2014/04/23 - 2014/04/24
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はくさんちどりさん
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恒例となった4月の母の訪問、今年は少し時期を遅らせたら桜が見られるかもしれないと思い、下旬の平日にしました。母の状態は、数え年で100歳にリーチをかけた人なので、日々弱っていくようですが、もう少しは辛抱してくれそうです。
その行き帰り、道すがら風景や草花に季節を感じながらドライブし、珍しくあちこちで時間をたっぷりとって、これまでただ通り過ぎるだけのスポットを見てきました。
今回のドライブは、往復とも国道108号千秋ラインを通り、国道13号に合流してから、有料の湯沢横手道路と秋田道を利用しました。その他、大潟村に宿泊することにしましたので、村内の無料ハイウェイも走りました。もちろん、交通法規を順守してですが・・・それでは簡単に追い越しをかけられてしまいました!
秋田への往路では、朝7時半に自宅を出て約1時間半の鬼首で路肩に車を停め、禿岳を眺めたりしながら、一服しました。気持良い春の外気に触れながら、腰を伸ばし、鬼首カルデラの残雪を残す外輪山を眺めるのも、なかなか乙なものです。その後は一気に例の“道の駅 おがち 小町の郷”まで走り、早くも旅のお土産を買いながら、11時近くまで休憩です。
そこから母がお世話になっている琴丘IC近くの施設までは、自専道を利用すれば約1時間半。食事ができなくなった母は点滴で命をつなぐ状態になり、見送る日もそう遠くないと思うと、妻と義姉は話すのも涙声に・・・。わきで義姉手づくりの昼食を摂りながら、約2時間を過ごし、妻の実家で仏様を拝み、能代の姉を訪問してから、大潟村の『ホテルサンルーラル大潟』へ。
食事なしの宿泊だったので、最上階の8階にある白神展望温泉には、夕食時間に縛られることなく入浴でき、夫婦二人で「こういうのもいいね!」と頷き合い。風呂上りに、部屋で他人の目を気にすることなく、自由気ままに晩酌しました。
翌朝、部屋から朝霧の中朝日が昇るのを見てから、まだ誰もいない白神展望風呂にはいって、スッポンポンで周囲の風景を眺めるのも不思議なものでした。外の朝霧が次第に変化していく様は、いと面白し!・・・です。
昨夜の残り物と自宅からのフルーツで朝食を済ませ、その分お土産を奮発しました。ホテル内の売店で、大潟村50周年記念特別純米酒の原酒を呑兵衛の息子に、パンプキンパイを娘たちに、ブリキ金魚のジョウロを孫に、それぞれお土産として買いました。
チェックアウト後、間もなく開催される“桜と菜の花まつり”の会場を回りながら、少し早い桜と菜の花を眺めました。週末からゴールデンウィークは見頃になり、天気が良ければ多くの人出で賑うことでしょう。菜の花畑の中をミニSLが走るそうなので、子どもたちにも喜ばれると思います。
その後、三種町の琴丘地区へ向かう道の途中で、珍しい梅並木を見て、銀杏並木の下では、フキノトウの筒刈りと銀杏拾いを楽しみましたが、妻は今年初の蛇とのお見合いまでして、悲鳴を上げることに・・・その時の逃げ足の素早いこと!!・・・・・・自然の贈り物を頂戴して、新生大橋を渡ると、「さらば、大潟村!」です。・・・が、まだ9時半前でした。
その2 に続く
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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鬼首の田野地区の国道108号から見た残雪の禿岳の全景。
手前の石碑は、圃場整備の完工記念碑です。 -
少しアップにしました。
禿岳に登るには、山形県の最上町前森高原へ抜ける県道の峠からだと、標高差が小さくなります(=少し楽!)。 -
近くには、こんな立て看板が!
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国道沿いに来た方角を見ると、鬼首リゾートのスキーコースが!
