注目度ではピカイチだろう。
-
今の上野公園は修学旅行の中高生でいっぱいだった。
上野恩賜公園 公園・植物園
-
そういえば前回、2年ほど前に上野に来たときは、大噴水もその周辺も工事中だったな。どうなったのかと思いきや・・・
-
大噴水の東側には Park Side Cafe なるカフェが。オープンスペースが気持ちよさそう。
-
西側にはスターバックス。こっちの方はほぼ満席。せっかく公園にきたのだから、コーヒーくらいゆったりと飲みたいけどね。
-
大噴水の前ではさつきフェスティバルが開催中。もちろんタダです。
-
さつきの善し悪しは素人にはよく分からんが、きれいなことには間違いない。
-
最優秀賞やら優良賞やらの札が掛かっている。
-
はるかに国立博物館を望みながら西に進むと、
東京国立博物館 美術館・博物館
-
緑深い園内を抜ければ都美術館だ。、
-
到着〜。
都美術館はつい2年前の大改装以来、魅力的な美術展を多く催している。待望のフェルメールが見られた「マウリッツハイス美術館展」とか。 -
改装前はちょっと地味な存在だったのだが、この2年間はやる気がみなぎっている。今回のバルテュス展もそう。期待が持てる。
-
やはり平日に来たのは正解!
入り口でも並ぶことなく入場できた。入場料は1600円。ちとお高い部類だが、いいだろう。期待しよう! -
さあ入場だ。
本当は自ら撮影した写真と共に絵を紹介したい処だが、日本の美術館ではそうはいかない。下のリンクを辿って見てください。 -
http://balthus2014.jp/images/works/works-04_l.jpg
バルテュスと言えばやはり少女の絵、とりわけこの「夢見るテレーズ」だろうか。直に接してみて、画家の繊細さに気が付く。特にシャツの質感の表現、すらりと伸びた足の可憐さ。写真集やテレビではその形にばかり目が行ったが、実物に接して気づかされる部分が多い絵だ。 -
もう一つの代表作「美しい日々」
http://balthus2014.jp/images/works/works-09_l.jpg
これもカンバスの質を活かした炎のタッチが独特だ。 -
「決して来ない時」。
http://balthus2014.jp/images/works/works-06_l.jpg
原題は"La Semaine des quatre jeudis"。「木曜日が4日ある週」の意味。木曜が学校の休日になるフランスでは、待ち望んでも決して実現しないことを示すそうだ。
絵に掛かっていた題名では、なぜか英語表記だった。 -
この3作をはじめとする、バルテュスの代表作と呼ばれる少女を画題とした作品は、ほとんど彼の20, 30代に描かれている。少女を題材としたことの真意は、多くの評論家の格好の議論の的となっているが、感じたままに言えば、ありのままの「スキャンダル」と「エロス」が狙いではなかったか。
年老いてからの画題、タッチとは違う、ぎらぎらとしたバルテュスがそこには感じられる。そして、それこそが魅力だった。 -
絵画に限らず芸術というものは、発表された時点で作家の手を離れるのだから、受け手の感じるままに感じ取ればよい(誰の言葉だったか・・)。こざかしい評論や理屈は、受け入れたい人だけが受け入れればいい。
いつもそう思いながら、美術館に通っている。 -
あっ、言い忘れてた。
バルテュス展の最後にバルテュス本人の身の回りの品々と共に、彼の写真パネルが展示されている。いかにも「一癖ある芸術家」という風情と、彼を見守る節子夫人の写真が素晴らしく、「写真家は誰だ?」と思ったら、案の定、篠山紀信。
さすが! 気むずかしいというバルテュスがよく被写体になる事を承知したと思うが、この写真なら彼も満足だろう。バルテュス自身も晩年は、老齢でままならない筆をカメラに持ち替えて写真を残しているが、ちょっと見た限りでは「?」だった。(三菱一号館で展覧会を開催予定)
と言っているうちに、早くも閉館の時間。名残惜しいが、今日はここまで。上野動物園の前をかすめて駅に向かう。 -
動物園前のポストはお約束通り!
-
右手には小松宮彰仁親王像。動物園に行く途中にあるが、いわれはよく知らない。
下町っ子にとっては「普通にそこにある」もの。まあ横町の猫と同類です(失礼な!)。上野恩賜公園 公園・植物園
-
公園の入口にある交番もアートしてます。
-
久しぶりの上野公園はやっぱりいいよね。
アートと緑を深呼吸しに、また来ようっと。上野恩賜公園 公園・植物園
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
26