2014/04/04 - 2014/04/05
4392位(同エリア14932件中)
HANAさん
桜の花を追って旅したいけど、桜の咲く日は同じ地方でも違うし、お天気がお休みと合うとは限らないので、なかなか難しい。一本桜を観に行く旅を数年続けたけど最近は近場の桜を再訪しています。この週末は桜が満開のところが多いけど天気予報では雨。行くのを躊躇いましたが、あと何年桜を追いかけられるかどうかわからないので思い切って行ってきました。候補地はいくつかありましたが、奈良の大宇陀の大野寺と長谷寺、石舞台が満開との情報で奈良に行くことに決定。今までは電車とバスで行ってましたが雨が降ると移動が大変なので車で行くことにしました。ちょうど4日は大阪で仕事。探してみると大宇陀の温泉施設のお部屋が空いていました。朝予約して仕事には車で行って家に戻らず直行します。奈良は今まで日帰り圏として宿泊なんて考えてもみませんでしたが宿泊すれば余裕をもって行動できます。泊って宿で情報を仕入れ、大野寺→長谷寺→石舞台→又兵衛桜→宝蔵寺と桜を見てきました。室生寺、談山神社、みくまり桜はあまり咲いていませんでした。天気が悪いとの予報だったからか、もともとそれほど観光客が多くないエリアだったからか渋滞も駐車場待ちもない快適なドライブでした。途中少し雨がぱらつきましたが、何とか持ってくれたというところ。夕方5時過ぎには雨に降られることなく神戸に帰ってきました。各地で桜を見る人が増えていることを実感します。又兵衛桜もまるで三春の滝桜のように周りを囲われていて一大観光地になっていて以前のようなひっそり感はなくなりました。桜のためには良いのかもしれませんが。
- 旅行の満足度
- 4.5
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出発日、昼休みに会社の近くの靭公園に行ってみると、桜は満開で会社で花見を退社後に予定しているのかブルーシートでの場所取りが目立ちました。ベンチではお弁当食べている人たちも多かったです。仕事を早めに切り上げ奈良へ車で向かいました。
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西名阪道を走って名阪国道の針ICから10km南下して榛原駅ちかくの大宇陀のみはる温泉保養センター美榛苑に到着しました。施設周辺の桜は5分という感じ。公共の宿らしく一人でもそれほど高くない。お湯はぬるぬるしていてなかなか良い泉質のようでしたが、かけ流しではなく施設の老朽化も目立ちました。スタッフは親切でここで桜めぐりの情報を仕入れます。花めぐりのマップが役立ちました。http://nara-uda-kanko.info/
たまご肌美人の湯 美榛苑 宿・ホテル
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朝起きたら窓から見える景色、天気予報とは違って晴れてますが、気温は低い。昼過ぎから雨という予報なので朝食を食べたら早速出発。フロントの人が言うには大野寺は見頃だけど又兵衛桜はまだあまり咲いていないので混雑していないとのこと。朝気温が低かったのでそれほど進んでいないと思うので又兵衛桜は後半に回すことにしました。桜は半日でも開花状況が違うから。
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大野寺は弘法大師が建立したお寺で本堂に安置の木像・地蔵菩薩立像は「身代わり地蔵菩薩」と呼ばれて無実の娘を火あぶりの刑から救ったのだとか。しだれ桜と磨崖仏が今では有名です。
今までは近鉄室生口大野駅から歩いて行っていましたが、車で行くと室生寺入り口からちょっと複雑な交差点を入っていきます。当日は混雑予想で一方通行に制限されてました。朝8時過ぎだと余裕で駐車場も待つことがありません。無料の駐車場に車を停めてお寺に入ります。400円。今年は三脚持ち込み禁止になっていました。ここは境内の狭さに比べて桜が大きいので全体像を撮るのが難しいです。決して巨大なしだれ桜というわけではないですが。しだれ桜と磨崖仏で有名 by HANAさん大野寺 寺・神社・教会
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大野寺のしだれ桜は大きいものは2本。門を入ってすぐ目に入ってくる本堂横のしだれ桜。横幅があって地面に届くようなしだれ桜は見事です。境内にはコブシや梅、椿などの木もあり、水仙も少し咲いてました。裏の庭にはたくさんの種類の桜があります。
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大野寺の門を入って振り返った右側にある桜がもう一本でこちらの方が高さはあって外からも良く見えます。
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寺の奥の方に進んで振り返ってみると2本の桜が一緒に写真に入ります。両方ともほぼ満開。まだ散ってません。
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しだれ桜を横に進むと奥に大野寺には宇陀川を挟んで対岸にある磨崖仏を祀ったところがあります。
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対岸にある磨崖仏。鎌倉初期に作られた磨崖仏、高さは100尺で磨崖仏が線刻されてます。写真では分かりにくいです。石仏縁起に彼岸に造立とあるので対岸は彼岸であり弥勒の浄土なのだとか。
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振り返って桜を見るとまだ上の方は十分咲いていないのでもう少し咲きそうです。
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桜の下には小さな石仏。
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日が差すと輝くようです。
