2014/05/11 - 2014/05/11
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ぱっしょんKさん
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この1週前の日曜日。ここヘンリーフォードに来たのですが、ヘンリーフォード博物館を見るのに4時間を消費し、グリーンフィールドヴィレッジを見ることがかないませんでした。
そこで5/11、2週間連続でここヘンリーフォードへやってきて、グリーンフィールドヴィレッジを訪問することにしました。
グリーンフィールドヴィレッジは昔のアメリカを再現したテーマパーク。
ヘンリーフォード博物館で見たフォードTに実際に乗ったり、ライト兄弟が飛行機を作り上げた自転車屋やエジソンの工場を見たり、ちょっと前の農家を訪れてその生活を感じたり、アメリカのフロンティアスピリットを感じることができました。
派手なアトラクションはないけれども大人から子供まで一日楽しく遊べて勉強できるテーマパークでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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さぁ!今日もジェッタで出発です。
前回紹介しようと思っていて忘れてたんです。この信号機。
風で揺れるアメリカの信号機。ちょっと強風が吹いていても、混乱しないから不思議なんだよなぁ〜。 -
この日もフリーハイウエー275号線から696号線、
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10号線、39号線とフリーハイウェイを乗り継いで目指すはヘンリーフォードのあるディアボーン市。
写真は途中サウスフィールド市のシビックセンターパーク。 -
ここ一週間急激にミシガン州の気温が上昇したので、花が一気に芽生えました。
これ、たぶんヤマザクラの一種だと思うんですが、満開でした。
車をこの桜の木の下に停車してグリーンフィールドヴィレッジを目指して歩きます。 -
ヘンリーフォード博物館の時計台のエントランスを越えたところにいるヘンリーフォードさんの銅像に今日もあいさつしてからチケット売り場に向かいます。
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先週に引き続き、このチケット売り場でチケットを購入します。
グリーンフィールド入場料24ドル。グリーンフィールドの乗り物一日乗り放題券(馬車、バス、フォードモデルTが乗り放題)14ドル。駐車場代5ドルの計43ドルをお支払い。 -
この1週間でチケット売り場の木にも花が咲きました。
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さぁグリーンフィールドヴィレッジに入っていきます。
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ゲートに入るとまず左手にベンソンフォードリサーチセンターがありました。ここは昔の産業遺産などを集めて手入れしたり、その研究書が置いてある図書館などが有る建物のようで、中に入ることができます。
ただ、開館日は火曜日〜金曜日の9時半〜17時なので、日曜日はお休みです。 -
改札ゲートの前に噴水がありました。
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これが改札ゲート。早速中に入ります。
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改札ゲートを入るとすぐに踏み切りが。この踏み切りをわたるとワーキングファーム区画に入ります。
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踏み切りをわたってすぐ横を振り返るとファイアーストン駅がありました。この日、この駅は列車が停車せずに閉鎖状態でした。
ホームの反対側に給水塔があります。 -
ワゴンショップ。
農場の人々にとってここは木のパーツならなんでも手に入る場所だったそうです。 -
木でできた荷台や、
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枠、板、
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車輪などが製造されていたのが分かります。
ワゴンショップを出ると、ちょうど -
ファイアーストーン駅を列車が通過するところでした。
牽引するのは機関車トーマスでした。 -
子供たち大喜び!
