ワディ・ラム旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2014年の4月初めに春のヨルダンを訪れました。中東地域では初めてのレンタカーを借りてのセルフドライブ旅行でした。ちょうど花の季節に当たり、ドライブ途中の道路沿いには様々な花々が咲き誇り、車窓を楽しませてくれました。ヨルダンの国花であるブラックアイリスにも出会うことができました。旅行の日程は以下の通りです。<br /><br />4月1日 夜9時過ぎ成田をエミレーツ航空で発ち、ドバイ経由でアンマンへ。<br />4月2日 午前10時ごろアンマン空港着。レンタカーを借り出し、デザートハイウェイを経てぺトラへ。<br />4月3日 終日ぺトラ見学。夜はペトラ・バイ・ナイト。<br />4月4日 ぺトラ二日目。見学後クイーンズハイウェイ、デザートハイウェイを経てアカバの海岸リゾートホテル(ラディソン)へ。<br />4月5日 終日アカバ海岸。その後アカバ市内のホテルへ移動。<br />4月6日 アカバからワディラムへ。ラム村で4輪駆動車に乗り、砂漠の中のキャンプへ。キャンプ泊。<br />4月7日 ラム村まで戻り、その後ぺトラ、リトルぺトラを経てダーナ村へ。<br />4月8日 ダーナ村から死海へ。死海沿いのリゾートホテル(クラウンプラザ)に宿泊。<br />4月9日 死海からカラクを経て、クイーンズハイウェイをマダバへ。マダバ市内泊。<br />4月10日 マダバ市内見学後ネボ山へ。その後アンマン空港まで戻りレンタカー返却。空港発17:30、ドバイ経由成田へ。<br />4月11日 夕方成田着。 <br /><br />第三部は、ワディラムのベドウィン・キャンプでの滞在記録です。(表紙写真は、ベドウィン・キャンプ前の絶景)<br />

春のヨルダン・セルフドライブ&花紀行ー(3)ワディラムのベドウィン・キャンプへ

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2014/04/06 - 2014/04/07

45位(同エリア157件中)

miharashi

miharashiさん

2014年の4月初めに春のヨルダンを訪れました。中東地域では初めてのレンタカーを借りてのセルフドライブ旅行でした。ちょうど花の季節に当たり、ドライブ途中の道路沿いには様々な花々が咲き誇り、車窓を楽しませてくれました。ヨルダンの国花であるブラックアイリスにも出会うことができました。旅行の日程は以下の通りです。

4月1日 夜9時過ぎ成田をエミレーツ航空で発ち、ドバイ経由でアンマンへ。
4月2日 午前10時ごろアンマン空港着。レンタカーを借り出し、デザートハイウェイを経てぺトラへ。
4月3日 終日ぺトラ見学。夜はペトラ・バイ・ナイト。
4月4日 ぺトラ二日目。見学後クイーンズハイウェイ、デザートハイウェイを経てアカバの海岸リゾートホテル(ラディソン)へ。
4月5日 終日アカバ海岸。その後アカバ市内のホテルへ移動。
4月6日 アカバからワディラムへ。ラム村で4輪駆動車に乗り、砂漠の中のキャンプへ。キャンプ泊。
4月7日 ラム村まで戻り、その後ぺトラ、リトルぺトラを経てダーナ村へ。
4月8日 ダーナ村から死海へ。死海沿いのリゾートホテル(クラウンプラザ)に宿泊。
4月9日 死海からカラクを経て、クイーンズハイウェイをマダバへ。マダバ市内泊。
4月10日 マダバ市内見学後ネボ山へ。その後アンマン空港まで戻りレンタカー返却。空港発17:30、ドバイ経由成田へ。
4月11日 夕方成田着。 

第三部は、ワディラムのベドウィン・キャンプでの滞在記録です。(表紙写真は、ベドウィン・キャンプ前の絶景)

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配
  • アラビアのロレンスの舞台・ワディラム。映画では激しい戦闘の舞台だったが、実際は砂漠のキャンプが体験できる人気の観光地だ。砂漠の中に多くのベドウィン・キャンプがあり、ネットからでも予約できる。今回予約したのは、Bedouin Meditation Camp(写真の黒いテント群)。Booking.comから予約したが、ワディラムの一番奥にあり、口コミの評価も高く、ホームページで半日の砂漠ツアーも挙行とあったので、選んだ。宿泊の予約後、メールで半日ツアーを予約したが、そのやり取りもスムーズだった。<br />4月6日、アカバのホテルを午前中にチェックアウトし、デザートハイウェイをアンマン方向に走り、マアーンの手前でワディラムへの道に入る。

