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エル・グレコとは「ギリシャ人」を意味するあだ名のようなもので、本名はドメニコス・テオトコプーロス。1541年ギリシャ、クレタ島生まれの画家。<br /><br />1568年頃、ヴェネツィアに渡り、ティッツアーノに弟子入り、親方の称号も取得し、そこそこに成功する。しかし、当時のイタリアの絵画の主流はヴェネツィアからローマに移っていったため、30歳を迎えようとしていたグレコも、ローマへ移動し、そこで活躍するが、当時神のごとき存在であったミケランジェロを酷評したことが原因で、グレコはローマにいられなくなり、パドヴァ、ヴェローナ、フィレンツェなどを放浪後スペインへ渡り、トレドに工房を構えた。<br /><br />スペインでの初仕事として大聖堂から『聖衣剥奪』の絵画を、サント・ドミンゴ・エル・アンティーグォ修道院からは3つの祭壇衝立を依頼された。『聖衣剥奪』の完成後、作品を注文した大聖堂はマリアが3人登場していること、キリストの頭より群衆の位置が高く描かれていることを理由に報酬を踏み倒そうとした。グレコは裁判で争うが、結局調停案(当初グレコが提示していた額の約三分の一の支払い)を受け入れた。<br /><br />これ以降グレコは次第に工房を広げ、主な仕事として修道院、教区聖堂、礼拝堂の祭壇衝立の一括制作をしつつ、トレドの町とその大司教区にあたる修道院や教区聖堂のための制作も引き受けるようになった。その一枚がサント・トメ教会から注文された『聖オルガス伯の埋葬』で、グレコの最高傑作と言われている。なお、『聖オルガス伯の埋葬』はベラスケスの『ラス・メニーナス』、レンブラントの『夜景』と並んで世界3大名画(日本だけ?)とも言われている。<br /><br />オルガス伯は信心深い篤志家で、正義感に満ちた騎士であり、グレコの教会区教会でもあったサント・トメ教会の拡張、内装のために多額の遺産を残した人物。伝説によればオルガス伯爵が埋葬されるときに聖ステファノと聖アウグスティヌスが天国から降臨し、葬送に参列していた人々の目の前で、オルガス伯を埋葬したといわれている。(Wikipedia参照)<br /><br />どうせ撮影禁止なので絵葉書を購入するつもりでいたが、なんと一ヶ月前よりノーフラッシュでの撮影がOKになったとのこと。おかげで絵葉書代が節約できた。(その後再び撮影禁止となった模様)<br /><br />2024/03/02 一部修正<br />

2014年 スペイン旅行記5:トレド

118いいね!

2014/04/07 - 2014/04/07

19位(同エリア813件中)

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chiaki-k

chiaki-kさん

エル・グレコとは「ギリシャ人」を意味するあだ名のようなもので、本名はドメニコス・テオトコプーロス。1541年ギリシャ、クレタ島生まれの画家。

1568年頃、ヴェネツィアに渡り、ティッツアーノに弟子入り、親方の称号も取得し、そこそこに成功する。しかし、当時のイタリアの絵画の主流はヴェネツィアからローマに移っていったため、30歳を迎えようとしていたグレコも、ローマへ移動し、そこで活躍するが、当時神のごとき存在であったミケランジェロを酷評したことが原因で、グレコはローマにいられなくなり、パドヴァ、ヴェローナ、フィレンツェなどを放浪後スペインへ渡り、トレドに工房を構えた。

スペインでの初仕事として大聖堂から『聖衣剥奪』の絵画を、サント・ドミンゴ・エル・アンティーグォ修道院からは3つの祭壇衝立を依頼された。『聖衣剥奪』の完成後、作品を注文した大聖堂はマリアが3人登場していること、キリストの頭より群衆の位置が高く描かれていることを理由に報酬を踏み倒そうとした。グレコは裁判で争うが、結局調停案(当初グレコが提示していた額の約三分の一の支払い)を受け入れた。

