2014/02/15 - 2014/02/15
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dapuqiaoさん
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上海市や近郊には史跡や水郷の街などたくさんの見どころがあります。
ほとんどが日帰りで行く事が出来るので土、日に暇を見つけて訪れてみました。
今回は語学研修で2週間上海に滞在する知人の希望で蘇州に日帰りの旅です。
行程
上海駅 → 蘇州駅 高鉄 G7044 約30分 39.5元
蘇州駅 → 山塘街 地下鉄 約5分 1元
山塘街 → 寒山寺・楓橋 Taxi 約5分 12元
寒山寺・楓橋 → 虎丘 taxi 約10分 15元
虎丘 → 蘇州博物館 バス 約25分 1元
蘇州博物館 → 蘇州駅 バス 約8分 1元
蘇州駅 → 上海駅 高鉄 G7017 約30分 39.5元
写真は虎丘の斜塔。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2/15 8:04
上海駅。
当日乗車券購入のため知人の宿泊先の最寄りの上海駅に向かう。
駅のチケット売り場はすべて自動販売機(身分証明書カード使用のため外国人は使用不可)になっており窓口売り場がない。
服務員に聞いてみると別の建物にあると言う。 -
向こうに見える赤い文字のところがチケット売り場です。
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大勢の人が並んでいます。
春節&元宵節が終わったばかりなので移動する人が多いのかもしれません。
半時間近く並んで往復のチケットを購入。
片道39.5元。 -
9時12分発の高鉄(G7044)に乗車。
蘇州到着は9時44分。 -
9:54
蘇州駅からは地下鉄を利用して山塘街へ向かいます。
山塘街は、庭園と運河の街「蘇州」で運河沿いの水郷生活風景を楽しめる一画です。
タクシーやバスを利用することもできますが、山塘街は地下鉄で一駅目なので大変便利です。 -
こちらが地下鉄のチケット。1元。
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10:05
5分少々で山塘街駅に到着。 -
山塘街の地図があるのでどちらに向かえばいいかよくわかります。
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広済路に沿って新民橋方向に歩いて行きます。
爆竹を売る店、酒店(ホテル&レストラン)、旅行社などがあります。 -
10:10
数分で運河にかかる新民橋に到達。
ここから山塘河までの運河の両岸に昔ながらの家屋が続く景観地区となっています。 -
景観地区を歩いてみます。
案内板があります。
この通りは、東楊浜路で玉涵堂とか古戯台とか通貴橋とかなどが見どころのようです。 -
古戯台らしきところで歌っている女性がいますが、観衆はそんなに多くありません。
素人さんが自由に歌えるのでしょうか??? -
通貴橋
両岸を往き来できるように橋もかかっています。 -
脇路地や
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脇運河もあります。
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運河には遊覧船もたくさんいて水上からの風景を楽しむ事も出来ます。
舟は後で訪れる虎丘までも行けるようなのでそれもいいかもしれません。 -
こちら「西洋鏡」と銘打ってあります。
昔の幻燈のようなものなのでしょう。
男の子が中を覗いていますが、いったい何が見えるのでしょうかね。 -
10:25
反対側の入り口にある「御碑亭」。
1775年に清朝の乾隆皇帝がこの地を巡遊した際に詠った詩をのちに刻碑立石したという事のようです。 -
白居易(=白楽天)さんの祠があります。
白居易さんはこの地区に赴任した際に山塘の修築に尽力されたようでそれを紀念して清の時代にたてられたとの事。
西湖の白堤と同様ですね。 -
中に入ってみると白居易さんの像があります。
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祠の向こうは山塘河に面していて朝宗閣が建っています。
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山塘河を前にしておばさんが太極拳を舞っているのも中国ならではですね。
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山塘河と遊覧船の船着場です。
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10:32
観光用に作られた山塘街への入り口の門牌のようです。
門牌には王宮の門に繫がる路といったような文字が書かれています。
この門牌をくぐって上塘街へ出てTaxiをひろい寒山寺へ向かいます。 -
10:45
上塘街から楓橋路を通り、途中右手に「留園」「西園」を見ながら10分足らずで到着。
普明宝塔が見えます。 -
楓橋路から中に入りますが、ここは正門ではありません。
この辺り一帯は「寒山寺景区」と呼ばれている模様。
まっすぐあるいて右に曲がると正門です。 -
10:48
寒山寺の照壁(=正門)。
こちらから境内に入ります。 -
参観券。20元。
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大雄宝殿の前庭。
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大雄宝殿。
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中には釈迦牟尼(=お釈迦様)の像。
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大雄宝殿の向こうには普明宝塔。
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右手には除夜の鐘で有名な「鐘楼」がありますが、別途入場料がとられます。5元。
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鐘楼の二階にある鐘は5元の入場料で好きなだけ突く事が出来ます。
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普明宝塔。高さ52m。
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廊下という廊下には至る所、張継の詩「楓橋夜泊」の石碑が飾られています。
