2013/05/04 - 2013/05/04
7位(同エリア186件中)
こあひるさん
旅行もついに最終日。
今日は、ブダペストから約20km郊外にあるセンテンドレSzentendreという可愛らしい町を訪れてみようと思う。
ウィーンからスロヴァキアとの国境を通って東に流れてきた大河ドナウは、ハンガリーに入ると急に向きを南に変えてブダペストに向かう。このドナウ川が弧を描くあたりはドナウベントと呼ばれ、センテンドレもドナウベントにある町のひとつ。
14世紀にオスマン・トルコの襲撃から逃れてきたセルビア人やギリシア人がここにやってきたのが始まりとされる。その後、トルコの支配下におかれたが、17世紀末、セルビア人たち約6000人がセンテンドレに定住した。
彼らの多くは、手職人や商人たちで、町に独自の文化、習慣、建築様式を植えつけていった。
20世紀になると、この町に魅了された多くの芸術家たちが移り住むようになり、そのためセンテンドレには、小さいながらも15以上の美術館・博物館がある。
センテンドレは小さな町だが、階段や坂道になったフォトジェニックな細い路地が入り組み、気の向くまま・・・迷いながら歩きまわるのがとても楽しかった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5月4日。ついに今回旅行最終日(明日もあるけど帰国するだけなので)となりました。
朝7時半すぎ・・・高く昇り始めた太陽が、ドナウの水面に輝き始めました。今日もお天気がよく暑くなりそうです。Hilton Budapest ホテル
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いつものように、パンとジュースで朝ごはん。
今回は、王宮の丘の上だけを歩きまわり、王宮の丘の城壁の外は、通りがかる以外にはあまり見て歩きませんでした。
今日は、範囲を広げたブダ側の散策もよいし、あるいは郊外のセンテンドレに行ってもいいし・・・と緩めにプランしていましたが、ちょっと気分を変えて、郊外のセンテンドレへ行ってみることにしました。 -
9時半少し前に、ホテルを出ます。
ポストです。 -
センテンドレは、ルカーチ温泉に行くときに使った列車HEVで40分ほど。終点なので、行くのも簡単です。
王宮の丘の北側下にある、バッチャーニ広場駅 Batthyany terまで歩きます。 -
旧市街の、三位一体広場から北側は、三位一体広場から南側(王宮へ向かうエリア)に比べると、お店は少なく、ところどころに見かけるだけ・・・。
まだ開いていないけれど、おみやげ屋さんもあるんですね〜。 -
フェルトのオーナメント可愛いなぁ。
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昔のお母さんは、こういうカゴを持ってお買い物だったなぁ。
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抜けるような青空!爽快だわ〜!
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行き止まりの横路地も、いい雰囲気〜。
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旧市街の北端にある、美しいジョルナイタイル屋根の国立公文書館が見えてきました。
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意味があってタイルが剥がれているのか、それとも単に剥がれ落ちたのか・・・不明。
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ウィーン門広場。
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ウィーン門広場あたりの住宅。住宅に混じって、所々にレストランもあります。
時間になれば営業するのか、それとも昔の名残りだけなのかわからないようなところもあります。 -
ウィーン門をくぐって、城壁外に出ます。
ウィーン門 建造物
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ウィーン門と城壁。
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ウィーン門の内側。
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下へ降りるのに、今日はどの路地を通って行こうかな・・・。
この道は、普通の道すぎてつまらないから・・・別の道にしよう。 -
旧市街の外は、高低のある緑多き住宅地。
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この階段路地を通って下りようかな。
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何だか目を惹く窓辺。
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王宮の丘へ向かう路地では、ワンちゃんのお散歩する人を本当にたくさん見かけました。
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バッチャーニ通りに出ました。
バッチャーニ通りをドナウ川のほうへ行けば、駅があります。ちっちゃいパンを売っているお店がちょっと気になるけど・・・まだ荷物は持ちたくないから、ウィンドウから覗くだけ。 -
あ〜!またまた懐かしの買い物かごを持っている人がいました!
