2013/12/07 - 2013/12/07
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fuchiさん
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19時すこし前にニュルンベルク中央駅に到着。ほんの一駅だったが雨が降っていたので、Uバーンでヴァイサートルム(白の塔)駅まで移動し、Holiday Inn Nurnberg City Centreホテルにチェックインした。
すぐに出かけて、有名なニュルンベルクのクリスマスマーケットに繰り出す。
もうだいぶ遅い時間で、ホテル近辺は人通りがほとんどなかったのだが、旧市街の中央に近づくにつれイルミネーションの輝き、屋台を楽しむ大勢の観光客が増えていった。終了時刻の21時まで、屋台やあちこちのマーケット広場を見て回る。さすがに有名なクリスマスマーケットだけあって日本人もけっこう多く見かけた。
そのあとはUバーンに乗って、近くの醸造所レストラン Schanzen Brau(Adam-Klein-Str 27:11:00~25:00)に行き、ビールと食事を楽しんだ。
写真はそこで食べたトマーテンブロートとロートビア。この赤い組み合わせはシンプルながら感動的な美味しさ。
実はもう一軒、徒歩圏内にLederer Kulturbrauerei(Sielstrase 12)があるのだが、さすがに11時近くになって遅い時間だったのでホテルに戻り、眠りについた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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Holiday Inn ホテルのすぐそばには、ニュルンベルクの”白の塔”と地下鉄のWeisstrum駅がある。見張り台として使われていた塔なのでこれをホテルへの目印とした。
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”白の塔”に面するルードヴィッヒ広場にある泉の像。一段高いところにいるのはハンス・ザックス像というそうだ。
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旧市街の中心に歩を進めていくと、おいしそうな玉ねぎを炒めたような匂いが漂ってきた。本格的なマーケットのエリアにたどり着いたようだ。雪の結晶みたい飾りが道の上に飾られていた。
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ニュルンベルガ― プレミアムフルフトブロート。フルフトはフルーツと木の実の両方の意味があるが、これは見た目から木の実のパンだろう。
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マルクト広場のあたりは人通りも多く、小雨がぱらついててもみな気にせずに歩き回っていた。壁画付きで歴史がありそうな建物も、イルミネーションで飾られている。
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屋台に群がる人々。
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シェーナー・ブルンネン(美しの泉)と”黄金の塔”もライトアップされている。
この塔のフェンスには「金の指輪」と呼ばれる金輪がついており、回すと幸運に恵まれるという言い伝えがあるそうだ。ただし金のリングは観光用で、本物とされているものは反対側にある。
しかし、回すために並んでるのはカップルばかり・・・ -
ミニチェアの家やクリスマスツリーのお店。手が込んでいて出来が良い。
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小さなおもちゃ人形の屋台。音楽家やドワーフ小人、兵隊などが目につく。
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酒屋。グリューワインをはじめ、アペロール(イタリアのリキュール)、サクランボのリキュールやワイン、パンチ等も売られているようだ。
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赤い尖塔をもつ古そうな建物。こうゆうのが至る所にある。
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イルミネーションされた街角に大勢の観光客。
何だか道の上に扇子みたいな飾りがぶら下がってるかと思ったら、人形のスカートだった。羽もあるから天使だろうか。 -
ニュルンベルクの中心を流れるペグニッツ川。川面にイルミネーションが反射していて美しい。 -
道を挟んで向かい合う建物の間にひもが張られ、会場の名前がつるされている
ここはMarkt Der Partnerstadte ・・姉妹都市? -
フラウエン教会前の中央広場はマーケット屋台の列が多数並んでおり、屋台の暖かな光が小雨の寒さを忘れさせる眺めである。しかしベルリンで見たキノコの屋台は探したけれど見つからなかった。
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ブラートブルストホイスレは満員状態。日本人が入ろうとしていたが断られてた。
この時期はここはテューハーのドッペルボックを出しているという情報があって少し気にはなってたのだが、諦める。
ブラートブルストホイスレは観光ガイドなどによく載っており、ニュルンベルガーソーセージの代表格扱いされているが、正直私の評価はいまいち。直営屋台でソーセージのバゲッドサンドを買ったのだけど、ザワークラウトをつけてくれなかったのだ。 -
立派な像が飾られた入口を持つZum Spießgesellenというレストラン。
入口が解放されていたのでちょっと入ってみると、中に薄暗い飲みスペースが設けられていた。 -
カウンターパブみたいな店内に立ち飲み客がぎっしり。なにか出し物があるかと思ったが特にそんなことはないようだ。
薄暗い店内にはタバコの煙が充満し、極彩色のライトが怪しげな雰囲気を醸し出している。
残念ながらビールは売られてなく、みなグリューワイン?を飲んでいた。 -
クリスマスマーケットは21時に終了。ホテルに戻って一休みして、本来の目的である醸造所へと出かけた。
まずはUバーンでWeisstrum駅からBarenshanzen駅に移動・・ -
ところがここでトラブルが。携帯の電池は確認していたのだ、通信用のポケットWifiの電池が切れてしまったのだ!
