ボランティアでネパールへ　合間のちょっぴり観光（ポカラ滞在編）

2013/08/01 - 2013/08/09

友人のお手伝いでネパールにボランティアに行くことになりました。
初ネパールです。観光目的ではないのですが、私が初めてということもあり、少し観光もしてくれました。

出発は羽田からANA便でバンコクへそこからタイ航空でカトマンズへ
カトマンズで、半日観光をしてクラウンプラザに１泊。
翌日大量の支援物資もありましたので、陸路ポカラへ、数時間の悪路に揺られようやく到着。
ポカラでもボランティア活動の合間に少し観光もしました。

宿泊：ソルティ・クラウンプラザ・カトマンズ
http://www.ihg.com/crowneplaza/hotels/us/en/kathmandu/ktmnp/hoteldetail

エリア ポカラ(ネパール)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

観光ばかりの写真が続きましたが
ここで本題のボランティア先の紹介します
私たちが支援しているのはここ
セワ・ケンドラです。
先に紹介したシシビカス・ケンドラは１５歳までの障害児が入れる施設ですが
そこを卒業するとこの国では行き場がありません。もちろん、施設に入ることさえできない障害児は山のようにいます。働けない障害児は家族からも国からもゴミのように扱われているのです。
そこで、何とかしようと私の友人やネパール人の知人らとが始めた施設が
このセワ・ケンドラです。
シシビカス・ケンドラのようにカトリックが援助していなくて
個人の有志だけによる運営なのでとても大変です。支援者を集めるのが大変！！
なので何とか力になれないかと思い切ってネパールまで来ました。
とりあえず、一緒に子供たちと過ごし雰囲気を味わうだけでもと。

ここは昨年、今までの古い校舎から新しく建て替えたばかりの校舎で
とてもきれいでした。
しかし、その費用も個人資産を投じて建てたそうで何とも頭の下がる思いです。

教室

入所者の写真

ここはカジャ（軽い給食のようなもの）を作るキッチン

そして、体操などみんなで使うホール

一人一人のロッカー
のちほど生活の様子も紹介していきたいと思います

さて、ランチに行こうということでここへ

ここマントラ・タカリ・キッチン
はとてもおいしいレストランです。
タカリ族のお料理はとてもおいしいそうで
いたるところでタカリキッチンがあります
特にここのは美味しいです

