美術館巡り in 中国地方　4th Ｓｅａｓｏｎ　一日目　

2014/03/29 - 2014/03/30

今回は島根、岡山の美術館をぶらぶら。

きっかけは岡山で開催中のもう一つのミュシャ展。これまたどこかでチラシを見て開催してるって知ったんだよな。
そんなわけで今回は、過去２回の中国地方、美術館巡りとは逆のルートで行ってみました。こっち来たなら足立美術館と島根県立美術館は外せない。


６：５５分発という毎度のことながら早い飛行機で米子空港へ。

一泊二日の旅の始まり。

エリア 玉造温泉(島根)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

定刻通り８時２０分米子空港着。

こっからまずは足立美術館へ。

今回はいつもの安来駅からのシャトルバスではなく、米子にある全日空ホテルから出てるシャトルバスに乗ることに。前回の安来駅での混雑を見てしまったので乗れるかどうか心配だった。全日空ホテルからのシャトルバスは空いてた。今更な発見だった。安来駅までの電車代も払わなくて済むので、こっちのルートのほうがいいかも。ただ、米子駅からホテルまで１キロほど歩くけど。

こっちからだと２５分ほどで美術館。

しかし今回で何回目だっけな？去年２回きて・・・４回目かな。年間パス買ったほうがいいかもしれん。
今回も結構混んでたな。外人さんも多かったし、子供も多かった。世間は春休みか。

庭園は相変わらずきれいでした。雪はもう残ってなかった。

今年の春季展はこれか。この菱田春草の絵も良かった。大好きな猫梅も展示されてたし、榊原紫峰の鷺の絵も展示されてたし。雪中白鷺図だったか、雪の感じが秀逸だな。猫梅は毛のふさふさ感が相変わらずいい感じです。そういえば今回、北野恒富が展示されてたんだよな。持ってたとは知らなかった。

今回は電車の都合で一時間ほどの滞在でしたが、それでも十分楽しめました。お次は島根県立美術館へ。

松江駅着。

いつものルートで美術館へ。

水辺のアルカディア　シャヴァンヌ展。

壁画装飾で有名らしいんですが、さすがに持って来れないので習作などが展示されてました。壁画は写真で紹介されてたけど、本物はかなり圧巻なんだろうなあ。国立西洋美術館と大原美術館の作品も展示されてたな。大原美術館のは以前見て気に入ったんだったか。神話の世界の絵が大半だったので、難しかった。きれいはきれいでしたけど。後半の方に影響を受けた画家という紹介で藤島武二の「天平の面影」が展示されてた。本で見てみたいと思ってたので、見れてラッキーだった。たしか九州の美術館に収蔵されてるんだよな。

見終わって常設展へ。

今回も橋本明治が何点か展示されてました。今回はこれが一番よかった。まだ初期の頃の作品らしいけど、こっちも素晴らしい。

それからしばらくしてこういった画風になってくるんだよな。

これも橋本明治。他にも力士の絵が展示されてました。んーやっぱまた橋本明治展やってほしいな。今回は他にも島根出身の小村大雲という人のも良かったな。屏風絵だったか、「神風」という作品が大迫力でした。残念ながら石橋和訓の展示はなし。しかし、ほんとここの常設展いいのがあるなあ。

全部見終わって松江駅へ引き返し。本日の美術館巡りは終了なんだけど、ここから明日に備えて倉敷へ移動。

の前に今回で３回目の食事処で昼飯を頂く。てんぷら、茶碗蒸し、みそ汁が美味い。

そして１４時５９分発の特急やくもで倉敷へ。到着が１７時半頃というかなりの長距離。鈍行だと２０時過ぎだったような。

それにしてもこの特急よう揺れるわ。あんま乗り心地良くなかった。

車窓からは日本の原風景が広がる。

車内は自販機も車内販売もないとのことなので、乗る前に買ったカフェラッテと名物因幡の白うさぎを食べて過ごす。やっぱスタンダードなのが一番おいしい。

揺られること２時間半・・・

ようやく倉敷到着。どこにも寄らずホテルへ直行。

なかなかハード、というか強行軍な一日だった。

飯食って大浴場行って一日目が終了しました。明日は大原美術館ともう一つのミュシャ展を見てお帰りです。

それではまた。