これ以降グレコは次第に工房を広げ、主な仕事として修道院、教区聖堂、礼拝堂の祭壇衝立の一括制作をしつつ、トレドの町とその大司教区にあたる修道院や教区聖堂のための制作も引き受けるようになった。その一枚がサント・トメ教会から注文された『聖オルガス伯の埋葬』で、グレコの最高傑作と言われている。なお、『聖オルガス伯の埋葬』はベラスケスの『ラス・メニーナス』、レンブラントの『夜景』と並んで世界3大名画(日本だけ?)とも言われている。

オルガス伯は信心深い篤志家で、正義感に満ちた騎士であり、グレコの教会区教会でもあったサント・トメ教会の拡張、内装のために多額の遺産を残した人物。伝説によればオルガス伯爵が埋葬されるときに聖ステファノと聖アウグスティヌスが天国から降臨し、葬送に参列していた人々の目の前で、オルガス伯を埋葬したといわれている。(Wikipedia参照)

どうせ撮影禁止なので絵葉書を購入するつもりでいたが、なんと一ヶ月前よりノーフラッシュでの撮影がOKになったとのこと。おかげで絵葉書代が節約できた。(その後再び撮影禁止となった模様)

2024/03/02 一部修正

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
3.5
グルメ
3.5
ショッピング
2.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
観光バス 徒歩
航空会社
ルフトハンザドイツ航空 ターキッシュ エアラインズ
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社

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  • 4/7<br /><br />14:00 コルドバからA4号線を2時間ひた走り、バスはアンダルシアからラ・マンチャへ入る。プエルトラピセという場所で高速を降るが、ここはドン・キホーテゆかりの地とのこと。<br />

    4/7

    14:00 コルドバからA4号線を2時間ひた走り、バスはアンダルシアからラ・マンチャへ入る。プエルトラピセという場所で高速を降るが、ここはドン・キホーテゆかりの地とのこと。

  • &quot;VENTA DEL QUIJOTE&quot;という名のレストランで昼食、メニューは、ピスト、チキンのシチュー、花形パイ・アイスクリーム添え。右下の写真はこの店の入り口。<br />

    "VENTA DEL QUIJOTE"という名のレストランで昼食、メニューは、ピスト、チキンのシチュー、花形パイ・アイスクリーム添え。右下の写真はこの店の入り口。

  • レストランの2階にはドンキ・ホーテ博物館なるものがあり、1Fにはお土産屋。ここで地ワインなどを購入。<br />

    レストランの2階にはドンキ・ホーテ博物館なるものがあり、1Fにはお土産屋。ここで地ワインなどを購入。

  • A4号線からCM42号線へ入り、しばらく行くと車窓にこんな風景が見えてきた。コンスエグラだ。<br />

    A4号線からCM42号線へ入り、しばらく行くと車窓にこんな風景が見えてきた。コンスエグラだ。

  • コンスエグラはマドリッドの南方約100kmほどの大平原の真ん中にある小さな町。町の裏手にある100mほどの小山に11基のクラシックな風車が立っていることで有名。<br />

    コンスエグラはマドリッドの南方約100kmほどの大平原の真ん中にある小さな町。町の裏手にある100mほどの小山に11基のクラシックな風車が立っていることで有名。

  • 西ゴート時代の遺跡だそうだが、添乗員さんの話しによると修復をやっているところを見たことが無いそうだ。<br /><br />*今は修復も終わって入城できるそうです。<br />

    西ゴート時代の遺跡だそうだが、添乗員さんの話しによると修復をやっているところを見たことが無いそうだ。

    *今は修復も終わって入城できるそうです。

  • 風車よりも周りの平原の眺めのほうが雄大ですばらしいかも。<br />

    イチオシ

    風車よりも周りの平原の眺めのほうが雄大ですばらしいかも。

  • 町の反対側はこんな感じ。<br />

    町の反対側はこんな感じ。

  • RUTA DE DON QUIJOTE(ドン・キホーテの道)だそうだ。<br />

    RUTA DE DON QUIJOTE(ドン・キホーテの道)だそうだ。

  • 今はもう動かない。まあ、観光用か。<br />

    イチオシ

    今はもう動かない。まあ、観光用か。

  • 風車にはそれぞれ「名前」がついている。<br />

    風車にはそれぞれ「名前」がついている。

  • たまに土産物など売っている場合もあるそうだが、この日は客が少ないせいか、それともシエスタなのか開いていなかった。<br />

    たまに土産物など売っている場合もあるそうだが、この日は客が少ないせいか、それともシエスタなのか開いていなかった。

  • コンスエグラは人口1万人ほどの小さい町だが、大平原の真ん中にある町。日本で地平線を見れるのは北海道の一部くらいなので、風車よりこの大平原の方が感動した。<br />