最近ではエコバッグを持っている人は多いけどね〜。 -
バッチャーニ広場駅へ向かいます。
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HEVに乗って、センテンドレへ・・・。20分毎くらいに便があるので、アクセスは良いです。
のどかな郊外の風景を車窓から眺めながら・・・。 -
11時頃、センテンドレへ到着しました。
一番後ろの車両に乗っちゃったから、出口まではホームをずっと歩いて行かなきゃなりませんでした。センテンドレ 散歩・街歩き
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改札口はないので、ホームからそのまま外へ地続きです。
駅前の売店も、のどかな感じです。 -
駅を出てから地下道を通り抜けると、センテンドレの町なかへと続くコッシュート・ラヨシュ通り Kosshth Lajos u.があります。
その道路の脇にある広場。当時は気づかなかったけれど、今写真で見ると、指のようです。爪があります。 -
緩いカーブを描いたコッシュート・ラヨシュ通りを進みます。
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横道は、住宅地へ続いています。
こういう何でもないフツーの住宅地でも、路地を入って行きたくなりますが、今はまっすぐ町なかへ向かいましょう。 -
駅に近いこの辺りでは、ところどころにお店は開いていますが、そんなに賑やかな感じではありません。町はずれ・・・といったところでしょうか。
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ちょっと田舎っぽい横路地が気になります〜〜。
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横路地を入ると、静かな住宅地って感じですね。
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ほんとにこっちでいいのかな?と、方向音痴の私は、ちょっぴり不安がないわけでもない。
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遠くに、教会の尖塔が見えてきたので、この道で正しそうです。通り沿いのお店の数も増えてきました。
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可愛らしい雑貨屋さんが目に留まったので、ちょっと入ってみま〜す。
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フェルトのオーナメントが可愛い〜〜!
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色々なものが雑然と置かれており、見ているだけで楽しいお店。
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細い川(運河?)がありました。ここを渡って更に進みます。
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橋を渡ると急に雰囲気が変わって、観光客をたくさん見かけるようになり、賑やかな雰囲気になってきました。
向こうから来る団体は、ツアーでしょうか。もう11時半過ぎだから、センテンドレは見終わって、次のドナウベントの町へ行くのかしら? -
道が何本かに分かれて伸びているところに出ました。
どちらから行っても、町の中央の方には行けそうです。とりあえず、パラソルが見える賑やかそうな右の道から行ってみよう。 -
道の真ん中に、飲食や物品販売の店がずら〜っと並び、パラソルが延々と続いています。
今日は、土曜日・・・週末なので、こういうイベントをやっているのかな〜。 -
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横道を見ると人が並んでいます。あそこは、マジパン博物館です。
マジパン博物館 (センテンドレ) 博物館・美術館・ギャラリー
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まもなく正午になるせいもあって、パラソルの下にも、道の脇に置かれた椅子にも、飲食している人々がいっぱい〜〜!すごく楽しい雰囲気ですよ〜。
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わが家も、そろそろお昼ご飯について考えないとならないな・・・と思いながら、パラソルの下の露店のひとつを覗いてみると・・・
ぎゃっは〜>゜))彡!旅の終わり頃には全く受けつけない・・・見ただけでお腹がいっぱいになる・・・これまた!クドそうな・・・お料理の数々・・・。 -
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アスパラガスのシーズンだね〜。柔らかそう!