    アラビアのロレンスの舞台・ワディラム。映画では激しい戦闘の舞台だったが、実際は砂漠のキャンプが体験できる人気の観光地だ。砂漠の中に多くのベドウィン・キャンプがあり、ネットからでも予約できる。今回予約したのは、Bedouin Meditation Camp(写真の黒いテント群)。Booking.comから予約したが、ワディラムの一番奥にあり、口コミの評価も高く、ホームページで半日の砂漠ツアーも挙行とあったので、選んだ。宿泊の予約後、メールで半日ツアーを予約したが、そのやり取りもスムーズだった。
    4月6日、アカバのホテルを午前中にチェックアウトし、デザートハイウェイをアンマン方向に走り、マアーンの手前でワディラムへの道に入る。

  • デザートハイウェイをアカバ方面から来たときに見える、ワディ・ラムに入るための案内板。青い屋根のモスクが目印。ここを右折してワディラムに向かう。なお、アンマン方面から来たときは、いったんハイウェイをUターンしてから入るようになるので注意が必要。同様に、ワディラムから出るときも、アンマン方面はそのままハイウェイに乗れるが、アカバに向かうにはいったんアンマン方面に走ってからUターンする。<br />ワディラムに入る直前に警官に車を止められ、簡単なパスポートのチェックを受けた。日本人とわかると親切に挨拶をしてくれた(どこでも親日だ)。アカバは経済特区ということで、大型車両は専用の駐車場に入ってチェックを受けることになっている。私たちは素通りして安心した矢先に警官の誘導で道路わきに止められ、チェックを受けたのだった。<br /><br /><br />

    デザートハイウェイをアカバ方面から来たときに見える、ワディ・ラムに入るための案内板。青い屋根のモスクが目印。ここを右折してワディラムに向かう。なお、アンマン方面から来たときは、いったんハイウェイをUターンしてから入るようになるので注意が必要。同様に、ワディラムから出るときも、アンマン方面はそのままハイウェイに乗れるが、アカバに向かうにはいったんアンマン方面に走ってからUターンする。
    ワディラムに入る直前に警官に車を止められ、簡単なパスポートのチェックを受けた。日本人とわかると親切に挨拶をしてくれた(どこでも親日だ)。アカバは経済特区ということで、大型車両は専用の駐車場に入ってチェックを受けることになっている。私たちは素通りして安心した矢先に警官の誘導で道路わきに止められ、チェックを受けたのだった。


  • 途中列車の線路をまたぎ、もう走らなくなった列車を展示していたところを左手に見て走っていくと、ようやくワディラムの山々が前方に現れてきた。

    途中列車の線路をまたぎ、もう走らなくなった列車を展示していたところを左手に見て走っていくと、ようやくワディラムの山々が前方に現れてきた。

  • 上の写真の左側に見える三角形の岩山を拡大。7つの知恵の柱と呼ばれる岩山だ。

    上の写真の左側に見える三角形の岩山を拡大。7つの知恵の柱と呼ばれる岩山だ。

  • デザートハイウェイから分かれてから 20Km位走り、ようやくビジターセンターが見えてきた。入口にはベドウィンの男たちが待っていて、入場料をここで払えと言う。チケット窓口があるのかと思っていたので、この男に払って大丈夫かなと不安になってしまった。とりあえず、車を入口に止めさせてもらい(帰るときわかったのだが駐車場があった)、トイレを使わせてもらってから、窓口のないことを確かめた後、同じ人に一人5ディナール支払って、入場。

    デザートハイウェイから分かれてから 20Km位走り、ようやくビジターセンターが見えてきた。入口にはベドウィンの男たちが待っていて、入場料をここで払えと言う。チケット窓口があるのかと思っていたので、この男に払って大丈夫かなと不安になってしまった。とりあえず、車を入口に止めさせてもらい(帰るときわかったのだが駐車場があった)、トイレを使わせてもらってから、窓口のないことを確かめた後、同じ人に一人5ディナール支払って、入場。