    コンスエグラは人口1万人ほどの小さい町だが、大平原の真ん中にある町。日本で地平線を見れるのは北海道の一部くらいなので、風車よりこの大平原の方が感動した。

  • 平原の向こう側には現代の風車がラ・マンチャの風を受けて回っていた。<br />

    平原の向こう側には現代の風車がラ・マンチャの風を受けて回っていた。

  • コンスエグラを後にCM42号線を40分ほど走るとトレドの街が見えてきた。もうすぐエル・グレコに逢える。<br />

    コンスエグラを後にCM42号線を40分ほど走るとトレドの街が見えてきた。もうすぐエル・グレコに逢える。

  • 17:00 バスは旧市街へどんどん入って行き、アルカサル軍事博物館近くのホテル・アルフォンソ・セスト(6世)前で我々を降ろした。<br />

    17:00 バスは旧市街へどんどん入って行き、アルカサル軍事博物館近くのホテル・アルフォンソ・セスト(6世)前で我々を降ろした。

  • ドン・キホーテがお出迎え。<br />

    ドン・キホーテがお出迎え。

  • 添乗員さんの判断で行程表に無いカテドラルに入場するため、荷物だけ置いてただちに出発。右に見える壁はアルカサル。アルカサルでアルカサレルのじゃ〜。(シーン)<br />

    添乗員さんの判断で行程表に無いカテドラルに入場するため、荷物だけ置いてただちに出発。右に見える壁はアルカサル。アルカサルでアルカサレルのじゃ〜。(シーン)

  • 観光地ではお馴染みのソコ・トレインが行く。<br />

    観光地ではお馴染みのソコ・トレインが行く。

  • ソコドベール広場を左折、賑やかなメインロードを進むとカテドラルの鐘楼が見えてきた。<br />

    ソコドベール広場を左折、賑やかなメインロードを進むとカテドラルの鐘楼が見えてきた。

  • 17:50 カテドラルの入場券売り場はここ。行程外なので個人購入(E14)。18:00に閉まってしまうのでギリギリセーフ。Wさん、ありがとう。<br />

    17:50 カテドラルの入場券売り場はここ。行程外なので個人購入(E14)。18:00に閉まってしまうのでギリギリセーフ。Wさん、ありがとう。

  • カテドラル入場。我々が入場すると係員はすぐに門を閉めてしまった。<br />

    カテドラル入場。我々が入場すると係員はすぐに門を閉めてしまった。

  • 祭壇の上の方から光りが・・・<br />

    祭壇の上の方から光りが・・・

  • ん、あれは・・・<br />

    ん、あれは・・・

  • こういう仕掛けだったのね。<br />

    こういう仕掛けだったのね。

  • マリア様

    マリア様

  • 聖具室へ入場(撮り忘れたのでパンフより)<br />

    聖具室へ入場(撮り忘れたのでパンフより)

  • エル・グレコ『聖衣剥奪』。やっとグレコに逢えた。<br />

    エル・グレコ『聖衣剥奪』。やっとグレコに逢えた。

  • エル・グレコ『キリスト』<br />

    エル・グレコ『キリスト』

  • エル・グレコ『聖アンデレ』<br />

    エル・グレコ『聖アンデレ』

  • エル・グレコ『聖ペテロ』<br /><br />注)キャプチャー(タイトル札)が無いので、聖12使徒の名は持っているもので判断しています。違っていたらごめんなさい。<br />

