2014/04/28 - 2014/04/29
409位(同エリア1652件中)
涼丸さん
沖縄から神戸までの片道クルーズの後半。
2つめの寄港地は世界遺産屋久島です!
屋久杉を見たいし、島一周もしたい!
ハイクもしたいけど、子どもがいるのでほどほどに。
クルーズには4種類ほどオプショナルツアーがありましたが、ちょうどいいツアーがありません。
そこで、紀元杉&ヤクスギランドミニハイクと、島一周ドライブを、現地ガイドさんに案内してもらいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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クルーズ2日目の夜も結構揺れがありました。
朝は、和定食と洋食バイキングがあり、この日は和定食を頼む。
すず丸にご飯と味付けのりで即席ミニおにぎりを作ってやるとぱくぱく食べました。
8時、屋久島の宮之浦港に入港。
天候は曇り。宮之浦港フェリーターミナル 乗り物
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憧れの屋久島に到着です!
この日もクルーズ船のオプショナルツアーではなく、個人で手配して、屋久島パーソナルエコツアーさんに、ヤクスギハイクと島一周ツアーを頼んでありました。
船の到着にあわせて港に迎えに来てもらい、紀元杉・ヤクスギランドに向かいます。
途中、手配してもらっていたお弁当をピックアップ(写真の右の店)。 -
車は、結構なカーブの続く山道をどんどん登っていきます。
離合がたいへんな箇所もあり、レンタカーではなくツアーにしてよかった…。
さらに、途中、雨が降ってきました。 -
最初に向かったのは車で行ける屋久杉である紀元杉。
ヤクスギランドからさらに車で約20分山奥にあります。
今回はヤクスギランドは少ししか歩かないので、本格的な屋久杉に会えるのはこの紀元杉だけです。
道路からはてっぺん部分が見えますが、上部は折れていて、枝も少ない。
ここから見るだけでは、大きさは体感できません。
根本付近に下りる木道があり、胴回りを1周出来るようになっています。紀元杉 自然・景勝地
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紀元杉
樹高 19.5m
胸高周囲 8.1m
樹齢 3000年!
標高 1230m
着生植物 たくさん紀元杉 自然・景勝地
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近くに下りると、さすがの大迫力!
ごつごつした表面が力強い。 -
下から見上げると、また違った迫力です。
枝や着生植物でてっぺんがどうなっているのかは見えないので、とてつもなく高く感じます。
・・・雨だったので、レンズを上に向けるとレンズに雨粒がかかり、拭いては撮りの一瞬勝負。 -
歩かずに屋久杉に出会えて、すず祖父母たちも満足満足。
来年の年賀状の写真はこれに決定!
木道は胴回りを1周しています。 -
中は空洞の老木だそうですが・・・
雨を浴びて緑がきれいで、まだまだ生命力を感じました。 -
道路から記念写真を撮ると、こんな感じに写ります。
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紀元杉の駐車場のところに屋久島のおいしい水が湧き出ています。
超軟水なのだそうです。
びいなすクルーズの部屋にあった水のペットボトル(無料)を持ってきていたので、中の水を捨てて、湧き水を汲む。 -
もと来た道を戻り、ヤクスギランドへ。
「ランド」といいますが、人工的なテーマパークではなく、自然の森の一部に遊歩道がつけられただけの、屋久杉の森です。
入り口の山小屋で入山料1人300円を払う。トイレあり(100円)。
入口の標高は1010m。
写真はマムシグサヤクスギランド 自然・景勝地
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ヤクスギランドの入場ゲート(?)よろしく迎えてくれるのは、くぐり栂(つが)。
木の根の間を遊歩道が通っていて、楽々くぐれます。
なんかわくわくします。ヤクスギランド 自然・景勝地
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倒木から、杉の新しい芽が生えているのをガイドさんが説明してくれます。
この中から淘汰されて生き残った杉が、次の世代の森を作るのだとか。 -
ヤクスギランドは、このような木道や木の階段が整備されており、30分コース、50分コースは、気軽に屋久杉の森を散策できます。
80分コース以上は登山道になるので、登山の装備が必要だそうです。
雨が降っているが、雨に濡れた緑の森もまた美しい。ヤクスギランド 自然・景勝地
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林泉橋を渡って、屋久杉の森の中へ。
その先は杉の原生林が広がります。 -
橋の下を流れる荒川。
夏は気持ちよさそう。 -