日本の富士急ハイランドなんかでミニチュア版はみたことあるけど、フルスケールは初めて見ました。
ちょっと怖いかも。。 -
客車はオープンタイプの車両。
この日くらい天気がよければきもちよさそう。 -
改めて、ワーキングファームブロックへ参ります。ヘンリーフォードの大豆研究室です。
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ヘンリーフォードは大豆を食べ物以上の使い道があるはずといろいろ実験研究をしていたそうです。自動車フォードモデルAを植物からの実験的車体とパーツと、衣服のスーツをデザインしたりしたらしいです。
天才とばか(というより気違いといったほうがいいのか)はやっぱり紙一重なんですね。
で、この大豆研究所の中なんですけど、写真の通り、わけが分かりません。 -
そんななか農機具もありました。
蒸気で動くトラクターと -
ガソリンで動くトラクターです。
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大豆研究所の外に大きなコンバインを発見しました。ポート=ヒューロンエンジンという蒸気エンジンで動くコンバインです。
蒸気エンジンで得るパワーは牛や馬と同様農場では非常に使いやすいパワーだったようです。 -
メインストリートを進みます。
馬車がやってきました。乗り放題チケットでバス停ならぬ馬車停で乗ることができます。 -
メインロードには偉人に関係のある建物が出てきます。まずはフォードハウスです。
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この建物を再建するにあたって、ヘンリーフォードの記憶どおりに18ヶ月かけて再建したのだそうです。その中でも写真左に写っている、このダイニングルームのストーブを再建するのになんども人を田舎にやって確認したのだそうです。
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食器室があり、見事な絵柄のお皿がたくさんありました。
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台所。まぁ、現在の建物と大きな違いはないですね。
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風車を発見。
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上の風車から繋がった棒は井戸から水を汲み続けていました。たぶん家畜に水を与えるシステムじゃないですかね。
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この建物は1903年にデトロイトのマックアベニューにヘンリーフォードが建てた最初の工場のレプリカで1/4の大きさで作られています。
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フォード本社の中は当時のフォードモデルTの大量生産の状況を撮ったフィルムが流してあります。
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そしてすみっこにフォードモデルTとエンジンがひっそりと展示されています。
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表に出ると、フォードモデルTが走っていきました。
タイムスリップしたような感じになるのがおもしろいです。 -
ちょっと振り返ってみましょうかね。
トムとジェリーでインディアンが登場するときこんな風景が描かれてたような記憶があります。 -
ライトサイクル株式会社。
ライト兄弟が経営していた自転車屋のレプリカです。
本物の家ではライトフライヤーをライト兄弟は作り上げました。 -
入ってみると、入り口のところは当然ながら自転車の部品が。
木のリムがぶら下がってました。
珍しいですね。ちょっと欲しいです。
その奥には -
事務所が。壁にかかった電話が時代を感じさせます。
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奥に入っていくと、そこは飛行機の作業所になっていました。ライトフライヤーの骨組みを作っている途中でした。
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ライトサイクル株式会社の前にあるコーエン女性用帽子製作販売店
エリザベスコーエンと言う人が最先端のデザインの帽子を作って販売していたそうなんだけど。 -
エリザベス=コーエンと言う人がどんな人なのかがさっぱりわかりません。ただ、置いてあった帽子はなかなかおしゃれなものが多く、見に来ていたお母さんと娘さんたちは被って写真撮ったりしていました。
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へインツハウス。
日本でもおなじみケチャップやピクルスのへインツ社の創始者H.J.へインツの住んでいた家。ペンシルバニア州にあったこの家で最初のカブの瓶詰めを作ることになります。 -
ヘインズ製品がたくさん展示してあります。
おなじみにロゴもあります。
日本だとトマトピューレのイメージが強いかな。 -
ライト家の家 1871年にオハイオのデイトンに建てられた家。
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室内の様子。
ライトファミリーは勉強をすごく好んでいて、たくさんの難しい本が家にあったらしいです。 -
一番の目抜き通りにきました。
道の向こうにサー=ジョン・ベネットのスイートショップが見えます。
ここを僕は右に折れます。 -
行き止まりに1949年につくられたトーマスエジソンの銅像があります。
ここからの区画テーマは「エジソン アト ワーク」です。 -
その前に、エジソンの銅像と道を挟んだメインストリートの区画の最後の建物。郵便局があります。
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フェニックスヴィレッジの郵便局です。
郵便を出したり受け取ったり、文房具や小物の販売、シティーホールのような役割も果たしていました。 -
エジソン アト ワーク区画に進みます。
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エジソン アト ワーク区画に到着しました。
最初に見るのはニュージャージーにあったエジソンのメンローパーク工場です。
半年に1つの大きな発明と10日に一つの小さな発明をノルマにしたエジソンはこれをこの工場でほぼ達成したそうです。
写真の建物はメンローパーク工場の機械加工工場。 -
電気は昔から発見されたはいましたが、今のように配電設備が整っていない時代にどうやってマシニングやらフライスやらの機械を動かしていたのか疑問だったのですが、この工場を見てなっとくしました。
ガラスの中に大きな蒸気エンジンがあります。 -
そして天井にはカムが2本。
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カムからベルトを引っ張って、機械を動かしていたのです。
