2014/04/12 - 2014/04/20
5269位(同エリア17446件中)
海彦さん
ロックグラスの中の丸氷が、スコッチウイスキーに馴染んだ頃、
口を開いた。
「めっちゃ、至れり尽くせりでストレスフリーのダイビングだったヨぉ〜」
ダイビングスタイルは、究極のお殿様&お姫様ダイビングだからだ。
日の出(AM6:00)からナイトまで、自分の好きな時間に好きなPOINTで、好きな被写体をリクエストして、マンTOマンでガイドしてもらえます。
シングルダイバーでも基本自分のためだけについてもらえます。
しかも指名料サービスチャージ、ドリンク無しに。そんなキャバクラに私は行ってみたい(-_-)zzz。
ダイビングサービスノーブルバリは、日本人女性三浦さんご夫婦他、若手ローカルガイド陣男性4名。
日本語で全然OK!日本人好みのサービスが受けられます。
「何が見たい?」
→「初心者だからエビカニいらない、砂のハゼ類いらない、ウミウシもあんまりなあ、小さいの目がついていかないからいらない、そうホヤ!ホヤ!!ホヤ見たい」
「ホヤだけ??、どこらじゅうにいるヨ」
「今日、何本潜りたい?」
→「5本でナイト無し」
「何分潜りたい?」
→「50分くらい」
「次どこのPOINT潜りたい?」
→「やっぱコーラルガーデンかなあ」
「次、何時潜る?」
→「ランチ食べて14:30はどう?」
ってな具合だ。
ダイビングPOINTは、トランバンビーチ(ドロップオフ、コーラルガーデン、沈船及びその周辺)の他、その近郊(スラヤ、PS、プティサン等々)に幾つかありまして、トランバンビーチ以外は別途料金(\1000/本)が発生しますし、ジュクン(小さな漁船)を使ったボートダイビングも追加料金で可能だそうですし、さらに遠くへの遠征も。
時間になったらウエットを着て送迎車の荷台に乗って、数分のPOINTまで移動。
他のゲストの送迎で車が無かった時は、ハウジングを持ってガイドさんが運転するバイクの後ろにまたがって行くこともありましたが・・・。
これもバリスタイル!
重器材はポーターが、軽器材はガイドさんが持ってくれるので、基本水深1mで足ひれをはくまでお殿様です。
1Dive毎リゾートに戻り朝食もランチもリゾートですから、水面休息時間もリラックス出来ます。
結局、なんだかんだで夜中に到着した日から6日間で、
ワイド撮影仕様で5Dive、マクロ撮影仕様で22Dive、ナイトダイブ1本の合計28Diveをハウジング1台持ちで楽しんだとさ。
アドレナリが爆発するワイドも楽しいけど、マクロも奥が深いなあ〜。
おじさんにはピント合わせが難しいので、とりあえず対策(¥ファインダー購入しなきゃ¥)を練って再チャレンジしたいと思える遠征でした。
===== 完 =====
◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇
撮影機材
ハウジング:Nexus D800
レンズ:AF Fisheye-Nikkor16mm 、AF Micro Nikkor105mm
ストロボ:INON Z240×2灯
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【ドロップオフPOINT】
トランバンは小さな漁村。
漁師さんと観光客、ダイバーとの共存で成り立っているように思えます。
漁師さんは海岸線からある距離内については保護のため、ダイバーのために魚は捕らないそうです。
その代り車でアプローチ出来る地先の漁師さんに、入海料のような意味合いの器材運搬ポーター料金をダイバー1人いくらで支払っています。
多分、漁よりもこちらの収入の方がメイン?ではないでしょうか!?