まだ滑ることができるのでしょうか、それとも・・・多分無理かな? -
こんな立て看板も。
実は、現在の国道108号は、鳴子ダムの東側を通っているのですが、名うての地すべり地帯で、地形改変して道路改良するのが困難なのです。
そのため、ダム湖対岸の西側にトンネルと橋梁を主体にした“花淵山バイパス道路”を建設中です。 -
こちらは鬼首カルデラの外輪山北部です。
圃場を見ても、まだ春の気配を感じさせるのは、道端の草花くらいです。 -
南西側の外輪山です。
背後の山肌に左下から右上に緩く直線的に見える筋が県道です。 -
『道の駅 おがち』まで来ました。
途中の役内川沿いに桜並木がありましたが、まだ開花前でした。
早速目に付いたのは、“ゆざわジオパーク”の案内図です。 -
16ジオサイトがあるそうです。
世界遺産の石見銀山に対抗できるかどうかわかりませんが、こちらにも院内銀山があります。 -
今年の秋、秋田県では“国民文化祭・あきた2014”が開催され、大仙市では“秋田美人フォトコンテスト”を主催するそうです。
秋田県出身の女性であれば、現在在住していなくともよいのでしょうか? -
こちらは近くで開催される“小町まつり”の案内です。
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売店のトイレ入口に掛けられた暖簾もこのとおりです。
小野小町が後姿なのが気になるのですが・・・。 -
売店の正面入口です。
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平成の大合併で、“稲庭うどん”で有名な稲川町(うどんの稲庭と仏壇漆器の川連が合併)が湯沢市の一部になったので、売店にはたくさん並んでいます。
老舗佐藤養助のは、切りはしと言っても両端がそろっています。 -
見慣れたご婦人がレジで支払しています。
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施設の母、妻の実家、能代の姉のところで時間を費やし、チェックイン予定時間に3分遅れで、『ホテルサンルーラル大潟』に到着しました。
フロントの向かいに中国料理のレストランがありますが、今回はパスです。 -
各階の施設案内です。
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結婚式場もあり、披露宴も行えます。
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今回はシングルのツインユースを利用しましたが、4階でした。
エレベータを出て、北側の最奥右側(東側)の部屋でした。 -
客室通路にアイスボックスがありました。
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年相応に早く目覚めてしまいました。
早朝、部屋から見えた朝日です。 -
朝日を何枚か撮っていたら、こんな崩れた形の朝日が!!
吉兆です、これは!!!
絶対今日はいいことがあるはずです。 -
部屋からホテル向かいの多目的公園を見ると、朝霧がかかっています。
つい、千昌夫の“北国の春”の1節を思い出しました。 -
昨夜に続いて、朝風呂に向かいました。
8階のエレベータを出たところです。
向かって右側が白神展望温泉ですが、左側にはレストランがあります。
ただし、朝は閉まっています。 -
和洋ダイニングですから、和食も洋食も、どちらでもお好きな方が食べられます。
きっと展望はいいはずです。 -
展望温泉入口の方です。
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入口に給水器がありました。
秩父の天然水とのことで、入浴前に一杯いただきます。 -
脱衣所に掲示されている、別名“大潟モール温泉”の説明。
美肌の湯と銘打っています。 -
その説明部分です。
500万年前の植物性天然有機物が溶け込んだ海水由来の温泉です。 -
海水由来ですから、圧倒的に塩素イオンとナトリウムイオンが大きい数値を示しています。
舐めるとしょっぱいはず! -
入浴に際しての注意書きです。
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浴衣を脱いでいると、西側はまだ霧が低く垂れこめています。
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浴室の奥から入口の方を見たものです。左右に浴槽があり、入口側に洗い場があります。
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浴室の上は三角形のトンガリで、ガラス張りになっています。
朝霧がかかる日は晴れるといいますので、上はもう晴天です。 -
モール温泉です。
色は黄金色というよりも、正直なところ褐色に見えますが・・・まあいいでしょう。
奥に白神岳や県境の峰々の位置案内図がありますが、実物は霧で見えませんでした。 -
隣りには白湯があります。
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展望案内図の拡大写真です。
左端が白神岳で、右端に藤駒岳が見えますが、写真からは外れています(写真には焼山まで)。 -
ホテル北側の広い駐車場ですが、その向こうの菜の花畑がまだ霞んでいます。
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湯上り後、南西の方角を展望。
すぐ近くのホテル敷地内に、チャペルと結婚式場が見えます。
左奥には男鹿三山(真山・本山・寒風山)の一部だけかすかに。 -
北西の方角です。
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北西の霧がまだ立ち込めているあたりを、エイヤー!・・・と、拡大です。
承水路の外側の集落も、うっすらと見えます。 -
東側のメインの駐車場から見たホテルの全景です。
売店でお土産を買い、チェックアウトして、荷物を全部ライフに積み込んでからです。
空が真っ青に晴れ渡っています。 -
周辺案内図です。
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手軽になってから、もう一度ホテルに向かいました。
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レストランの手前に、ミニSLがあったからです。
菜の花環状線で、子供たちを乗せた客車を力強く牽引してくれるのでしょう! -
多目的運動広場の外壁にデコレーションが!
