2014/02/27 - 2014/03/01
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bariyuriさん
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台北駅から自強号で花蓮に到着した翌日は、朝食屋さんで食事をして、いよいよ観光に出発します。
花東公路は花蓮と台東を結ぶ道路で、通称“山線”と呼ばれる縦谷公路と、“海線”と呼ばれる海岸公路に別れます。
どちらも見所がいっぱいで、日本統治時代のものが残っており、これらを大切に保存し、多くの人たちに日本のことを良くも悪くも正しく理解する場として存在させて下さっていることには、感謝の思いで一杯になります。
歴史の授業では日本統治時代のことを習った覚えはなく、ここ台湾に来ていつも歴史教育に疑問を感じてしまいます。
ぜひ日本人として、統治時代の名残に触れて下さい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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二日目の朝を迎えました。
朝ごはんは民宿から歩いてすぐの朝食屋で。
台湾の人はこのような店で買って食べるのが普通らしいです。 -
どれも安い!
ここは民宿の日本人が来るので日本語メニューを作ったのだとか。
写真付きのものがありました。 -
豆乳はほんのり甘く、人肌です。
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中にネギが入ってふっくらパリパリの卵。
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ニラとか肉が入っている。
写真にあるソースが絶品!みんながつけていたので真似してみたら旨すぎる! -
皮は厚め。
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中に人参とか肉が入っている。
どれを食べてもおいしいです!
食べ過ぎないように気をつけて、程々に終了。 -
今日の観光は泊まっている民宿独自のツアーです。オーナーが案内して下さいます。バスや鉄道でも回れますが、自分だけでは多分こんなに充実した観光は時間的にも、知識を得るにも無理でしょう。
まずはお寺です。 -
和南寺。
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オイルのようなものが入っていてろうそくのように火がついているものがありました。
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石梯坪。
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ユーラシアプレートがフィリピンプレートを持ち上げている。
右と左で全く質が違います。 -
変わった海岸地形です。
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今日は雨。本当はもっと海のきれいな絶景が見れるはずだったんですがほとんど見れず。がっかり。
石梯漁港にある海鮮レストランでランチです。 -
店の外にある冷蔵庫から2kgの金目鯛らしき魚を選び、刺身、あんかけ、アラは味噌汁にオーダーしてくれました。
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マンボウはこの辺りの名物で、食べてみたかったんです。炒め物で登場。白くて淡白な味。歯ごたえがありますが、硬くはない。透明のこんにゃくのようなものは、マンボウのコラーゲンだそうです。
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甘くておいしいお刺身!
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芋の葉っぱの炒め物。
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麺。ちょっと癖があるかな。麺は腰がなく柔らか、味がよく浸みています。
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魚のアラの味噌汁。これが絶品!何度もおかわりしてしまう!
他に炒飯と魚の唐揚げのあんかけがあったんですが、食べるのに夢中で写真を撮り損ねました。それくらい美味しくいただきました。
この辺は花蓮と違い田舎なので料金はとっても安い。一人300元(5人で割り勘)でした。 -
北回帰線のモニュネントです。
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北緯23度26分。
大型バスで中国大陸からの観光客が次々と来ていました。 -
亜熱帯と熱帯に分かれます。
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途中で奇美族の原住民文物館に立ち寄りました。
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中には誰もいません。生活用品や、暮らしの様子が展示してあります。
パンフレットを見ると、予約すると、食事や色んな体験が出来るコースがあるみたいです。 -
豊年祭の写真。
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奇美族の衣装の 紹介。
実際に身につけて写真を撮ることが出来ます。 -
実際に使っている集会所。
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次は瑞穂温泉です。
ここは日本統治時代、警察官の保養所だった所です。 -
明治37年当時のタイヤル族の写真が見られます。
日本が統治するに当たり、原住民との戦いで命を落としたり、警備が過酷で病気になる人も多かったとか。 -
原住民はほとんどが首狩り族で、一人前と認められるには大切なことだったそうです。
原住民には美男、美女が多いそうです。 -
料金は個室を使っても大浴場だけでも一人150元。
タオルは50元。持って行ったのですが鉄分が多いので染まるから買った方がいいとのことで、そうしました。 -
個室の並び。空いているところを探してお湯を溜めます。
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お湯を溜めているところ。
2人でも十分広いです。 -
大浴場は水着着用です。
炭酸鉄鉱泉で茶色く濁っています。 -
外にはこの温泉について説明した石碑があります。
日本の温泉文化はしっかり根づいています。 -
次にやって来たのは日本統治時代1921年建設され、2002年に操業停止した、光復砂糖工場です。
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当時工場内で使われていたものなどが残っています。
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こちらは台湾砂糖の父 と言われる新渡戸稲造の像。
それまでの生産体制を見直し、砂糖の生産量を何倍にもした人です。日本には昔は“ 台糖”と書かれた袋に入った砂糖が売ってあったんですって。
もちろん日本だけで消費できない生産量となり、輸出していたそうです。 -
ここは現在は観光施設として保存されておりたくさんの観光客で賑わっていました。
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ここの目玉は何と言ってもアイスクリームです。
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何と!30種類ものアイスがあります。さっぱりしていて喉に残りません。
日本にもあったらいいのに!! -
