インド三部作最終章④イスラムの街ハイデラバード。リタイアリングルームのおっさんとバトル。

2014/02/14 - 2014/02/24

ずっと行きたかったインド。会社の休みが調整できる今年度を利用し
半年の間に3回のインド旅行を計画しました。

～既に行ってきました～
1回目：2013年9月（http://4travel.jp/travelogue/10815056）
2回目：2013～14年末年始（http://4travel.jp/travelogue/10848440）

今回は3回目、2014年2月14日から10日間です。
2回目のインドでは中継地の昆明で霧のためフライト欠航、
日程変更でかなり不満の残る旅になってしまいました。
そのため、今回予定していた日程を変更して、
2回目にいけなかったムンバイ、アウランガバード（エローラ）を
組み込みました。リベンジインドです！

しかし3度目のインドも、2度目と同様の悪夢が待ち受けているのでした、、

■予定
2/14　深夜羽田発　
　・・のはずが大雪のため空港野宿
2/15　クアラルンプール⇒コーチン
　・・のはずがフライト遅延で夕方羽田発
2/16　ムンバイ
　・・のはずがクアラルンプール⇒夜ムンバイ着
2/17　アウランガバード
2/18　ハイデラバード★今ココ
2/19　ハンピ
2/20　ハンピ
2/21　マイソール
2/22　マハーバリプラム
2/23　チェンナイ⇒クアラルンプール
2/24　クアラルンプール⇒羽田

エリア ハイデラバード(インド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。

この日向かいに座ったのはセカンダラバードで働く獣医学系のドクター。
エリートさんでした。

朝食売りが来ていたので、一つ買ってみる。30ルピー。
イドゥリ２つとワダ２つ。

ワダが豆の味がしっかりして美味しい。

昨日アウランガバードで買ったいぢじくを食べてみる。
真っ赤に熟してておいしい〜。

日本で買うと高級品を子供の小遣いで買えちゃうのが
インドのいい所ですよねっ。

ハイデラバードの大都市、セカンダラバード駅に到着。
終点なので楽ちん。

ハイデラバードには泊まらないけど、シャワーは浴びたい、ってことで
出発前、日本で安そうな宿をネットで探していたところ、
セカンダラバード駅のリタイヤリングルームはネット予約できることを発見。
ACドミトリーで150ルピーっていうのがあってそれを予約してきていた。

リタイアリングルームに行くと、なんとドミトリーは男性のみで
女性は駄目だと。それじゃなんで女性の予約受け付けるんだ。
予約時にご丁寧に男性か女性か選ぶ欄もあったのに。それじゃ仕方ないと
返金を迫ると、オンラインで予約したものはここでは返金できないよ、
だって。

それじゃ私が予約しておいたベッドはこれから誰かに貸すんだろうから
お金二重取りじゃん。そんなことさせるかっ。

これからやってくるであろうドミ希望の人（既にドミは満員）を待って、
その人が150ルピー払うのを私に渡してくれ、と言って待つも、
中々宿泊希望の人が現れず。受付のおじさんが昼でシフト終わりなので、
このことは次の担当に伝えておくよ、とのこと。宿泊したい人は
一人くらい絶対に来るから、戻ってきたら150ルピーはそのときに返す、と。

インドのことだ、次の担当の人に伝わって上手く金が返って
くるはずはない。もうここで時間ロスするのもめんどいんで、
荷物だけ預けて観光にでかけることにした。

ハイデラバードに来たのは、ハンピに行くための中継地点として
だったので、軽く観光するだけです。

今日の予定は、ゴールコンダフォートとチャールミナールを見るだけ。
結構時間的に余裕があるから、リキシャ使わずに全部バスにトライ。

駅のインフォメーションで行き方を確認する。
セカンダラバード駅からゴールコンダフォートは、直通バスは
あることはあるが、めったに来ないので、乗換えが必要。

駅の目の前にターミナルがあるから、そこで5○番号のバスにのって、
乗り継ぎのMedhipatnamって言うところで降ります。
5なんちゃらバスに乗ればいいので、幾らでもやってきます。
13ルピー。

