2013/11/23 - 2013/11/27
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JIC旅行センターさん
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昨年11月、思い立ってモスクワに向かった。モスクワから国際寝台急行列車「モスクワ・ベルリン・パリ号」(第23列車)に乗って、ベルリンまで鉄道の旅をするのが目的だ。
成田からアエロフロート・ロシア航空でモスクワに飛ぶ。搭乗したSU263便は「スカイチーム」スペシャルカラーのエアバスA330-300型。旧ソ連時代のアエロフロートの印象は微塵も残さない。洗練されたスタッフの応対、味、量ともに満足の機内食、十数本チョイスできる日本語映画を楽しんでいると、10時間の空の旅はあっという間に過ぎた。モスクワ時間の夕方6時半過ぎ、雪あかりに照らされたモスクワ・シェレメチェヴォ空港Dターミナルに到着した。
列車は翌朝出発する。クレムリンの北西に位置する出発駅「ベラルスキー・ヴァクザール」そばのマリオット・トヴェルスカヤに1泊。1990年代にオープンしたマリオット系の高級ホテルで、近年改装され、さらに華やかになっている。モスクワの高級ホテルはどこも週末は大幅にディスカウントするので、うまく日程を合わせれば比較的リーズナブルに利用できる。
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■モスクワの「ベラルーシ駅」から出発
快適な夜を過ごし、翌朝は少し早めに駅へ向かった。駅舎はトヴェルスカヤ通りをはさんだ広場の向こう側に見えるが、広い通りを渡るには地下道を通らねばならず、駅のホームにたどり着くまで10分ほどかかった。11月のモスクワは朝8時でもまだ暗闇に包まれている。待合ホールには、たくさんの人々が大きな荷物の傍らで目的地に向かう列車を待っている。駅舎を出てプラットホームに向かう。目指す第23列車は、3番線にすでにその巨体を横たえていた。日本に比べて線路幅が広いのと、ホームが低くはしご式で乗車するのと相まって、日本の列車よりもふた回りほど大きく感じる。隣の4番線には、第23列車の約1時間後に出るミンスク行き国際列車も入線している。 -
乗車開始前にホームを巡って、これから鉄路の旅を任せる列車をじっくりと観察する。モスクワ発の時点で11輌編成。最後尾から2等寝台が2両、続いて横4列の固定式座席が並んだ2等車、次に食堂車。ここまでは旧東ドイツ製の屋根が高い車輌で、ロシア国内でたくさん走っているのと同じ型だ。この4輌はベラルーシポーランド国境のブレスト止まり。ここから先がパリ行きとなる7輌で、いずれもロシア国鉄の新型車輌が使われている。併結・分割をする関係からか、車輌固有の号車番号がつけられており、パリ行の7輌は後ろから順に特等車250番、私が乗車する1等車253番、同じく1等車254番、そこから2等車が4輌、255番、256番、257番、258番と続く。先頭で牽引するのは重連式の電気機関車だ。暗闇に浮かぶ車輌はグレーの濃淡2色のカラーリングで、左端にロシア鉄道(RJD)の赤いロゴデザインが大きく描かれている。行先表示板には列車名「モスクワ・ベルリン・パリ」号の文字が並んでいる。
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ホームでは写真やビデオ撮影は禁止のようで、パシャパシャ撮っていたら、電気機関車の運転士に大変な剣幕で怒鳴られた。その後、「ホームでは写真・ビデオの撮影は禁止となっております」とアナウンスが流れる始末。発車前からすっかり目立ってしまった。
乗車は発車30分前から、けたたましいアナウンスとともに開始された。各車輌ドアの前に並ぶ車掌はほとんどが女性。駅に改札口がないロシアでは、各車輌の入口で乗車時に検札が行われる。ロシアでは国内鉄道もEチケット化が進んでいるが、国際列車にはまだ導入されていないようで、すべての乗客が紙チケットを手にしていた。車輌に乗り込む際に、車掌からパスポートを忘れていないか念を押される。
(つづく)
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