2014/04/11 - 2014/04/20
69位(同エリア134件中)
azianokazeさん
- azianokazeさんTOP
- 旅行記488冊
- クチコミ0件
- Q&A回答12件
- 892,009アクセス
- フォロワー29人
4月18日 昨日までと同様、TDCPのムニールさんの案内で、バードシャーヒー・モスク、ムガール城、ジャハーンギール廟を見学。 その後バスでラワルピンディに移動。翌19日、ドバイ経由で帰国しました。
パキスタン編はこれで終了ですが、行き帰りに16時間ずつ待ち時間のあったドバイのトランジット観光編がおまけ(別編)でつきます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ラホール城のシャー・バージ・ゲート隣のスペースに車を止めます。
シャー・バージ・ゲートにはムニールさんの知り合いが何人かたむろしていて、挨拶。
おりしも雨がポツリ、ポツリ。
傘がないか尋ねると、その場の男性のひとりが「15分で雨は止むから大丈夫」とのこと。
「本当だね?」と傘なしで行きかけると、別の警備員がビニール傘を持ってきてくれました。感謝。 -
バードシャーヒー・モスクに歩いて向かいます。
写真はよくわかりませんが、ラホール城側の眺めでしょうか。 -
バードシャーヒー・モスク敷地に入ってきました。
-
Roshnai Gate脇を通って、
-
バードシャーヒー・モスク正面へ
-
バードシャーヒー・モスク正面からラホール城正門(Alamgiri Gate)を望む。
-
靴を脱いで、バードシャーヒー・モスクの中へ。
17世紀後半にムガール帝国最盛期の第6代皇帝アウラングゼーブが建設したモスクで、中央広場は1辺が160mあり、10万人が一度に参拝できる世界最大規模とか。 -
赤い砂岩の建物本体と、白い大理石のドームのコントラストが印象的です。
観光客はいないのですが、結婚式を挙げており、その関係の人々が大勢いました。 -
建物内部へ
-
-
お祈りの時間を示すデジタル掲示板
通常は1日回ですが、今日は金曜日ということで6回だそうです。
金曜日ということで、信者の方が大勢来ているのかと思いましたが、朝早いせいか、そうでもありませんでした。通常の礼拝には使っていないのでしょうか。 -
天井からぶらさがるランプ
-
中庭の向こうが正面入り口
-
建物内部の装飾もきれいです。
-
結婚式を挙げていた二人
-
-
明るい場所で記念撮影
-
ミナレットの高さは約50m
-
この建物もエコーがかかるようになっており、向こう側でムニールさんが話す声が、こちらの壁から聞こえます。
-
バードシャーヒー・モスクからの眺め
写真左手の塔はミナレ・パキスタン。足元には、1940年のラホール決議(パキスタンの分離を認めた決議)の碑文が刻まれているそうです。 -
ミナレ・パキスタン
-
改めて、バードシャーヒー・モスクの端麗な建物
-
敷地の一画には、パキスタン独立を精神的に主導した国民的詩人イクバールの墓があります。
-
車を止めたシャー・バージ・ゲートへ戻り、傘を返します。
ある男性の言っていたとおり、雨はあがっていました。
通常はバードシャーヒー・モスクの正面に見えていたアラムギリ・ゲートから入城するようですが、私とムニールさんはそのままシャー・バージ・ゲートからラホール城へ入ります。
入場料は200ルピー。
ラホールには11世紀頃から城はあったようですが、現在のような壮大な城にしたのはムガール帝国第3代皇帝アクバル(在位:1556年 - 1605年)で、城はその後の代々の皇帝によって拡張・追加されました。 -
通称“象の通り道”
皇帝が象に乗って入城するため、広く、階段も緩やかな勾配になっています。
突当りの壁(写真中央部)には点々と穴が。
19世紀前半にラホールを中心にパンジャブ地方を支配したシーク教徒の国家「シーク教国」と植民地支配を狙うイギリスとの間で戦われた“シーク戦争”(1845〜1849)当時の弾痕だそうです。
、 -
“象の通り道”から“シーシュ・マハル”までのどこか(いい加減ですみません)で撮影したもの。
-
写真右手が“シーシュ・マハル”(鏡の宮殿)
左手に半分だけ写っているのが“ナウラカー”と呼ばれる大理石の小館で、象嵌細工がとても美しいそうです。このときは知らずにパスしました。残念。 -
“シーシュ・マハル”前の中庭の敷石は大理石でしょうか。石の模様も美しく、雲の上を歩いているようだとも言われるとか。
-
“シーシュ・マハル”