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道の真ん中にパラソル露店があるので、道幅が狭めのところだと、こんな感じで人がいっぱいになっちゃう。
でもね〜、週末の観光地らしい活気があって、私はこのくらい賑やかなのもすごく好きだけど〜。 -
そういえば、ランゴシュってまだ食べてなかったな〜・・・と、ちょうど看板が目について思いつきました。
このくらいのボリュームなら、そんなに胃もたれしないかな〜と思い、今日のお昼はランゴシュを食べることにしました。 -
ランゴシュは、ピザ生地みたいなものを揚げて、チーズやらベーコンやら、ピザのように乗せたものらしいですが・・・ここのは、揚げているというよりは、オーブンで焼いているような・・・ちょっとよくわかりませんが・・・。
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ここで焼いているような感じがするのですが・・・。
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ま、作り方はどうもいいやね・・・と、飲み物と一緒に、裏手の中庭のテーブルへ。
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こんな感じです。分厚めのピザみたいな感じですね。
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オーブンで使う薪でしょうかね。
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腹ごしらえもして、再びパラソル露店が並ぶ通りをそぞろ歩きます。
このあたりには、手作りっぽい食器など雑貨が多いですね。 -
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お花屋さんも。
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ドット柄もなかなか可愛いね〜。
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あ〜〜!大好きな焼き菓子、クルクルが〜〜(クルクルは、わが家での呼び方です)!でもお腹いっぱい〜〜~>゜)〜〜〜・・・。
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やっとパラソル露店の道が終わり、広場のようなところに出ました。
中央広場 Fo ter.です。 -
中央広場といっても、そんなに広いスペースではなく、町なかの何本もの道がここに集まってきて交差しているような場所です。
中央の十字架は、18世紀後半に建てられた「商人の十字架」。
言い伝えによると、この下にセルビア人の男が逆さまに埋められていると言われています。セルビア人は、死体は前に進むと信じていたので、死体が地上に出てこないように逆さまに埋めたそうです。
ん〜?ということは、人柱って意味ではなく、単にお墓だったってこと? -
広場からどっちの道を行こうかな〜。
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この路地もいいね〜!
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ドナウ川もすぐそばなんです。
中央広場からのぞくと、少し下り坂になった道の先にドナウ川が見えました。 -
下って行ってみます。
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このあたり一帯、護岸の工事中(?)なのか、フェンスがあって、川の傍までは行けません。
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ドナウ川沿いは、遊歩道のようになっていると思い込んでいたので(工事中なのか?)、ちょっとガッカリでした。
来た坂道を上って、中央広場へ戻ります。 -
この通りにも、カフェなどの飲食店がたくさんありますね〜。賑わっています。
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こちらは、アンティーク・・・というか蚤の市みたいなお店ですね。
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ハンガリー刺繍みたいな色と柄のお皿が鮮やか〜。
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お土産屋さんもいっぱいあります。
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12時半をまわりました。まだ町歩きは続きますので、2編に分けました。
ダラダラと全く取り留めがないですが(←いつものこと・・・)、☆その25☆に続きま〜す。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 咲くや姫さん 2014/04/08 11:59:06
- こんにちわ〜
- こあひるさん。こんにちわ〜
本当にこあひるさんとブダペストぶらぶらしてるような楽しい旅行記ですね。
行ったことがある都市だと余計に想像がついておもしろいです〜
こあひるさんのようにのんびり街歩きができたらどんなに楽しいでしょう〜
ツアーでバス移動の海外旅行の私には無理です・・・
こあひるさんのポケットに入れてもらって(笑)楽しみたいです〜
後編も楽しみ〜!!
- こあひるさん からの返信 2014/04/10 09:25:58
- RE: こんにちわ〜
- 咲くや姫さん、おはようございま〜す!
自分が後からアルバムのように見ることができる・・・記録のような旅行記なので、ご覧いただく方にとっては、だらだらと長い旅行記で面白くないと思うのですが、毎度お付き合いくださって、ほんとうに感謝しています。
自分が実際に行ってから、もう一度同じ旅行記を見せていただくと、全然印象が違ってきますよね。
> ツアーでバス移動の海外旅行の私には無理です・・・
でもツアーだと、ガイドさんの日本語の説明があるので、色々な謂れや由緒を詳しく学びながら見るので、すごく為になりますよね〜。私なんて、ガイドブックすら適当に読み飛ばしたまま行くので、帰ってきてから、あ〜見損ねた!というパターンが多いです。
こあひる
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- MechaGodzillaⅢ&703さん 2014/04/08 11:36:27
- ナイスフレーム!思わず1票
- こあひるさん こんにちはー。
表紙のような写真大好きです。思わず1票。よその国の町並みはなんと素敵なんでしょう。
- こあひるさん からの返信 2014/04/10 09:18:25
- RE: ナイスフレーム!思わず1票
- Mecha Godzilla?&703さん、おはようございま〜す!
ありがとうございます。
ヨーロッパの街では、どこを切り取っても絵になってしまうので、腕が悪くても、それなりに見られる写真になるので嬉しいですね〜。
こあひる
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