  • 左手に7つの知恵の柱をながめながら車を走らせること10分弱、ベドウィン達の住むラム村に約束の1時間前に到着。メールでGoogle Earthの画像を送り、場所を教えてもらったキャンプのオフィスに向かった。店に尋ねたらここがそうだと言われた。看板がでていないので(看板はオフィスの部屋の中にあった)、外からはわからない。中にはいるとベドウィンの男性と白人の若い女性が椅子に座っていた。女性はノルウェー人でボランティアで2か月も滞在しているとのこと。ベドウィンの若い男性とかなり親密そうだった。

    左手に7つの知恵の柱をながめながら車を走らせること10分弱、ベドウィン達の住むラム村に約束の1時間前に到着。メールでGoogle Earthの画像を送り、場所を教えてもらったキャンプのオフィスに向かった。店に尋ねたらここがそうだと言われた。看板がでていないので(看板はオフィスの部屋の中にあった)、外からはわからない。中にはいるとベドウィンの男性と白人の若い女性が椅子に座っていた。女性はノルウェー人でボランティアで2か月も滞在しているとのこと。ベドウィンの若い男性とかなり親密そうだった。

  • 1時まで待って、ようやく砂漠ツアーに出発。ツアーの終点が今夜泊まるキャンプだ。レンタカーは置いていく必要があるが、オフィスの敷地にいれてくれるとのことでキーを預けた。4輪駆動車の荷台に私たち夫婦、運転席にはベドウィンのガイド兼ドライバー(名前はホセ)と先ほどのノルウェー女性が乗車。走り始めると、早速砂漠の中に聳える奇岩群が見えてきた。

    1時まで待って、ようやく砂漠ツアーに出発。ツアーの終点が今夜泊まるキャンプだ。レンタカーは置いていく必要があるが、オフィスの敷地にいれてくれるとのことでキーを預けた。4輪駆動車の荷台に私たち夫婦、運転席にはベドウィンのガイド兼ドライバー(名前はホセ)と先ほどのノルウェー女性が乗車。走り始めると、早速砂漠の中に聳える奇岩群が見えてきた。

  • ツアーの最初に立ち寄ったのは、ロレンスの泉。<br />

    ツアーの最初に立ち寄ったのは、ロレンスの泉。

  • 木が一本生えたところが泉があるところだそうだ。

    木が一本生えたところが泉があるところだそうだ。

  • 泉のそばの岩山は見上げるほど高い。<br />

    泉のそばの岩山は見上げるほど高い。

  • 泉から引いた家畜の飲み水。かなりにごっている。

    泉から引いた家畜の飲み水。かなりにごっている。

  • ちょうどそのときラクダに乗って他の観光客がやってきた。絵になるので撮影。

    ちょうどそのときラクダに乗って他の観光客がやってきた。絵になるので撮影。

  • 近づいてくるラクダの一軍。私たちもオフィスでラクダに乗らないかと勧められたが、暑いし、時間がかかるので、ことわった。

    近づいてくるラクダの一軍。私たちもオフィスでラクダに乗らないかと勧められたが、暑いし、時間がかかるので、ことわった。

  • ロレンスの泉の岩山をあとにして、さらに砂漠の奥へと車は走る。

    ロレンスの泉の岩山をあとにして、さらに砂漠の奥へと車は走る。

  • 険しい岩山のそばを走っていく。

    険しい岩山のそばを走っていく。

  • 赤みを帯びた砂丘。指差したてっぺんまで登れば絶景が見えるというので、登ってみることにした。なかなか先に進めなくて、苦戦。ガイドのホセにバッグを持ってもらって、なんとか登りきることができた。ノルウェーの女の子は途中で断念。昨年登れなかったナミビアの砂丘はもっと高かったので、登ったとしても途中で断念しただろう。

    赤みを帯びた砂丘。指差したてっぺんまで登れば絶景が見えるというので、登ってみることにした。なかなか先に進めなくて、苦戦。ガイドのホセにバッグを持ってもらって、なんとか登りきることができた。ノルウェーの女の子は途中で断念。昨年登れなかったナミビアの砂丘はもっと高かったので、登ったとしても途中で断念しただろう。

  • 砂丘の頂上からこれから行く方角を見ると、たしかに絶景だった。ガイドのホセ君をいれて撮影。彼はこのあとさっさと砂丘を下って行き、私たちが下るまでノルウェー女性とおしゃべりに興じていた。

    砂丘の頂上からこれから行く方角を見ると、たしかに絶景だった。ガイドのホセ君をいれて撮影。彼はこのあとさっさと砂丘を下って行き、私たちが下るまでノルウェー女性とおしゃべりに興じていた。

