北欧２カ国とちょっと南国の旅 （１）- 出発～スウェーデン編

2011/08/06 - 2011/08/20

物価が高いとか、きれいすぎてどこを見ても同じなどなどといった意見もある北欧ですが、前々から興味を持っていた地域であり、また某有名テレビ番組の影響もあって、一大決心をして行ってみました。

スターアライアンス会員である私は、ヨーロッパ行きだろうがタイ国際航空を利用しているので、今回も迷うこと無く南回りバンコク経由のチケットをおさえて意気揚々と旅立とうとしたのですが・・・

＜旅行日程全体＞
８月６日　関空→バンコク→フランクフルト→ストックホルム　★いまここ
８月７日　ストックホルム→オスロ　★いまここ
８月８日　オスロ→ヴォス
８月９日　ヴォス
８月１０日　ヴォス→オスロ
８月１１日　オスロ→ストックホルム
８月１２～１３日　ストックホルム
８月１４日　ストックホルム→フランクフルト→バンコク
８月１５日　バンコク→クアラルンプール
８月１６日　クアラルンプール
８月１７日　クアラルンプール→プーケット
８月１８日　プーケット
８月１９日　プーケット→バンコク
８月２０日　バンコク→関空

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

関空発の深夜便。バンコク経由の場合よく利用するのですが、この時にはえらい目にあいました。
この便に搭乗予定の人たちが乗っているＪＲが遅延しているらしく、その到着を待つために関空発の時間を遅らせる、とのことでした。

「へ〜、そんな理由でも飛行機が待ってくれることってあるんだ・・・」
程度にこの時点では考えていたのですが・・・

定刻よりも遅れてバンコクに到着したものの、当初の予定では８時間ものトランジットがある私には痛くも痒くもない！　乗り継ぎぎりぎりの皆さんは大変だったことと思います。

そしてフランクフルトに向かうこの飛行機で、第２の事件が・・・

乗客の搭乗が完了したものの、なかなか動き出さないなあと思っていると、機内コンピュータシステムに不具合があるとのことで、延々調整に時間を取ったあげく、「乗客全員を降機させ、機体を変更する！」とのアナウンスが入りました・・・

この判断の時点で、すでに定刻から１時間以上経過。

その間、機内では軽食と飲み物はサービスされましたが。

予定では、この日のうちに乗り継いでストックホルムまで行くはずだったのですが、遅れに遅れたフランクフルト到着のせいで、航空会社の手配した「Sheraton Frankfurt Airport Hotel & Conference Center」に宿泊することになりました。

「おおっ！シェラトンの朝食！！」と思ったものの、翌朝に振り替えられたストックホルム行きのフライトから逆算して、チェックアウトが朝食営業時間前であること判明し、残念。

正規料金を払っていない客に対しては、「朝食バスケットでもお作りしましょうか？」との言葉は無かった・・・

わずか数時間のシェラトン滞在を終え、ようやくストックホルムへの旅立ちとなりました。
機内ではヨーグルトとフルーツの軽食などが。

しばらくぶりの食べ物に感謝感激。

ようやくたどりついたストックホルム！
空港から市内へは、アーランダ・エクスプレスで移動します。所要時間２０分と、近くて便利なのです。

車内はキレイで快適。

ストックホルム中央駅に到着し、さっそく市内へ。
この日は低気圧の接近によりあいにくの天気。ご覧のとおり雨模様です。

「おお、ここにもシェラトンが！」
ご縁があるねえ・・・などとのんきに考えていると・・・

雨はものすごい降り方になり、

橋の下に大慌てで避難しました。

やがて、雨は上がり、

やや陰鬱な雰囲気の水の都もいいものです。

街歩き再開です。

街角には、すてきなお店がいろいろと。

こんなお店も。

こんなお方も！！

相変わらず、雨は降ったりやんだりを繰り返して。

ちょうどこの頃、ストックホルムでは"Stockholm Pride 2011"が開催されていました。シェラトンホテルの写真にも、レインボーフラッグが掲げてありましたね。

雨に霞む港までやってきました。

海鳥たちも、いい感じです。

港からすぐの王宮です。

衛兵　「おりゃあっ！！」

観光客　「今から、何かありますんか？」
衛兵　　「交代式ですわ。馬も来ますよ。」
観光客　「へ〜。そりゃ見ていこうかいな。」

お馬さんが通ります。

本当は、観衆も傘をさしてはいけないのです。
衛兵から注意されます。

騎馬隊のあとは、のんびりムードただよいます。

こういう、大切なお仕事もあるんですよ。

The Royal Chapelを見学します。

絢爛豪華、というのとは違います。

でもやはり、市内で見た他の教会とは、醸し出す空気感が異なります。

音楽礼拝もあるようなので、ホームページでチェックしてみてください。

王宮を離れます。

おなじみ、にっこりライオンちゃん。

市内にはいろいろなタイプのライオンちゃんがいるようですね。

哀切ただようこちらも有名。

ガムラスタンに続く橋のそばにある"Rag and bone with a blanket"です。
スウェーデン語で"Hemlös räv"というので、"Homeless fox"なんですが、

抱かれているこの子は、子ぐまちゃんに見えます。

ストックホルム街歩きはいったん終了して、これから空路、オスロへ向かいます。