2014/03/29 - 2014/03/31
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funasanさん
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マクタン島のホテルで5泊した後、我々はセブ・シティに移り、マリオットホテルで2泊する。実は、私はシュノーケリング以外にもセブ島訪問の目的があった。不動産物件調査と英語学校見学である。セブ島の高級不動産が安い。セブ島の英語学校がマンツーマン授業で激安である。
以下、日本円表示する場合は旅行期間の為替レート(1フィリピンペソ=2.3円)で換算する。
写真:セブ・シティ・マリオット・ホテル
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
(新刊『夢の豪華客船クルーズの旅』案内あり)
http://www.e-funahashi.jp/
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マクタン島のビーチのホテル「コスタベラ」からタクシーに乗ってマリオットホテル(写真)に行く。セブ島の(メーター)タクシーは非常に安い。30分くらいかかったが、代金は約230ペソ(529円)くらい。
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タクシーがマリオットホテルのロータリーに入る時、厳重なチェックがあり、部外者を排除している。一歩、ホテル内(写真)に入ると別世界である。
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マクタン島もセブ・シティも地域住民の生活環境は良くない。非常に遅れており貧富の差は歴然としている。マリオットのロビー(写真)に入るとオアシスのような安らぎを感じる。
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午後1時頃、フロント(写真)で早めのチェックインをする。私はマリオット・リワードの熱心な愛好者で、今回は今まで集めたマリオットポイントを使って無料で2泊する。
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ホテル最上階にエグゼクティブ・ラウンジがあり追加代金を払えばラウンジアクセスが可能になる。値段は1泊1部屋(2名)あたり1500ペソ(3450円)と安いので2日間とも利用する。
写真:6階の廊下 -
さて、期待を込めて我々の部屋(写真)に入る。広さは30?と普通のサイズで広くも狭くもない。マリオットらしい上品な内装で心が休まる。
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今だにお腹の調子が戻らずベッド(写真)でしばらく休む。昨日のシュノーケリングで熱が再び出るかな?と思ったが、大丈夫であった。
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デスクの上にはウェルカムフルーツ(写真)が置いてあり、コーヒーメーカー(マリオットの標準装備)もある。
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6階の我々の部屋からの眺め(写真)。緑に囲まれた巨大ショッピングモールである「アラヤ・センター」と建築中の高層ビル群が見える。
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大理石作りのバスルーム(写真)は広くて綺麗である。文句なし。普通に泊まってもスタンダードの客室代金(2名分)は約5000ペソ(11500円)とそれ程高くはない。
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しかし、サービス料10%、税金等12.75%の追加代金が痛い。合計すると6137.5ペソ(14116円)となる。写真:バス・アメニティ
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エグゼクティブ・ラウンジにアクセスできる部屋(12階)のルームチャージは7400ペソ(17020円)、税・サ込で9083.5ペソ(20892円)になる。
写真:レストランとガーデンプール -
トップフロアー(12階)に宿泊したければ別であるが、スタンダードの部屋を予約して、当日、追加代金でエグゼクティブ・ラウンジにアクセスした方が安くつく。
写真:ガーデンプール -
マリオットのフィットネスクラブ(写真)。ここのメンバーになれば宿泊しなくても「ジム・プール・サウナ・タオル」が利用できる。
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メンバーシップ料金は1ヶ月利用で2300ペソ(5290円)、2ヶ月間有効の20回利用で2500ペソ(5750円)、年間利用で16000ペソ(36800円)である。日本の高級ホテルのフィットネスジムと比べると1桁安い。入会金等追加費用は一切なし。
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何故、こんなことを調べるのか?それには深い訳がある。その前に、12階の禁断の部屋「エグゼクティブ・ラウンジ」(写真)に入ってみよう。アクセス可能なルームカード所有者のみ入室できる。
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ラウンジ内では午後の「アフタヌーン・ティー」の準備がされている。我々はまだランチをとっていない。ここで遅いランチタイムにする。
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英国王室伝統の「アフタヌーン・ティー」(写真)同様、スコーン、サンドイッチ、ケーキ等、充実している。勿論、ラウンジ内の飲食は全て無料である。
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午後のひと時、妻(写真)とお喋りしながら「アフタヌーン・ティー」を楽しむ。実に優雅でいい。
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私はセブシティの英語学校に1ヶ月くらい留学したいと思い立ち、事前調査の目的もあってセブ島に来たのである。「マンツーマンの英語レッスン」を受け、授業後は毎日マリオットに通う。
写真:ラウンジからの眺め -
そして、メンバーとして「ジム・プール・サウナ」を利用して高級ホテルの雰囲気を楽しむ。しかも毎日である。
写真:マリオットのロビー階にあるバー -
そのメンバーシップ代金が毎日利用して1ヶ月5290円、30日利用すれば、1日あたり176円という激安値段になる。
写真:マリオットのロビー階にあるバー -
安くて豪華に世界を旅する私としてはフィリピンの激安料金は魅了である。マリオット(写真)という高級ホテルのフィットネスクラブで毎日楽しめる。しかも、授業がない土日にはセブ島の海に潜り「夢のような竜宮城」でシュノーケリングができる。夢が広がる。