ハイデラバード市内はナンパリーと呼ばれます。ショッピングモール
とかもあって近代的。

ハイデラバードの成功は、セカンダラバードをツインシティとして建設し
、都市機能を分散できたことにあるそうです。

女性達がトラックの荷台に乗せられて移動してる。
なんかのデモやってるみたい。
おそらく女性問題の何かかな。

Medhipatnamに到着。ここはターミナルというか何もない広場で
次々とやってくるバスを待つ感じのところです。

適当に目をつけた大学生風のお兄さんに、ゴールコンダ行きはここでいい？
と聞くと、そうだよ、自分達もゴールコンダ行くんだ、だって。
よし自分今日は勘がさえてるぞ(∀｀*ゞ)ﾃﾍｯ

19番バスが来た。お兄さんたちは66Gバスを待っていたけど、
19番バスもゴールコンダに行くことは知らなかったみたいなので、
インド人誘導。(ﾟ∀ﾟ)ｱﾋｬ

このバスの中ではアジア人が相当珍しいのか、すごいヒソヒソされて、
座ってると上から髪の毛引っ張られたり、帽子いじられたり
むかついた（#＾ω＾）
髪の毛2日洗ってないから、触ったやつの皮膚がどうなったかは知らない。

20分くらいでゴールコンダフォートに到着。

ゴールコンダァ！！
綺麗に手入れされた庭園に、崩壊しかけた中世の城みたいな。
いいじゃんいいじゃん。ファイナル○ンタジーに出てきそうだぞ。

入場料100ルピー。

中世の街角っぽい広場。
かなり敷地が広くて、迷子になりそう。
どこから上に上るのかな、、

この長い階段を登って頂上まで登ります。
えっさえっさ、、結構急ですわぁ〜。

頂上の城に着きました。

ここまで登ってくるまでに、インド人からの写真撮って攻撃に
相当耐えてきましたが、ここでもかなりの攻撃を受けました。
HP低下。

アジア人の少ないハイデラバード、アナタも覚悟ですよ。

眼下に広がるフォートと、ハイデラバードの町並み。
風が気持ちいい。

さすがインド3大フォートと呼ばれるだけのことはある。
敷地もかなり広くて、迷路のようになってます。
中世の雰囲気もあいまって探検が楽しいところです。

見学を終えてバスターミナルに戻ります。
ソーダを買って、ゴクゴクと。HP全回復。

そこにはさっきの大学生二人組みもいて。
次の目的地も同じチャールミナールなんだって。

「次はどのバス乗ればいいの？」というお二人に66Gの終点が
チャールミナールと教えて、すぐに来たバスに乗り込む。

45分くらいでチャールミナールに着きました。
チャールミナールまでの道はフルーツ売りで埋め尽くされています。
またフルーツ買いたくなる♪

入場料100ルピー入って中へ。
エレベーターに乗って、上部に上がることが出来ます。
エレベーターは旧式でちと怖い。

大学生二人組み。シャイな感じで、とてもいいインド青年です！
勉強がんばってねっ。

眼下に広がるハイデラバードのオールドタウン。
混雑してるけど、それなりに整然としてます。

フルーツ売りに、バングル売りに、洋服売りに、、
たくさんの店が出ていて、色とりどりの商品を見ているのが面白い。
やっすいんだろうなー。。

この後、チャールミナール傍のインド最大級のモスク、
メッカ・マスジッドに行ってみた。

入り口近くにいたおねえさん（関係者ではない普通の人）に
「イスラム教以外の人は入っちゃだめよ。
非イスラムの人間はいやな目にあわされるわよ」と言われたので、
素直に従いました。