    エル・グレコ『聖ペテロ』

    注)キャプチャー(タイトル札)が無いので、聖12使徒の名は持っているもので判断しています。違っていたらごめんなさい。

  • エル・グレコ『聖・大ヤコブ』<br />

    エル・グレコ『聖・大ヤコブ』

  • エル・グレコ『聖ヨハネ』

    エル・グレコ『聖ヨハネ』

  • エル・グレコ『聖マタイ』

    エル・グレコ『聖マタイ』

  • ラファエロでしょうか? 誰の画かわかりませんが、こんな綺麗な画もありました。<br />

    ラファエロでしょうか? 誰の画かわかりませんが、こんな綺麗な画もありました。

  • 最後に大祭壇を見ます。<br />

    最後に大祭壇を見ます。

  • 鉄格子の隙間から撮影

    鉄格子の隙間から撮影

  • UPです。当時のスペインの国力がわかりますね。<br />

    UPです。当時のスペインの国力がわかりますね。

  • マリアの上にキリスト、キリストの両側にいるのはゴルゴタの丘で一緒に磔刑にされた悪者でしょうか?<br />

    マリアの上にキリスト、キリストの両側にいるのはゴルゴタの丘で一緒に磔刑にされた悪者でしょうか?

  • パイプオルガン

    パイプオルガン

  • 微笑むマリア像

    イチオシ

    微笑むマリア像

  • フェルナンド王とイサベル女王がかぶった王冠。トレド・カテドラル、素晴らしかったです。いいものを見せていただきました。<br />

    フェルナンド王とイサベル女王がかぶった王冠。トレド・カテドラル、素晴らしかったです。いいものを見せていただきました。

  • 18:40 一同と分かれ、早足で向かったのはサンタ・クルス美術館(19:00閉館)。<br />

    18:40 一同と分かれ、早足で向かったのはサンタ・クルス美術館(19:00閉館)。

  • なんか様子がおかしかったので受付のお姉さんに聞くと(英語です)今グレコ祭り開催中で特別展示をやっている模様。E20もするので躊躇するが「サンタ・クルス・ミュージアム、オンリー」と言うと「フリー」との返事。<br /><br />*結果論ではあるが、このときE20払って特別展示を見るべきだった。<br />

    なんか様子がおかしかったので受付のお姉さんに聞くと(英語です)今グレコ祭り開催中で特別展示をやっている模様。E20もするので躊躇するが「サンタ・クルス・ミュージアム、オンリー」と言うと「フリー」との返事。

    *結果論ではあるが、このときE20払って特別展示を見るべきだった。

  • 喜び勇んで入るがメインの画はこれ、これってさっきカテドラルで見てきた「聖衣剥奪」では?<br />

    喜び勇んで入るがメインの画はこれ、これってさっきカテドラルで見てきた「聖衣剥奪」では?

  • 本当はこちらの『無原罪のお宿り』(ガイドブック撮影)が見たかったのだが、どうも特別展のほうへ行ってしまった模様。残念。<br />

    本当はこちらの『無原罪のお宿り』(ガイドブック撮影)が見たかったのだが、どうも特別展のほうへ行ってしまった模様。残念。

  • 20:00 ホテル隣のレストランで夕食。メニューは”サラダ、ポークチョップグリル、フライドポテト、プリン”だった。夕食後ホテルの周囲をブラブラ。写真はライトアップされたアルカサル軍事博物館。内戦時代に破壊され再建された建物。<br />

    20:00 ホテル隣のレストランで夕食。メニューは”サラダ、ポークチョップグリル、フライドポテト、プリン”だった。夕食後ホテルの周囲をブラブラ。写真はライトアップされたアルカサル軍事博物館。内戦時代に破壊され再建された建物。

  • 4/8<br /><br />7:00 今日は10:00出発なので、ゆっくりと起床。ベランダに出てみると。<br />

    4/8

    7:00 今日は10:00出発なので、ゆっくりと起床。ベランダに出てみると。

  • 屋根越しにパラドール・デ・トレドが見える。なお、パラドールの下の道はトレドの展望台となっている。<br />

    屋根越しにパラドール・デ・トレドが見える。なお、パラドールの下の道はトレドの展望台となっている。

  • 朝食は7:30から。メニューは可も無く不可も無し。<br />

    朝食は7:30から。メニューは可も無く不可も無し。

  • 8:30 スーツケースのパッキング、廊下出し後、街歩き開始。まずはビサグラ新門を目指す。左手の塔がビサグラ新門。右の建物はタベーラ病院。ちなみにタベーラ病院にはエル・グレコの『聖家族』がある。<br />