誰でもかれでもポーターにはなれないそうだし。
このためか我々でも自分たちで運べるものでも、彼らに器材運搬をお願いする形ですが、
おばちゃんが頭に1本、肩に1本のタンクを運ぶ姿、おじちゃんがタンク付のBCを背負う姿、バイクに4、5本のタンクを載せて運ぶ光景を見るのに慣れるのに少々時間が必要でした。 -
【沈船POINT】
トランバンの看板POINTと言うことで、日中だと50〜80名程のダイバーが集まるようです。
地元トランバンの宿泊客の他に、デンパサール等他の所からの日帰り客、シュノーケリングを楽しむ人達がいるからです。 -
【玉石原】
トランバンのビーチから離れたPOINT(スラヤ、PSなど)では、
玉砂利や砂礫・砂が海岸線の主体となっていましたが、
ドロップオフ〜コーラルガーデン〜沈船POINTへと続くメインビーチは、
10?〜20cmの玉石原となっています。
殿様姫様ダイビングですので、ガイドがサポートしてくれますが、
着脱が簡単ですし、ブーツで足首が保護されるので、
ストラップフィンの方がフルフットフィンよりもトランバン向きのようです。
いつもはボートダイビングがメインですので、
GULLのスーパーミュウを使っていますが、
今回のビーチエントリー対策として、
久しぶりに押入れ奥にしまっていたプラナ・アヴァンティ・クアトロを
持参してきていました。
でも、長さが邪魔になりましたネ、マクロ撮影時には。
流れが弱く泳ぐことが少ないこと、砂の巻き上げ防止等を考慮すると短いサイズのストラップフィンが便利と言うことでしょうか。 -
エントリーして30〜40m泳ぐと
↓ -
玉石原から砂のスロープが始まり、どんどん深くなります。
このスロープに散在、点在するサンゴや付着生物を中心に、
それらを生息環境として利用している小さな生物が撮影のターゲットになります。
環境と生息種は大きな関係がありますから、慣れてくると自分でも好みの被写体を探すことが出来るのでしょうが・・・・・、
まあ〜、ここは小さい!
ガイドさんが差し示す先は?
カメラファインダーで覗いても??
近視&老眼にはなあ (-"-)↓
とりあえずせっかくガイドさんが教えてくてるしなあ〜。
シャッター切っておくかと、マクロ初心者。 -
【沈船POINTの早朝のカンムリブダイ】
沈船名物のカンムリブダイ。
数少ないワイド撮影用のキラーコンテンツ。
沈船をお宿にしているため、早朝だと群れを見ることが出来ると言うことで、
写さないわけにはいきません。
日の出時刻(AM6:00)に合わせて薄暗い中、16mmの魚眼レンズを装着して潜りました。
いました!いました!!
沈船の砂礫堆積箇所に、流向に頭を向けて13〜14尾が集合していました。
でもストロボが・・・・。
(ISO1600、f4、1/15秒、無念ストロボ1灯) -
【早朝のカンムリブダイ】
カンムリブダイの群れ、リーフ上の行進は、シパダンで撮影していますが、
まさか海底に集合しているとは・・・・。
匍匐前進、にじり寄って撮影しました。
(ISO700、f4、1/60秒、無念ストロボ1灯) -
【早朝のカンムリブダイ】
せっかくのカンムリブダイだったのに、1日目はストロボの調子が悪く1灯になってしまったため、別日に再チャレンジ。
「今度はストロボ2灯だし、バッチリ!?」かも、と思って潜ったところ、
あ〜それなのに、それなのに
カンムリブダイ様、群れてませんでした!
集合かかってませんでしたぁあ!!
(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
(ISO2000、F5.6、1/20秒、ストロボ2灯) -
【ギンガメアジ】
トランバンのワイド被写体その2.
