2014/03/06 - 2014/03/06
1598位(同エリア12044件中)
○さん
上海に住んでいます。
上海市の西に位置する松江区は、羊肉料理が有名だそう。
同じ会社で働く松江出身の中国人スタッフから、「松江に羊を食べに来てよ、是非是非!」と誘われ続けること、かれこれ1年。
このお誘いに魅力を感じながらも、タイミングが合わず見送っていましたが、今回遂に実現しました。
もともと私は羊肉が大好き!
牛や豚にはない程良い野性味がたまりません。
どんな羊肉料理が出てくるのか、わくわくしながら、松江区に出発です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 5.0
-
先ずは上海市と松江区について、簡単に説明しますと、地図の薄黄色の部分が御存じ上海市、そして上海市の西部に位置する赤色の部分が松江区です。
上海市には16の区があり、上海の中心地は地図中央の小さな区が集まったエリアで、松江区までは車で約1時間程度かかります。
松江区は1958年に江蘇省より上海市に移管、1998年に市轄区に昇格し、現在に至っています。
東京都にも田舎があるように、上海市にも田舎があり、この松江区も上海市の田舎町といったところでしょうか。
とはいえ、近年ではニュータウンや工場団地なども増えてきており、約50万の人々が暮らしています。
同じ上海人であっても、何処の地区の出身かは、彼らにとって重要なことであり、「上海人ですか?」と尋ねると、「上海の松江人だ」とか「いや、松江人だ」とか答えられることも多く、出身地に誇りをもっているみたいです。
今回は、そんな松江人の同僚に誘われ、松江羊肉を食べに行くことになりました。
そういえば松江区には”上海影視楽園”という映画撮影村もあり、そこそこ有名です。
ちょっと前のキムタクのドラマ”華麗なる一族”も、この上海影視楽園で撮影されました。
もしかしたらキムタクも松江区で羊肉料理を食べたかもしれませんね。 -
松江は羊肉が有名だとは、私も彼に言われて初めて知ったのですが、上海在住の日本人でも知らない人が多いかと思います。
中国人は一般的に羊肉が好きで、中華料理でも度々登場しますが、松江では羊肉料理屋が軒を連ね、様々な羊料理が楽しめるということでした。
彼曰く、「大きな店の羊は不味い。小さくて古い店こそ、本当の羊料理店だ」ということで、馴染みの店に連れていってくれました。
”張澤羊肉庄”というお店です。 -
狭い店内は、鍋と地元民たちの熱気でむんむんしてました。
なるほど、美味しそうなお店です。
彼がよっぽどの馴染みなのか、2人なのに円卓のある個室を準備してくれました。
メニューを見ると、どの料理も羊・羊・羊。
ほとんど羊を使った料理しかありません。
ここまで徹底しているとは、潔い店です。
値段は料理によって、羊肉500gあたり20-80元位として設定されていて、「どの料理をどのくらいの量」といったかたちで注文します。
(中国では斤(ジン)という単位:1斤=500gがよく使われます)
もちろん注文は彼にお任せしました。
「これとこれと、あとこれも、、、」どんどん注文を進める彼。
「こらこら、ちょっと頼み過ぎじゃない?そんなに食べれる!?」と私。
「いや、色んな種類の料理があるから、大丈夫大丈夫」とわけわからん説明をする彼。
結局10分後には、2人前くらいの大きな皿が10枚ほど、円卓にずらっと並ぶこととなりました。
でも、どれもとっても美味しそうです。 -
円卓の中央には鍋が設置できるようになっており、まずはそこに大きな鍋料理が運び込まれました。
大きな骨付き羊肉と羊血をゼリー状に固めたものの鍋です。
4-5人前といった感じの大きな鍋でした。 -
次に出てきたのは、蒸した羊肉。
醤油をつけて食べます。
肉はめっちゃとろとろです!