    8:30 スーツケースのパッキング、廊下出し後、街歩き開始。まずはビサグラ新門を目指す。左手の塔がビサグラ新門。右の建物はタベーラ病院。ちなみにタベーラ病院にはエル・グレコの『聖家族』がある。

  • エル・グレコ『聖家族』 左の女性はマリアの母で聖アンナ、右はマリアの夫で聖ヨセフ。(ガイドブックより)<br />

    エル・グレコ『聖家族』 左の女性はマリアの母で聖アンナ、右はマリアの夫で聖ヨセフ。(ガイドブックより)

  • ビサグラ新門、街の内側。<br />

    ビサグラ新門、街の内側。

  • ビサグラ新門、街の外側。歩道からはみ出ると危険なため、これで精一杯。<br />

    ビサグラ新門、街の外側。歩道からはみ出ると危険なため、これで精一杯。

  • 門の上の方はこんな感じ。<br />

    門の上の方はこんな感じ。

  • 羊ちゃんがプレゼントされている。<br />

    羊ちゃんがプレゼントされている。

  • 門は2重になっており中庭のようなところにはカルロス5世の像がある。<br />

    門は2重になっており中庭のようなところにはカルロス5世の像がある。

  • 内側の門には2本の塔が備わっている。<br />

    内側の門には2本の塔が備わっている。

  • 今来た道を戻りながら、最後のビサグラ新門を撮る。<br />

    今来た道を戻りながら、最後のビサグラ新門を撮る。

  • 次にアルカンタラ橋を目指すが、途中で道路が通行止めとなっており、迂回をしいられる。(この迂回路もグーグルで研究済み)<br />

    次にアルカンタラ橋を目指すが、途中で道路が通行止めとなっており、迂回をしいられる。(この迂回路もグーグルで研究済み)

  • これがその工事現場。どうも地下駐車場へのアクセス道路か、エスカレータの建設のようだ。<br />

    これがその工事現場。どうも地下駐車場へのアクセス道路か、エスカレータの建設のようだ。

  • タホ川が鏡のようだ。川の向こうに大きな駐車場があるが、もしかしたら許可車以外はここからバスに乗り換えなのかも知れない。<br />

    タホ川が鏡のようだ。川の向こうに大きな駐車場があるが、もしかしたら許可車以外はここからバスに乗り換えなのかも知れない。

  • アルカンタラ橋が見えてきた。なお、昔のトレドの出入り口はビサグラ新門、アルカンタラ橋、そして後で行くサン・マルティン橋しか無かった。<br />

    アルカンタラ橋が見えてきた。なお、昔のトレドの出入り口はビサグラ新門、アルカンタラ橋、そして後で行くサン・マルティン橋しか無かった。

  • 橋の中央部から見た北側。<br />

    橋の中央部から見た北側。

  • 同じく南側。

    同じく南側。

  • まさかこんな橋にも愛の鍵があるとはびっくりした。”愛は石よりも強し。”<br />

    まさかこんな橋にも愛の鍵があるとはびっくりした。”愛は石よりも強し。”

