
2014/03/05 - 2014/03/14
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deracineさん
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この旅行記のスケジュール
2014/03/05
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車での移動
Nanook Aurora Tours のクルマでホテルへ移動
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グレートスレーブ湖畔の Narwal B&B に滞在
この旅行記スケジュールを元に
オーロラを見るためにイエローナイフを2008年9月初めて訪れましたが残念ながら期待はずれに終わりました
そこで今回は目的をオーロラを見ることだけに絞り個人旅行を計画
フライトはカルガリー直行便、宿は街明かりの少ない旧市街の湖畔の宿に8連泊しました
オーロラツアーは前回利用したオーロラビレッジではなくてクルマでその日のべストのオーロラを追いかけると言うユニークな Nanook Aurora Tours* を利用することにしました
* http://www.aurora-guide.com/
ガイド&ドライバーの Yoshi Otsuka さんはオーロラツアーの大ベテランで長年の経験とカンでオーロラを追っかけます
ツアーの定員は原則10名に抑えているそうです
滞在中の成績は以下の通りでした(◎はブレークアップ)
Nanook Aurora Tours <参考>オーロラビレッジ速報
3月05日(水) ◎ 5
3月06日(木) ○ 3
3月07日(金) ○ 4
3月08日(土) △(参加せず、宿で休息) 3
3月09日(日) ◎ 5
3月10日(月) ○ 2
3月11日(火) ○ 3
3月12日(水) ◎(参加せず、宿より見た) 3
ほぼ毎日満足の行くオーロラが見られ、美しい写真も多数撮ることができ前回のリベンジに見事成功しました
なおタイトルにある「6連笑」は Nanook Aurora Tours に参加した夜のみの成績です
Nanook Aurora Tours の Yoshi さんはオーロラとカメラが大好き人間。
オーロラ姫とは相思相愛の関係なのか「オーロラを呼ぶ男」としか言いようがなく、出発時には雲に覆われていて諦めていた夜も神通力で突如雲が晴れて見事なブレークアップを拝むことができました
またツアーに参加しなかった二日のうち最後の夜は湖畔のB&Bから幸いにも見ることができました
個人的見解として利用した Nanook Aurora Tours はオーロラビレッジより次の点では優れていると思われます
1)クルマで移動する分だけ観測率は少し高いと思われる
2)ツアー料金は少し割安
3)場合によっては少し時間延長など柔軟性がある
4)自身もカメラ好きのためカメラマンに何かと便宜を図ってくれる、また初心者にはオーロラの撮り方を教えてくれる
反面暖房や飲食、トイレなどの快適性やアクティビティの豊富さなどの点ではツアースタイル上
どうしてもオーロラビレッジより劣ります
イエローナイフのオーロラ観光と言えばオーロラビレッジでウォッチングという定番の記事が多い中でユニークな Nanook Aurora Tours の体験談を紹介させていただきました
皆様のご参考になれば幸せです
以下随時写真、記事も更新予定です
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- エアカナダ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6年ぶりに来たぜ!イエローナイフ
アザラシを追いかけるシロクマ君とイヌクシュク(先住民が作った歓迎の意味を表す石組み)の写真が歓迎してくれた
ここで Nanook Aurora Toursの Yoshi さんが出迎えてくれた
好青年のイケメンだった。大阪弁なまりが残っているのにも親しみを感じた -
3月5日(水)旅行1日目
夜9時過ぎにB&BにYoshiさんが迎えに来てくれた
ツアー客は総勢10名弱
クルマでオーロラを追っかけるというユニークなツアーは9時頃からホテルを回ってツアー客をピックアップし10時頃からウォッチング開始
オーロラの状況にもよるが一般的には数箇所の観測ポイントを移動し駐車して写真撮影やオーロラを鑑賞する
なおツアーの途中トイレ休憩のため毎晩ダウンタウンのホテルに立ち寄る
Nanook Aurora Tours のクルマから出てオーロラを見上げるツアー客
写真撮影に励む人の姿も、、(私もその一人ですが) -
最初の観測場所は完全に凍結した湖の上
小島?の背後からオーロラが湧き出るように現れた
なお使用したカメラはD600、レンズはオーロラのために購入した「神レンズ」と呼ばれる AF-S Nikkor 14-24mm のほかフィッシュアイとして SIGMA の15mmを使用
-
こちらはもう片方のオーロラ
我々のクルマに覆いかぶさるように垂れ下がっていた -
やがて東西のオーロラは合体し、、、
-
最初のブレークアップが始まった
準備不足でフィッシュアイレンズのピントを無限遠に固定するのを忘れ少しピンボケになっています -
ピント以外にもISO感度がマニュアルでうまく設定できないなどトラブル続出
苦労しつつ解決し気を取り直して2回目のブレークアップに何とか間に合った -
3月6日、2日目夜のオーロラ
強くは無いが写真に撮ると虹のように見える美しいオーロラだった -
3月7日、3日目のオーロラ