でも他の人の旅行記を見てると入れるようですねぇ。。
大丈夫だよと言って入ってみればよかったなぁ。

仕方ない、あきらめよっと。

ざくろ売り。値段を聞いたら思ったより高かったな。
一つ40ルピーとか言ってた。

サトウキビジュースが5ルピー。
人気ありそうだったからついに私も道端ジュースデビュー！

一つちょーだい。
って言うとうなずいてるのに、なかなか作ってくれない、、

んじゃええよ。折角の客を無視するとわ。
道端ジュースデビューはまだ先になりそうです。

帰りのバスにちょっとてこずったけど、何とか乗れた。

ここからセカンダラバード駅まで、たったの3ルピー。
と思ったら16ルピーのはんこが押してありましたｗ

セカンダラバード駅着いて、荷物ピックアップ。
その後さっきのリタイアリングルーム行って返金について聞きに行く。

違うおじさんが窓口にいて、「アタシ。ほら聞いてるでしょ？」
と説明する。

「知らん。そんなこと聞いてない」

ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

そう、そうだよね、インド人だもん、150ルピーくすねられるチャンスを
逃すわけないよね。

もうええわ。
「あ〜あ、やっぱここはインドだよな！！」と捨て台詞を吐いて
窓口を離れて階段を下ってると、私を呼び止める人が。
リタイアリングルームの係が呼んでるって。

ん？と思って戻ると、おっさんが引き出しから150ルピーを取り出し、
「前任から話は聞いてないが、これはあなたに返そう。
ごっどぶれすゆー。」

なに？捨て台詞が効いたか？
前任のおっさんが伝えてないのか、このおっさんが嘘をいっているのか、
分からないけど。どっちかはちゃんと対応しているのは確か。

150ルピー巡ってインド人とバトる私もなんだかなー、ですが。
飛行機にその何倍払ってんねん、と思われますでしょうが。
姑息なやり方でお金をもうける奴は絶対許せないのです！
それだけです。

今夜のハンピまでの列車はここからじゃなくてカチェグーダ駅から出る。
ハイデラバードの市内鉄道であるMMTSという列車に乗って、
カチェグーダ駅間で行く。5ルピーで切符を購入。

しかしこの切符、誰もチェックに来ない。
多分買わなくても全然平気です、、いや本当は駄目なんだけど。

セカンダラバード駅にはエスカレーターがある！
インド人は乗りなれてないから、きゃあきゃあ言いながら
恐る恐る乗ってた。だから渋滞発生(ヽ'ω`)

鉄道は30分に一本程度。
15分くらいでカチェグーダ駅に到着。
おっちゃんあんまり睨まないでぇ〜

はーいはい世にも珍しいアジア人女が通りますよ〜

こっちの駅にもエスカレーターが！
インドの鉄道駅にはオーバースペックだよ( ´,_ゝ｀)

カチェグーダ駅、ライトアップされてて綺麗！！
ヽ(・∀・ )ﾉ

本当は、ハイデラバードに来たら有名なハイデラバードビリヤーニを
食べたかった。だけど余裕を持つために早め早めに行動してたから
ご飯食べる暇無くて。
駅前に少しあるローカル食堂で食べる羽目に。

ハイデラバードビリヤニのはずが、ローカルターリーですわ( ´,_ゝ｀)ﾌﾟｯ
カレーに入ってる野菜の茎が固くてまずい、、
前に座っていたおじさんは無銭飲食で出て行くし、、

ビリヤーニ食べたかったぁ(´Д⊂ヽ！

今日の列車

17603/ Slip2 Kacheguda Vasco Ex 　2A
2100->0628　

今回の列車、Side Lowerを予約。

サイドロウワーは風景独り占めできてとてもいいんだけど、
端っこに当たってしまうと最悪です。今回はその端っこ。

ドアがバンバン絶えず開いて、人がも容赦なく通る。人のお尻が
カーテン越しに当たる。なんとか人の行き来が気にならないように、
持ってきた洗濯ばさみを駆使して、カーテンで密室状態を作り出す。
これと耳栓で何とか就寝。。

今日まで空港3泊、列車2泊。5日ベッドで寝てません！
でもやっとハンピでホテルで寝れます。今日までの辛抱。。

翌日の日記はこちら
http://4travel.jp/travelogue/10871036

この旅行記へのコメント （1）

• jswbj880さん 2014/05/24 11:06:16

  はじめまして。

  ハイデラバードもなかなか楽しそうですね。
  
  私も出張でハイデラバードに行きますが、
  ハイテクシティに泊まる予定です。
  
  やはり、郊外のゴールコンダフォートや
  旧市街のチャールミナール等が見どころとなるのでしょうか。
  
  時間は限られますが、一日余裕があるので
  (インドは4回目ですが)ハイデラバードは初めての町なので
  少しでも見られればと思っています。