2014/05/18 - 2014/05/18
68位(同エリア403件中)
玄白さん
田植えのシーズンは田んぼに張られた水が鏡になり、朝焼けが水鏡に映し出されて美しい情景が見られるかもしれない、運がよければ朝霧の幻想的な情景にめぐり合えるかも知れないと、朝3時に起床、車を飛ばして先月下見に行った石畑の棚田を再訪しました。
残念ながら期待したほどの朝焼けにはならず、霧も出ませんでしたが棚田の朝の情景をカメラに納めてきました。
一ヶ月前と打って変わって、花は終わり棚田の周囲は緑一色に変わっていました。
一ヶ月前の棚田の様子は、こちらの旅行記にて。
http://4travel.jp/travelogue/10877969
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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4時過ぎに石畑の棚田に到着。
今は夜が明けるのが早く、すでに空は明るくなり始めている。西の空には月が残っている。 -
田んぼに写り込んだ月
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東の空が茜色になってきた。
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雲がなく、真っ赤に染まる朝焼けにはなりそうもない。
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田んぼに映った雲は少し赤く染まっている。
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そろそろ、山の上から日が出る頃だ。
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イチオシ
棚田の日の出! イメージしていたほどの絶景ではないな〜
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こんな朝早くから写真を撮りに来ている人はいないだろうと思いきや、3人ほど先着がいた。一人はつくば市から来たという。茨城県には棚田はないので、栃木まで足を運んだという。ご苦労さまです。
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夜が明けたばかりの時間帯は全く無風で、水田がきれいな水鏡になり、雲を映し出している。
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すでに田植えが終わり、伸び始めた苗にも陽の光が差し込んできた。
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イチオシ
棚田らしい風景
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今は棚田も機械化されていて、田起こしや田植えは機械でやっているようだ。きれいに揃った苗は機械植えだろう。
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畦の曲線に平行に植えられた苗の列の形が美しい。
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前の石畑の棚田旅行記にも記したように、ここはオーナー制度を取り入れている。まだ一部田植えが終わっていない棚田があり、これからオーナーさんたちが来て田植えをするのだろう。苗床が準備されている。
オーナーさんたちは、手で植える田植えを楽しむと思われる。 -
農家の朝は早い。まだ5時過ぎだというのに、もう田んぼで働いている。
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1999年に農水省が美しい棚田の保全のために全国から特に意義が大きい棚田を選んで「日本の棚田百選」なるものを認定していて、この石畑の棚田も、選ばれている。
また、栃木県農政部農村振興課が作った「とちぎのふるさと田園風景100選」にも選ばれている。 -
同じく栃木県農政部農村振興課が「残したいとちぎの棚田21」なんてのも認定している。まあ、日本の棚田百選に認定されているのだから、県レベルの認定には必ず入ることになるのだろうな。
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棚田の上の方に移動してみよう。先月撮影した一本桜の近くからの風景。
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イチオシ
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畦道には、どこでもよく見かける花が咲いている。ハルジオン(春紫菀)という花らしい。北米原産で、大正時代に観賞用に日本に入ってきたが、またたくまに全国に広がり、日本固有種の生態を脅かしているということで「侵略的外来種ワースト100」に選ばれている。
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こぼれ種で自然に生えたのか、マーガレットも咲いている。
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1時間半も、棚田でウロウロしたあと、近くにあるもうひとつの棚田も見に行ってみた。
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車で15分ほど、対向車とすれ違うのがやっとという細い山道を走り、到着したのは「国見の棚田」。茂木町の隣りの那須烏山市の山間部にある。
ここも日本の棚田百選に認定されている。この棚田の周辺にはミカン農家が何軒かあって、ミカンの栽培の北限なのだそうだ。 -
ここには、棚田の風景を眺める展望台が設置されている。
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展望台からの眺め。国見の棚田は4月からGWまで鯉のぼりが飾られるのだが、ネットの情報によれば、今年は今日まで飾られているということらしい。
車はここにおいて、急坂を降りて下の棚田まで行ってみる。 -
朝日を浴びて、鯉のぼりが泳いでいる。一ヶ月近く泳いでいるので、さすがに鯉のぼりはくたびれて、ボロボロになっているのもある。
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鯉のぼりは、壮観というほどたくさんあるわけではない。観光客寄せのためだとすると中途半端な感じがするし、地域に伝わる伝統行事というわけでもなさそうだし・・・
こんな中途半端な鯉のぼりなど飾らないで、昔から続く棚田の過酷な農作業を強いられて生活してきた農村風景のありのままを見てもらうのが良いと思うのだが・・・ -
国見の棚田には、狭い谷間に50枚の水田があるが、水が張られていない休耕田が散見される。農家の就労年齢がどんどん上がってきていて、農作業ができなくなっている田んぼがあるのかもしれない。石畑の棚田はオーナー制度を取り入れたことで棚田の保全もうまく行っているが、ここはオーナー制度はやっていないのだろうか?
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イチオシ
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観光気分で棚田を訪れ風景写真を楽しむのは気楽だが、実際に棚田を耕し稲を育てて生活していくのは大変なことで、このままでは棚田は消えてしまう運命にあることは容易に想像できる。
しかし、棚田の稲穂が風にそよぐ情景は日本の原風景であり、いつまでも残しておきたいものである。全国の棚田で、そういう思いで保全活動をしている人々もおられるようだ。都市と農村の草の根コラボであるオーナー制度も棚田の保全には有力な方法だと思う。一時のブームに終わることなく、ずっと続くことを願うばかりである。
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