屋久島の杉のうち樹齢1000年以上のものを屋久杉と呼び、それ以前の若い杉は小杉というのだそう。
ヤクスギランドの30分コースでも、少し脇道にそれると千年杉という屋久杉に出会えるのだけど、雨で幼児がいるのと、樹齢3000年の紀元杉にすでに出会ったので、まだまだ屋久杉としては若い千年杉は省略し、先を進む。ヤクスギランド 自然・景勝地
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森を歩くだけでも、原生林の雰囲気は味わえました。
もののけやトトロなど、なにかが居そうな気配です。
このあたりは入口だけど、もっと奥は、人間が入ってはいけない場所のような・・・。 -
切り倒された大きな切り株の上に、新たな杉が育つのを切株更新というそう。
苔むした大きな切株からは、切り倒される前の巨木や巨木を切り倒す人間たちの姿の幻が見えてきそう。 -
双子杉。
数百年前に伐採された切り株の上に、2本の小杉が育っている。
こうして世代交代していくのね。
小杉とはいえ、かなり背は高いのだが、雨が強くなってきて、レンズを上に向けられず、生え際だけを撮影。 -
今は原生林の木は切ることができないので、倒木を原料として屋久杉細工を作っているそうです。
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すず丸も、少し抱っこしたけど、だいたいは自分で歩きました。
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ヤクスギランドの出口ゲート(?)、くぐり杉。
ガイドブックによると、根が分かれているのではなく、倒れた杉が合体したのだそう。
ちなみに、すず母は、この写真の後、くぐり杉を撮影しようとして後ずさっていたら、滑って転び、足首をひねってしまいました。
地元に戻ってから病院に行ったら、ヒビが入っていました。トホホ…。ヤクスギランド 自然・景勝地
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帰りに荒川に架かっているのは、清涼橋。
ヤクスギランドのほんの入口部分だけを見学しただけですが、3才くらいの幼児連れファミリーならちょうどいい感じ。
すず丸がもう少し大きくなったら、ヤクスギランドのもっと長いコースか、白谷雲水峡を訪れたいものです。
縄文杉は・・・、すず丸が行けるようになるころは、すず父母がムリかも。ヤクスギランド 自然・景勝地
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車で山を下る最中、雨が激しくなってきましたが、海岸沿いまでくると雨は降っていませんでした。
午後からは、見どころを周りながら、島を一周します。
まず訪れたのは、千尋(せんぴろ)の滝。
しかし、すず丸が車で寝てしまったので、すず丸は滝を見ていません。千尋の滝 自然・景勝地
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上流で雨が降っているので、ガイドブックの写真より、かなり水量が多く、水しぶきも上がって迫力がありました。
落差66m。
千尋の滝は展望台からの遠望なので、双眼鏡や望遠カメラがあるといいですね。 -
巨大な花崗岩の一枚岩も見どころ。
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小雨が降っているので、すず丸を起こし、千尋の滝の駐車場そばにある海の見える東屋で弁当にする。
竹の皮で包んだ登山用のおにぎり弁当。
美味しい!
すず丸は、すず母の弁当を半分こ。おにぎりを気に入ったようで、「おいしいねー」を連発。 -
再び車に乗り、次は大川(おおこ)の滝に行きます。
落差88mと書いてあります。大川の滝 自然・景勝地
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大川の滝は日本の滝百選のひとつ。
展望台が滝壺に近く、十分迫力を感じましたが、ガイドさんによると、さっきの雨の割には思ったほどの水量ではないとのこと。 -
確かにガイドブックの写真でも、右側の水流がもっと多い。
雨が降る場所にもよるのでしょう。
多いときには右と左の水流が一緒になるほどで、そんなときは展望台に近づけないほどの水しぶきなんだそう。 -
屋久島一周ドライブは島の西側に向かいます。
晴れていたら海もさぞかしきれいでしょう。 -
屋久島の照葉樹林は世界遺産区域に入っている。
杉は島中央の高山(標高600m以上のところ)に生育しており、低山には照葉樹林帯が広がり、海岸沿いは亜熱帯植物が生育するという、なんとも自然の凝縮された島です。
九州でいちばん高い山は屋久島にあるんだとか!西部林道 自然・景勝地
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照葉樹林帯の中を走っているのが西部林道(県道78号)。
この一帯にはヤクシカやヤクザルがたくさん生息していて、遭遇率はかなりのものだとか。
この日もヤクシカに何度も遭遇!