ニューロードにあります

店内

タカリのトラジュース

トラジュース？なんだそれ？美味しいじゃない・・・
なんて言ってると

ボトルを持ってきてくれた。
これが原液だそうだ。

TORAジュース

ブドウのような小さな実のジュースで
３５００ｍ以上の高地にしか育たない実で
抗酸化作用のあるヘルシードリンクです。

ミネラル、ビタミンA,C,E、フラボノイド（血圧降下作用）、
生理活性物質などが含まれてるらしい。
ラベルに書いてありました

すごいじゃない！！
これは買っていくしかない！！ということで１本お買い上げ〜

これはやさしい味の麺

辛い料理に疲れたときによいかも

誰もが食べるタルカリダルバート
おかずがおかわりができるから私はこれが一番！！
たくさん野菜が食べられるんです

これは何だったか忘れたけどたぶん何かの内臓？？かな？？

食事の後にはやはりこれ

氷砂糖とクミン
これをスプーン１杯くらい口に入れるとお口の中がさっぱりします

歯磨きの代わりのような感じ

もう一つの方のはなんだか固くっていつまでたっても口に残る
これも口の中をさっぱりさせるのでしょうか？

なにしろ全く予備知識なしガイドブックも買わずに来たので
どこに連れられて行ったのかよくわからず(^_^;)
チケット売り場へ

インターナショナル・マウンテン・ミュージアム
と書いてあるのでそれっぽい博物館なんでしょうね

立派な建物です

外国人３００ルピー

広い！

民族衣装の展示や（なぜか日本の着物もありました）
登山家や登山グッズなどの展示がありました。

ところ変わってこちらは絶対に雨季にしか見られない
デビズ・フォール
雨季でないときに行ったら多分水はないでしょう

ヒマラヤからの雪解け水の激流に引き込まれそうになりそう

これ何がすごいかというと、大地の裂け目に水が爆音を立てて吸い込まれているんです。滝壺とかそういうのはないんです。

それを知らずに行くとただの滝じゃないと思うかもしれません。

地中に吸い込まれて行方不明になった人がいるとか・・・

おそらく乾季に来ると大地の裂け目が見えることでしょう

ティータイムにやってきたのはフィッシュテールロッジ
http://www.fishtail-lodge.com/

フェワ湖のほとりにあって

ロッジに渡るのにこのようなボートに乗っていきます
縄を手繰り寄せて進むというボートです（笑）

ロッジはもちろん外国人仕様ですから
お値段も設備もそれなりです

ここはケーキがおいしいらしいので
みんなここでケーキを食べるのが好きみたいです

なかなかザインも味も良いです

景色ももちろんよいです

友人は長期ボランティアで来た時などは
ほっとするのにここを利用するらしいです

帰りのボートでは
進みながら手繰り寄せるロープをとてもきれいに巻いていくのを見て
みんな大喜び！！スゴイスゴイの連発でした

フィッシュテイル ロッジ ホテル

続いて訪れたのはウーマンズ・スキル・デベロプメント
貧しい農村の女性に技術を身につけさせるための施設ですね。

織物をする人がいたり

糸をつむぐ人

染める人

いろんなスキルを身に付けるためにたくさんの女性が働いています

出来上がった商品は販売されてます

ここ以外にもレイクサイドにもお店があります

住所はこちらです

少しいいところばかり紹介してきましたが
街中はこういう感じです。
普通に牛が歩いてます。
牛は大切にされてるので誰も追い払おうとしません

車道だろうと歩道だろうと我が物顔に歩いてます

焼きトウモロコシ売りのおばちゃん

ゴミをあさる少年
多分ホームレスの子供だと思います。
ネパールって貧困国なんですよね。
思い知らされます

ポカラにはこういった古い街並みも残されています

この辺りはポカラの中でも好きな場所です

ゴミ集めの車です

このおじさんがラッパを吹いて知らせると
ゴミを出しに家々から人が出てきます

私の支援しているセワ・ケンドラの様子もお伝えします

１５歳以上の行き場のない障害児たちを預かって自立支援を行う施設
ですが、こういった施設は国としては作られていないのです。
もちろん、１５歳以下の子たちの入る施設もいろんな国の支援で作られてるのがほとんどです。働けない人間には何の手当もしない。
先進国の人から見ると信じられないようですがそれが実態なんです。

読み書きを教えてます

こちらはろうそく作りを教えてます

なかなか器用に作るのですよ

見てもらってわかると思いますが、とても収入に結び付くほどのものではないです。
この施設運営は日本の支援してくださる方たちの募金でのみ運営されているのです。

カジャ（軽食）の時間です

チャイと簡単な食事が配られます。
私も一緒にいただきます
とっても美味しくいただきました。

みんなで歯磨き

この時は韓国からいらしたボランティアさんが
ブレスレットを作ることを教えてくれて
みんなで楽しく作りました

私も一緒に作ったよ〜

ある日のカジャ
この日はヌードルでした

こちらはジョティ・ケンドラ
小さな子供を預かる施設です

運営はこちらのシスター方がされてます。
一人はインド人、一人は日本人
こういう施設は修道会からある程度は援助があるのでしょうね

小さな子供の寝顔はかわいい〜

ジョティ・ケンドラの子供たち
無邪気でかわいいですね〜

だいぶ見慣れてきた牛のいる街

交差点の真ん中で、車が来ようと何しようと黙々と野菜くずを食べる牛

市場に買い出しに来ました〜

ほんとにうれしくなるほどお野菜が新鮮で安くって
野菜好きにはたまらない！！
毎日ゆで野菜食べてます。
果物もおいしいよ〜

朝は毎日こんな感じ
トラジュースにマンゴ、ゆで野菜、ゆで卵
美味しくてたまらない！！

夜はお世話になってる方たちの家を回り歩き・・・(^_^;)

ネパール料理をいただいてます。
ネパールは毎日停電になるので暗いです。
乾季は特に多いそうです。
お世話になってるお宅は一部屋に一つだけ自家発電で電気がつくようにしてくれてたので助かりました。

暗くてもおいしいタルカリダルバート

ダル（お豆のスープ）もとっても美味しいんです

この日は施設のスタッフのお宅におよばれ

とても貧しそうな地区です

ここでも御馳走をいただきました

ネパールごはん大好き！！
まだまだ続きます・・・