日本語メニューもあります。チケットを買ったら引き換え窓口でうけとります。
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こちらは人気のパパイアアイス。45元。たっぷりありますよ。
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牛車がありました。
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当時社宅だった建物を使って宿泊できるようになっています。値段は3000元で高めです。
当時、砂糖工場に勤務することはエリートの証だったそうです。
敷地内はかなり広く見応えがあります。 -
統治時代の歴史を物語る、今も愛される施設でした。
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次は 林田山林場にやって来ました。ここは日本統治時代“森坂”と呼ばれており、今も地元の人は モリサカ と呼んでいるそうです。
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昔、トロッコが走っていました。
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旧公共食堂や付属雑貨店、生鮮販売部、洗濯部などの建物は内部が有名彫刻家の作品の展示館となっています。
数千人の職員と家族が居たそうです。 -
刺青を顔にする習慣があった原住民の写真も展示されています。
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日本家屋も数多く残されています。
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住んでいる人もいるそうです。
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こんな再現されたものもあります。
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ここもとっても広く日本統治時代の面影が一杯です。
1937年操業、1972年に山林火災により没落したそうです。
しかし、今でもこうやって保存されていることに感謝したいですね。 -
最後は鯉魚潭、という湖に寄りました。
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天気が良ければきれいなのに…。
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はやりのでっかい水鳥。
これで観光を終わり花蓮に戻りました。
楽しく勉強になりました。 -
夕食のため花蓮の街へ出ました。
夜市に行って見たけど食べ物は少ない。 -
小学生とか市民団体の作ったランタンがありました。
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ゲームなんかが多いかな。
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大きな玉が回っている。2トンあるそうです。
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ガチョウ料理とか小籠包とか、有名店の行列が凄すぎて並ぶ気になれず。
有名な海鮮料理の店にしました。
ここも週末で、地元の家族連れでいっぱい。でも待って食べました。 -
超満員です。
この店は安くておいしって。だけど昼の漁港の店には勝てませんね。 -
白魚よりでかい魚の唐揚げ。
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牡蠣の玉子焼き。どこに行っても食べますが、味はその土地その土地で違いますね。
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くりんくりんした菜っ葉の炒め物。シャキシャキでうまい!
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貝の炒め物。
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日本統治時代からある橋。
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街の中のバイクとかのガソリンスタンド?
これで二日目は終了です。おやすみなさ〜い。
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この旅行記へのコメント (3)
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- 櫻さん 2014/03/06 23:18:44
- はじめまして。
- bariyuri様、こんにちは。
花蓮の旅行記、興味深く拝見させていただきました。
去年から台湾にハマって、先月も日月潭と台北に行ってきました。
花蓮も絶対いつか行ってみたい場所です。
花蓮で泊まられた宿、日本人の方が経営してるんですか?
どのように宿を見つけられたんでしょうか?
bariyuriさんが仰るとおり、日本と台湾は歴史の上でもこんなに関わりが深いのに、私達は日本統治時代について一切教育を受けていませんよね。
台湾を好きになって、初めて「日本って、こんなことしてたんだ〜」と知って驚くことばかりです。
でも台湾の人達は今でも、台湾の近代化に尽力した日本人を敬い感謝し続けてくれていて、それに対して私達日本人はもっと感謝をしなければいけないのでは?と思います。
私も訪台する時は必ず、台湾の歴史に触れられる時間も作っています。
長々と申し訳ありません。
続きも楽しみにしております。
ではでは〜。
- bariyuriさん からの返信 2014/03/07 19:07:14
- RE: はじめまして。
- > bariyuri様、こんにちは。
>
> 花蓮の旅行記、興味深く拝見させていただきました。
>
> 去年から台湾にハマって、先月も日月潭と台北に行ってきました。
> 花蓮も絶対いつか行ってみたい場所です。
>
> 花蓮で泊まられた宿、日本人の方が経営してるんですか?
> どのように宿を見つけられたんでしょうか?
>
> bariyuriさんが仰るとおり、日本と台湾は歴史の上でもこんなに関わりが深いのに、私達は日本統治時代について一切教育を受けていませんよね。
> 台湾を好きになって、初めて「日本って、こんなことしてたんだ〜」と知って驚くことばかりです。
>
> でも台湾の人達は今でも、台湾の近代化に尽力した日本人を敬い感謝し続けてくれていて、それに対して私達日本人はもっと感謝をしなければいけないのでは?と思います。
>
> 私も訪台する時は必ず、台湾の歴史に触れられる時間も作っています。
>
> 長々と申し訳ありません。
> 続きも楽しみにしております。
>
> ではでは〜。
書き込みありがとうございます。
私が泊まったのは しんいせいち民宿というところで、花蓮 日本人民宿 と検索するとヒットするはずです。そこで宿泊予約やツアーの申込みができます。
ここのツアーは普通のガイドでは到底できないであろうと思われる素晴らしい内容です。タロコのツアーも素晴らしいですが、私の旅行記にある海線、山線のツアーも素晴らしいので是非両方参加されると、充実した旅行が送れると思います。
また何か、私でお役に立てることがありましたらお知らせください。
bariyuri
- 櫻さん からの返信 2014/03/07 20:05:38
- RE: RE: はじめまして。
- ありがとうございます!
花蓮に行く際は、bariyuriさんの旅行記や情報を参考にさせていただきますね。
続きを楽しみにしております。
ではでは〜。
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