2014/03/17 - 2014/03/20
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tunacanさん
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滞在中の水曜日はサン=ジュゼッペの祭日で、バチカンのカレンダーでは、毎週恒例の教皇一般謁見について白紙の状態でした。しかし、水曜の朝に宿のオーナーに聞いてみると、9時から謁見があるとのこと。それならと予定を少し変更し、せっかくなので、ミート=ザ=ポープ!!
その後は遺跡群と三たびセンターを訪れます。
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この時ばかりは、ピアッツァ=サン=ピエトロへ入るのにもセキュリティーチェックがあります。9時には広場が人でいっぱいに。教皇がオープンカーで周る通路の近くに立つことができました。そこでまずは世界中から来ている巡礼者グループの名前の読み上げが始まり、呼ばれたグループは歓声を上げます。これが1時間以上続きました。
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待ちくたびれて眠くなってきたところでふいに陽気な音楽が。教皇の入場曲は荘厳なゴシック音楽をイメージしていたのでちょっと笑ってしまいました。
大型スクリーンにはもう教皇の姿が。みんなどこだどこだとキョロキョロ探します。そしてついに、
「あそこだー!!」
移動が意外に速くて衝撃的!! -
イチオシ
「来たー!!」
撮影は頭1つ出ている夫に任せて、私ははりきって手を振ります。
「パ〜パ〜!!」
わ〜、かわいい〜。
即位1周年を迎えられたばかりのフレッシュな教皇。若くて健康的で、すごく人気があるのも納得です。 -
この熱気。彼を見るみんなの顔も幸せそうに輝いています。
後姿も丸くてかわいい〜。
我々の前は2度通られました。 -
その後、教皇は席に着かれ、サン=ジュゼッペの祭日のお話をされました。「今日の日をすべてのお父さんの日として祝いましょう」という、イタリア語なのにも関わらず私にすら概要が伝わるほどの易しいお話でした。会場のお父さんたちがうれしそうです。私も思いがけずにこの場所から父親に感謝ができました。
大群集のうち、信徒と観光客の割合はどれくらいだろうかと考えていましたが、教皇と一緒に大半の人がイタリア語での主の祈りを捧げるのでそれがわかりました。
さて、全員が一斉にメトロに向かう前に、我々は一足早くその場を離れました。 -
メトロを乗り継いでまずコロッセオまで行く予定が、なぜか途中から閉鎖されていたので、その先は歩くことに。歩ける距離でよかったです。
まずはフォロ=ロマナから。これ入場しましたが、正直、お馴染みのきれいな部分はほとんど外から見られますね。遺跡の丘でピクニックもできたのでまあよかったですけどね。と言うのも私には高校以来抱える問題がありまして。実は歴代ローマ皇帝の名前がびっくりするほど覚えられないんです。従ってローマでは遺跡の中で途方に暮れてしまうことがしょっちゅうなんです。 -
ともあれ柱がきれいです。
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門も美しいです。
当時はるばる都に到着した人たちの気分も盛り上がったことでしょうね。 -
こちらパンテオンと同じく乗っ取り様式。
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コロッセオはやはり行列ですね。それもクチコミどおりにしてかわせました。先人に感謝です。
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これを見るのをすごく長いこと憧れてたはずなんですが、いざ来てみると、遺跡としての感動が半分、蛮行を娯楽とした史実への嫌悪感が半分。待ったぶんだけ確実に年を取りました。
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遺跡の隣にはピアッツァ=デル=カンピドーリオ。
眺めのいい高台の美しい空間で、「ミケランジェロは頭をすごく大きく作る時あるよなあ」と何気につぶやきます。 -
猫と聞けば素通りできない性質です。居ました。小さな路地ヴィア=デル=ガッタのどこかにたたずむ、小さな猫の像ガッタちゃんを探してみてください。
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ガッタちゃんはほんの序章、さていよいよ猫好きの聖地、ラルゴ=ディ=トッレ=アルゲンティーナへ。交通の激しい通りに囲まれてポツンとあるこの遺跡はなぜか猫だらけ。
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これはたまらん。猫好き旅行者たちがカメラを手に萌えています。
よく見ると3本足の猫もたくさんいますが、みんな元気に走り回っています。 -
保護施設併設で安心です。猫たち幸せそう。施設の入り口にいたフレンドリーな猫たちと遊べました。ああ癒された。近場なら1頭連れて帰るところです。
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ピエ=ディ=マルモ
路地にポンと置いてある大理石の大きな足です。ローマンサンダルが素敵です。 -
教会関係の物を売るお店のショーウィンドーです。司祭の衣装は何とも上質で美しいです。いつも僧侶の足元を見るたびにそうではないかと思ってはいましたが、人気のサンダルはやはりビルケンストックでした。お洒落ですね。
3日目も予定を制覇し、せっかくなら眺めのいい場所でと、再びパンテオンに戻ってジェラート休憩。味も引き立ちます。
この完璧に思えた日の最後に、食においての傷心な事件が。小さなファストフード店で安いピザと飲み物のセットを注文してみたところ、出てきたピザにはなんとトマトソースとチーズしかのっていません。想像とのギャップに戸惑います。味は悪くないんですが、物足りないのと、やられたという惨めな気持ちで、ただ胃に押し込みます。そうしていると、なんと隣の席で、地元のおじいさんたちが同じものを食べ始めました。ということはこれは庶民の日常食?日本でいう卵かけご飯とか、何かぬった食パンとかそういうこと?やられたのではないと分かって落ち着きは取り戻しましたが、当然満足はできず、翌日リストランテでいいピザを食べ直そうと話しながら宿へ帰ったのでした。
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