2013/08/28 - 2013/08/28
3位(同エリア11件中)
ももんがあまんさん
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今回は、オーフェルアイセル州の「スタップホルスト」の村から、ヘルダーランド州の「アペルドールン」の町までの旅です、途中、「ズウォレ」の町へも立ち寄って、オランダを南下します。
「スタップホルスト」は、今も民族衣装の人々が見られるという、田舎の村で、「ズウォレ」は、ちょっと中世の香りも漂うという、雰囲気のある町、そして、「アペルドールン」は、オランダ王室で、もっとも立派な「ヘット・ロー宮殿」のある、王室の町、其々に違った香りを持つ、個性的な街々です。
表紙の写真は、この3つの町と村の中で、一番気に入った「スタップホルスト」の「民家」、フリースランドを含む、オランダ北東部特有の大きな屋根の「ハウス」ですけれど、この村の其れは、とりわけ「大きく」しかも、道の両サイドに、延々、ズラリと、数十軒が立ち並ぶという見事さ、ちょっとした、感動モノであります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 自転車
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
8月28日(水) オーフェルアイセル州
8月もそろそろ終わりのせいなのか、朝はだいぶ冷え込んでまいりました、そろそろ、キャンプも難しい季節になってきた感じです、まあ、キャンピング・カーの人達にとっては、まだまだ平気ですけれど、小さなテントでは、かなり寒い。
でもおかげで、朝早く目が覚めて、出発も早くなります。 -
オーフェルアイセル州
朝靄が、たなびいてます・・・ -
Staphorst オーフェルアイセル州
今日の最初の目的地、「スタップホルスト」の村です・・・すぐ近くに「自動車専用道路」が走っていて、あまり、長閑と言う感じのないのが、チョット残念。 -
スタップホルスト
「スタップホルスト」は、「ヒートホールン」からは、約10kmほどの処にある村です、水郷地帯の「ヒートホールン」とは、雰囲気はだいぶ違いますけれど、建物は同じく、この地方独特の、屋根の大きな茅葺き屋根。 -
スタップホルスト
村の真ん中の「メインストリート」です。
道の両側には、かなり巨大な、「トラディショナル・ハウス」が並んでます。 -
スタップホルスト
「ヒートホールン」のような水郷地帯と違って、家を建てる場所が広いせいか、家屋は、かなりデカいのが多いです・・・トラディショナルな「大家族時代」の名残りでしょうか・・・?
因みに、この地域は、ヨーロッパでも、もっとも出生率の高い土地なのだとか・・・その割に、子供が遊んでる姿は、見かけなかったですけれど。 -
イチオシ
スタップホルスト
大きな屋根の「ハウス」です、一軒に、いったい何人が住んでいるのでしょうね・・・・? -
スタップホルスト
「ハウス」の前庭です。 -
スタップホルスト
路地の風景です。
チラホラと、民族衣装のおばさんたちが歩いてますけど・・・写真は「駄目!」なので、遠くから・・・・ちょっと失礼。 -
イチオシ
スタップホルスト
通りに面して、それぞれに「前庭」が有り、その向こう側に、大きな家が有ります。 -
スタップホルスト
トラディショナルな街並みです、でかい家が並んでいて、なかなかに「壮観」です。 -
イチオシ
スタップホルスト
路地の風景・・・・ -
スタップホルスト
可愛い・・・ニャンコ・・・・怪しいモノじゃないよ。 -
スタップホルスト
レンガ造りで、苔むした屋根が、よく似合ってます。 -
スタップホルスト
「窓枠」と「ドア」の、カラーリングが良い感じ・・・・ -
スタップホルスト
茅葺きだけじゃなく、瓦屋根の「ハウス」も有ります。 -
スタップホルスト
茅葺きと瓦屋根の「ツーフェイス」。 -
スタップホルスト
木靴のアクセント・・・中には「土」が入ってます、季節には「花」が咲くのかも・・・? -