  • 砂丘の頂上にはきれいな薄紫の花が咲いていた。

    砂丘の頂上にはきれいな薄紫の花が咲いていた。

  • こちらは白い花。

    こちらは白い花。

  • 私たちが乗ってきた車。かなりのオンボロだが、幌がついているので、日差しをよけることができた。他の車はまともに日差しをうけて、暑そうだった。

    私たちが乗ってきた車。かなりのオンボロだが、幌がついているので、日差しをよけることができた。他の車はまともに日差しをうけて、暑そうだった。

  • アンフォーシの壁画。岩山の壁に描かれた古代の壁画。ラクダや人間が鮮明に描かれている。横の穴の中にも同じような絵が描かれていた。

    アンフォーシの壁画。岩山の壁に描かれた古代の壁画。ラクダや人間が鮮明に描かれている。横の穴の中にも同じような絵が描かれていた。

  • ロレンスの家。ここのテントでシャイ(甘い紅茶のような飲み物)が出され、休憩。ノルウェーの女の子がテントにいたベドウィン男性に手に模様を描いてもらっていたので、終わるまでけっこう待たされた。

    ロレンスの家。ここのテントでシャイ(甘い紅茶のような飲み物)が出され、休憩。ノルウェーの女の子がテントにいたベドウィン男性に手に模様を描いてもらっていたので、終わるまでけっこう待たされた。

  • やがて大勢の観光客がやってきたので、出発することになった。出発して後ろを振り返ると、やってきた観光客達がロレンスの家の岩山に登っていた。

    やがて大勢の観光客がやってきたので、出発することになった。出発して後ろを振り返ると、やってきた観光客達がロレンスの家の岩山に登っていた。

  • 車は砂漠の中を疾走。砂漠の中に白い花が咲いているのを発見したが、車を止めさせることができず、走る車から撮影(ビデオ)。白く写っている所が花だが、離れているため、はっきりしない写真になった。

    車は砂漠の中を疾走。砂漠の中に白い花が咲いているのを発見したが、車を止めさせることができず、走る車から撮影(ビデオ)。白く写っている所が花だが、離れているため、はっきりしない写真になった。

  • 砂漠の風景が後ろに遠ざかっていく。絵になる風景だ。

    砂漠の風景が後ろに遠ざかっていく。絵になる風景だ。

  • さらに進むと、再び白いワイルドフラワーの咲いているところに差し掛かった。今度は屋根をたたいて車を止めてもらい、撮影できた。止まる前にはこんなに群生しているとは想像していなかった。残念ながら閉じている花の方が多くて、絶景写真には一歩及ばず。

    さらに進むと、再び白いワイルドフラワーの咲いているところに差し掛かった。今度は屋根をたたいて車を止めてもらい、撮影できた。止まる前にはこんなに群生しているとは想像していなかった。残念ながら閉じている花の方が多くて、絶景写真には一歩及ばず。

  • 天然の橋ウンム・フルース石橋。私たちもホセ君のあとについて恐る恐る上ってみた。意外と石がすべらないので、思ったほど大変ではなかった。

    天然の橋ウンム・フルース石橋。私たちもホセ君のあとについて恐る恐る上ってみた。意外と石がすべらないので、思ったほど大変ではなかった。

  • 上で記念撮影。ベドウィンのガイドは撮影慣れしていて、橋の下の空間が写るように身を乗り出して撮影してくれる。

    上で記念撮影。ベドウィンのガイドは撮影慣れしていて、橋の下の空間が写るように身を乗り出して撮影してくれる。

  • ホセ君が身を乗り出して撮ってくれた私たちの記念写真。

    ホセ君が身を乗り出して撮ってくれた私たちの記念写真。

  • 下をのぞくとかなり高いことがわかる。さて上ったのは良いけど無事に下りられるのだろうか?

    下をのぞくとかなり高いことがわかる。さて上ったのは良いけど無事に下りられるのだろうか?

  • おしりを下にして下ると、怖い思いをせずに下りてこれた。それにしても青空がきれいだ。

    おしりを下にして下ると、怖い思いをせずに下りてこれた。それにしても青空がきれいだ。

  • 砂漠の中では、あちらこちらでラクダが草を食んでいた。

    砂漠の中では、あちらこちらでラクダが草を食んでいた。

  • 上の写真に写っていたラクダの親子を拡大。

    上の写真に写っていたラクダの親子を拡大。

  • ラクダがいると絵になる風景だが、山が逆光で黒く写ってしまい残念だ。

    ラクダがいると絵になる風景だが、山が逆光で黒く写ってしまい残念だ。

  • 鶏の親子のような奇岩。ホセ君は難なく上ってしまった。すごい!