なるほど!! -
つづいてエジソンのメトロパークにおける研究室の中に入ります。
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さきほどのように加工機はないです。が棚にアルコールランプやシャーレがあったりして理科室のような感じです。
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この3つの炉が電球の発明に大きな役割をはたしました。
皮をむいた竹や木、その他の材料を密閉された黒鉛の箱の中にいれ、電球のフィラメントになるものを発明したのでした。 -
次の間に進んでも同じで、加工機械は置いてありません。
丸い穴の開いているものが目を引きます。 -
この中に乗せたモーターや電球の通電量を測る検流計です。
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この研究室は二階がありあがることができます。
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ますますもって研究室っていう感じになります。薬品やら、大きめの集気ビンがあったり。
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こんなものがありました。
蓄音機と -
レコードプレーヤー。日本語ではこれも蓄音機らしいです。
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メンローパークのエジソンのオフィス兼図書館です。
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きれいに再現してあります。
設計するのに便利な大きな机があります。 -
最後はガラス小屋。エジソンの科学実験には多くのガラス部品、もちろん電球の本体なども含めて必要でした。
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それらをここで製作することで解決していました。
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サラ・ジョーダンの下宿。
この家は電球を引いた最初の家の一つです。
メンローパークで働く独身男性や発明を見に来たお客様が泊まるのに利用されていました。 -
サラジョーダンの下宿の内部。
リビングルームですかね? -
2階の部屋。下宿の人が使っていた部屋ですかね。
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そしてサラジョーダンの寝室。
ここはサラジョーダンと養子の娘アイダとメイドの3人で切り盛りしていたようです。 -
エジソンのフォートメイヤーズ工場です。
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ここは自然の工場と呼ばれていました。
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ここでエジソンは晩年セイタカアワダチソウからゴムと取る事に成功したと言われています。
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さらに東に進みます。区画はベランダ&居間
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線路沿いを歩きます。塀の外に大きなフォードのマーク。あそこにはフォードのテストコースがある様子です。
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サスケハナ族の大農園の建物の再現。
なんかカントリーマームクッキーのコマーシャルに出てきそうなイメージがします。
中も見れますよ。 -
風車です。
中ではとうもろこしをすりつぶすのに使われていました。 -
コネティカット州のダゲットさんの農家。
中には生活に必要だったものが再現されています。 -
どこの国にもこれは必ずありますね。鍛冶屋です。
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うん。中の様子はちょっと西洋っぽい。
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乗り物にも乗らないと、一日乗車券を無駄にしちゃうからね。
メインストリートまでバスに乗ります。 -
バスの中はこんな感じ。通路がめっちゃくちゃ狭い。
でも座ってしまえば乗り心地は思ったよりも良好! -
メインストリートに帰ってきました。
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バス停前の建物はメリーゴーランドの建物。
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馬車が前を通過。これも1日乗車券で乗れるんだけどね。近くを走ってるだけだから、帰りにチャンスがあれば乗るかも。
どっちしても後回し。
結局馬車には乗らず。になってしまいました。 -
教会前の大きな庭に来ました。ここでお弁当食べてる家族連れが多かったです。
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マルサ=メアリー教会
教会は生活する上で中心となるコミュニケーションの場でした。 -
教会の隣にA TASTE OF HISTORY RESTAURANTというフードコートがあったので、ここで食事を取ります。
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左:シーザーサラダをたのんだのに出てきたのはトルティーヤで挟まれたサンドゥイッチ。よっぽど僕の発音が悪かったんだなぁ。結局なんて料理なのか分からず。
右はステーキサンド
飲み物にオレンジジュース -
かじっちゃったけど、ステーキサンドは折り曲げてかぶりつきます。
食事も終わったので、もうちょっと園内を回ります。 -
レイルロードジャンクション区画に来ました。
スミスズクリーク駅の駅舎です。スミスズクリークはデトロイトより北東にある街でポートヒューロンの近くです。 -
いろいろな列車が止まっています。
クレーン車両ですね。これは初めて見ました。 -
機関車が煙だして止まってましたよ。
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機関車の車庫です。
ターンテーブルの形にあわせて建物が弧を描いています。
日本でも京都なんかで見れますよね。
中を見ていきます。 -
一番右側の機関車。
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下にももぐれます。
このアングルはなかなか見れないでしょ。 -
前の扉が開いていて釜の中がのぞけました。
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ちょっと旧型なのかな?