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今日は3月29日(土)、若者がアラヤ・センターにいっぱい集まっている。どうやら今日から夏休み?がはじまるようである。
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巨大ショッピングセンター「アラヤ」(写真)は非常に洗練されている。
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大きな緑の公園を中心に円形を描く回廊のような造りになっており、屋外ステージもある。今日の夕方からここで何やらイベントがありそうだ。
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円形回廊の周辺はレストラン街(写真)になっている。しかし、メニューの値段を見るとそんなに安くはない。ここはセブシティ随一の高級レストラン街なのであろう。
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アラヤ・センター・セブの中では若者達のグループによる踊り(写真)で盛り上がっている。日本の「よさこい祭り」「ど真ん中祭り」のような雰囲気で熱気ムンムンである。
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ステージの踊りを多くの買い物客(写真)が取り囲んで見ている。待ちに待った夏休みがはじまったこの日は開放感でいっぱいだ。日本でも同じ。
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夕方、マリオットのエグゼクティブ・ラウンジに行き、カクテルタイムにする。アルコール(写真)飲み放題である。しかし、私は全くアルコールダメ人間、トホホ…。
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妻はビールにワインに自分で楽しんで飲んでいる。私は依然としてお腹の調子がイマイチなので、恐る恐る料理を食べる。寿司(写真)があるのでありがたい。
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少食の私はこれで十分の夕食(写真)になる。エグゼクティブ・ラウンジの利用価値は高い。朝食、アフタヌーン・ティー、カクテルタイム(夕食)付きで2名で1500ペソ(3450円)だ。特に酒好きの人にとってはコストパフォーマンス抜群である。
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マリオットの夜のプールサイドでもライブ演奏(写真)があり、夜風にあたりながら食事もできるようになっている。
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暇だったので、夕食後、もう一度「アラヤ・センター・セブ」に出かける。マリオットの隣にあるので非常に便利である。屋外ステージでは幻想的な踊り(写真)が披露されている。
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フィリピンの英語留学が面白い。基本はマンツーマン授業で1週間から留学できる。滞在先はホテルでいつでも入学可能だ。しかも安い。これなら忙しい社会人でも出来る。
写真:マリオットの朝食レストラン -
調べてみると色々分かってきた。驚いたのは、フィリピンには英語学校が500校程度あると言われているが、その95%程度が韓国人オーナーによる経営だという。
写真:エグゼクティブ・ラウンジの朝食 -
フィリピン英語留学をしている学生の大多数が韓国人という。セブ島もしかり。勿論、日本人資本の英語学校もある。
写真:エグゼクティブ・ラウンジの朝食 -
私はセブ・シティにある2つの日本人経営の学校訪問をする予定であった。しかし、セブ島の暑さと体調不良のため見学をやめてしまった。
写真:エグゼクティブ・ラウンジの朝食 -
参考までに、私が調べた日本人経営の学校では、日系のホテルに宿泊し、朝食・昼食を日本食レストランで食べ、1日6時間の個人レッスン(+2時間のグループレッスン)を受け、1週間で86000円である。(個室利用)
写真:エグゼクティブ・ラウンジの朝食(妻と2人分) -
これに入学金 15,000円(初回のみ必要)を加えれば約10万円になる。この値段で1週間、超ハードな英会話学校に通える。しかし、こんなにハードな授業ではマリオットのジムに行く時間も元気もなくなる?
写真:アラヤ・センター周辺 -
ラウンジの窓から見える『ウオーターフロント・セブ・シティ・ホテル&カジノ』(写真)。まるでお城だ。
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何事にも表と裏がある。私はマクタン島やセブシティの綺麗な写真ばかり載せているが、ホテルやショッピングセンターを一歩出て町中を歩くと、フィリピンの現実が目に飛び込んでくる。
写真:サン・カルロス大学博物館 -
詳細は記さないが、発展の遅れは隠しようがない。貧困が目に付く。町の中心からちょっと外れると小奇麗なカフェはなく、日本人が安心して食べれる地元のフードコートが見当たらない。
写真:サント・ニーニョ教会 -
フィリピン人の一般的な給料の安さも驚きである。マリオットのジムに勤めている青年の給料は月給8000ペソ(18400円)だと言う。それでいて、彼は結婚しており1歳の子供もいる。概算すれば日本人の10分の1の給料である。
写真:マゼラン・クロス -
英語講師の平均月収は1万ペソから1.7万ペソ(2.3万円から3.91万円)。だからこそ、マンツーマン英語レッスンが格安で受けられる。
写真:マゼラン・クロス -
さらに、企業の役員クラスでも平均月収は7万ペソ(16.1万円)くらいという。よって200万円から300万円出せば立派な家や高級マンションが買える。
写真:サンペドロ要塞 -
1000万円も出せばセブ島で最高級のコンドミニアムが買える。マクタン島のビーチに面した開発物件、アラヤセンター付近の物件、等、1等地にある高層ビルなので、購入して賃貸に出せばインカムゲイン(賃料)とキャピタルゲイン(値上がり益)がねらえる。
写真:SMシティ・セブ -
しかし、ここにも表と裏がある。巨大クレーンで建築する超高層ビル(写真)は大丈夫であろうが、地元の3、4階建てのビルの建築現場を見て驚いた。細い木を無数につなぎ合わせて足場を作り、小さなブロックを下から積み上げて3、4階建てのビルを造っていく。これでは大きな地震がきらたひとたまりもなく崩れるであろう。リスク大である。
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セブシティを徒歩で観光している時、財布を盗まれてしまった。全く気づかず見事な手口である。小銭のみ入った財布なので実害は少ないが、ショックは大きい。「目の怪我、胃腸風邪、盗難」自分のせいではあるが、悔いの残るセブ島旅行であった。次回は体調を整え、もう少しワイルドな気持ちで今のフィリピンを見てみよう。(END)
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