ローカル線の旅　　旧国鉄鍛冶屋線跡をめぐる

2014/02/14 - 2014/02/14

旧国鉄鍛冶屋線は当時の加古川線野村駅（現西脇市駅）から多可郡中町の鍛冶屋駅を結ぶローカル線でしたが、1980年に廃線となりました。現在は旧路線跡が自転車道として整備されたり、終着駅の鍛冶屋駅や中間の市原駅の駅舎が記念館として保存されていました。

エリア 多可・西脇・加東(兵庫)

• 旅行の満足度: 3.5

• 交通手段: 自家用車

鍛冶屋線の終着駅、鍛冶屋駅
ここは駅舎が保存さてれています。

昔懐かしい木造駅舎です。

鍛冶屋駅と隣の中村町駅の駅名標がならんで置いてありました。

ここには当時の気動車（キハ30）が２両、ホームに保存されていました。

運転室を覗いてみました。

鍛冶屋駅前の通りです。

隣の「なかむらまち」の駅の跡地、

中村町駅の跡地は、小さな公園となっていました。

「そかい」駅跡地、

線路跡がサイクリングロードになっていました。

市原駅記念館、洋風のモダンな木造駅舎です。
なかなかいい感じの駅舎ですねぇ、、、

ここにも機動車（キハ30）が2両ホーム跡に保存されていました。

列車のボディーには可愛い絵が書かれていました。
地元の子供たちがデザインしたという可愛らしいペインティングがされていました。

市原駅記念館

市原駅も中には鍛冶屋線関連の展示がされていました。

野村駅とこの市原駅の間にあった西脇駅の路線図、この西脇駅がそもそも西脇市の中心部にあり、鍛冶屋線で最も賑わった駅だったそうです。
加古川線もほとんどが西脇駅が始発、野村駅から谷川駅方面の加古川線の方がむしろ枝線のような扱いだったようですね。

市原駅の運賃表、

市原駅の隣に残る農業倉庫、最近はもうこの建物も見かけなくなってきました。
ここは今でも使用されているようです。

市原駅の隣にあるコヤノ美術館、ここの展示はなかなかのものでした。
この建物は旧藤井家住宅、明治の富豪でこの鍛冶屋線も最初私費で敷し、自宅前にこの市原駅を作ったと言う豪快な逸話がありました。

コヤノ美術館の旅行記です。
http://4travel.jp/travelogue/10858532

鍛冶屋線の始発駅、野村駅、ただし現在はJR加古川線西脇市駅となっています。

西脇市駅 駅

ちょっと変わった保線車両がありました。ベンツです！

JR加古川線は現在は電化され、二両編成の電車が走っていました。
ローカル線はできれば気動車が似合う気がするのですが、時代の流れには逆らえないんでしょうかねぇ、、、

最後に寄った滝野の紫川ラーメン、播州ラーメンのお店です。
甘みのあるスープがクセになりそうです。
ごちそうさまでした。

紫川ラーメン グルメ・レストラン