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真反対の左側の車庫にはガンメタに輝く機関車が。
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ひげみたいなスカートはいてます。
昔のアメリカ映画に出てくる機関車ですね。 -
そして車庫の前にはターンテーブル。
レイルロードジャンクション区画を後にします。 -
次は手工芸品のコーナーで、ガラスやら、スズの加工品やらを作っているお店が並んでいました。ちょっとのぞきましたが早々と通過。
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最初にちょっとだけ通ったワーキングファームの区画に戻ってきました。
これが最後の区画です。
りんごジュース製造所です。 -
1800年代の多くのアメリカの農家ではりんごを栽培していました。
農家の人はこんな製造所を持っていて、作ったりんごジュースを街で売っていたそうです。 -
羊や馬が飼われています。
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たぶんりんごの木。
これで園内はほぼ見終わったので、再びメインストリートに戻ります。 -
メインイベントはこれ!
フォードTに乗車します。
フォードT乗り場に来ました。この中で整列します。 -
フォードTが戻ってくると、お客さんが降りて、またお客さんを乗せて走っていく。その繰り返しです。
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たぶん30分くらい並んで、ようやく乗車。上のおじさんにお願いして携帯で写真を撮ってもらいました。
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運転手が説明しながら運転してくれます。僕の運転手は女性の方でした。
フォードTは生産が長いので、年度によって若干外観が変わっていることをおしえてもらいました。
ここグリーンフィールドヴィレッジでフォードTが走り出して10年あまりになるそうです。
一周10分くらいの道のりですが、大満足。
締めはあれに乗りましょう! -
イチオシ
そうですトーマスです。一日乗車券は使えないので、先ほどみたスミスズクリーク駅の駅舎で切符を購入します。乗車券は11ドル
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車両はフルオープン!
長ベンチが並びます。 -
子供連れはみんな1号車に乗るので、2号車はがらがら。
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16:30最終列車トーマス号出発です。
いままで見たところを外から眺めることになります。 -
芝生の緑が眼にまぶしい!
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ね!
牧草地帯を進みます。 -
入場門前の踏み切り。たくさんの人が手を振ってました。
こちらも降り返します。 -
昼前に乗ったバスがUターンして折り返して行きます。
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フォードホームと風車が見えました。
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そしてフォードモーターカンパニー
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いい季節になりました。緑がまぶしく、花のピンクが目に映えます。
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エジソンアトワーク区画からベランダ&居間区画の間にあるアークリーカバードブリッジ。
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ベランダ&居間区画を過ぎると雑木林を左手に見ながらトーマスは走っていきます。
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この池を通り過ぎると出発点のスミスズクリークの駅に到着します。
グリーンフィールドヴィレッジの外周を1週するのに20分かけてゆっくりと回る列車のショートトリップでした。 -
メインストリートに戻って、カメラを三脚にセット。フォードモデルTが来るのを待ってシャッターを切ります。
リモコンを使用。左手にリモコンがあるのですが、リモコン使うと、ゆびぱっちんやってるみたいなポーズになっちゃうんですよね。 -
イチオシ
引き上げる前にフォードモーターカンパニーのところでカメラを構えてモデルTが来たところを撮影して終了!
愛車ジェッタでノバイのホテルに帰ります。 -
本当にミシガンは暖かくなりました。これからがいい季節なのかなぁ。
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