    鶏の親子のような奇岩。ホセ君は難なく上ってしまった。すごい!

  • 赤茶色の砂丘の上を通過。青空に映えて美しかった。ここの砂はナミビアの砂丘の砂より赤いように感じた。

    赤茶色の砂丘の上を通過。青空に映えて美しかった。ここの砂はナミビアの砂丘の砂より赤いように感じた。

  • 上の写真の反対側の風景。高い岩山が聳えている。この先に3ヶ所キャンプがあった。

    上の写真の反対側の風景。高い岩山が聳えている。この先に3ヶ所キャンプがあった。

  • 4時ころに今日の宿メディテーションキャンプに到着。比較的大きなキャンプだ。ここはベドウィン料理がおいしいと評判で、一番奥にあって景色がよさそうということで最終的に決めたのだった。予想よりもトイレやシャワーの設備がりっぱで驚いた。蛇足だが、ここも含めヨルダンで泊まったすべてのホテルのトイレには、ウォッシュレットがついていた。もちろん日本のような優しいものではなく、水道の蛇口から直接水が出るので、注意しないとびしょ濡れになってしまうが、それでもないよりずっとましだ。これまで旅行した国で、同様のものがあったのは、ブラジルだけだった。

    4時ころに今日の宿メディテーションキャンプに到着。比較的大きなキャンプだ。ここはベドウィン料理がおいしいと評判で、一番奥にあって景色がよさそうということで最終的に決めたのだった。予想よりもトイレやシャワーの設備がりっぱで驚いた。蛇足だが、ここも含めヨルダンで泊まったすべてのホテルのトイレには、ウォッシュレットがついていた。もちろん日本のような優しいものではなく、水道の蛇口から直接水が出るので、注意しないとびしょ濡れになってしまうが、それでもないよりずっとましだ。これまで旅行した国で、同様のものがあったのは、ブラジルだけだった。

  • チェックインの手続きや説明もなく大きいテントに案内され、シャイを供された。テント内は風が入り、すずしかった。先客に日本人の若者たち3人がいて、さっそくおしゃべりをした。世界一周中の大学生が2人と一人旅の女性で、今日ぺトラの宿の世話のツアーでやってきたそうだ。日よけのない車で1日ツアーだったので、暑かったそうだ。いろいろ旅の情報交換をして楽しかった。ツアーで汗をかいたので、明るいうちにシャワーを浴びることに。なんと熱いお湯がちゃんと出た(たぶん太陽熱だ)。

    チェックインの手続きや説明もなく大きいテントに案内され、シャイを供された。テント内は風が入り、すずしかった。先客に日本人の若者たち3人がいて、さっそくおしゃべりをした。世界一周中の大学生が2人と一人旅の女性で、今日ぺトラの宿の世話のツアーでやってきたそうだ。日よけのない車で1日ツアーだったので、暑かったそうだ。いろいろ旅の情報交換をして楽しかった。ツアーで汗をかいたので、明るいうちにシャワーを浴びることに。なんと熱いお湯がちゃんと出た(たぶん太陽熱だ)。

  • 私たちが泊まったテントの中。毛布があったが使う必要がないくらい暖かかった。テント内は夜電気がついた。トイレに行くまでの道のみ懐中電灯が必要だった(トイレは一晩中電気がつけられていて、明るかった)。

    私たちが泊まったテントの中。毛布があったが使う必要がないくらい暖かかった。テント内は夜電気がついた。トイレに行くまでの道のみ懐中電灯が必要だった(トイレは一晩中電気がつけられていて、明るかった)。

  • キャンプの前に広がる景色。かなり高い岩峰が聳え、その手前に枯れ木が一本立っていて絶景だ。砂漠の中に枯れ木が立つ光景は、ナミブ砂漠のソススフレイが有名だが、私たちはそこまで行きながら、その光景を見れなかった。ここで見れてよかった。

    キャンプの前に広がる景色。かなり高い岩峰が聳え、その手前に枯れ木が一本立っていて絶景だ。砂漠の中に枯れ木が立つ光景は、ナミブ砂漠のソススフレイが有名だが、私たちはそこまで行きながら、その光景を見れなかった。ここで見れてよかった。