目立つ色でないのが、かえっていいですね。 -
こちらは、広場入口の北側です。
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広場は“ポルダープレーン”という名称です。
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菜の花畑の方に行こうとしたら、ミニSLの案内立て看板がありました。
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“桜と菜の花祭り”は、5月6日まで開催されます。
この付近の桜は咲き始めですが、イベント期間中は見頃でしょう。 -
こちらは菜の花畑です。
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菜の花畑の方から見たホテルです。
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一面の菜の花畑です。
右上に筋状に見えているのが、ミニSLの環状線です。 -
菜の花畑の東側から西側を眺めました。
ミニSLの乗場が見えています。 -
左が環状線の本線で、右に分岐した奥の建物に多分客車が格納されているのでしょう。
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菜の花畑の北東部です。
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広場を時計回りに回って桜を見ることにしました。
まだ、北側はほとんど咲いていません。 -
少しは咲き始めているので、アップで撮りました。
花が少ないせいか、ピントが手前の花にあっていません。 -
広場の中には、グラウンドゴルフをする人のほかに、スズメよりかなり大きな鳥が何羽もたむろしていました。
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広場越しにホテルを眺めます。
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東南側まで来ました。
桜の開花状況もいくらか進んでいるようです。
北西の季節風と太陽光の当たり具合で、個々の桜ごとに開花を迎えているかのようです。 -
今度はピントもバッチリで撮れました。
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広場南側の桜です。
5分咲きくらいになっているでしょうか。 -
通路の北側と南側でも、咲き具合が違うようです。
もちろん南側が進んでいます。 -
最も進んだ桜です。
背後のホテルが季節風を遮ってくれるし、南側は駐車場でお天道様を邪魔するものもないし、・・・言うことなしです!! -
ホテルの駐車場を出て、琴丘方面へ向かおうとすると、すぐ南北直線道路脇に梅並木が!
桜ではないです。
秋田では梅も桜も一緒ですね。 -
南方向の梅です。
こちらは白梅が目立ちます。 -
北方向の梅です。
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一本の梅の木に、白梅と紅梅が!
枝を接いだのでしょうか? -
近づいて見ると、こんな感じで花が咲いています。
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道路ののり面には菜の花が!
これは一本だけぬくぬくと成長していますが、土の硬いところでは相応の成長しかできず、背丈も低くなっています。 -
東西の直線道路に入って走ると、東経140度のラインが走る地点に表示がありました。
大潟村の中には、東経140度と北緯40度のラインが交わる、日本唯一の経緯度交会表示塔があるそうです。 -
表示板のミニ駐車スペースにライフを駐車して、いざフキノトウ刈りへ!
ところが、勇んで先に行った妻が、「キャア〜!!」と、大嫌いな蛇に出くわして戻ってきてしまったんです。
仕方なく道路の反対側に行くことに。
そこで、今度はフキノトウの筒だけでなく、昨秋落ちてお目こぼしされた銀杏を拾うことができました。
思わぬプレゼントに、妻は大喜びで、蛇に出くわしたのも幸運の前兆と、大はしゃぎ!
まずは、めでたし・・・めでたし・・・。 -
道路の脇から、広い圃場を遠望しました。
北側を見ています、はくさんちどりの生家がある方角です。 -
拡大すると、八郎潟の西に延びる砂丘の松林と近年建設された風力発電用の風車が見えました。
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水路の右側(東側)です。
目見当ですが、圃場1枚が1ヘクタールは間違いなくありそうな感じです。 -
いよいよ新生大橋まで来ました。
車内運転席から東部承水路の南を見ていますが、橋の欄干が邪魔をしています。
遠くに見えている突端が三倉鼻(秋田弁で訛ると、めぐらはな)で、小学校低学年の遠足先候補地でした。 -
通行車両がないのでライフを駐車して、車外から南を見ました。
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三倉鼻公園の拡大写真ですが、少しピントが合ってないような感じ。
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こちらは承水路の北の方角を見たものです。
その大潟村側です。 -
続いて、三種町琴丘地区側です。
妻の生家があるところです。
八郎潟の干拓前は、極めて平らで、大らかな地形なので、在郷(じゃんご)の人には、あまりこせこせした人はいませんでした。
今はどうでしょうか?!
これで大潟村から別れます。
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