2014/05/13 - 2014/05/16
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あの街からさん
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ソウルを初めて訪れた時
市内観光のガイドさんから
「5月のソウルはとても良い季節です。」
と言った言葉が心に残っていて
また5月のソウルを訪れました。
早い時期に航空券とホテルを確保したのですが
その後、次々飛び込んでくる
ソウルを取り巻くニュース。
気に入りの街ソウル
自分の目で見て感じてみなくてはと
ぶれないでやって来ましたが
やはり
わたしの気に入りの街
「ソウル」は健在でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
地下鉄駅構内のディスプレーにも
ソウルを旅している実感が。 -
地下鉄は新しく
きれいな車両が走っています。
地下鉄構内のあちらこちらに
防毒マスク等が備えてあり
車内の液晶ディスプレーで
装着の方法が放映されていました。 -
外国人にとっては
見慣れない風景ですから
やはり目を引くもののようです。 -
地上に出てきました。
正面奥に世宗大王銅像を臨む
光化門広場は気持の良い散策路です。 -
世宗大王銅像の奥に
光化門が見えてきました。 -
ソウルにやってくると1度は
歩きたくなる所です。 -
世宗大王の事は
ハングル(訓民正音)の制定を行ったこと
くらいしか知らなかったので
これを機に
世宗大王を《ウィキペディア》を見てみました。
『世宗(セジョン、せいそう)
(1397年5月7日〜1450年5月18日)は
李氏朝鮮の第4代国王である。
姓は李(イ、り)、名は祹(ド、とう、文字は示へんに陶の旁)。
即位前は忠寧君(チュンニョングン、ちゅうねいくん)
忠寧大君(チュンニョンデグン、ちゅうねいたいくん)と呼ばれた。
李朝一の名君という意味で
世宗大王(セジョンデワン、せいそうだいおう)』
とも言われたそうです。 -
また
『田制改革などの内政・文化の改革で大きな成果があり
女真族の土地を奪って朝鮮族を入植させて版図を広げ
国威を高めた一方で、応永の外寇の失敗や
仏教の統制・弾圧、朝鮮朱子学への
極端な傾倒の端緒となるなど負の側面もあった。』
そうです。
世宗大王銅像近づいて側に立っている人と
比べてみるとかなり大きいことがわかります。 -
世宗大王銅像をさらに進むと緑が広がっています。
正面のなだらかな山、北岳山(プガッサン)は
景福宮(キョンボックン)や大統領府の青瓦台(チョンワデ)の
背景となっています。
ソウルの地形は
四方が山に囲まれ、東西に漢江(ハンガン)が流れ
風水思想の理想モデル地とされているそうです。 -
北岳山(プガッサン)は、北側からソウルを守っているといわれています。
また、一帯は特定警備地域として、
40年近く一般の出入りが統制されていましたが
2006年に粛靖門(スッチョンムン)付近の1.1km区間が開放
更に2007年はマルバウィから彰義門(チャンウィムン)までの
4.3kmの区間が全面開放されたそうです。
現在も入山の際は申請が必要で、木の階段が設置されるなど
散策路としての整備されているそうです。
ソウル市内を一望できる景観と
ソウル城郭を含む歴史的建造物や
これまで人の出入りが限られていたことから
自然が保護されていて植物等
見所の多い場所ということで1度登ってみたい山です。 -
光化門と季節の花々
-
光化門の前の大通りは
幹線道路らしく常に車が流れていて
変則交通信号の瞬時にカメラを向け
ました。 -
Am10:00頃
光化門前には多勢の観光客
の皆さんがやって来ているようです。
☆「光化門」
高宗時代様式に改修し
2010年夏公開された -
色彩鮮やかで
青空に一層映えます。 -
守門将交代式は
10:00〜15:00の間
毎時10分〜20分行われています。 -
光化門をくぐって
王宮の中に進みます。 -
李朝時代の正宮「景福宮(キョンボックン)」
ソウル市内にある5大王宮の中でも
12万6337坪(416,990平方m)で最大規模
ということですが -
初めてソウルを訪れた時に
市内観光ツアーで回った以来
疎遠になっていましたので
興礼門まではフリーで入れるので
久しぶりに行ってみましよう。 -
景福宮は1395年(太祖4年)に創建され
建築美に優れた宮殿が評価されている
現在の建物は国の史跡第117号に
指定されている古宮でもあるそうです。 -
興礼門
-
興礼門ここで今回は
Uターンしました。 -
高層ビルを背景にした
光化門の北側から眺めも
今のソウルの姿を見せてくれています。 -
ソウル市内の中心部にある
ソウル広場にやってきました。 -
ソウル広場
-
広場に隣接する旧市庁舎の建物のすぐ後方に
流線型の斬新な新庁舎が。 -
《ウィキペディア》参照
『旧市庁舎は日本統治時代の残滓として撤去しようという意見と
