紅葉の絶景山登り！唐松岳・八方池・白馬乗鞍岳 ー 1日目ー

2013/09/27 - 2013/09/29

去年の秋に、紅葉が始まった唐松岳、八方池、白馬乗鞍岳に行ってきました。
お天気にも恵まれ、まさに息をのむ絶景に大感動！
そして今回は初めて山小屋に泊まってみました。
感想は・・・、不便があってもそれだけの価値はあります！

エリア 八方尾根・岩岳(長野)

• 旅行の満足度: 5.0

東京駅6:24発→長野駅8:03着の始発の新幹線に乗って、長野駅東口8:20→白馬八方9:30着のバスに乗り換えます。
意外に時間がなく、ちょっとあせる。チケットは券売機があるわけではなく、売店で購入。
八方バスターミナルにだいたい予定通り到着。
この日は山小屋泊なので、バスターミナルのコインロッカーに使わないものを入れて、いざ出発。
バスターミナルから八方のリフト乗り場へは歩いて20分くらい。
チケットを買ってリフトに乗り込むと、青い空に少し紅葉した草原が広がり、テンション ↗️

リフトで上がると白馬三山が目に飛び込んできます！
これだけでも来たかいあります。

紅葉とのコントラストが本当に素晴らしいです。
恐らく紅葉のピークはあと1週間後といった感じですが、私はまだ緑が残っていて、色んな色彩を楽しめる時期の方が好きかも。

ゴンドラとリフトを乗り継いで八方池山荘に到着。
さあ、ここからが山登りの始まりです。
見上げると青い空に紅葉のコントラストが本当にきれい。でもちょっと雲が出てきたかな？

八方池山荘からちょうど1時間で、八方池に到着。
残念ながらだいぶ雲が出てきて、八方池に映る白馬三山は見れず。
ここまではハイキングコースなので、ご年配のツアー客や、小学生の遠足ご一行様にいっぱい遭遇。
ここで、お昼休憩。歩いている時は暑くて汗かいているけど、やっぱり山は寒い。フリースを着込んで、おにぎりを食べます。

さて、ここから唐松岳に向けて本格的な山登り。観光客はいなくなり、いっきに登山装備に身を包んだ人ばかりになります。

振り返るとこんな感じ。
結構八方池からの道が辛いんです。。。
お天気もイマイチだし、写真も撮らず、ひたすら歩きます。

八方池池から約1時間40分くらいで丸山ケルンに到着。
お天気が良ければここから白馬三山がど〜んと見えるはずが、ガスってて、見えず。
ここでちょっと一休み。

そして丸山ケルンから1時間弱で、今日のお宿「唐松岳頂上山荘」が見えてきました。

山荘前から唐松岳をパチリ。
半分雲がかかっていて残念。
夕陽を見に唐松岳に登ろうと思っていたので、とりあえず山小屋の中へ。

山小屋はこんな感じ。
清潔感もあって綺麗です。トイレも臭くないし。
今回は山小屋デビューと言うこともあり、相部屋はハードルがまだ高いので、一部屋あたり➕12,000円を払って個室に泊まりました。
個室はきれいでしたが、狭かったです。。。お布団を2枚ひいて少しスペースが余るくらい。まあ、3人はいけると思います。
そして何よりも寒かったです！
南館に個室があるにもかかわらず、陽が当たらないためかとにかく寒い。
暖房器具はないです。
興味本位で相部屋を覗いたら、絶対こっちの方が暖かったです。人の温もりのせいかな？

そして待ちに待った夕ご飯！
決して豪華ではないけれど、山の上で温かいご飯が食べれるのはうれしい。
テーブルの人がご飯やお味噌汁、お茶をよそってくれます。まるで合宿みたいで懐かしい。
周りの人とおしゃべりしながら夕食は終了。

山小屋のお兄ちゃんに予めサンセットの時間と、見える場所を聞いて夕陽を見に出かけます。
山小屋を出るとこんな夕陽の絶景が。ガスがいい感じに幻想的な雰囲気を出しています。

夕陽に反射して立ち昇るガスが本当にきれい。

夕日に照らされた唐松岳頂上山荘。
山小屋の前からもたくさんの人が夕陽を見てます。

山荘から唐松岳の頂上まで約20分。
ちょっとこの陽の傾き具合から言うと到着する前に沈んじゃうかも。。。
早足で頑張って登ります。でも息が・・・

頂上に着いたまさにその時！夕陽がストンと沈みました…
がーん、山小屋のお兄ちゃんのうそつき〜！
「ちょっと遅かったね。」と、山頂で夕陽をばっちり撮っていたプロの山岳カメラマンさんにいわれてしまいました。そしてその方の撮った写真を見せてもらいました。
あー、いいなあ。

でも陽が沈んだ後も辺りがピンクに染まる素敵な時間。ピンクのガスがとても綺麗。

このマジックアワー、いつまででも見ていたい！
が、ヘッドライトもなしで登ってきたので、完全に暗くならないうちに下山しないと危険です。

山に静寂な時間が広がります。
明日はいいお天気になりそうな予感。
山小屋では担いで持ってきたお酒で酒宴を繰り広げるグループもちらほら。
でも、朝早かったし、早めに就寝しました。