  • 橋の中央から眺めたトレドの街。要塞だったのがわかる。<br />

    橋の中央から眺めたトレドの街。要塞だったのがわかる。

  • 橋は写らないが、まあまあの1枚。<br />

    イチオシ

    橋は写らないが、まあまあの1枚。

  • トレド側の橋の門。イサベル女王とフェルナンド王の紋章が彫り込まれている。<br />

    トレド側の橋の門。イサベル女王とフェルナンド王の紋章が彫り込まれている。

  • 第六感に従い、人の後をついて行くと、こんなエスカレーターに乗り、さっき歩いた道まで戻った。<br />

    第六感に従い、人の後をついて行くと、こんなエスカレーターに乗り、さっき歩いた道まで戻った。

  • ソコドベール広場はまだ閑散としています。<br />

    ソコドベール広場はまだ閑散としています。

  • 10:00 一旦ホテルに戻り休憩後、時間になったのでホテル前に集合。男性の現地ガイドさんと合流し、トレド街角歩き開始。手始めに、路地に入ると、<br />

    10:00 一旦ホテルに戻り休憩後、時間になったのでホテル前に集合。男性の現地ガイドさんと合流し、トレド街角歩き開始。手始めに、路地に入ると、

  • ちゃんとメイインロードに出た、目指すはサント・トメ教会。<br />

    ちゃんとメイインロードに出た、目指すはサント・トメ教会。

  • 教会到着。入り口前で添乗員さんからうれしいお知らせが。なんとノーフラッシュなら写真撮影OKとのこと。<br />

    教会到着。入り口前で添乗員さんからうれしいお知らせが。なんとノーフラッシュなら写真撮影OKとのこと。

  • 入場すると、すぐの場所にエル・グレコ最高傑作の『オルガス伯爵の埋葬』が。<br />

    入場すると、すぐの場所にエル・グレコ最高傑作の『オルガス伯爵の埋葬』が。

  • 伝説によればオルガス伯爵が埋葬されるときに聖ステファノと聖アウグスティヌスが天国から降臨し、葬送に参列していた人々の目の前で、オルガス伯を埋葬したといわれている。下の方はその埋葬の様子が描かれている。<br />

    伝説によればオルガス伯爵が埋葬されるときに聖ステファノと聖アウグスティヌスが天国から降臨し、葬送に参列していた人々の目の前で、オルガス伯を埋葬したといわれている。下の方はその埋葬の様子が描かれている。

  • 上の方には、伯爵の魂が天使に抱かれて天上界へ行き、聖ヨハネから聖母マリア、主イエス、そして多くの聖人たちに伯爵がいかに良いことをしたか説明しているシーンが描かれている。<br />

    上の方には、伯爵の魂が天使に抱かれて天上界へ行き、聖ヨハネから聖母マリア、主イエス、そして多くの聖人たちに伯爵がいかに良いことをしたか説明しているシーンが描かれている。

  • 中央でこちらを凝視しているのがエル・グレコと言われている。<br />

    中央でこちらを凝視しているのがエル・グレコと言われている。

  • この少年はグレコの子で、ホルヘ・マヌエルと言います。<br />

    この少年はグレコの子で、ホルヘ・マヌエルと言います。

  • 少年のポケットからはみ出たハンカチにグレコのサインがギリシャ語で書かれています。(パネル撮影)

    少年のポケットからはみ出たハンカチにグレコのサインがギリシャ語で書かれています。(パネル撮影)

  • エル・グレコ美術館前を通過し、<br />

    エル・グレコ美術館前を通過し、

  • かつてのシナゴーグ(ユダヤ教会)前を通過し、<br />

    かつてのシナゴーグ(ユダヤ教会)前を通過し、

  • サン・マルティン橋を渡ります。<br />

    サン・マルティン橋を渡ります。

  • バスに乗り、しばらく行くとトレドを望む展望台到着。<br />

    イチオシ

    バスに乗り、しばらく行くとトレドを望む展望台到着。

  • 左側

    左側

  • 真ん中

    真ん中

  • そして右側。

    そして右側。

  • パノラマも撮ってみました。

    イチオシ

    パノラマも撮ってみました。

  • ん、河原に人が

    ん、河原に人が

  • がんばってね・・・<br /><br />これで「2014スペイン旅行記5:トレド」は終了です。本日も最後まで、ご覧いただきありがとうございます。<br /><br />2020/07/15 一部修正済み、2024/03/02 一部修正

    がんばってね・・・

    これで「2014スペイン旅行記5:トレド」は終了です。本日も最後まで、ご覧いただきありがとうございます。

    2020/07/15 一部修正済み、2024/03/02 一部修正

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この旅行記へのコメント (8)

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  • akikoさん 2014/06/17 00:32:12
    美しいトレドの街並み
    chiak-kさん、はじめまして

