アンコール遺跡と撮影ツアーの旅 6日間（3日目）

2013/12/29 - 2014/01/03

アンコール遺跡観光3日目は「東洋のモナリザ」とも称されるバンテアイ・スレイとオールドマーケット散策です。
バンテアイ・スレイは今回の旅で一番楽しみにしていた遺跡で、こぢんまりしていますが見応えあるものでした。

★スケジュール★
1日目：成田空港〜（上海経由）〜シェムリアップ、ホテルチェクイン
2日目：アンコール・トム、タ・プローム、アンコール・ワット、プノン・バケン夕日鑑賞、ディナーショー（アプサラダンスと影絵）
3日目：バンテアイ・スレイ、オールドマーケット散策
4日目：アンコール・ワット朝日鑑賞、撮影ツアー
5日目：ベンメリア、ロリュオス遺跡、（ホテルチェックアウト後空港へ）
6日目：（上海経由）〜成田空港着

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円

ガイドブックによると、バンテアイ・スレイとは「女の砦」を意味する寺院で、アンコール王朝摂政役の王師ヤジュニャヴァラーハの菩提寺として建立されたといわれているそうで、大きさは周囲が400mほどの小さな寺院です。
シェムリアップ市街（オールドマーケット）からは約1時間程度で到着します。
ビジターセンターはとてもきれいに整備されていて（お手洗いもきれいです）、写真のようなパネルも展示されています。

チケットのチェックポイントを過ぎると、遺跡まで赤土の上を少し歩きます。

こちらは世界遺産に登録された際の記念碑（？）だそう。

入り口（東門）に到着しました。この遺跡の外壁は赤岩砂岩とラテライトが使われています。所々黒くなっているのは、遺跡の周りが整備される前に、地元の人が行った野焼きによって焦げたところだそうです。
この日も多くの観光客が訪れていましたが、運良く誰もいないところを写真におさめることができました！

門を抜けると参道があり、その両側にはリンガを模した像が並んでいます。リンガとはシヴァを表す円柱形の像。男根を意味しているそうです。

第一周壁の門。

さらに進むと環濠があります。

第二周壁の門に到着。塔門は容姿、彫刻ともにとても美しく完成度の高さをうかがわせます。

リンガの台座（女性器を象徴としています）。人が多くて写真をとるのもやっとでした。。。

東洋のモナリザといわれるデヴァター。やっとお目にかかることができました！
作家アンドレ・マルローはこのデヴァター像に魅せられ盗掘して国外に持ち出そうとして逮捕されました。後にこの事件をもとに『王道』という小説を著したという逸話が残っているそうですが、気持ちわかるなぁ。

各建造物の破風には多くのレリーフが残っています。写真は阿修羅兄弟を組み敷くヴィシヌ神。

中央祠堂の全景 その1。随所に細やかな彫刻が施されています。

中央祠堂の全景 その2。

中央祠堂の全景 その3。

西門から出たあとにおさめた1枚。どの角度からみても美しい姿がのぞめます。

午前の観光はこれでおしまいです。午後はフリータイムなので、オールドマーケットと周辺を散策します。

一旦ホテルに戻り小休止したあとはトゥクトゥクに乗ってレストラン「バンテアイ・スレイ」に向かいます。トゥクトゥクは3日目にして初めての乗車です。
この運転手さんがとってもいい人で、午後いっぱい私たちに付き合ってくださいました！

10分弱でお店に到着。ガイドブックには必ず載っているお店で、戦場カメラマンの一ノ瀬泰造氏も通ったことで知られています。
地元の方も多くいましたが、ドライバーさん曰く、このレストランに来るのはリッチな人だとのことでした。中国のように客によって異なる値段が書かれたメニューを出されないのであれば観光客と同じ値段になりますしね。