ドロップオフPOINTの浅場にギンガメとホソヒラアジの群れが見られます。
ロウニンアジも数本混じっていました。 -
【ギンガメアジ】
-
【沈船POINT】
船体はすっかり漁礁効果で、多くの生物の生息場となっていました。
(ISO800 f4、1/60秒、ストロボ1灯) -
【ホヤハゼ】
トランバンでの人気被写体ベスト10に入るのではないでしょうか!? -
【ホヤハゼ】
-
【ガラスハゼ】
バックを黒抜きで。
(ISO200、f11、1/25秒) -
【タテジマヘビギンポ】
-
【ニラミギンポ属】
-
【スケロクウミタケハゼ】
今回撮ってみたかった被写体の一つ。
水深が深く(31〜32m)長居できないこと、
ハゼがちょこちょこ動き回りどこにいるかわからないこと、
ハゼが思うような位置にいてくれないこと、
ハゼのピント合わせに手間取りじっくり撮影が出来ないこと、
増税に伴いお小遣いを減らされたこと、
血圧が高めだからカップラーメンが食べられなく寂しいこと
等など・・・・。
再チャレンジしたい被写体となってしまいました。
(ISO100、f11、1/100秒) -
【スケロクウミタケハゼ】
ほんわかさせたかったので、絞りを開けたら(f4)ピントとが・・・。
(-_-;)
(ISO800、f4、1/160秒) -
【スケロクウミタケハゼ】
(ISO1600、f10、1/60秒) -
【ノコギリハギ幼魚】
-
【ノコギリハギ幼魚】
横目でこっちを気にしながら泳いでいるのが(^◇^)
まあ、我々だってマッコウクジラにそばからのぞき込まれたら・・・。 -
【アカハタ】
普通マクロ写真をやられる方は、こんな魚体の大きな魚を撮影しないのでしょうが初心者なので撮ってしまいました。
しかも105mmのレンズで。 -
【マルクチヒメジ】
-
【節足動物/十脚目/フリソデエビ科 フリソデエビ】
-
【節足動物/十脚目/テナガエビ科 ウミウシカクレエビ】
-
【軟体動物/頭足綱 コウイカの仲間】
コーラルガーデンに潜ると、斜面砂地に25cm程の個体が2個体。 -
【軟体動物/頭足綱 アオリイカ】
-
【ホヤとウミウシ】
-
【棘皮動物 アカヒトデ】
海中では赤色が吸収されて、緑色に見える。
こっちの方が雰囲気があったので、自然光で撮影してみた。 -
【棘皮動物/ウミユリ綱 ウミシダ】
海中を漂っていた?小さな個体を試しに撮影してみた。
海の色が抜けていなかったので背景は青色ではなくグリーンがかったが、これはこれで良かったかも。
(ISO 160、f4、1/80秒 露出補正-0.3) -
【棘皮動物/ウミユリ綱 ウミシダ】
(ISO200、f4.5、1/50秒) -
【棘皮動物/ウミユリ綱 ウミシダ】
(ISO1250 f4.5、1/80秒、自然光) -
【棘皮動物 トックリガンガゼモドキ】
-
【節足動物/ヨコエビ目 俗称タルマワシ】
トランバン人気被写体ランキング上位のヨコエビの仲間。
人気者らしいので、それ程興味はなかったがリクエストをした。
水中で思わず叫んだ。
「小さっ!!」
これをみんな撮るんだ(-_-;)
(ISO1100、f7.1、1/80秒) -
【タルマワシ】
タルマワシは、ドロップオフPOINTとPS左と呼ばれるPOINTの、
水深28m前後で壁の付着生物にいます。
個体サイズが2mm前後で極小なのに、
水深が微妙に深いため長居できないこと、
壁際で体を安定させるのが難しくピント合わせが難しいことが難点です。
あたかも、痛風糖尿病持ちで90分ビール飲み食べ放題、料金の元を取らなければいけない状況下と言えるでしょうか!?
(ISO250、f9、1/80秒) -
群体ボヤなどの固着生物がカラフルに彩るマクロな風景
-
【脊索動物 ミドリトウメイボヤ】
今回狙っていた群体ボヤ (^^ゞ
【笑いホヤ】はたまた「帽子を脱いだカールおじさん」
これを見たダイバーが笑い顔になるから「笑うホヤ」だって!? -
【脊索動物 ホヤの仲間】
でもこっちの方が気に入ってしまいました。 -
【脊索動物 ホヤの仲間】
カエルの歌がぁ〜♪
カエルの歌がぁ〜♪
(^^♪ -
【脊索動物 ホヤの仲間】
ここだよぉ〜 \(^o^)/ -
【刺胞動物 イソギンチャクの仲間】
-
【刺胞動物 ソフトコーラルの仲間】
WBを電球モードにして、青っぽくしました。
(ISO400、f5、1/200秒、露出補正-0.7、WB蛍光灯) -
【環形動物/多毛綱 オオナガレハナカンザシ】
鰓冠が流れに合わせて
揺れていた・・・・・
(ISO200、f4.5、1/30秒) -
今回6日間28Diveのダイビングガイドと、
空港間の送迎でもお世話になった19才のローカルガイドのバゴーンさん。
テレマカシー。
さすがに途中から被写体への私の好み、食いつきがわかったようで笑いホヤがあると必ず教えてくれました(@_@)
水面に向かって口からエアーを吐いて作るバブルリングは知っていましたが、
彼は吐き出したエアーと両手の押し出す力でバブルリングを作っていました。
なんでも日本人ダイバーに教えてもらったとか・・・。
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