スタップホルスト
綺麗な「ドア」です、撮ってるとキリが無いですけどね… -
スタップホルスト
「お皿」と「木靴」のお店が有ります。 -
スタップホルスト
民族衣装のおばさんです・・・後ろから失礼します。 -
スタップホルスト
町並みを眺めながら・・・ブラブラ・・・・ -
スタップホルスト
目についた、なかなか良い「ハウス」。 -
イチオシ
スタップホルスト
右のおばさんに頼んで、撮らせていただきました。 -
スタップホルスト
何処かに、中の見られる「ハウス」が有れば良いのですけどね・・・ちょっと、見当たらずでした。 -
スタップホルスト
カラフルで魅力的な建物が、たくさんあります・・・・キリが無いですね。 -
スタップホルスト
ついつい、カメラを向けてしまいます。 -
スタップホルスト
とても、でかい「ハウス」が多いです。 -
スタップホルスト
「ズームアップ」です。 -
スタップホルスト
屋根の抜けた「ハウス」も有りました・・・珍しいので撮っときます。 -
スタップホルスト
道の端で売っていた「鳥の家」です。 -
スタップホルスト
名残惜しい「村」ですけれど・・・・サヨナラ・・サヨナラ・・・・ -
スタップホルスト
町はずれの風景です。
村の印象 ★★★★★ ヒートホールンより、家並みは素晴らしい、ヒートホールンほど、田舎でも、長閑でも無いけれど、ワタクシは気に入りました。 -
オーフェルアイセル州
次の町、「ズヴォレ」に向かいます・・・今日は良い天気です。 -
Zwolle オーフェルアイセル州
「ズヴォレ」の町へ到着です・・・日本の観光ガイドでは、先ず紹介されていないと思いますけれど、ちょっと「歴史」を感じる町です。 -
ズウォレ
周囲を「堀(河川)」に囲まれた、「丘」の町なのだそうですけれど、「丘」と言うほどの高さには見えません・・・まあ、オランダですから、これでも「丘」という事で、宜しいかと・・・? -
ズウォレ
雰囲気は、有ります。 -
ズウォレ
「ズヴォレ」は、紀元800年ころ、フリースランドの商人たちと、カール大帝によって創られた町で、その後、15世紀には、ハンザ同盟都市に加わって、繁栄したのだとか、わりと由緒のある町なのですね。 -
イチオシ
ズウォレ
フリースランド州やドレンテ州の町並みと違って、だいぶ「オランダ」に戻ってきたなあ〜・・・と言う感じの街並みです。 -
ズウォレ
こちらは、この町の「マルクト広場」です・・・・それほど広くは無いけれど、イスとテーブルが、あちこちに並んでいる、オランダらしい「広場」です。 -
ズウォレ
オランダらしい、広場の風景です。 -
ズヴォレ マルクト広場
「サン・ミシェル教会」です、この入り口は、1614年に出来たようですけれど、教会としては、1452年設立の「ゴシック教会」。 -
ズウォレ
「サン・ミシェル教会」の「身廊」です、特別大きくは無いですけど、良い感じの教会です。 -
イチオシ
ズウォレ
巨大な「パイプオルガン」・・・どんな音色を奏でるのやら・・・?
結構、年季物なのだそうです。 -
ズウォレ
「パイプオルガン」の向こうに階段が有って、部屋が一つあります。 -
ズウォレ 教会付属室
この部屋自体は、1688年に造られた部屋で、「ゴシック」から、「ロココ」への変わり目のスタイルなのだそうですけれど・・・・彫られている名前は、「Reformation」(宗教改革)以降の、歴代の「Minister」(聖職者)の名前なのだとか、だいぶ、古い時代の名も有ります。 -
ズウォレ Vestry
この絵画は、1691年の絵画、当時の「Minister」の肖像なのだそうです・・・いかにも、「プロテスタント」と言う感じの衣装ですね。 -
ズウォレ 教会付属室
「会議室」と言う感じ・・・「ロココ」と言うイメージほど「華麗」でも「豪華」でもないです、むしろ「簡素」な感じ、「清潔感」のある、オランダの「プロテスタント」らしい部屋・・・? -
ズウォレ
教会前は、「レストラン・タイム」。 -
