ライン川流域周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2013年12月にドイツを周遊した旅行記です。冬のヨーロッパは日が短いので、ちょっと観光には向きませんが、12月は別の楽しみがあります。11月の末から各地で始まるクリスマスマーケット。すぐに日の暮れてしまうヨーロッパに、夜ならではの美しい夜景を引き立たせる露店と遊園地。寒くてもウキウキ・ワクワク!グリューワインと呼ばれるホットワインも美味。クリスマスにしか食べられないお菓子も美味。ビール樽をテーブルに飲み交わす人々も楽しそう。そんなドイツの冬の旅を、ちょっと駆け足のツアーで訪れました。「ちょいと鉄」の私は、ツアーから離れてICEにも乗車。ケルン中央駅は「鉄」にとっては、最高の場所。<br />ツアーのコースはシュバンガウ・ローテンブルク・ニュルンベルク・ドレスデン・ベルリン・ビュルツブルク・ハイデルベルク・ケルン・フランクフルトです。<br />私の旅行記は、ガイドブックのような観光名所だけではなく、実際に行って見た状況を地道に語って行きたいと思っています。これから訪れる方の、参考になればと思います。限られたスペースなので、敢えて長い観光地の説明文は添付しません。それらはガイドブックの仕事ですから。

ドイツ・クリスマスの周遊記16

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2013/12/09 - 2013/12/09

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ミズ旅撮る人

ミズ旅撮る人さん

2013年12月にドイツを周遊した旅行記です。冬のヨーロッパは日が短いので、ちょっと観光には向きませんが、12月は別の楽しみがあります。11月の末から各地で始まるクリスマスマーケット。すぐに日の暮れてしまうヨーロッパに、夜ならではの美しい夜景を引き立たせる露店と遊園地。寒くてもウキウキ・ワクワク!グリューワインと呼ばれるホットワインも美味。クリスマスにしか食べられないお菓子も美味。ビール樽をテーブルに飲み交わす人々も楽しそう。そんなドイツの冬の旅を、ちょっと駆け足のツアーで訪れました。「ちょいと鉄」の私は、ツアーから離れてICEにも乗車。ケルン中央駅は「鉄」にとっては、最高の場所。
ツアーのコースはシュバンガウ・ローテンブルク・ニュルンベルク・ドレスデン・ベルリン・ビュルツブルク・ハイデルベルク・ケルン・フランクフルトです。
私の旅行記は、ガイドブックのような観光名所だけではなく、実際に行って見た状況を地道に語って行きたいと思っています。これから訪れる方の、参考になればと思います。限られたスペースなので、敢えて長い観光地の説明文は添付しません。それらはガイドブックの仕事ですから。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
観光バス
航空会社
ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
クラブツーリズム

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  • リューデスハイムから出発したライン川下りの旅は、対岸のビンゲンの町から始まります。フェリーでまず立ち寄るのが、この町です。こぢんまりとしたリューデスハイムとは違い、大きな現代的な町です。この町にはクロップ城があります。<br />ガイドブックによると、現在町役場として利用されているそうで、ラインの城の中でも珍しい存在です。

    リューデスハイムから出発したライン川下りの旅は、対岸のビンゲンの町から始まります。フェリーでまず立ち寄るのが、この町です。こぢんまりとしたリューデスハイムとは違い、大きな現代的な町です。この町にはクロップ城があります。
    ガイドブックによると、現在町役場として利用されているそうで、ラインの城の中でも珍しい存在です。

  • ネズミの塔。ライン川は、重要な通商航路だったため、その通行税の徴収を目的に、多くの塔や城が建てられました。これらすべてから、納税を迫られたら、物販の価格はどれだけ高くなることかと思いますが、それでも運びたかったんでしょうね。

    ネズミの塔。ライン川は、重要な通商航路だったため、その通行税の徴収を目的に、多くの塔や城が建てられました。これらすべてから、納税を迫られたら、物販の価格はどれだけ高くなることかと思いますが、それでも運びたかったんでしょうね。

  • ラインシュタイン城。19世紀に再建されたので、なかなか立派な面持ちです。<br /><br />さて、もうお気づきと思いますが、写真が鮮明ではありません。これはカメラの性能とかカメラマンの技術とかいうより前の、バスの窓ガラスの汚さに由来するもので、走行中のバスの中から、望遠レンズで、しかも内側の席から撮ったための、まことに心苦しいながらの精一杯の写真です。<br />ライン河畔の撮影を希望の皆様、バスでの撮影は難しいです。船に比べ、速度が速く、川に面した側の席からしか撮影できません。しかも、自分の側にある城は見えません。窓ガラスが汚ければ、霞んだようにしか見えないし、天気がよければ反射もあります。前回は船下りだったので、そのあまりの違いに歯噛みしたものです。