ガラス(鏡)の破片がアラベスク(幾何学)文様状に壁面に埋め込まれている美しい宮殿です。
ろうそく1本、ランプ一つで、明かりが反射して建物全体が明るくなるとも。 -
1631年、第5代皇帝シャー・ジャハーンによってつくられたものです。
-
-
柱もきれいに装飾されています。
-
-
“シーシュ・マハル”前の中庭には浅いプールがあり、水が四方に流れるようになっています。
月夜の晩など、月明かりがプールの水面に反射し、“シーシュ・マハル”の鏡を照らす・・・という光景が見られたそうです。
シャリマール庭園のランプの前を流れ落ちる水のカーテンといい、なかなか繊細な美意識です。
今のパキスタンからは想像しにくい・・・と言えば、失礼でしょうか。 -
城壁からの眺め。
手前の施設は、貧しい人だか、余命いくばくもない人だかを相手にした慈善活動を行っているとか、その活動の関係で、バードシャーヒー・モスクは昨日は観光客は入れなかったとか・・・記憶が定かでありません。 -
同じく、城壁から眺めたバードシャーヒー・モスク
-
-
写真奥の方はプールになっており、若い女性が水遊びする様子を奥の小さな建物の中で皇帝が眺めていたとか・・・。
各地の王宮に似たようなものがあります。
人間、考えることは同じようなことみたいです。 -
定かではありませんが、特別謁見室ではないでしょうか。
-
-
城壁からの眺め
-
シャー・ジャハーンの寝室
-
屋根支えに、いろんな動物が彫られています。
-
小さな資料館にあったタージ・マハルの模型
ラホール城同様、第5代皇帝シャー・ジャハーンが建設させたものです。 -
“シャー・ジャハーンの庭園”(多分・・・・かなり怪しいです)
-
-
“ディワニアーム”(謁見所) 第5代皇帝シャー・ジャハーンにより建設
-
中央部が、皇帝が謁見した玉座
-
前面は広い庭になっています。
-
庭から眺めたディワニアーム(謁見所)
-
とにかくラホール城は広くて、いろんな庭や建物があるので、全部回ると相当の時間がかかります。
主な箇所のみのショートカットコースでシャー・バージ・ゲートに戻ってきました。
壁の外側にきれいな絵が描かれています。 -
タイル装飾です。
-
ラホール城見学を終えてやってきた、最後のスポットは“ジャハーンギール廟”
第4代皇帝ジャハーンギールのお墓で、1637年、息子のシャー・ジャハーンが建造したものです。 -
隣接する“キャラバン・サライ”から入ります。
-
“キャラバン・サライ”・・・・隊商の宿泊所です。
長旅を終えた商人たちが広大な空き地に馬やラクダ(?)をつなぎ、周りを取り囲む180もの小部屋で休みます。 -
-
往時は、人と馬と東西の産物が所狭しと溢れていたことでしょう。
今は、誰もいない静かな空間です。 -
小部屋は、寝るだけの狭いスペースです。
-
キャラバン・サライの一画から“ジャハーンギール廟”に入ります。
-
-
赤砂岩と大理石からなる建物です。
-
-
-
往時は、色とりどりの装飾がなされていたのではないでしょうか。
-
廟の中に入ります。
-
停電中とのことで、あかりがありません。
-
通路に描かれた花をモチーフにしたフレスコ画
-
奥に安置された棺
-
廟の周囲の回廊
これでラホール観光を終了。
とても見どころの多い都市です。
今回は旧市街はちょっと覗いただけでしたが、歩き回ると非常に面白い光景に出合える街のようです。 -
バスでラワルピンディに戻ります。
高速道路を走るノンストップバスで、4時間あまりで着きます。
全席指定、ビデオ・イヤホーン・おやつ・飲み物付きで900ルピーは割安です。
女性があまり表に出てこないお国柄ですが、このバスには若い女性が車掌さんとして同乗していたのには、ちょっと意外でした。
ラワルピンディでは、またシャリマールホテルに1泊し、翌朝(19日)のフライトで日本へ帰国しました。
ただ、帰りも行きと同様、ドバイで16時間待ち。
行き帰りのドバイ・トランジット観光は別編で。
パキスタン編はこれでおしまいです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
azianokazeさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ラホール(パキスタン) の人気ホテル
パキスタンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
パキスタン最安
504円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
70