一応地図を印刷してはいたが、グーグルマップがないと現在位置がわからない・・
便利な機械に頼っていたツケが来てしまった。街灯もほとんど無く道は真っ暗。人通りも少なく不安ではあったが、こんな時のためのヘッドライトを装着し、駅の場所を見失わないように慎重に周囲を探索した。
すると、なにやら明かりが漏れてる建物の前に、タバコを吸う人たちがたむろしている。近づいてみると、やはりそこが目的の Schanzenbrau Schankwirtschaftであった。シャンツェンブロイのトレードマーク、クマの看板が見えて、なんとかたどり着けたことに安堵する。 -
それほど大きくない店内はほぼ満席でたいへんな混雑と喧噪。
奥のテーブルに秋を見つけ座る。どうも黒板表記のみで紙のカルテがないようだ。
半袖Tシャツスキンヘッドの店員さんが、22時までで暖かいメニューは終了だと教えてくれた。ちょっと忙しそうだったので会話は遠慮し、注文取りに来た時にお土産ですが、といってジャパンビアタイムスを渡す。興味はありそうだったが会話する余裕はなかった。 -
シャンツェンブロイ ロートビール
赤身がかったブラウン、泡はすぐ消えた。10℃とまあまあ冷えている。モルティーな香り、飲みやすく苦味が強くコクがあって喉の奥で味がわかる。
コクと甘味が強くこの旅行でもトップクラスに美味しかった。ニュルンベルク近辺は水の都合でロート(赤)ビールの出来が良いそうだ。周りを見渡すと、大入りの客がみんなロートを飲んでいる。他のビールはシュバルツとへレスがあるのだが、へレスは数人飲んでる人がいるが、誰もシュバルツは飲んでいない様子であった。 -
この店は22時からはあたたかい料理の注文を受けなくなる。いわゆるブロートツァイトである。ブロート(パンのこと)の上に乗せる具として、以下のラインナップが黒板に書かれていた。
Radieschen(大根)、Schmalz(ラード)、Tomaten(トマト)、Shinken(ハム)、Geha'ck(ひき肉)、Obatzda(チーズディップ)。
野菜不足気味だったのでトマトを注文。
写真がそのトマーテンブロート。
パンにバターを塗ってトマトの輪切りを乗せただけで、シンプルながら信じられないほど美味しかった。硬い黒パンをかみしめるとトマトの汁けと旨みがしみこんで口の中でほろほろと崩れ、よい食感が楽しめる。
ロートビールとトマト×バター×黒パンの相性がやばいくらいに良い。口に含むたびにビールが香ばしく感じられたり、フルーティーな甘さが出てきたりして飽きることがない。 -
ロートをあっという間に飲んでしまったので、もう一杯。
シャンツェンブロイ へレス
温度は13℃ですこしぬるめ。白ワインのような、あるいはベルジャンのようなフルーティな香りがして面白い。
一口目の感想は、うーん?変な味。酵母が残っている感と、酸味と、渋み?がある。へレスのスタイルから想定できる味ではなかった。ミルキーさもあり、コクはまあまあある。酸味と渋みも、白ワインのように料理に合わせる食中酒として考えると悪くないかもしれないが、単体ではいまいちな感じ。 -
トマーテンブロートがあまりにおいしかったので、他のも試してみる気になった。そこで、これぞドイツ、というシュマルツ(ラード)を注文。ドイツのラードはバターみたいで美味しい、と聞いていたからだ・・・・・食べてみるとこれは・・ざらっとした食感に何とも言えない油っこさ。さすがに口に合わなかった。付け合せの人参が甘くておいしいので、これと交互に食べてなんとかしのぐ。
店はどんどん混んできて、若者3人組が相席になった。12月だというのに全員半袖。屋内とはいえ、寒くないのか? 彼らはすごく大きなスマホでない携帯をいじり、ロートビアを飲みながら、シュマルツや、ハムの盛り合わせを食べて談笑していた。ドイツ人は食べ物をシェアしないと聞いていたがそんなことはなく、普通にハムやオバツダを分けてたべており、勘定も割り勘しているように見えたものだ。
雰囲気がよい酒場で楽しんでいたが、時間はすでに23:00。 近場のLederer醸造所にも行きたかったが諦め、Uバーンでホテルに戻り、明日に備えて眠りについた。
ビール累計 20種/7.9l
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