小柄なかわいいシカです。野生動物に会うとテンション上がります〜。西部林道 自然・景勝地
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別の地点の別のヤクシカの写真です。
林道入口ですず丸とすず祖母がヤクザルをちらっと見たらしいけれど、他の者はヤクザルには遭遇できず。
ヤクザルは、晴れの日はひなたぼっこをしに木のない道路脇に出てくるそうですが、雨の日は、岩陰で雨宿りをしていて遭遇率が悪いのだとか。残念。 -
最後に永田いなか浜へ。
ここはウミガメの産卵地として有名。
5〜7月の夜にはウミガメが産卵に上陸するのだそう。永田浜(いなか浜・前浜・四ツ瀬浜) 自然・景勝地
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かわいいピンクの桜貝があり、すず祖母姉やすず丸が拾っていました。
ガイドさんは砂浜に寝転んでのび〜〜。
運転、お疲れ様です。
駐車場の無人販売所で、たんかんをゲット。 -
最後に、物産館によってもらい、屋久島のお土産をいろいろゲット。
屋久杉細工を何か・・・と思って箸など見ていたら、すず丸が、屋久杉で作った汽車や車のオモチャを目ざとく見つけ、思い出に屋久杉の汽車をゲットです。
ちなみに買って帰ったお菓子の中では、すず丸が、たんかんゼリーを気に入っていました。 -
5時ころ、無事帰船。
1日の滞在にしては、屋久杉、ミニハイク、島一周とかなり屋久島を満喫し、大満足。
すず丸が大きくなったら、また再訪したい!宮之浦港フェリーターミナル 乗り物
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夕食は、洋食。
神戸下船なので最後の夜です。
・・・が、昼寝が足りないすず丸は不機嫌でぐずるので、交代でレストランの外に連れだし、落ち着かないディナーとなる(汗) -
この日のショーは、マジックショー。
亜羅仁(アラジン)さん、おもしろかったのですが、観光疲れのすず母も睡魔に襲われ、すず丸とともに夢の中へ・・・。
テルマエ・ロマエの映画に出演していると言われたのは印象的で、映画を見るときの楽しみになりました(笑)
マジックショーは撮影不可。
ロビーではピアノコンサート。白いピアノ、かっこいい。 -
すず丸は、お友達になったK君をみつけて元気を取り戻す。
K君は、最初にびいなすに乗ったときのすず丸くらい(2才前)。
比べてみると、すず丸も大きくなったものです・・・。
みんな疲れているので、ショーが終わったら、すぐ、寝た。
天気が悪く、種子島の島影を出たら、揺れる揺れる・・・。
揺れの中で夢の中へ・・・。 -
船内4日目は終日クルーズ(神戸コースは下船)。
瀬戸内海ではなく外洋を通るコースなので、この日も揺れてます。
船内イベントの操舵室見学を楽しみにしていたら、荒天で中止のアナウンス!
乗り物好きなすず丸もK君も残念だけど、この波ではそれも納得せざるをえない。
安全航行をよろしくお願いします!
ラウンジは、人がおらず、子どもたちのサロンとなっていました。 -
その後、船内イベントの折り紙教室へ。
季節がら、鯉のぼりとカブトを作るが、少し遅れていったので鯉のぼりの最中でした。
イベントが終わってから、スタッフのお姉さんがカブトも教えてくれ、すず丸も上手に作りました。 -
お昼のあとは、船内イベントのメイン、BINGO大会!
ヤクザルに扮するお姉さんの軽妙な司会で、楽しく進む。
普通BINGO、ラッキーセブン、サバイバルBINGOの3ゲーム。
2戦目の7つ窓が開いたら上がりのラッキーセブンで、すず丸のカードが上がり、びいなすハンカチをいただきました!やったー!
でも当のすず丸は、途中までは自分で窓を開けて頑張っていましたが、睡魔に負けて夢の中でした。 -
BINGOも終わり、最後の片付けをしているうちに、神戸港が近づいてきた。
紀伊半島の影に入ってからは揺れも収まっていたけれど、我々は神戸で下船。
船は翌日横浜に入港するのだけど、紀伊半島を過ぎるとまた揺れるんだろうなあ。船の快適さは、やっぱり天候に左右されますね。
でも、離島をハシゴできるのも船ならでは。また、クルーズの機会があったら積極的に利用したいものです。 -
神戸港からタクシーで神戸空港に行く。
空港で夕食を済ませ、スカイマークで米子空港へ。
離陸して上昇したと思ったら降下が始まり、文字通りひとっとび。
あっという間に帰り着き、うまくスカイマークを利用して、那覇〜神戸を早く安くつなげたのはポイントが高かった。
旅の幅が広がるので、存続を祈念します…。
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旅行記グループ ぱしふぃっくびいなす奄美・屋久島
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