寝台特急カシオペア 下り ツイン2階 2013年夏

2013/08/17 - 2013/08/18

寝台特急カシオペアのカシオペアツイン2階に乗りました。2階の個室は天井が低い感じですが、景色は良いです。食堂車でパブタイムを楽しむことも出来ました。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

カシオペアは上野駅始発です。特に行き止まりホームの13番線は出発駅にふさわしい独特の雰囲気を持っていていいですね。

行き止まりホームなので、列車は機関車に押された状態でバックで入ってきます。
客室である展望室内で車掌さんが無線で機関士さんと連絡しながら来るようです。

こちらが今回取れたカシオペアツイン2階のお部屋です。
A寝台ですが、一番部屋数の多い標準タイプのお部屋です。
日中は相向かいのソファでテーブルもあります。
1階と2階がありそれぞれ長所と短所があると思うので、予約時に1階か2階希望かを伝えて買うと良いでしょう。

お部屋のスペースはL字のような感じで、奥にスペースがあります。

奥のスペースは夜はベッドになります。
上部はけっこう広い収納スペースになっています。

入り口側のソファです。

各種スイッチ類とナビ画面も出るモニターです。
下はゴミ箱になっています。
右手ドアはトイレになっています。

ナビ画面をつけると、今どのあたりにいるのか分かり便利です。

お部屋にトイレがあるのはとても便利ですね！
航空機のような真空式で独特の「シュ〜〜ッ、ボンッ！」という音がします。

トイレの上の壁からシンクがあらわれます。
お部屋に水場があるととても便利ですね。

しばらくは都会の住宅街を疾走していきます。夏だと日が長いので景色も長く楽しめます。

翌朝使えるモーニングコーヒー券です。

大宮に着きました。

オールA寝台なので、すべてのお部屋にウェルカムドリンクのサービスがあります。
オレンジジュースをいただきました。

都会を離れ、だんだんとのどかな風景になってきました。

宇都宮に着きました。

ここで先頭のロビーカーに出かけてみました。
カシオペアはすべて個室で自室の居心地が良いせいか、ロビーカーは比較的すいている印象です。

札幌行き下り列車の場合は先頭がロビーカーなので、迫力ある機関車の姿を間近で見ることが出来ます。

まだ明るいうちから飲むお酒は最高！のひと言ですね。
上野駅13番線近くのワインショップで買ってきたワインをあけます。

あとで食堂車のパブタイムに行こうと思っていたので、夕食は軽めで早めに食べました。
上野駅で「カシオペア弁当」なるものを買って乗り込みました。

とっぷり日も暮れました。
ロビーカーの雰囲気はシティホテルのような雰囲気でしょうか。
トワイライトや北斗星とはおもむきが異なっていて、乗り比べるのも楽しいですね。

福島県に入り、郡山に着きました。

福島駅にも停車します。

このあたりでアイスの車内販売が来ました。
列車で食べるアイスはどうしてこんなに美味しいんでしょうね〜。

宮城県に入り、仙台に着きました。

そろそろパブタイムなので食堂車に行きました。
お盆の時期のせいか、開始前なのにすでに6名ほど並んでいました。

食堂車の雰囲気もシティホテルのような感じです。
2階にあるので景色は良さそうですが、夜は真っ暗です。
食堂車は何回来ても、何歳になっても「ワクワク」しますね！

まずは大好きなサッポロクラシックの生ビールから！
「北海道限定生ビール」を北海道上陸前から飲めるのは何とも贅沢で幸せなことですね〜。

たしか「アンデスポテト」のフライだったと思います。
塩をふった小さなジャガイモのフライでビールのつまみに最高でした。

ビーフシチューのセットも頼みました。
濃厚なデミグラスソースがからんだ、やわらかいビーフは最高のお味でした！

セットのサラダです。
半熟たまごを割ってサラダにあえて食べました。おいしかったです。

セットの紅茶です。夜なのでコーヒーはやめておきました。

食堂車での食事の機会も貴重になってきているので、体験出来て良かったです。

今夜の寝酒はシングルモルト「白州」です。
寝台列車に乗る時は毎回ミニボトルを持ち込みます。寝る間に「ぼ〜っ」と流れる夜景を眺めながら一杯やって物思いにふける時間は最高の贅沢ですね。