ズウォレ
派手じゃないし、有名でも無いけど、良い町だと思います。 -
ズウォレ
町をブラブラ・・・町は、四方を「堀」に囲まれているので、歩くには手ごろな大きさですね。 -
ズウォレ
名前は忘れたけれど、こちらは確か、ローマ・カソリック系の教会だったような・・・? -
ズウォレ
教会の入り口です・・短パンでもなんでも、格好はマア、どうでもよいようで、ここは「オランダ」。 -
ズウォレ
祭壇は、なかなか「厳か」な雰囲気です、 -
ズウォレ
天井には、「天使」も飛んでますね・・・さすが、「カソリック」。 -
ズウォレ
壁には「聖人」やら「預言者」の姿も並んでて、煌びやかです。
カソリックの国「ベルギー」でも、時々「プロテスタント教会」なるものが有ったけど、ここ、プロテスタントの国「オランダ」でも、「ローマ・カソリック」が、時々あります・・・まあ、それだけこだわりのない時代に成ったという事で・・・結構な事かと・・・? -
ズウォレ Stadhuis
ちょっと「アート」な、町の「市庁舎」。 -
ズウォレ
再び、町をブラブラ・・・あまり、人のいない「路地」を歩きます。 -
イチオシ
ズウォレ
有りました、中世の「市門」、この町が、過って「ハンザ同盟都市」だったころの遺構でしょうか? -
ズウォレ
時計台です、デザインがユニーク。 -
ズウォレ
結構、爽やかな町なのです・・・ -
ズウォレ
散歩するには、とても気持ちの良い、堀沿いの風景・・・・オランダの町ですね。 -
イチオシ
ズウォレ
「カソリック教会」の「塔」の見える風景です、絵になりますね。 -
ズウォレ
現代風の「アート」な建物も有ります。 -
ズウォレ
水辺の街並み・・・
町の印象 ★★★★ あまり日本人は、誰も知らない町だと思いますけど、わりと良い感じの町でした・・・田舎ばかり廻っていたので・・・ちょっと新鮮感も有りました。 -
Epe ヘルダーランド州
次は「ヘルダーランド州」、オランダ東部の州で、州都は「アーネム」なのだそうです・・・・中世には、「神聖ローマ帝国」の領邦国家の一つ、1579年にユトレヒト同盟に参加、オランダ連邦共和国の一つとなります。 -
エペ ヘルダーランド州
森の中の「バス停」です・・・なかなかお洒落・・・・ -
ヘルダーランド州
森を抜けて、本日の最終目的地「アペルドールン」に向かいます。 -
Apeldoorn ヘルダーランド州
本日宿泊の「宿」、「Hotel Hampshire」です。
「アペルドールン」は、「王侯の町」なので、あまり安そうな宿が無いのです、ここの所「Camping」で頑張ったので・・・今日は「豪遊」・・・ハハ?
-
アッペルドールン
この町は、オランダ王室「−ット・ロー宮殿」のある、「王侯の町」なので、教会も、それなりにデカいのが有ります・・・特に古くは無さそうですけど・・・? -
アッペルドールン
「王侯の町」としては、街並みは、わりと庶民的です・・・オランダですしね・・・王室とは言えど、オランダの王室は、その発足当初より、「法」に則った存在として始まったので・・・ヨーロッパの、他の王室とは、全く歴史が違います・・・だからこそ、今も残っているのですね。 -
アッペルドールン マルクト広場
「市庁舎」前の広場です・・・ちょっと「王侯の町」と言う感じの覗える、良い「広場」です。 -
アッペルドールン マルクト広場
「市庁舎」です・・・・美しい建物です。 -
アッペルドールン
少し、高級感のある「ブティック」も無いことは無いけれど、イメージよりは、ずっと「庶民的」な町です。 -
アッペルドールン Raadh Plein
市庁舎裏の、ちょっと雰囲気のある「広場」です。 -
アッペルドールン
「王侯の町」らしい「公園」が有ります。 -
アッペルドールン
公園横の「アート」です・・・面白いけど・・・・ずいぶんと、鹿が殺されてきたであろう事を思うと・・・なんとなく「複雑」な心境になる「アート」。 -
アッペルドールン
ちょっと、其れらしい、瀟洒な建物・・・別荘かも・・・?