脂分も料理が温かいうちは全然しつこくありません。 -
こちらは、羊の内臓。
写真の上がレバーで、下が小腸だと思います。
彼は熱心に部位や調理法について語ってくれましたが、マニアック過ぎて単語がよくわかりませんでした。 -
心臓とにんにくの芽炒め。
心臓はこりこりしてて、軽快な食感でした。 -
羊足です。
豚足はよくありますが、羊の足もこうやって食べるとは、知りませんでした。
味は豚足とよく似てました。 -
背筋部分の肉を揚げた料理。
真ん中に背骨がついています。
骨付き肉って美味しいですよね。 -
どんどん出てくる料理に、既にお腹はかなり満たされていますが、まだ料理が止まりません。
次は細切肉のセロリ炒めです。
羊肉の濃厚な味とセロリの苦みって、結構合うんです。 -
いよいよ最後の料理です。
羊肉を醤油と紹興酒で煮込んだ料理です。
上海料理らしい、甘くて濃厚な味わいでした。
食べた料理をざっと紹介してきましたが、共通して言えることは「羊肉料理、めっちゃ美味しい!」ということです。
この店では生後1年前後の子羊の肉を使用しているということで、羊特有の臭みも少なく、私には程よい野性味でした。
また全ての肉が本当に柔らかく調理されており、口当たりも最高でした。
とは言え、これだけの料理が出されると完食は無理。
ギャル曽根でもいないかぎり不可能です。
そこで残った料理はパックに詰めて持ち帰らせてもらうことにしました。
(中国で大抵どこのお店でも、残った料理のテイクアウトが可能)
「今日はわざわざ松江まで羊肉料理を食べに来てくれて嬉しかった。奢らせてくれ。」と彼。
お金を受け取ってくれる雰囲気もないので、今回は御馳走になることにしました。
本当に御馳走様でした。 -
持って帰らせてもらった料理は、翌日の食卓に並びました。
温めなおしても、味を損なうことなく、美味しく食べられました。 -
食べても食べても終わらない羊料理、さすがにその翌日はちょっと飽きてきたので、羊肉カレーにしました。
今回、上海に長年住んでいても知らない食文化があることを知りました。
また、食事中に、時に嬉しそうに、時に情熱的に、羊肉料理の説明をしてくれた彼の様子から、松江人としての誇りを感じたひと時でした。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 齊天大聖さん 2014/03/10 22:31:46
- 旅行記見て
- すぐに嫁に電話しましたよ
張澤は松江区の南にある地名で、嫁の生家はそこにあるんですよ
ちなみに張澤羊肉庄行ったことなし・・・
張澤からお店始まったらしいですが、今では松江の街中にも進出してるらしいですね、行きたいと電話した次第です。
本当においしいらしいですね、羊肉麺もおいしいらしいですよ
上海中心から遠いですが、またリポートしてやってください(((o(*゚▽゚*)o)))
- ○さん からの返信 2014/03/11 22:50:31
- RE: 旅行記見て
- 齋天大聖さん、はじめまして。
奥様松江の方なんですね、そうなんですかぁ、しかも結構大きな松江区でも近所なんですね。
奥様と帰省された際には是非是非行ってみて下さいね。
私はそこまでたどり着けませんでしたが、羊肉麺を食べてるお客さんもおられましたよ。
羊肉麺も、とっても美味しそうでした!
今回張澤羊肉庄に連れて行ってくれた同僚によると、松江には他にもたくさん魅力的な場所があるとか。
また訪れてみたいと思います。
その際にはまた旅行記を書くので、読んでみてくださいね〜。
-
- 多良さん 2014/03/10 12:28:07
- 張澤羊肉庄!
- ○さん、「食べログ」的記事、大変興味深く拝見しました〜♪
次回の晩飯の候補としてメモメモ〜〜〜(^_^;)
しか〜し、食べ慣れていない「中華味」より、《醤油をつけて》って言うのが日本的で嬉しいですね^^。
あ〜〜〜また行きたくなっちゃう 多良
- ○さん からの返信 2014/03/11 22:37:19
- RE: 張澤羊肉庄!
- そういわれると確かに食べログ的ですねぇ。
もともと4トラに掲載するつもりはありませんでしたが、とっても美味しかったので、つい書いてしまいました。
多良さん旅行記で上海影視楽園の事書いていましたよね?
その割と近くでしたよ〜。
もし機会があれば、是非行って見て下さい!
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