702　「にんじん湯 吹上荘」「中田観音」福島県大沼郡会津美里町

2014/02/08 - 2014/02/10

“にんじんの湯” 変わった温泉の名前をとあるお店で聞きました。「場所はどこにありますか？」「会津美里町にありますが、詳しい場所は判りません！」では自分で探すしかない。でも、地元の方に聞くのが一番。会津美里町観光案内所にてパンフレットをいただきました。流石観光案内所！正しくは「にんじん湯　吹上荘」を尋ねた。行く途中、田畑の中の村落に「マリア観音」の看板、見学しかない。次に「中田観音」野口英世の母シカが毎月４０ｋｍ道のりを往復、野口英世の火傷（やけど）の治癒と立身出世をお願いした中田観音を見学。相変わらず寄り道ばっかり！今回お世話になった「小谷（おや）の湯」も少々ご紹介します。

エリア 金山・昭和・会津美里(福島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

「会津美里町観光案内所」インフォメーションセンタ　福島県大沼郡会津美里町字瀬戸町甲3161-1
優しいお姉さんが「にんじん湯は新鶴（にいつる）温泉のとなり（西側）です」等案内してくれました。この本郷地区にも本郷温泉「湯陶里（ゆとり）」がありますが今回はパス！

本郷地区からにんじん湯へ向かう途中。「マリヤ観音」見たい！！北側の路地で雪かきのおじさんに聞いたら「知らないね」「看板に書いてありますよ」教えてあげました。道を戻り、看板の南側へ入り、おばさんに聞いたら「そこの神社だ〜」

路地を抜けると・・・自動車のナビでは「出井山寺」googleの地図では「本泉寺」と記されている。

ここが“マリア観音のあるお寺”住職が常駐しないお寺の様である。マリア観音の説明版は見つからない、と言うよりは雪の為、スニーカーでは敷地に入れない。

お寺の東側で雪かきをしている方にマリア観音について聞いたら「ここで生まれたが子供の頃からマリア観音は知っている、しかしある理由は知らない、今度聞いておくから」と言われた。マリア観音は、身の程４０から５０センチ位だそうである。ネットで調べたが出てこなかった。会津の切支丹は、藩主蒲生氏郷(がもううじさと)がキリシタン大名で南蛮（なんばん）文化を取り入れたが、後ほど江戸幕府により切支丹禁止令がでて信者は弾圧され処刑等された。そんな事件のため、隠れキリシタンの名残があり会津地方では数ヶ所にマリア観音（子安観音像）が残っているようです。

心新たに、にんじん湯に向かうのですが、約２Km西側の踏み切りで・・・

こんな看板を発見！【野口英世の母シカが毎月４０ｋｍ道のりを往復、野口英世の火傷（やけど）の治癒と立身出世をお願いした中田観音。しかも野口英世も帰国した際、小林栄先生と母と御礼参りに訪れたそうである。見るしかない！

踏み切りから数分「中田観音」到着。｢会津ころり三観音｣の一つ！ ｢ころり｣とは苦しまずコロリ死ぬ事。突然死ではなく、家族に余計な負担をかけないように死ぬ事だそうです。会津坂下町の立木観音・会津美里町の中田観音・西会津町の鳥追観音、これら三観音を｢会津ころり三観音｣と呼びます。

な・なんと、国指定重要文化財「銅造十一面観世音及び脇侍二体」

門前から仁王門を眺める

仁王門の巨大わらじ

右側の仁王“阿（あ）”さん

左側の仁王“吽（ん）”さん

仁王様前に括り付けられた祈願札

本堂

本堂

本堂

本堂

内部は写真撮影禁止、残念発表を控えます。

本堂に掲げられていた写真。

アップ

本堂右側の廊下です。抱きつき柱も撮影禁止。是非訪問して抱きついて下さい。

今回本命の「にんじん湯」看板発見。手前に“ほっとピア新鶴”という、宿泊・日帰り温泉施設がありますが素通りしてきました。

にんじん湯駐車場から吹上公園運動の先に会津盆地が眺められます。

にんじん湯本館。福島県大沼郡会津美里町佐賀瀬川字峰山５００５−２
ホームページ「http://www1.ocn.ne.jp/~ninjinyu/ofuro.html」

地元では朝鮮にんじんが栽培されており温泉に浸して健康に約立てています。

男脱衣所

本日は大浴場はお休み。内湯のみでした。５・６人で満員かな。

朝鮮にんじんの香りがほのかに漂っていました。

本館廊下東側。

本館廊下西側。

内湯に一人用サウナがあったが休止していた。

女湯との境の壁、覗くには背の高さ２ｍ以上必要です。

にんじん湯、窓の外。お客はしんちゃんのみ、のぼせないように窓を開放して長湯した！

フロントに掲げてある「薬用人参ノ由来記」

フロントの休憩場所

フロントの休憩場所＿巨大起き上がりこぼし

フロント料金支払い窓口

にんじん湯の後に新鶴村で温泉を掘削、施設完成を待たずに亡くなった斉藤村長記念碑。にんじん湯の東隣にありました。

経緯と斉藤村長をたたえる吹上源泉掘削記念碑

ほっとピア新鶴、旧温泉施設。新しいほっとピア新鶴はこの東側200ｍくらいにあります。

今回お世話になった。会津若松市　芦ノ牧温泉　不動館　小谷の湯
芦ノ牧温泉の中でも歴史は古く、国道１２１号バイパスが出来る前は渡し舟でないと温泉に来る事ができなかったそうです。温泉は２ヶ所から引いているそうです。

福島県会津若松市大戸町大字小谷字湯ノ平2498-2
ホームページは「http://www.oyanoyu.com/huro.html」

男湯、洗面所

内湯

露天風呂、阿賀野川（大川）が眼下に流れていた。

温泉入り口

女脱衣所、男より広くてゆったりしていた。

真空管アンプ（館主自作EL34プシュプル）にてレコードが自由に聞くことができます。フロントが３階で温泉は１階でした。

スピーカーはTANNOY（タンノイ）　アーデン?。レコード盤を手動でかける事ができないと音楽は聴くことが出来ません。