  • 夕食前に、日没を見るために裏山に登る。ここにも絶景が広がっていた。ベンチには先客がいた。<br />

    夕食前に、日没を見るために裏山に登る。ここにも絶景が広がっていた。ベンチには先客がいた。

  • キャンプを見下ろす。夕日に赤く染まっていた。

    キャンプを見下ろす。夕日に赤く染まっていた。

  • キャンプの方角のパノラマ。

    キャンプの方角のパノラマ。

  • キャンプで会った日本人の一人が日没を撮影していた。人が入ると絵になるので遠くから撮影。

    キャンプで会った日本人の一人が日没を撮影していた。人が入ると絵になるので遠くから撮影。

  • 裏山の岩の間に咲いていた変わった花。

    裏山の岩の間に咲いていた変わった花。

  • 待つこと30分以上。日没まじか。

    待つこと30分以上。日没まじか。

  • 日没の瞬間。

    日没の瞬間。

  • 時間は7時近かった。

    時間は7時近かった。

  • ベドウィン料理の夕食。ビュフェ形式で供され、鶏肉とジャガイモがおいしかったので、お代わりしてしまった(昼食をまともに食べていなかったので)。

    ベドウィン料理の夕食。ビュフェ形式で供され、鶏肉とジャガイモがおいしかったので、お代わりしてしまった(昼食をまともに食べていなかったので)。

  • 4月7日、6時に起床。外はすでに明るくなっていたので、慌てて身支度をして、裏山へ。登る途中で岩の間からけなげにも咲いている花を見つけて撮影。

    4月7日、6時に起床。外はすでに明るくなっていたので、慌てて身支度をして、裏山へ。登る途中で岩の間からけなげにも咲いている花を見つけて撮影。

  • すでに何人か上っていた。しばらく待つこと30分以上。雲があったので、日の出はあまりはっきりしたものではなかった。

    すでに何人か上っていた。しばらく待つこと30分以上。雲があったので、日の出はあまりはっきりしたものではなかった。

  • 昨日日没があった方向。岩峰が朝日に輝いていた。

    昨日日没があった方向。岩峰が朝日に輝いていた。

  • 拡大すると、岩峰の手前に小さなキャンプがあった。

    拡大すると、岩峰の手前に小さなキャンプがあった。

  • 朝の砂漠の絶景パノラマ。このままずっといたいが、朝食があるのでキャンプに下る。

    朝の砂漠の絶景パノラマ。このままずっといたいが、朝食があるのでキャンプに下る。

  • キャンプまで下りると、鮮やかな黄色い花が咲いていた。

    キャンプまで下りると、鮮やかな黄色い花が咲いていた。

  • キャンプの前の砂漠を下って行くと、白い花が満開になっていた。今度こそ絶景写真が撮れそうだ。

    キャンプの前の砂漠を下って行くと、白い花が満開になっていた。今度こそ絶景写真が撮れそうだ。

  • まとまって咲いていた花をフィーチャーして撮影。

    まとまって咲いていた花をフィーチャーして撮影。

  • やや岩峰を拡大して撮影。ほんとうに良い時期に訪れることができ、ラッキーだ。

    やや岩峰を拡大して撮影。ほんとうに良い時期に訪れることができ、ラッキーだ。

  • 朝食が済んだらすぐに出発だというので、急いで身支度を整えて、来たときに乗った車でキャンプを出発。まだ8時前だった。今度は、一緒になった日本人グループや韓国人らしき二人づれを含め、総勢8名が荷台に載せられ、砂漠の中を猛スピードで走る。白いワイルドフラワーが満開になっていたので、揺れる荷台から撮影。

    朝食が済んだらすぐに出発だというので、急いで身支度を整えて、来たときに乗った車でキャンプを出発。まだ8時前だった。今度は、一緒になった日本人グループや韓国人らしき二人づれを含め、総勢8名が荷台に載せられ、砂漠の中を猛スピードで走る。白いワイルドフラワーが満開になっていたので、揺れる荷台から撮影。

