2014/03/05 - 2014/03/15
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deracineさん
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2008年9月イエローナイフで人生初めてオーロラを見たもののしょぼいオーロラで全くの期待外れでした
前回の記事は http://4travel.jp/travelogue/10636677
そこでリベンジすべく再度オーロラを見ることに特化した個人旅行を計画、宿からも見るためにダウンタウンから離れた街明かりの少ない湖畔の Narwal B&Bに8連泊しました
http://www.narwal.ca/bnb/index.html
B&Bとは Bed and Breakfast の略で直訳すれば「朝食付きの宿」、日本の民宿みたいなもので一般的にはこじんまりとしていて家族的な雰囲気が味わえるのが特徴
このB&Bはクルマでオーロラを追いかけるツアーを催行しているNanook Auroa Tours の提携先でもあり、B&B宿泊とツアーがセットになったパッケージプランも用意されています・・・・私はパッケージプランではなくメールで予約しました
イエローナイフといえばオーロラ観光の聖地で「オーロラビレッジ+ダウンタウンホテル滞在」のツアースタイルが定番ですが、敢えてあまり知られていない旧市街のB&Bに人柱的に体験滞在してみました
結果として運が良ければ宿からオーロラが見えることも判明も確認できました
体験した結果利用したB&Bは以下のような方には好都合だと思われます
1)経済的な旅行をしたい方・・・バスルーム共用であれば1泊85ドル(一人利用の場合、二人だと95ドル) またオーロラツアーを利用しなくても条件がよければ宿のすぐそばで見える。また自炊も可能
2)東アジアの人々と友好を深めたい方・・・・日本人客は思ったより少なく中国、コリアンと思われる客が多い
3)静かな環境が好きな方・・・・湖畔の宿で周囲は住宅地。ただしダウンタウンまで徒歩10分で日常生活も便利
反面以下の方にはおすすめ出来ません
1)快適な旅をしたい・・・・・バスタブはなくシャワーのみ
2)英語が不得意 ・・・・・女主人の Cathy ほかスタッフは日本語は挨拶程度しか理解できない
2)犬嫌いな方・・・・・・・・・番犬を兼ねた犬が玄関にいることあり
なおオーロラツアーに参加されたい方はツアー会社に頼めば宿まで送迎はしてくれます
以下随時写真、記事も更新予定です
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- エアカナダ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
B&B全景
-
-
同B&Bはカヌーなども教えている
-
1階に4部屋あり、うち手前の2部屋はシャワー、トイレ付き
奥の2部屋は部屋にシャワー、トイレが無く共用 -
びっしりと結露した玄関ドア
戸外の夜間温度は3月でも零下30度以下 極寒の世界だ -
玄関で不審者の侵入をチェックする番犬
オーロラウォチャーの便宜を図って玄関は夜でも施錠しないのでこの番犬が見張っているのかもしれない
ただし犬好きの人には良く馴れているようで自分の場合吠えられることは無かった -
近くの丘からB&Bを撮った写真
矢印がそれ
今は凍結してわかり難いが湖のすぐそばに位置する -
利用したツインルーム
一人利用で1泊あたり85ドル+GST(税金5%) -
部屋には冷蔵庫があった
スーパーで買い込んだ冷凍食品などを保存でき便利だった -
2部屋共用の洗面、トイレ&シャワー室
ドアの裏面には鏡が貼り付けてあった -
トイレは一応水洗だが水が出しっぱなしにされ使えないトラブルが一度あった(どうやら水道はなく、タンクに蓄えられているものを使用するらしい)
私が使用する限りでは異常なかったので水洗トイレに慣れていない某国の旅行者が原因と思われる
なお日本のトイレでは必ずスペアの紙が用意されているがここではそうなっておらず「紙に見放されそう」になってあせった
紙の幅も狭くて使いにくく、やはり日本のトイレは世界最高だということを再認識した -
狭いがここが一応ゲスト用のリビング
TV、ビデオ、DVDプレーヤーなどが置かれているが英語版ばかりだったと思う
いろいろな観光パンフレットも置いてあった
また市内には無制限にかけられるコードレス電話があった -
共用のキッチン
残念ながらゲストがそろって食べられるような食堂はなく、子連れの夫婦が右隅の小さなテーブルで2歳女児に朝食を食べさせていた -
毎朝9時前に朝食用としてパンとケーキが置かれていた
カナダなのでメープルシロップは常に用意されていた
飲み物はカートン入りのジュースなどが台所にあり、これを各自が取って飲むスタイル -
ケーキはいつも美味しかった -
キッチンの置かれている冷蔵庫と電子レンジ、オーブンレンジ
電子レンジは日本から持ち込んだ味ご飯を温めるのに利用した -
流しの横には炊飯器、トースター湯沸かし器などが用意されている