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普明宝塔。
普明宝塔にも登れますが今回はスルーします。 -
という事で一階の部分だけ見学ですが、こちらは観音様でしょうか。
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廊下には歴代の(?)鐘が並べられています。
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11:08
いったん境内から外に出て別の区画にある「寒山鐘苑」に向かいます。 -
梵音閣。
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中には、巨大な鐘が安置されている。
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梵音閣と石碑。
「寒山鐘苑」は比較的新しいところのようです。 -
寒山寺景区と隣接している「楓橋風景名勝区」に入ります。
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別途入場券が必要です。25元。
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11:27
入場すると目の前にでーんと控えているのが「鉄鈴関」。
ここをくぐると楓橋にでますが、ちょっと横から橋を眺めてみます。 -
こちらが楓橋。
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「楓橋夜泊」の歌碑。
橋を渡った対岸にあります。 -
こちらが作者の「張継」さん。
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向こうに「普明宝塔」が見えます。
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はるか昔唐の時代にこのあたりで客船に乗った張継が寒山寺からの鐘の音を聞きながら「楓橋夜泊」を作ったのでしょう。
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楓橋風景名勝区の中には運河、水運に関する資料陳列館もあります。
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11:45
風景区の観覧を終えて付近のレストランで昼食です。
昼食後はTaxiで虎丘に向かいます。 -
12:32
10分ほどで到着。
こちらは南の入り口、南天門です。
寺の正式名称は「虎阜禅寺」というのでしょうか? -
山頂に見えるのが斜塔=雲岩寺塔というそうですから、虎阜禅寺との関係は???
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望山橋付近の船着場。
山塘街との間は舟でも往き来できるようです。 -
「虎丘山風景名勝区」への入場券。40元。
春秋戦国時代、この地(蘇州)にあった呉の国の王闔閭が越王との戦いに敗れ、ここに埋葬されてから3日後、白い虎が現れたことから 「虎丘」 となったという伝説があるようです。 -
断梁殿
この後、頂上まで石畳の緩やかな坂道が続きます。
そして、坂道には次々と見どころ(?)が続きます。 -
憨憨泉。
憨(han)という字には、愚か、無邪気という二つの意味があるようですが、ここの憨憨はお坊さんの名前だとか。 -
こちらがその泉=古井戸です。
憨憨という目の不自由なお坊さんが、夢のお告げに従ってここを掘ってみると水が湧き出たばかりでなく、その水で目も治ってしまったという言い伝えがあるそうです。 -
試剣石。
王闔閭が出来上がった剣の切れ味を試すために切った石だとか。
確かに石がまっふたつに切り裂かれているように見えますね。 -
真娘の墓。
唐代の蘇州の名妓だった真娘がこの地の富豪から大金で見受けされそうになった時、自らの命を絶ってしまったそうです。
その大金持ちは大変ショックを受け、真娘のために墓を建てるとともに自分も生涯妻を娶らないことを誓ったとされています。 -
千人石。
闔閭の死後、この地に遺体を葬った息子の不差は墓の秘密を守るため、墓を作った千人余りをこの場に集め、祝いの酒で酔わせた後に皆殺しにしたと伝えられています。
また、千人の人がこの岩に座して高僧の話を聴いたのが由来とも言われているようです。 -
千人石広場。
右手が大殿への石段。 -
観音堂遺跡。
左側の観音堂への階段の方から塔を目指します。 -
斜塔が見えてきましたが、この辺りではまだ傾いたようには見えません。
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近づいて行くとだんだんと傾斜しているさまがわかります。
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12:50
塔の直下では相当傾いていることがわかります。
今は危険なので登ることはできません。 -
斜塔の裏手に降りてゆけば北門の方へでますが、我々は元来た南門へと戻ります。
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大殿から石段を下って千人石広場へ戻ります。
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千人石広場の脇には剣池があります。
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「虎丘剣池」という字は、唐の時代の書家、顔真卿(がんしんけい)の書です。
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「剣池」 の底には闔閭の遺体とその副葬品 (3,000本の名剣) が眠っていると言われています。
こちらの「剣池」の字は、王羲之の書だそうです。 -
13:25
景勝区の入り口まで戻ってきました。
虎丘は呉の国で一番の山。
虎丘を後にして游2のバスで蘇州駅方面へ向かいます。 -
蘇州駅に戻る途中、拙政園、獅子林、蘇州博物館などが集まっている所で下車して少しぶらつく。
拙政園の入り口、博物館の入り口、獅子林の入り口とぶらついてもう一度バスで蘇州駅に戻ります。 -
蘇州駅からは、16時15分発の高鉄G7017で上海に戻ります。
もっと遅い電車にしておけば、途中通過したいくつかの庭園(留園、西園、獅子林、拙政園)の一つや二つは見ることができたかもしれません。 -
本日の足取りです。
A 蘇州駅 → B,C,D 山塘街 → E 寒山寺・楓橋 → F虎丘 → G 拙政園付近 → H 蘇州駅
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