  • がたがたと揺れる荷台から撮ったわりには、クリアな写真になっていた。今のデジカメは本当に優秀だ。

    がたがたと揺れる荷台から撮ったわりには、クリアな写真になっていた。今のデジカメは本当に優秀だ。

  • 昨日は3時間かかったが、今朝は最短コースを走り、30分ちょっとでラム村のオフィスに到着。ここで、宿泊料とツアー代金を精算。全部で105ディナールだった。一人7千円ちょっとだ。当初メールで知らされた代金より30ディナールほど高かったが、夕食が別料金で、砂漠ツアーが二人だけのプライベートツアーだったためという説明。ワディラムの砂漠の景観はすばらしく、キャンプも良く、満足したので納得。レンタカーを敷地から出して、ラム村を後にする。ビジターセンターに寄ったあと、デザートハイウェイに向けて車を走らせた。写真はビジターセンターの展望台からみた7つの知恵の柱(第四部に続く)。

    昨日は3時間かかったが、今朝は最短コースを走り、30分ちょっとでラム村のオフィスに到着。ここで、宿泊料とツアー代金を精算。全部で105ディナールだった。一人7千円ちょっとだ。当初メールで知らされた代金より30ディナールほど高かったが、夕食が別料金で、砂漠ツアーが二人だけのプライベートツアーだったためという説明。ワディラムの砂漠の景観はすばらしく、キャンプも良く、満足したので納得。レンタカーを敷地から出して、ラム村を後にする。ビジターセンターに寄ったあと、デザートハイウェイに向けて車を走らせた。写真はビジターセンターの展望台からみた7つの知恵の柱(第四部に続く)。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • フルリーナさん 2014/05/06 22:09:46
    こんにちは
    こんにちは

    投票ありがとうございました。

    中東は行ったことがないのですが、いつか行きたいです。
    すごいスケールの大自然ですね!
    感嘆です

    miharashi

    miharashiさん からの返信 2014/05/08 09:07:39
    RE: こんにちは
    こんにちは 訪問ありがとうございます。
    ワディ・ラムは想像以上にスケールが大きく、行ってよかったです。
    特に、私たちが泊まった所はキャンプの中でも奥のほうだったので、すばらしい景色を見ることができました。いつも旅行の前に、いろいろ調べて、宿やコースを決めているのですが、今回はすべて満足のいくものでした。
    また旅行記をアップしますので、訪問してください。 by miharashi
  • きなこさん 2014/04/29 19:44:06
    ワディ・ラム
    こんにちは

    私もほぼ同じ頃にヨルダンに行っていました
    私はドライバーさんをお願いしたんですが、凄いですねレンタカーであの距離を周られたなんて。

    このウンム・フルース石橋に登ったんですが、降りるのが怖くって後ろ向きに降りていたらベドウィンのお兄さんに「お尻を下にして降りた方が良いよ」って教えてもらいました。

    ヨルダン楽しかったですね
    私も最高の思い出です


       きなこ

    miharashi

    miharashiさん からの返信 2014/04/29 22:01:28
    RE: ワディ・ラム
    はじめまして。
    私たちの旅は荷物のこともあって、ほとんどセルフドライブです。たまに主人に代わって運転することもあります。(日本でもマニュアルです。)
    旅では高いところにのぼったり、歩いたりすることが多かったので、足を鍛えなければを再確認した次第です。ワディ・ラムもすばらしいところでよかったですね。また時間があったら訪問してください。 by miharashi
  • tamaemonさん 2014/04/22 01:05:14
    初めての景色!
      miharashiさん、こんにちは!

     “ワディラムのベドウィン・キャンプ”初めて知りました・・・地球の始まりでも見てるかの景色、まだこんなところが残っているんですね。赤い岩と砂と青い空・・・小さな植物が頑張って根を張って花を咲かせている姿は、愛くるしいですね。

     昼間は、日差しが暑そうですが、夕日は本当に素敵ですね。
    キャンプの宿泊地・・・辺りには何もないのに、不思議な感じがします。

     行って見たいけど、旅の上級者クラスですね。もっと鍛えなくては!
    しばらくは、miharashiさんの旅行記で堪能させて頂きいます!
    素敵な旅、続きも楽しみ!
     
                    tamaemon

    miharashi

    miharashiさん からの返信 2014/04/22 09:35:12
    RE: 初めての景色!
    tamaemonさんへ

    さっそくの訪問ありがとうございます。ヨルダンに行くと友人に話すと、そんな危険なところ大丈夫なのと言われました。なので、今回は安全とおもわれるところのみ行ってきました。絶景を見慣れている私たちでも、ヨルダンのこの世のものとは思えない風景には、圧倒されました。あと3部のこっていますので、おいおいアップしたいと思います。 miharashiyoriより

miharashiさんのトラベラーページ

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