まずはパイナップルスープを注文。メニューにあると必ず注文してしまう一品。酸っぱいスープが好きなんです。

定番のアモック。白身魚が入った蒸し料理です。やさしい味。

お腹を満たしたあとはショッピング！　気になっていたお店「ボディア・ネイチャー」へ。ラッキーモールの1Fにあります。ここはフランス人がプロデュースする100％カンボジア産の天然素材を使用したアロマグッズやバスグッズを扱うお店です。
購入したのは（左上から時計回りに）ボディークリーム（$11.25）、フットクリーム（$11.25）、ソープ（レモングラスとハニー＆ライム）（各$2.50）、バーム（$5.80）。

そしてハーバルボール（$5.80）。こちらはボールを濡らしたあと電子レンジで温めて使用します。肩や首などにあてていくと、血行がよくなるのか体中がほんのり温かくなります。

さてさてお次はオールドマーケットへ！　どんなものがあるのか楽しみ〜。

5分ほどで到着。早速ガイドブックで紹介されているバッグを発見。なかなか可愛らしいです。よく見るとビニールコーティングされていて実用的な感じ。
（写真を撮っていないのですが）マーケットの中はTシャツやシルク製品などのお土産だけでなく、食品やネイルをやってくれるところまで幅広いジャンルのお店がありました。見るだけでも楽しいですよ〜。

外ではバイクで食品を売るひとも。これは何を売っているのでしょうか？

日本人女性がセレクトしたお店「クマエユーン」で影絵に使われる象の革細工を購入。とても繊細な仕事をされています。

ひととおり散策した後はカフェでひと休み。カフェの名前をメモるのを忘れてしまいましたが、オールドマーケット向かいにあります。
ライムジュースとスムージー、そしてアイスを注文。

こちらはスムージー。

アイスクリーム。意外とさっぱりしていて美味しいです。

カフェでひと休みした後は、トゥクトゥクのドライバーさんオススメのマッサージ店でリフレッシュしたあとは（オススメしたいのに、ここもメモるの忘れました・・・）ホテルへ。
ホテルの向かいにはアンコールクッキーがあり、併設されているカフェ「プカプカ」でまたもやひと休み（笑）。食べたかったマンゴーアイスを堪能しました！

カフェ クメール タイム カフェ

ホテルに戻るとスタッフがヤモリの置物と直筆のサインが書かれたメッセージカード、クロマーをくださいました（左上はオールドマーケットで購入したシルクです）。
ゲストに対する細やかな気遣いが嬉しいですね。

この日は大晦日ということで、ホテルではガラディナーが催されます。
ソフィテルではビュッフェで食事をしながらサーカスを見たりとイベントが用意されていました。テーブルセッディングも賑やか！

ソフィテル アンコール ポキットラー ゴルフ & スパ リゾート ホテル

カンボジアビールで乾杯しつつ料理を楽しみます。ビュッフェのメニューは各国の料理だけでなく、様々な種類のケーキも用意されていて、こちらのほうにばかり目が行ってしまいました（笑）。
明日はアンコール・ワットで日の出を見るため、2時間程楽しんだんところでお部屋に戻って早々に就寝。
年明けの瞬間に盛大な花火があがっていましたが、今回は見ることができませんでした。次行く機会があったら絶対起きてるぞー！！

以上で3日目は終了です。4日目は初日の出鑑賞のあと、一眼レフを持って撮影ツアーに参加します！

ソフィテル アンコール ポキットラー ゴルフ & スパ リゾート ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• 日本語ガイドトムさん 2015/03/10 00:53:15

  書くの文書

  お疲れ様です｡日本語が上手くて､テーマは長い過ぎると読者は読みたいくないでしょうね。頑張って下さい｡
  トムより

  モコさん からの返信 2015/03/10 08:36:37

  Re: 書くの文書

  トムさま
  
  初めまして、モコです。
  コメントありがとうございます。
  
  日本語をお褒めいただきありがとうございます。一応、日本語を母国語としていますので、下手だと困ってしまいますね（笑）。
  
  テーマは諸事情により長くなりました。読みづらいようでしたらご容赦くださいm(._.)m。
  文章も長めですが、全部をしっかり読む必要はないと思いますので、流し読み程度で十分雰囲気は伝わると思います。
  
  モコ