その20　2014 春　EL　 DANSHARI 　PATAGONICO　　　ブエノスアイレス街歩き　・　前編　レコレータの猫たち

2014/04/09 - 2014/04/09

いよいよ現地最終日、ブエノスアイレス１日市街観光の日となりました。

今回お世話になるのは、なんと３年半前にお世話になった日本語ガイドのＵさんです。

思えば、前回は２時間のゴリ押し観光をお願いしてしまいましたが、今回は、たっぷり時間があります。

パタゴニア断舎離旅行、ブエノスアイレス市街観光前編、ラプラタ川〜バラ園〜レコレータ墓地〜コロン劇場までです。

行程

2014.3.27
NRT-HKG　CX501 10:35-15:00
HKG-JFK CX846 18:55-22:40

3.28
JFK-MIA AA2243 5:45-8:45
MIA-EZE AA999 10:45-20:40
BUENOS AIRES , ARGENTINA , HOTEL DAZELLER SAN MARTIN

3.29　
EZE-BRC AR1686 8:50-11:10
SAN CARLOS DE BARILOCHE , ARGENTINA , HOTEL EDELWEISS


3.30
SAN CARLOS DE BARILOCHE , ARGENTINA , HOTEL EDELWEISS

3.31
BRC-AEP AR2681 15:45-17:48
BUENOS AIRES , ARGENTINA , HOTEL DAZELLER SAN MARTIN


4.1　　
AEP-USH AR1890 15:55-19:30
USHUAIA , ARGENTINA , HOTEL ALBATROS

4.2-4.5　
CRUCEROS AUSTRALIS
USHUAIA , ARGENTINA - PUNTA ARENAS , CHILE

PUNTA ARENAS , CHILE - PUERTO NATALES , CHILE　
PUERTO NATALES , CHILE , HOTEL COSTAUSTRALIS

4.6
PUERTO NATALES , CHILE - EL CALAFATE , ARGENTINA
EL CALAFATE , ARGENTINA , HOTEL KOSTEN AIKE

4.7
EL CALAFATE , ARGENTINA , HOTEL KOSTEN AIKE　　

4.8
FTE-AEP AR1877 15:05-18:01　　
EL CALAFATE , ARGENTINA - BUENOS AIRES , ARGENTINA
BUENOS AIRES , ARGENTINA , HOTEL DAZELLER SAN MARTIN