冬季限定の完全に凍結した湖を走るアイスロードの上に虹色のオーロラ*の橋が架かった
時に行き交うクルマのヘッドライト、テールライトが光輪を写真に残していった
*注意・・・カメラの長時間露出で撮った写真ではこのように美しい虹色に写りますが肉眼の場合低照度の色覚(=色を感じる能力)には個人差があり、必ずしもこのように見えないことがあります -
山の端からねじり飴のような形をした強いオーロラが出てきた
-
沈み行く上弦の月にグリーンの裳裾をたなびかせて別れを告げるオーロラ
-
3月8日(土)4日目
この夜はツアーに参加せず
イエローナイフ発祥の地であるオールドタウンにある湖畔のB&Bより観測
10時頃北東の空にうっすらとオーロラが出ているのを発見するもやがて厚い雲に阻まれ行方不明
因みにNanookさんのツアーでは辛うじて雲の合間に見えたという -
3月9日(日)5日目
朝起きると雪が降っていた 雪国育ちではないので雪が降るのを見るのは楽しいがオーロラとなると話は別
しかしYoshiさんの執念か、はたまたオーロラ姫からのプレゼントかやがて夜半にかけて空は晴れだした
貸与されたごつい防寒具に身を固めてオーロラを待つツアー客
なおこの写真は手持ち撮影でISO感度25600を使用 -
すると奇跡が起こった
徐々に雲が切れ始め、やがて晴天に
いつものように最初は虹のようなオーロラが橋のように天空に架かっていたが、、、 -
エネルギーを蓄えていたのか突如にわかに頭上でオーロラが弾け、溜まっていたエネルギーを吐き出すように踊りだした
ブレークアップの始まりだ
ツアー客は歓喜してクルマから飛び出しYoshiさんはオーロラをバックに記念撮影で忙しくなった -
-
-
明るいオーロラは月明かりもものとはしない
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欲を言えばもう少し全天に広がって欲しかったがブレークアップには違いない
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オーロラをバックに喜んで記念写真を撮ってもらうツアー客
LEDライトを使って人物を照らす方法で撮影していた -
Yoshi さんに撮っていただいた記念写真(代金はサービス)
昨年フィンランド土産で買った耳を覆う帽子が役立った
寒いため赤鼻のトナカイのように鼻が赤くなっています
なおこのレンタルしたカナディアングースのダウン入り赤い防寒具は重くて肩が凝った
防寒具はこの重いフード付きパーカーとズボン、ミトン、ネックウォーマーがセットになっていたがズボンと手袋は自分のを使用した
ブーツは二重構造だった -
天空から垂れ下がったようなカーテンの裾にはピンク色が肉眼でも確認できた
厳寒の暗闇でのレンズ交換は煩わしいのでオーロラの一部をアップするときにはズームレンズは重宝する -
毎晩ツアーの途中、駐車し休憩時間が設けられている
その際には温かい飲み物(コーヒー、紅茶、ホットチョコなど)が選べる
その上Yoshiさんの奥さん手作りのケーキもついてくる
甘党の私にはこの上ない至福の時間だ
北欧より一層寒く感じられたイエローナイフでのオーロラツアーで身も心も温まるひと時だった
これ以来寒い冬には温かいココアを愛飲しるようになった -
3月10日(月) 6日目
この日はその前とは反対で昼間は晴れていたが夜になって段々曇ってきた
最初はグレートスレーブ湖のバックベイに駐車しオーロラを待ったが遠くにかすかに現れるのみ
船着場でオーロラが出ると素敵な添景になったのだが、、、残念!
なお蛇足だがこの昼バーゲンで買ったスーパーのジュースを飲み過ぎたのが効いたのかツアーの途中で我慢できなくなり、止む無く男性の利点を活かして自然の摂理の要求に答えた
ツアー参加者は昼間は水分を控えめにして夜に備えて下さい -
うらめしそうに雲に覆われた空を見上げるツアー客
-
ところが今夜はダメかと諦めかけて帰る途中、Yoshi さんの情熱にほだされたのか突如3時半頃オーロラが現れた
もう諦めていたので三脚も撤収しておりやむなくISO感度25600に設定し手持ちで撮った証拠写真 -
3月11日(火) 7日目
今夜は安定した晴天だったがオーロラはイマイチだった -
南の空に冬の星座の代表であるオリオン座が見事に見えていた.。
余裕があったので俄星景写真家になって撮影
このオリオン座を構成している星のひとつであるベテルギウスは近い将来超新星爆発を起こすのではないかと噂されている
そんな噂をよそに静かな夜であった -
8連泊したグレートスレーブ湖畔のNarwal B&B
なおB&Bとは Bed and Breakfast の略で朝食付き簡易宿、日本で言えば民宿のようなものです
このB&Bの体験記は以下のブログに述べられています
http://4travel.jp/travelogue/10868166 -
3月12日(水) 8日目で最終日
今夜は明日早朝の出発に備えてツアー参加は見送った
それでも湖畔のB&Bからすぐそばの湖に出てオーロラが出ていないかチェックしたところ肉眼でも見えた
そして撮った写真がこれ -
こちらは南方向で湖に突き出たオールドタウンの街明かりにもめげずオーロラが光っていた
因みにYoshi さんのツアーではイエローナイフから60Kmも走った郊外でブレークアップが見られたそうだ -
翌日の早朝6時にイエローナイフを発つので忙しくてツアーには参加しなかったがやはりオーロラを見るためには参加した方がよさそうだ
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旅行記グループ
イエローナイフでオーロラにリベンジ
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