2014/02/21 - 2014/02/21
42位(同エリア59件中)
スタリモストさん
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車をホテルで手配し、ウダイプルの北80kmにあるメワール王国の砦「クンバルガルKUMBHALGARH」を見学に出かけた。巨大なジャイナ教の寺院にも寄ったが、2つとも素晴らしい遺跡で、まわりの長閑な景観と相まって深く印象に残った。
□経過=デリー(1/14.15.16)→ボーパール(1/17.18.19)→マンドゥ(1/20.21)→アーメダバード(1/22.23.24.25.26)→ジュナーガル(1/27.28.29.30)→ジャムナガル(1/31)→ブージ(2/1.2.3.4.5.6)→パタン(2/7.8.9)→ ジャイサルメール(2/10.11.12.13.14.)→ジョドプール(2/15.16.17)→ウダイプル(2/18.19.20.21)→ブーンディ(2/22.23.24)→ナワルガル→ジャイプール→デリー・・・帰国(3/7)
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□39日目(2/21)
「クンバルガル」へは、ホテルでタクシーを手配(1800)した。
朝9時にホテルを出発。若いドライバーは車をかっ飛ばし、抜いたバイク・リキシャ・車・バス・トラックは数知れない。 -
高原の長閑な田園風景をゆったり楽しみたかったが、結果的には、時間が生み出されて見学時間をたっぷり確保出来た。
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ホテルを出て2時間後、クンバルガル砦に着いた。
クンバルガルは15世紀にメワール王国が造った要塞だ。入場の手前で砦を遠望した。左に「バダル・マハル宮殿」、右に中国の長城のような城壁が見えた。壁は36km続いているという。 -
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いよいよ入場(100)。パンフもあったので買っておいた(30)。
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砦がそそり立つ
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宮殿の他にもたくさんの寺院や階段井戸が点在している。
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第2の城門をくぐる。案内犬登場・・。
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砦は海抜1000mに位置し、空気が澄んでいる。
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長城が遠望される。
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点在する寺院
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階段井戸も眼下に
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下を歩いた。石垣は創建当時ダムとして機能していた・・
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ギリシャの神殿を想起させるような寺院
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たっぷり2時間半見て回った。下の寺院をめぐる観光客は少なく、ずっと私達だけであった。
クンバルガルは、周りの長閑な景観とともに、深く印象に刻まれた。 -
ジャイナ教寺院に向かう途中・・
キィーを閉じ込めてしまった車に遭遇。心優しい我がタクシー運転手は、長くて薄い板を窓に差し込みドアを開けた。
拍手喝采・・・。
そう言えば、一昔前、日本でもよく見かけたなあ・・ -
その車は花嫁を乗せる車だった。
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そこから1時間ほど車を走らせ、 RANAKPURにあるジャイナ教寺院「SHETH ANANDJI KALYANJI」に行った。(この寺院に詳しい神谷武夫氏は「アーディナータ寺院」と訳されている)
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基盤が60m四方のとても大きな寺院だ。入場料(200+カメラ100)には音声ガイドが付いているが日本語がないので使わなかった。
たくさんの観光客が来ている。日本ではメジャーじゃないが、ウェスタンでは知れ渡っている観光名所なのだろう。 -
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階段を上り、狭い入口から入ると、広い空間が現れた。思わずため息がもれる程美しい。
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大理石の柱が林立し、精緻を極めた彫刻が施されている。ドームの天井部分の細やかさににも驚嘆する。全体構造は何となく理解していたつもりが、写真を撮って巡っていると、今の立ち位置がどこなのか不意にわからなくなった。空間設計のなせる技なのか、内と外との関係も明快ではない。荘厳さの中に浄土感が漂う寺院だった。
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帰り際ドライバーが村で車を止めた。牛を使い、地下深くから水をくみ上げていた。
このシーンも楽しい思い出の一つになった。 -
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高速道路を疾走しホテルにもどったのは5時半だった。
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□40日目(2/22)
ウダイプル最後の日、「ローク・カラー・マンダル民族博物館」に出かけた。
ここでもパペットショーを見ることが出来た。巧みな糸さばきに魅了された。 -
リキシャでシティーパレスに戻ったとき、ちょうど結婚式のパレードだった。ウダイプルに着いたときも結婚式で、別れの時も結婚式。水と緑が溢れたウダイプルはなかなか良い街だった。
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18:15ウダイプルから列車(12964 /スリーパークラス / 2人で260→シニア割引運賃+140手配手数料)で、ブーンデイに移動する。ウダイプル始発なので乗車は問題なかったが、下車する時はすこぶる緊張した。列車は快調に走行して途中駅では10分早く到着するので、ブーンディは定刻の22:37に到着するものと考え、デッキに早めに立っていた。(パタン行きバスの再来は回避しなくてはならない。あの時はパタンをやり過ごし、90km先にまで行ってしまった。今回は停車駅と時刻をネットで調べてメモして乗り込んでいた。又、チケットを購入した旅行会社のスタッフは停車時間は2分なので、早めにスタンバイを・・と助言を受けていた。)
デッキでは、私が車掌補佐と誤認した男が携帯の充電中。彼は「日本人の言語は英語なのか。通貨はドルなのか。」と、凄いことを言う。どこかで「アメリカ人か」と言われて以来のショックを受けながら到着を待った。ところが、22:37時点では停車はおろか爆走している。途中、長い時間止まったこともなく、遅れる余地がないのに23時を回っても止まる気配がない。とんでもない間違いが発生し、ブーンディはスルーしたのではないかと嫌な考えがよぎった。スタリモストは「降りる客が少ないから、通過したのかもしれない」と、言い始める始末(-_-)。・・緊張の40分を耐え、列車が減速し始めた時は光がさして来たけれど、それでも駅名を確かめない限り安心出来なかった。スリーパーの私たちの車両はプラットホームからはみ出していて線路に飛び降りなくなくてはならなかったが、表示されていた「BUNDI」の駅名を確認出来た時は、スタリモストと握手して喜びを分かち合った。しかしブーンディの前で停車した駅をたった5分後れで発車したはずなのに、どうして40分の遅れとなったのかわからない。スタリモストは「走行予定の線路にトラブルが発生したので、迂回して他の線路を走ったのに違いない」と。道路ではあるまいし、そんなことってないでしょ(>_<)。
フォート近くのホテル「 Hotel Bundi Haveli」(1050)にはリキシャで移動したが、深夜料金ということで150を譲らなかった。他のリキシャワラーも軒並み150と言っていたので提携しているのだろう。
※ウダイプル駅 -
※スリーパークラス・・発車の際にはほとんど席は埋まった。
列車の振動で鎧戸がガタガタときしみ、窓が自然に上がって冷たい風が吹き込む。 -
ウダイブルの日没・・
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