4.9
EZE-JFK AA954 20:30-6:20　　←現在はここです

4.10
JFK-HKG CX841 10:00-14:00＋1

4.11
HKG-NRT CX500 15:10-20:30

エリア ブエノスアイレス(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

午前６時半

まだ明けぬ空には、星が見えていました。

こちらでの朝食は、午前７時からです。

ややゆっくり目にレストランに向かいます。

ハムとチーズがひたすら続く朝食、

アルゼンチン風クロワッサンとも、これでお別れです。

朝食後、少々調べ物のためにＰＣコーナーへ。

さりげなく、Windows XPであることに気が付きます。

日本語が使えて助かりました。

すっかり増えた荷物と共に、チェックアウトをします。

今日は、午前９時から１日ブエノスアイレスの市街観光の予定となっております。

Ｂ社さんにお願いしたところ、日本語のガイドさんが付いてくれることになりました。

日本出発前、バウチャーをプリントアウトしていて、なんとそのガイドさんが、３年半前にもお世話になったUさんであることに気づき、驚きました。

そして、今回は、Ｕさんのために比較的新手のお菓子をお土産にすることにしました。

その他としては、抹茶と和苺のキットカットなど。

すでにおなじみの陽気な御紳士Ｅさんの運転で、Ｕさんは現れました。

その出で立ちは、３年半前のビシッと決めたスーツ姿と比べると、若干ラフな装いでした。

「おはようございます、Ｕさん。今回もよろしくお願いします。前回と比べるとカジュアルな装いですね。」

「おはようございます。実は、ここのところの豪雨で、スーツがびっしょりになってしまったんです。」

「それでは、行きましょうか。」

青い空に、茶色いラプラタ側

平日の朝ではありますが、釣りをしている方々が何人かおりました。

遠くに見えるのは、発電所なのだそうです。

ビル群も見えました。

本当に、まるで海のようです。

次に向かうのは

パレルモ地区の

バラ園です。

一見砂利のように見えますが、

実はコレ、レンガなのだそうです。

園内は

奇麗に整備されています。

白いバラや

小さなバラなど

育てられています。

中でも特に珍しい品種は、盗難を避けるため、このような柵に守られています。

一方こちらの木には、

鳥の巣がありました。
鳥の姿は見えませんでしたが、アルゼンチンの国鳥、セアカカマドドリのものなのだそうです。

高い木に登りたくなるのは、万国共通のようでして。

こちらの花も、ブエノスアイレスではよく見かけました。

なんとも微笑ましい風景です。

鳥は

いろいろいましたが、

例のアルゼンチンの国鳥は

脚が　はやすぎるので、つい別の鳥を撮ってしまいます。

ようやくカメラが追いつきました。

こちらが、アルゼンチンの国鳥、セアカカマドドリです。

池かと思いましたら、先日来の豪雨による水たまりなのだそうです。

公園の周りを走る人々が、たくさんおりました。

聞けばこちらは、超高級住宅街とのことで、平日の昼間でも働かなくても良い方々が大勢いるのだそうです。

再度車に乗り込みます。

車窓から、プラネタリウムが見えました。

次に向かうのは、

レコレータ墓地です。

途中、何匹もの犬を連れている人がいました。

犬の散歩屋さんなのだそうです。

この辺りは、高級マンション街です。

何棟ものマンションが立ち並んでいました。

しばらく行った所で車を降ります。

あの木は・・・！

見覚えがあります。

前回最初に案内された、役立たずの木・無用の大木です。

木のように見えますが、実は草の一種で、幹はスカスカで材木にならず、実もまた食べられないのだとか。

ここも、見覚えがあります。

聖母ピラール聖堂です。

やはり秋の初めとはいえ

まだまだ夏を感じます。

レコレータ墓地に到着です。

まだお昼前で、

前回と違い、時間はたっぷりとあります。

まずエビータのお墓に行きましたが、画像は前回たくさん撮ったのでここでは割愛させて頂きます。

悲劇の死を遂げた、白いドレスの少女の像の傍に

猫様がおりました。

ここレコレータ墓地では、地域猫ボランティアの方々によって保護されています。

日本の場合、地域猫に関する問題は、デリケートな部分でもあるため、アルゼンチンにおいて、このようなボランティアの方を支援しても大丈夫か聞いてみると、大丈夫とのこと。

それを聞き、
「あなたの猫さんたちに。」
と　いくらか渡すと、猫との画像の撮影を快諾してくださいました。

「猫が大好きなんです。」
と　伝えると、喜んでくださいました。

猫さんたちの御飯について尋ねると、いろいろと栄養も考えて、ドライフードの他、手作りした猫ごはんも持ってきているのだそうです。

ここでＵさんと暫し別れ

自由時間となりました。

こちらのお墓にも、悲しい話があるのだそうです。

こちらの木になる実は

栗のような味がするのだそうです。

緑がまぶしいお墓の石段に

猫がおりました。

そろそろＵさんと合流する時間です。

しかし、猫がいるとまた立ち止まる私。

「いやー、granateさんは、本当に猫が好きなんですねぇ。」とＵさん。

そういえば、以前ここに来た時には、裏口のような所から入り、
こんなに立派なものは無かったと思いました。

そのことについて尋ねると、その頃は丁度修復工事中だったのだそうです。

３年半経てば、いろいろですね。

おもしろいレストラン。

再び車中より

アルゼンチンで一番格式の高い、世界各国の要人クラスの方も泊まるホテルの横を通り過ぎました。

次に向かうのは、世界３大劇場のひとつに数えられているというコロン劇場です。

犬の散歩屋さん。

一度に10頭まで　連れて良いのだそうです。

コロン劇場。

前回は、車中から遠目に眺めるだけでした。

この通路部分には入ることができます。

何やら並んでいる方々がいます。

ピアニストの内田光子さんも　来られるのですね。

こちらには、入ることができないようです。

通路の反対側まで出てきました。

こちら側も、立派です。

その昔、こちらから馬車が入ることができたのだそうです。

そして、ぐるっと回り込んだ

こちらが本当の入口なのだとか。

この辺りも、立派な建物が多いです。

アルゼンチンで最も名門とされる公立中学です。

地下鉄の入口では

電光掲示板のアルファベットの色で、運航状況が分かるのだそうです。

現在は、すべて通常運行となっているそうです。