アペルドールンの町の印象は、意外と庶民的な町ですけれど、公園や教会などは、それなりに、「王侯の町」としての雰囲気を持っています・・でも、評価は明日、「ヘット・ロー宮殿」を見てからですね。 -
アッペルドールン 今宵の宿
「Hotel Hampshire」の部屋です、久々に「ペッド」、やっぱり嬉しい。
宿の評価 ★★★★ 99ユーロ/泊 ちょっと高いけど、バスタブが有りますので、旅の疲れと汚れを、ゆっくりと流しました・・・・レストランで飲んだ、このホテルのビールは、オランダで、一番おいしかったです、他では見た事が無い「銘柄」でしたけど・・・お薦め。
本日の走行距離 70km/累計1,440km 「ヘット・ロー宮殿」は明日行きます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- akikoさん 2014/02/05 15:15:36
- スタップホルストとズヴォレの町
- ももんがあまんさん、こんにちは
だいぶ旅も進んできましたね。
今回3つの町を見せてもらいましたが、中でもスタップホルストの大きな屋根の家々はとても興味深いですね。1軒1軒本当に大きく、何人の人が住んでいるのか知りたくなります。ももんがあまんさんが、大家族の名残?とか書いてらっしゃいましたが、ヨーロッパでも農村部はかつての日本のように3,4世代の家族が同居していたのでしょうか。ついつい先入観でヨーロッパは自由主義の考えで同居はないものと思っていましたが、そうでもなかったのかもしれませんね。
外観上大きいだけでなく、レンガ造りの壁面のドアまわりや窓枠などを個性的な色に塗ったり、素敵な飾り棚を設置したり、荷車をお花活けに使ったり、ガラス窓には素敵なレースのカーテンをしたり、いろいろ美しく見せる工夫がされているんですね。とてもいい感じです!
ズヴォレって初めて聞く名前ですが、中世のままの尖った「市門」がとても印象的な町ですね。街中から一歩出ると、まるでイギリスの田舎のような感じがする、のどかで緑豊かな田舎の風景が広がっている魅力的な町ですね!
このようなのどかな田舎の風景に魅かれます♪
また訪問させていただきます。
akiko
- ももんがあまんさん からの返信 2014/02/05 23:39:33
- RE: スタップホルストとズヴォレの町
- akikoさん、こんばんは
> だいぶ旅も進んできましたね。
そうですね、なんとかかんとか、約一か月分終了です・・・でもまだ、10月8日まで、1か月以上あるので・・・ちょっと、このペースでは、何時に成ったら完成するのか・・・ハハ・・・気長にお付き合い、宜しくです・・・ハハ。
> 今回3つの町を見せてもらいましたが、中でもスタップホルストの大き
> な屋根の家々はとても興味深いですね。1軒1軒本当に大きく、何人の人
> が住んでいるのか知りたくなります。ももんがあまんさんが、大家族の名
> 残?とか書いてらっしゃいましたが、ヨーロッパでも農村部はかつての日
> 本のように3,4世代の家族が同居していたのでしょうか。ついつい先入観
> でヨーロッパは自由主義の考えで同居はないものと思っていましたが、そ
> うでもなかったのかもしれませんね。
フランスなんかでも、田舎の「美しい村めぐり」では、時々、大きな家が見られますし、やっばり昔の「大家族時代」の名残りなんだろうなあ〜と思って見てました、貴族の館なんかは勿論そうだし、一般の民家なども、結構、大所帯だったような、そんな時代は、かなり長く続いたんだと思います、ヨーロッパにおける個人主義の歴史は、人によっては、12〜13世紀以降と言っている人もいるので、それなりに、早く始まっているのですけれど、それでもやっぱり、成人した子供の独立が早くなったり、核家族傾向が出てくるのは、19世紀の産業革命以降では・・?と思ってます、そうした時代にならないと、なかなか、一人では食べていけませんからね。
> 外観上大きいだけでなく、レンガ造りの壁面のドアまわりや窓枠などを
> 個性的な色に塗ったり、素敵な飾り棚を設置したり、荷車をお花活けに
> 使ったり、ガラス窓には素敵なレースのカーテンをしたり、いろいろ美
> しく見せる工夫がされているんですね。とてもいい感じです!
最近は日本でも、お洒落な飾りつけの「民家」を時々見かけることも有りますけど、まだまだ、こうしたセンスでは、ヨーロッパにかなわないかと・・・自然なのですね。
> ズヴォレって初めて聞く名前ですが、中世のままの尖った「市門」がと
> ても印象的な町ですね。街中から一歩出ると、まるでイギリスの田舎の
> ような感じがする、のどかで緑豊かな田舎の風景が広がっている魅力的な町ですね!
> このようなのどかな田舎の風景に魅かれます♪
オランダは特に、殆どの町や村が、「運河」と共にあるので、「水」のあるところには「緑」が有るという、そんな感じの土地も多いです・・・確かに「ズヴォレ」の町の風景は、ちょっと、イギリスの「カンタベリー」とか「ソールズベリー」の風景に似たところがあるかと・・・言われてみて気が付きました・・・でもまあ、イギリスの「田園地帯」とは、だいぶ違いますけどね。
また宜しく、お願いしま〜す。
by ももんがあまん
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