貴重な建物として残すべきと言う意見が対立していたが、
結局残されることになり、一部は図書館として活用されている。』
そうで
『新市庁舎は(株)アイアークのユ・ゴル代表による
デザインで「伝統・市民・未来」というコンセプトが込められており、
そのデザインは「韓国伝統家屋の曲線の美などを生かした
伝統建築様式」が用いられた。』とのことです。 -
また
『旧市庁舎の正面だけを残し、後ろの旧庁舎を
今にも飲み込もうとする津波をモチーフではないか」
との声もありますが
しかし、新市庁舎は完成は2012年
で
2008年に計画が発表され
既に着工が始まっていた
2011年3月11日発生した
東日本大震災とはなんら関連性はありません』
ということです。 -
広場には白いテントが建ち
緑鮮やかな芝生の上に
何やら黄色いものが広がっていました。 -
帰国後のテレビのニュースを見たところ
正面にあるソウル旧市庁舎に
掲げてある大看板の大きな文字は
「ごめんなさい」
と書いてあると伝えていました。 -
広場は
「セウォル号沈没事故」
の追悼する場になっていました。 -
色紙にイラストや
祈りや弔いのメッセージが
並んでいました。 -
祈りや弔いのメッセージ
-
祈りや弔いのメッセージ
-
祈りや弔いのメッセージ
-
祈りや弔いのメッセージ
-
祈りや弔いのメッセージ
-
祈りや弔いのメッセージ
-
祈りや弔いのメッセージ
-
祈りや弔いのメッセージ
-
祈りや弔いのメッセージ
-
祈りの印(こころ)と弔いの
黄色い折り船 -
イチオシ
船を織りあげた
その人は
しばし広場に出来た
祈りと弔いの黄色い海を
見つめて立ち尽くしていました。 -
そしてゆっくりと
織りあげた船を
黄色い海に手を差し伸べ
動こうとしませんでした。 -
イチオシ
カメラのレンズが霞んで・・・
-
テントが設えてあり
そこで
黄色いリボンや -
色紙に祈りや弔いの
心が叫ぶメッセージを -
書き綴っています。
-
高校生かな 目に止まりました。
友だちへ・・・ -
書き終えた顔が
涙顔になっていて・・・
ごめんね
写したよ。心にも刻んだからね。 -
将来への夢や希望を
果たせる機会を断たれてしまった
あなた達の無念を思うと
悲しくてなりません。 -
心の底からつつしんで
お悔やみを申しあげます。 -
-
イチオシ
人びとの弔いと祈りとが込められた
うず潮が胸に迫ってきました。 -
広場いっぱ〜いに広がっていました。
-
広場を優しく包みこむように
弔いと祈りのメッセージを
もう1度目で追って
広場を離れることにしました。 -
ソウル広場
昼休みともなれば近所の
オフィスビルから出てきた
ビジネスマンの姿であふれ
週末には、家族連れやカップルの
憩いの場と定着したようです。 -
青空の下
白いテントが目に染みます。 -
広場を離れます。
-
目を転じてたら
遠〜く南大門が見えました。 -
陽炎にぼやけた
南大門の傍らにも
皆さんの弔いと祈りの印(こころ)
黄色いリボンが掲げられてありました。 -
歩き続けると
そこには
いつものソウルの風景がありました。 -
「清渓川」ここも
ソウルを訪ねた時には
1度は散策するコースです。 -
巨大なオレンジの様な
オブジェが目を引きました。
このオブジェも
黄色いリボンが1本1本結んでありました。 -
この時期のソウルは
初夏のまぶしい太陽が輝いている
い〜い季節を迎えています。
清渓川の両側の河川敷にも
黄色いリボンが。 -
さて、
滞在中のある日の夕方
昌徳宮へ行こうと
地下鉄で「安国(Anguk)」
に移動しました。
そこから少し歩いた所
にクロスする通りから -
ダークスーツに身を固めた
多勢の人がこの道路いっぱいに
大通り目指して歩いてきました。
瞬時 少し驚きましたが
あぁ退社時間かぁと気がつきました。
☆思いついてカメラを取り出した時には
人はまばらになってしまいました。(汗) -
その人たちは、大通りに面して
建っていた大きなビルから出てきた人たちでした。
見れば
韓国経済を牽引している代表的会社の1つ
「現代(ヒュンダイ)」の社屋でした。
昌徳宮(チャンドックン)まで
ここから歩いて直ぐ
今夜は満月。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- レモングラスさん 2014/06/01 22:07:54
- ソウルだったのね。
- あの街からさん、こんばんは。
正解がやっと解ったわ。ソウルだったのね。
確かに、今の時期のソウルは気持ちがいいですよね。
韓国・・昨今のニュースは悲しいものばかりですね。
黄色のリボン。普通なら可愛い、綺麗な光景なのに、こんなに悲しくて切ない。
未来ある高校生が多く犠牲になった事故は、韓国人だけではなく、世界中の人々が胸を痛めています。
旅行記を見て、切なくて泣きながら読んだのは初めてです。
言葉にできない、悲しみと憤りを感じます。
メッセージを書いて、涙を見せた高校生・・お友達なのでしょうか。
切ないです。