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門の横のしだれ桜も光の当たり具合で輝くようですがこちらもまだ咲いていない枝も見られましたのでまだ少し咲く感じです。一番の満開の時に来たことがありますが枝が房のようになってました。この桜の横を通って奥の庭に向かいます。
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庭というより雑木林のようになっていて様々な木が混在してます。
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上を見上げればコブシ、桜など。コブシは満開、桜は種類が沢山あって全体的に7分ぐらいでしょうか。普通の桜はしだれより遅いですからこれからでしょう。
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桜の小さな花。桜は光の当たり具合で変化し、まだ朝だったのできっと昼過ぎにいくとしだれ桜ももっと咲いて満開になっていたでしょう。いつまでいても仕方がないので次に移動することにしました。
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帰り道の道路際にもこんなところがありました。狭い道で一方通行でしたが車が少ないのでちょっとだけ停めて撮ってみました。このあと一応室生寺に行ってみました。トンネルが出来てかなり行きやすくなってますが、桜はちらほらだけだったので前を通り過ぎただけで戻って長谷寺に向かいます。
しだれ桜と磨崖仏で有名 by HANAさん大野寺 寺・神社・教会
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長谷寺では国道から入っていって駐車場がすぐ見つかったのでそこへ入れます。狭い門前通りに面した駐車場はどれも1台500円。この長谷寺正面までは少しだけ歩きました。
花の寺で有名、桜の季節もきれいでした。西国札所 by HANAさん長谷寺 寺・神社・教会
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仁王門。両脇に仁王像があります。
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仁王門横にあった満開の花は白木蓮か。
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登廊を登っていきます。階段は全部で399段。つるしてある灯籠は長谷型というのだとか。
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登廊は上中下の3つに分かれてますがここは下廊。
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下廊の途中から宗宝蔵に立ち寄ります。春と秋に長谷寺の宝物公開が公開されるそうで無料との看板に惹かれました。
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宗宝蔵から本堂方向を見上げると桜の中に本堂が見えます。
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本堂では大観音特別拝観が行われていたのでせっかくなので入ります。外からしか眺めたことのなかったご本尊、身の丈10mもある十一面観世音菩薩の足元まで入ってお参りできます。願い事を念じたあと足をなでると願い事が叶うというのです。重要文化財のご本尊に1000円で触っても良いのか、と思いながらも一心に祈りさすりました。
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中から出て改めて本堂の正面に回りお参りします。内部は写真撮影禁止です。
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本堂の内舞台を横から見たところ。
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外舞台から五重塔を眺めます。
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五重塔は昭和29年に建てられたもの。桜の中に浮かび上がって見えます。
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長谷型灯籠と五重塔
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本堂から降りて行って五重塔のところまで来てみました。
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本坊まで来ました。
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本坊の前から本堂を見ると桜やコブシなどの木々が美しいということがよくわかります。手前にはボタンが植えられていて花が咲くころにはきっとまた美しい景色になるということが想像できました。
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本坊の前には天皇陛下のお手植えの松がありました。
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入り口まで戻ってきて駐車場まで門前通りを少し歩きます。
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駐車場に戻る途中にあった草餅屋さん、店先でヨモギを蒸してました。やきもちにしていましたが、ダイエット中なのであきらめます。
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奈良と言えば柿の葉寿司。お昼用にバラ売りで買いました。長谷寺を出て桜井の街を抜けて明日香地方を目指します。石舞台の桜を観に行きます。
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