    ラインシュタイン城。19世紀に再建されたので、なかなか立派な面持ちです。

    さて、もうお気づきと思いますが、写真が鮮明ではありません。これはカメラの性能とかカメラマンの技術とかいうより前の、バスの窓ガラスの汚さに由来するもので、走行中のバスの中から、望遠レンズで、しかも内側の席から撮ったための、まことに心苦しいながらの精一杯の写真です。
    ライン河畔の撮影を希望の皆様、バスでの撮影は難しいです。船に比べ、速度が速く、川に面した側の席からしか撮影できません。しかも、自分の側にある城は見えません。窓ガラスが汚ければ、霞んだようにしか見えないし、天気がよければ反射もあります。前回は船下りだったので、そのあまりの違いに歯噛みしたものです。

  • ライヒェンシュタイン城。似たような名前の城です。かなり規模の大きい城で、現在はレストランとホテルになっているそうです。<br />城自体が暗い色合いなので、手前の城とオレンジ色の教会をあしらってみました。

    ライヒェンシュタイン城。似たような名前の城です。かなり規模の大きい城で、現在はレストランとホテルになっているそうです。
    城自体が暗い色合いなので、手前の城とオレンジ色の教会をあしらってみました。

  • トレティングハウゼンの町とゾーンエック城。<br />ライン河畔は、城を見るのがメインですが、それぞれの町並みも、美しいです。

    トレティングハウゼンの町とゾーンエック城。
    ライン河畔は、城を見るのがメインですが、それぞれの町並みも、美しいです。

  • ゾーンエック城。見学は出来るそうです。

    ゾーンエック城。見学は出来るそうです。

  • フュルステンベルク城。現在は廃墟だそうです。

    フュルステンベルク城。現在は廃墟だそうです。

  • ライン川は、今でも往来の頻繁な航路です。しかも、国際航路です。川といえば、端から端まで国内でしかない日本とは根本的に違う、国をまたがる河川。<br />スイスからオランダまで流れる国際線。行き交う船もドイツのものだけでなく、他国の旗を掲げていたりします。<br />また、ライン川下りは、日本のツアーでは数時間の短いロマンチック・ラインと呼ばれる区間しか乗船しないのがほとんどですが、国を越え、数日間を船の中で過ごすクルーズも数多く運行しています。海のクルーズ船とは違い、2階建て程度の平たい船が特徴です。これは、ライン川が水深が浅いことと(手前にも中洲があります)、橋の下をくぐる必要があるからです。もっとも、その橋が少ないことから、川を車で横切るのは至難の業で、フェリーを間違えて対岸で降りてしまうとたいへんなことになります。

    ライン川は、今でも往来の頻繁な航路です。しかも、国際航路です。川といえば、端から端まで国内でしかない日本とは根本的に違う、国をまたがる河川。
    スイスからオランダまで流れる国際線。行き交う船もドイツのものだけでなく、他国の旗を掲げていたりします。
    また、ライン川下りは、日本のツアーでは数時間の短いロマンチック・ラインと呼ばれる区間しか乗船しないのがほとんどですが、国を越え、数日間を船の中で過ごすクルーズも数多く運行しています。海のクルーズ船とは違い、2階建て程度の平たい船が特徴です。これは、ライン川が水深が浅いことと(手前にも中洲があります)、橋の下をくぐる必要があるからです。もっとも、その橋が少ないことから、川を車で横切るのは至難の業で、フェリーを間違えて対岸で降りてしまうとたいへんなことになります。

  • シュタールエック城。足元に広がる町は、バッハラッハです。<br />この城は、ユールホステルになっていて「お城に泊まる」のも夢じゃない。<br />周りの斜面は、すべてブドウ畑。南斜面であることと、ライン川に太陽が反射して、より日差しが多く当たるのがいいのだそうです。<br />

    シュタールエック城。足元に広がる町は、バッハラッハです。
    この城は、ユールホステルになっていて「お城に泊まる」のも夢じゃない。
    周りの斜面は、すべてブドウ畑。南斜面であることと、ライン川に太陽が反射して、より日差しが多く当たるのがいいのだそうです。

  • シュタールエック城。泊まるなら、屋根裏部屋か、塔の部屋に泊まってみたいな。<br />

    シュタールエック城。泊まるなら、屋根裏部屋か、塔の部屋に泊まってみたいな。

  • プファルツ城。<br />このような写真を掲載するのは、たいへん心苦しいのですが、どれだけ撮影が難しかったか、お察しください。<br />この城は、ライン川の中州に建てられており、通行税を徴収するために、対岸との間に鎖を張って、通行止めをしたとのことです。白い船のような外観が目を引きます。<br />中州の広さは、ラインの水位によって大きく変わり、前回訪れた時は、城だけが水面に浮かんでいました。桟橋があるので、船で訪れることが出来るようです。