街中に追悼の場があるんですね。私は黄色いリボンを結びに行くことはできないけれど、あの街からさんの写真を忘れずに、心の中でお祈りしたいと思います。貴重な旅行記でした。ありがとうございました。
レモングラス
- あの街からさん からの返信 2014/06/01 23:54:32
- RE: 今のソウルを自分の目で見て感じて歩いた旅にしょうと
- 今晩は レモングラスさん
切ないニュースばかりが届く
ソウルですが
自分の目で見て、今のソウルを感じてこようと
予定を変更せずに行ってきました。
普段から、占いとか風水とか全くと言っていいほど
気にしないのですが、何かで読んだソウルの街は
北岳山(プガッサン)や漢江(ハンガン)等に
守られたとても良い地形にあるのだそうで
大都会ソウルの街は山も川も手の届きそうな所にあり
この季節爽やかな風を感じながら歩くのはとても気持が良いです。
ソウル広場に掲げてあった沢山の人の
祈り弔いの言葉やイラスト。
イラストの中には、旅行記にはとても載せることが出来ない
リアルなものもありましたが、なんとか抑えて通り過ぎることが
出来ました。けど、黄色い海へ折舟を浮かべようとたたずむ人を
見て、その後高校生の涙顔を見た後で祭壇へ行ったら
どうにも涙を抑えられなくなってしまいました。
> 旅行記を見て、切なくて泣きながら読んだのは初めてです。
ごめんね。レモングラスさんにもあの広場へ
立たせてしまったようですね。
祈ってもらって
わたしが言うのも変かもしれませんが
ありがとうございます。
あの街から
-
- zunzunさん 2014/06/01 15:49:05
- ソウル♪
- あの街からさん、こんにちは〜!!
ソウルへ行かれてたのですね〜♪
光化門とその後ろの山(名前は忘れてしまった)の
この風景が好きです^^
あと、ソウルの地下鉄に防毒マスクがあるのはショック!!
それだけの脅威を抱えている国って事ですよね。
前にソウルに行った時に日本と違った韓国の現実を見、
ショックを受けた事があります。
それと同じですよね。
なんだかんだ言っても日本は平和って事ですね。
黄色い折船、心をうたれました。
レンズはそれは霞みますよ〜。
ソウルの今を見せていただいてありがとうございます^^
zun
- あの街からさん からの返信 2014/06/01 20:19:01
- RE: ソウル♪
- Zunさん 今晩は
> ソウルへ行かれてたのですね〜♪
4日とはいえ初日はホテルに着いたのが
夜になってしまいましたが
翌日から2日半、ソウルの今を見て・感じることができ
満足の旅をしてきました。
> 光化門とその後ろの山(名前は忘れてしまった)の
> この風景が好きです^^
背景にある山は、北岳山(プガッサン)で
近年まで、入山を禁じられていたのですが
現在は、散策道も整備され申告制ながら
登れるようになってということです。
ソウルは、いつも弾丸でグルメと街歩きで
あっと言う間に帰ってきてしまうので
是非、機会を作り北岳山(プガッサン)の
山頂からソウルの街を眺めてみたいと思っています。
あの街から
-
- satさん 2014/05/31 14:51:18
- 黄色いリボン
- あの街からさん こんにちは。
やはり同じ年頃の息子を持つ母としては、若い人たちのことを思うとやるせない気持ちにさせられます。
また、亡くなった高校生のご両親やご兄弟姉妹の無念さはいかばかりかと思います。
黄色がこんなに悲しい色だったなんてあまり思ってもみませんでした。
だけど、希望の色でもありますよね!
黄色の波と船は、確かに悲しくも強い色でありました。
太陽の光に輝いて潤んだ瞳の中で虹色になりました。
一部の大人の勝手な都合で亡くなってしまった高校生のご冥福を祈ります。
sat
- あの街からさん からの返信 2014/05/31 23:48:18
- RE: 希望の色に戻してくれたンだね
- お帰り satさん
ん 〜ン 脅かしっこなしだョ。(・∀・)
> 黄色がこんなに悲しい色だったなんてあまり思ってもみませんでした。
いゃ〜 satさんが書いてくれたのを読むまで、
黄色があんなに悲しい色にも変わるのだと気がつかなかったぁ。
あの広場で見た風景があまりにも 凹○
無念さに打ちのめされた要因の1つに
あの一面に広がっていた黄色い色が悲しい色として
強いインパクトを持っていたのかも。と気がついたりしました。
広場を後にしてからやるせない気持ちばかりが広がっていました。
だけど satさんが
書いてくれた一言・一言
そうだなぁって感じながら読んでいたら
こういう気持ちって「癒された」って言うのかもなぁと。
> だけど、希望の色でもありますよね!
> 黄色の波と船は、確かに悲しくも強い色でありました。
> 太陽の光に輝いて潤んだ瞳の中で虹色になりました。
幸せの色が悲しい色に変わりそうでしたが
希望の色に戻してくれた
satさん ありがとう またネ!
飛んで行くね。
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