レッサーパンダ研究の旅〈7〉野毛山動物園

2014/03/15 - 2014/03/15

3/16に、京都大学野生動物研究センター(WRC)主催の「ず〜じゃん。動物園大学」に参加しました！
せっかくの横浜！ということで、前日入りをし、ズーラシア以外の動物園に行ってみよう！第一弾・野毛山動物園です。

エリア 神奈川

当日の持ち物！ポスターと、目印（何の？）のしっぽストラップ、パペット、資料などなど。
ちなみにこのトートバックは日本平動物園・雨の日平日ポイントカードを10個ためて、前日にいただいたものです。ホッキョクグマのデザインとなっております。

わりと重いこの荷物を持って、いざ横浜！

新幹線に乗り、野毛山に直行！レッサーパンダの看板がありました。
ワクワクしております。

野毛山動物園に到着。
初めての場所は楽しみでたまらないのです。

そして…初めまして！
言わずと知れた、キンタちゃんです。

見ないタイプの顔つきのレッサーパンダなんですよね。ズーラシアのララちゃんにすこーし似てるかな？と思いますが…。キンタと血縁関係にあるレッサーパンダは国内にいないためか、なんとなく珍しいタイプに感じます。

母屋に乗るキンタ。

野毛山動物園の放飼場は広いとは言えないものの、とにかく自然にあふれています。新緑の頃はきっときれいなんでしょうね。

そして、キンタとペアを組む海くんです。
キンタとのラブラブぶりは噂によく聞きますが、どちらかというと海の方がキンタが大好き！という感じでした。なんとなくストーカー気味ですし。笑

元気に放飼場を歩き回っていました。

室内には賢健。初めまして！
…せ、狭いですね。
午前は賢健が単独で外に出ていると聞いたのですが…タイミングが悪かったのか、11時の時点で賢健は室内でした。

賢健は、日本平にいるスミレのお父さんです。心なしか、麻呂眉が似ているような気がします。
周南市にいたころはパートナーである風花と仲良く過ごしていたと聞きましたが…現在は単独で過ごす賢健。鳴き声も頻繁に聞こえます。少し心配になってしまいましたが、1年前の写真と比べると毛並みも良く、異常な常動行動なども見られなかったので、元気ではあるようです。

今度はお外で会おうね！

少し離れて、自動販売機を見たら、キンタと…モモタロウ！
モモタロウはもう亡くなってしまった子ですが、以前野毛山動物園でキンタとペアを組んでいた、元祖アイドルパンダ。
双子のキンタロウは浜松に暮らしています。

色白でかわいらしい個体ですね。ぜひ会いたかったなあ…。

この日は天気が良く、ずっと眩しそうにしていたキンタ。もうすぐリンゴタイムということで、2頭ともそわそわ。

リンゴタイム開始！
すごい数のお客さんです。

向かって左側に海がたち、リンゴを良い表情で食べています。本当に美味しい顔をしていますね。
母屋にはキンタが。

キンタと海はこの後場所を入れ替え、キンタが左に、海が右に向かいました。
…が、足を盛大に滑らせる海！！何してん！！
かろうじて落下を回避し、右側に到着する海。お客さんはみな、滑った瞬間に悲鳴を上げ、無事起き上った海を見てほっと溜息をついていました。
私の隣にいたお客さんは「本当に海はドジねえ〜＾＾；」と話しておりました。

顔がキリッとしている分、内面とのギャップがたまらなくかわいい海でした。

左側に来たキンタ。こちらもとてもいい表情。
キンタはおっとりした見た目に反して、食べるスピードが早い！
リンゴへの執着も強く、海のリンゴを欲しがって海に近づいて行きました〜…。

海にグルーミングをするキンタ。
ほほえましいと思いながら見ていましたが、実はリンゴを狙っているらしいですね＾＾；

とにもかくにも、仲のいい2匹。これからものんびり長生きして、お客さんを癒す野毛山夫妻として、ここにいてほしい存在だと思いました。
もちろん、賢健も。

ゆっくりした時が流れる野毛山動物園。また訪問したいと思います！