    プファルツ城。
    このような写真を掲載するのは、たいへん心苦しいのですが、どれだけ撮影が難しかったか、お察しください。
    この城は、ライン川の中州に建てられており、通行税を徴収するために、対岸との間に鎖を張って、通行止めをしたとのことです。白い船のような外観が目を引きます。
    中州の広さは、ラインの水位によって大きく変わり、前回訪れた時は、城だけが水面に浮かんでいました。桟橋があるので、船で訪れることが出来るようです。

  • シェーンブルク城。ライン川を見下ろす高台に聳える城。眼下に中州のプファルツ城を臨めます。<br />修復・再建されており、現在はホテルになっています。

    シェーンブルク城。ライン川を見下ろす高台に聳える城。眼下に中州のプファルツ城を臨めます。
    修復・再建されており、現在はホテルになっています。

  • オーバーヴェーゼルの町。シェーンブルク城の麓にある町で、やはりブドウ畑に<br />囲まれています。ドイツ特有の木組みの家が見られ、おもしろい形の屋根や塔が<br />あります。<br />ライン川との境に線路があり、このような長距離旅客列車が走ります。<br />

    オーバーヴェーゼルの町。シェーンブルク城の麓にある町で、やはりブドウ畑に
    囲まれています。ドイツ特有の木組みの家が見られ、おもしろい形の屋根や塔が
    あります。
    ライン川との境に線路があり、このような長距離旅客列車が走ります。

  • オーバーヴェーゼルの町。町の下流側あたりは、新しい家が多いです。<br />川から見たら、素敵だけれど、どこも斜面だからたいへんですね。

    オーバーヴェーゼルの町。町の下流側あたりは、新しい家が多いです。
    川から見たら、素敵だけれど、どこも斜面だからたいへんですね。

  • ローレライの像。ローレライの岩山の下の中州に下流のほうを向いて座っています。岩山が有名なので、ついつい目線は上に行ってしまいますが、こんな像があるんですね。船下りでは、岩と同じ側に見えると思います。私はバスだったので、岩は右手の頭の上。像は左になりました。<br />妖精の神秘的なイメージとは違い、随分と暗く、おどろおどろしい感じの像です。<br />正面から見られなくて良かった?

    ローレライの像。ローレライの岩山の下の中州に下流のほうを向いて座っています。岩山が有名なので、ついつい目線は上に行ってしまいますが、こんな像があるんですね。船下りでは、岩と同じ側に見えると思います。私はバスだったので、岩は右手の頭の上。像は左になりました。
    妖精の神秘的なイメージとは違い、随分と暗く、おどろおどろしい感じの像です。
    正面から見られなくて良かった?

  • ラインフェルス城とザンクト・ゴアールの町。<br />画面左手に見える、大きな白い塔が聖ゴアール教会です。<br />船下りだと、こちらか、対岸のザンクト・ゴアルス・ハウゼンで下船します。<br />以前、昼食を食べたレストランでは、ライン川は度々洪水を引き起こすので、店内まで浸水したことが何度かあるそうです。

    ラインフェルス城とザンクト・ゴアールの町。
    画面左手に見える、大きな白い塔が聖ゴアール教会です。
    船下りだと、こちらか、対岸のザンクト・ゴアルス・ハウゼンで下船します。
    以前、昼食を食べたレストランでは、ライン川は度々洪水を引き起こすので、店内まで浸水したことが何度かあるそうです。

  • ザンクト・ゴアルス・ハウゼンの町。バスを降りたので、久しぶりに鮮明な写真となりました。青い空がまぶしいです。<br />町の背後に建つのは、猫城。城主の名前が、その由来です。<br />画面左端の建物の壁に、ローレライの像が張り付けてあります。

    ザンクト・ゴアルス・ハウゼンの町。バスを降りたので、久しぶりに鮮明な写真となりました。青い空がまぶしいです。
    町の背後に建つのは、猫城。城主の名前が、その由来です。
    画面左端の建物の壁に、ローレライの像が張り付けてあります。

  • ザンクト・ゴアルス・ハウゼンのレストラン。内装はとても明るくて可愛いです。<br />団体客に不慣れなのか、注文した飲み物がなかなか来ずに困りました。

    ザンクト・ゴアルス・ハウゼンのレストラン。内装はとても明るくて可愛いです。
    団体客に不慣れなのか、注文した飲み物がなかなか来ずに困りました。

  • モーゼル川との合流点、コブレンツ。<br />この突き出た部分は、「ドイチェス・エック(ドイツの角)」と呼ばれます。

    モーゼル川との合流点、コブレンツ。
    この突き出た部分は、「ドイチェス・エック(ドイツの角)」と呼ばれます。

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