    「エル・グレコの魂を感じて・・・」を見せていただきました。
    私も5月末にトレドを訪れたのですが、chiak-kさんと同じようにエル・グレコに惹かれ、ゆかりがあるということで決めた旅でした。

    カテドラルでは、「そうそうこれを見たわ!」ってうれしくなりながら次々と拝見しました。特に聖歌隊席の「白い聖母」(ほほ笑むマリア)の写真がとってもきれいで、気に入りました。背後のステンドグラスが輝くなか、聖マリアがこれ以上ない素敵な笑顔で幼子キリストを見つめている姿!大好きです。chiak-kさんが訪問された時は柵は設置されていなかったのでしょうか?私の時は背の高い柵があって柵越しにしか見ることができませんでした。

    それからアルカンタラ橋からアルカサル方面を撮った写真も大好きです。
    chiak-kさんのトップページのトレドの写真、パノラマ写真も素敵ですね。

    サンタ・クルス美術館で催されていたエル・グレコ展ですが、私はネット予約していたので、贅沢にも1点1点独占するように見ることができました。とても見応えがあり、グレコの作品を堪能できました♪

    akiko

    chiaki-k

    chiaki-kさん からの返信 2014/06/17 08:16:22
    RE: はじめまして
    akikoさん、はじめまして。スペイン旅行記に投票ありがとうございます。
    また、トップページの写真など、お褒めいただき、とても嬉しいです。

    *EL GRECO 2014 ・・・見落としてました。
     サンタ・クルス美術館で気がつきました(^^;;

    *トレド駅・・・時間があれば行きたかったです。
     ツアーは自由時間を生み出すのが至難の業なんです。

    *アルカンタラ橋・・・対岸から橋を入れた写真も撮影したんですが、
     コントラストが強すぎ、旅行記へのUPは見合わせました。

    *セルバンテスの像・・・往復したはずですが、何故か記憶がありません。
     人混みに紛れ込んだのかも知れませんね。

    >chiak-kさんが訪問された時は柵は設置されていなかったのでしょうか?

    微笑むマリア像ですが、私とカミさんが撮影した写真を全部チェックしましたが
    柵は写っていません。もしかしたら後から設置したのかも知れませんね。

    > chiak-kさんのトップページのトレドの写真、パノラマ写真も素敵ですね。

    ありがとうございます。写真サイズの指定が無いので、試行錯誤を繰り返し
    なんとか見れるものを貼り付けました。

    > サンタ・クルス美術館で催されていたエル・グレコ展ですが・・・

    知っていれば見れたはずですが、事前情報収集不足でした。

    トレドその2、期待してます。では、また。

    chiaki-k
  • rinnmamaさん 2014/05/07 22:10:33
    サント・トメ教会
    chiak-kさん、こんばんは

    トレド疲れました〜
    1泊分の洋服だけでしたが、預ける
    ロッカーがなくて、夫はバテるし
    迷路をウロウロ。
    その点はツアーは効率がいいですね

    オスガル伯爵は撮影okだったんですね。駄目と思って聞きもしなかった。残念・・

    でも、エルグレコ美術館では全て
    写してきましたし、パラドールにも
    飾ってありましたので、写せました

    アルカンタラ橋でバスを降りて、
    ブラブラ散策しましたが、坂道と
    石畳、暑さには参りました。

    今回も良く歩きました〜
    まだ、膝、ふくらはぎが痛くて、本日のフラレッスンはきつかった^_^

    年には勝てませんね!
    また、ユックリ訪問させて頂きます。取り急ぎ、お礼まで。rinnmawa

    chiaki-k

    chiaki-kさん からの返信 2014/05/08 06:35:41
    RE: お帰りなさい
    rinnmamaさん、お帰りなさい。スペイン旅行記に投票ありがとうございます。

    > オスガル伯爵は撮影okだったんですね・・・

    私も期待していなかったんですが、団体のみなのか、現地ガイドさんの
    取り計らいだったのか不明です。まあ、ラッキーだったことにしておきます。

    >パラドールにも 飾ってありましたので・・・

    パラドールからの夜景、拝見しました。次回があれば泊まってみたいです。

    > 石畳、暑さには参りました。

    やはり暑かったようですね。私もスペインの暑さにビックリしました。

    > その点はツアーは効率がいいですね

    ツアーの良い点の一つは荷物の心配がいらないことです。
    また、町歩きにしても街の上から出発して、坂を下り、橋を渡ったところで
    バスが待っているとか、高齢者でも無理の無いように考えてありますね。

    > 年には勝てませんね!