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キッチンには炊飯器、湯沸し器、トースターなどが用意されている
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炊飯器
スーパーで Sticky Rice(短粒種、日本の米に近い)を買ってきてこれでご飯を炊いて食べた
一番少量(=750g)を買ったがそれでも一人なので余ってしまった -
一時キッチンの清掃、整理整頓が悪くて評判を落とした時代があったそうだが今はキレイだった
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最初はベトナム料理などを外食したがやはり口に合わない割には高いのでスーパーで食材を買って自炊した
写真はよく利用したダウンタウンのスーパー Independent -
日本から持ち込んだ調理済み食品 これ以外に味噌汁なども持参
電子レンジでチンするだけで食べられて簡単便利
なお念のためカナダ入国時税関で申告したがスーツケースの中身を調べられることも無かった -
懐かしいサッポロ一番の袋麺があったが、これは鍋とガスレンジが要るのでうまく食べられず
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スーパーで買った冷凍パスタ
フォークはB&B備え付けのもの -
やはり日本人、コメを食べないと元気がでない、、、ということで買った米
こちらでは "Sticky Rice"(粘っこいコメ)と表示されて、タイ米などの長粒種と区別されて売られていた
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スーパーの一角にお惣菜コーナーがあり、フライドチキンなどが売られていた
これはオニオンリングだがカリカリに硬く揚げられていた -
韓国製の "Udon"を買ってみたが、、、、
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「うどん」ではなくて単なる太いラーメンだった
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これは美味しかった
手羽先チキンのチリソース風 -
カナダはジンジャエールの本場
どういうわけかこれはタダでもらった -
B&Bから徒歩圏の Bush Pilot Monument
展望台まで木製の階段があり、展望台からは視界360度でイエローナイフの街やグレートスレーブ湖が一望できる -
こちらがイエローナイフのダウンタウン
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完全に凍結したグレートスレーブ湖
右の方にスノーキングの城が見える -
近くのみやげもの店 "Gallery of Midnight Sun"
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中国からの観光客が押し寄せていた
かの地でもステータスシンボルなのかイエローナイフ観光が大人気という -
これも近くの観光名所 Bullocks' Bistro
6年前来たときは 名物料理の Arctic Char(北極イワナ)を食べたが高い割には自分の口には合わないんで今回はスルーした*
*前回記事は http://4travel.jp/travelogue/10636677 -
近くにある Bayside B&B (ベイサイド B&B、右の青い建物)
このB&Bの利用も考えたが隣接する水上飛行機の基地が明るいので敬遠した
隣接するDancing Moose Cafe (ダンシングムース カフェ、左の建物)は誰でも利用できる -
散歩の帰りに偶然発見した雷鳥 見たかったので出会えて感動した
冬なので真っ白な羽根の色だったが目がパッチリしていてとても可愛かった
日本では天然記念物のこの可愛い雷鳥を現地では食用にするという
脚までモフモフの羽毛で覆われていてしきりに何か木の枝の蕾か何かをついばんでいた
この写真は24-85mmのズームレンズのテレ端(=85mm)で写したものでいかに近くで撮ったかが分かると思います -
肝心のオーロラだが3月8日夜はオーロラも弱く夜半から曇ってきたため見えなかった
写真は10時ころかすかに北の空に現れたオーロラ -
滞在最終日の3月12日にはB&Bを出てすぐの湖の上から夜10時ころオーロラが出ているのを肉眼で発見、写真に撮ると鮮明にグリーが写っていた
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旧市街の街並みの明かりが多少邪魔するが、それでも美しいオーロラの写真を撮ることができた
ゆっくりと好きな時間に好きなだけマイペースで写真が撮れる、それがB&B滞在の良いところだと思う
ただ安いというメリットが注目されたのか、現在日本と仲の悪いコリアン及び中国人が多かったのは予想外だった
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