    同感です。私も最近、右膝に違和感があります。

    > また、ユックリ訪問させて頂きます。取り急ぎ、お礼まで。

    スペイン旅行記、ダイジェスト版のUPお待ちしています。

    では、また。

    chiaki-k
  • frau.himmelさん 2014/05/03 21:50:01
    エル・グレコ、堪能させていただきました!
    chiaki-kさん、こんばんは。

    いやー、今日はエル・グレコをお腹いっぱい堪能させていただきました。
    タグなしで、あの聖人達の名前は、持ち物やしぐさで判断なさったのですか?
    凄いですね〜。
    宗教画が本当にお好きなのですね。

    またお邪魔します。
    ありがとうございました。

    himmel

    chiaki-k

    chiaki-kさん からの返信 2014/05/04 13:10:06
    RE: エル・グレコ、堪能させていただきました!
    frau.himmelさん、こんにちは。スペイン旅行記に投票ありがとうございます。

    また、エル・グレコ、ご堪能いただけたようで、嬉しいです。

    > タグなしで、あの聖人達の名前は、持ち物やしぐさで判断なさったのですか?

    通常はキャプションを撮影、次に画を撮影するのですが、教会に飾ってあった
    十二使徒の画には何も無かったため、後日十二使徒の持ち物をNETで調べました。

    ペテロ=天国の鍵
    ヨハネ=竜の巻き付いた杯
    アンドレ=×字型十字架
    大ヤコブ=剣、杖
    ピリポ=十字架
    バルトマイ=ナイフ
    マタイ=ペン、インク壺、書物
    トマス=槍、短剣、定規
    小ヤコブ=司祭杖、司祭服
    シモン=のこぎり
    マティア=斧
    タダイ=棍棒

    と、なっているようです。なお、判断のつかない画はUPを見合わせました。

    > 宗教画が本当にお好きなのですね。

    本当は風景画なんですが、この当時、画で生活する為には宗教画を描いて、教会に
    買ってもらうしかなかったので、仕方ないかなと思います。それでも神や聖人の
    後ろや足下に、小さく風景や花などが描かれている場合がありますので、
    見落とさないようにしています。

    では、また。

    chiaki-k
  • うさみみさん 2014/04/28 00:40:29
    こんばんは。
    chiaki-kさん こんばんは。

    先日はご訪問、投票 ありがとうございました。

    風車の丘からの眺め、トレドの風景、素晴らしいの一言です。
    実際に見れたらどんなにかいいでしょうね。
    今回、トレドは泣く泣くパスします >_<

    NO.1 から写真、内容ともに見応えたっぷりの旅行記ですね。
    不勉強な私には いい予習になります(^o^)

    ご旅行中、帰国後にもご丁寧なメールをいただきまして
    ありがとうございました。旅行中にメールを送るなど
    余裕のない私にはとてもできないことです。
    あらためてお礼申し上げます。

    30日から行ってまいります。   うさみみ

    chiaki-k

    chiaki-kさん からの返信 2014/04/28 06:54:40
    RE: こんにちは
    うさみみさん、こんにちは。スペイン旅行記にたくさんの投票をいただき
    グラシアス×6です。

    スペインの印象は、日なた暑い、人少ない(マドリッド・バルセロナ以外は)
    車少ない(同じ)、物価安い、食べ物おいしい、と良いことづくめでした。
    スペイン旅行を考えている方にも自信をもって、お勧めできますね。

    > 今回、トレドは泣く泣くパスします >_<

    それは残念、またいつかリベンジしてください。

    > 30日から行ってまいります。 

    スペイン旅行、楽しんでください。そして帰国後は楽しい旅行記を
    お待ちしています。

    chiaki-k

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