2013/10/31 - 2013/10/31
1399位(同エリア2972件中)
ぶんすずさん
夜はオペラを鑑賞。
楽しかった夜の部を綴ります。
厳しい意見も出ているスカラ座ですが、私にとっては素敵な時間。
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着替えてスカラ座へ向かいます。
夜のガッレリアの雰囲気もいい感じ。 -
ガッレリアを歩いて抜けた先には....
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見えて来ました。
ミラノスカラ座!
興奮します。
この日の演目は演奏時間だけで約2時間40分。
予定では開演が19:29なので終わりは遅くなりそう....
いや、間違いなく遅くなるのでまずは腹ごしらえです。 -
時間までアペリティーボ。
お昼ご一緒したミラノ在住の妻のお友達から紹介された店に向かいます。
スカラの裏にあるよ!と聞いただけで、お店の名前は未確認。
とりあえず向かってみます。
ちなみにアペリティーボとは....
Aperitivo
ここミラノでは一杯ドリンクを頼むとブッフェ形式になった食事もついてくる、
レストランに比べて安価で気軽に食事が出来るシステムです。
お店によってブッフェ形式だったり、出てくるものが決まったりと様々ですが、
おつまみ程度であった最初から比べて、現在ではお肉やパスタなどまであり
十分お腹を満たしてくれるメニューを取り揃えています。
お値段はお店によって異なりますが、ドリンク一杯で7〜10ユーロです。
この値段で飲んで食べれると思ったら、気軽に足を運べますね。
ミラノに仕事で暮らしていた知り合いの方から、
ブルガリホテルのアペリティーボがいいよ!と紹介されていましたが
今回は時間が合わず断念しました。 -
お店の名前は
CAFFETTERIA AL BIROCC DI LECCE FRANCESCO
外の写真はありません。
席についてドリンクをオーダーすると、このような食事が一緒に届けられました。
ここはブッフェスタイルではなく、席に持ってきてくれるシステム。
食事の追加は出来るかどうかわかりませんでしたがボリューム満点。
ドリンクは慣れないカクテルなんぞを頼んでみましたが、失敗だったかも。 -
アップでどうぞ。
おつまみ系の食事でしたが、どれも美味しく満足させてもらえるものばかり。 -
このチーズ美味しかったですね!
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これはなんだったかな?
パスタだったですが、記憶がもう....
でも温かくて美味しかったです! -
さらにアップで!
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これまたアップで!
あ〜っ、食べたいいいいいいいいいい!! -
向かいの席に座る妻の後ろには綺麗な絵?
いや、これはモザイクタイルで作られていました。
とても印象に残った一枚でした。
ちゃんと妻と絵を一緒に撮ってます。 -
さて、楽しくアペリティーボも済ませ、いよいよスカラ座に向かいます。
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入り口で記念撮影の後、階段を上り席に向かいます。
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私たちの席はこちら。
パルコと呼ばれる6人がけのボックス席。 -
まずは記念撮影!
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残っていたのが後ろの席でしたので、見えるのかな?とちょっと心配。
だんだんと椅子が高くなっていました。
ちょっとしんどいかも.... -
前の席からだと、このような感じ。
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この日の演目はアイーダ Aida
ここでアイーダについて。
背景
物語はファラオ時代に対立していたエジプトとエチオピア。
この2つの国に引き裂かれた男女の悲恋を描いた4幕からなるオペラ。
作曲者
ジュゼッペ・ヴェルディ
2013年は生誕200年であり各地で記念行事や祭が開催されました。
登場人物
・アイーダ(S):エジプト王女に使える女奴隷(実はエチオピア王の娘)
・ラダメス(T):エジプト将軍(アイーダと密かに愛し合う仲)
・アムネリス(Ms):エジプト王女(ラダメスに恋心を寄せる)
・ファラオ(Bs):エジプト国王(アムネリスの父)
・アモナズロ(Br):エチオピア王(アイーダの父)
あらすじ
第一幕
場面はファラオ時代のエジプト。
エジプト将軍ラダメスが国王ファラオよりエチオピア討伐のい命を受ける。
アイーダは恋人ラダメスへの愛と祖国エチオピアへの想いに葛藤し思い悩む。
第二幕
アムネリスもまたラダメスを愛している。
エチオピア討伐に向かうラダメスを心配するアイーダの様子から、
アムネリスはアイーダが恋敵である事を確信する。
戦いはエジプトの勝利に終わり、ラダメスが凱旋する。
国王ファラオはラダメスに娘のアムネリスを与え、将来自分の後を継ぐ様に言う。
アムネリスは喜び、ラダメスは困惑し、アイーダは途方に暮れるという三者三様。
第三幕
戦いに敗れエジプトの捕虜となった人の中に、アナモズロが身分を隠し紛れている。
アモナズロはアイーダにエジプト軍の機密情報を聞き出す様に強要する。
アイーダはラダメスに国を捨てて二人で一緒に暮らそうと誘う。
ラダメスも想いは同じが故に....軍の配備がないナパタの谷から逃げようと伝える。
こっそりその話を聞いていたアモナズロがあらわれ、身分を明かす。
そこからエジプトを攻めようと言うアモナズロを見たラダメスは焦る。
そこにアムネリスが現れるが、ラダメスは二人を逃がしてやる。
第四幕
軍事機密を漏らしてしまったラダメスは死罪となる。
彼の命だけは助けたいアムネリスはラダメスに....
アイーダへの想いを捨てさえすれば、命だけは助けると伝える。
しかしラダメスはそれを断り、死を覚悟する。
ラダメスは地下牢に生き埋めとされる。
その暗闇の牢に、なんとアイーダの姿がある。
アイーダは牢が閉められる前に忍び込んでいた。
二人は抱き合って静かに死を待つのだった。
悲しい物語。 -
始まりました!
第一幕
後ろの席から身を乗り出してのスタートです。 -
第二幕
二つの場で構成されます。
第一場
エジプト勝利の報が入り、アムネリスは豪華に着飾って祝宴の準備をする。
祖国が敗れ沈痛な面持ちのアイーダに向かいアムネリスの一言。
「エジプト軍は勝ったが、ラダメスは戦死した....」
と嘘をついてアイーダを動揺させる。
自分もラダメスを想っていること、そして王女と奴隷という身分の相違から、
アムネリスこそがラダメスを得るであろうことを告げるのである。
第二場
ラダメスが軍を引き連れて凱旋。
ここがもっとも有名な場面である。
ここで流れる曲が凱旋行進曲。
こちらで。
ただし、最初は凱旋行進曲ではありません。
かかるのは3:16頃からなのでご注意を。
http://www.youtube.com/watch?v=ra6yoeaVsbY
写真はズームを使って撮りましたが、思った以上に奇麗に撮れました。 -
第二幕が終わり休憩。
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前の席の方々が休憩で外に出られた隙にあちこち撮りまくりました。
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こんなのとか
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こんなのとか
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そして第三幕〜最終第四幕へと。
ここは舞台が競り上がり、地下牢が出てきます。
これもまた豪華な舞台装置です。
写真は地下牢が出てくる前でちょっと残念。 -
演目は無事に終了。
アイーダ役は中国人ソプラノのホイ・ヘー。
ミラノの前に日本で公演があり、ご覧になった方もいらっしゃると思います。 -
終わってしまいました。
あっと言う間....
昔はたいがい途中で居眠りして妻につつかれていましたが
今では事前に情報集めてオペラに望んでいるのでそんな事は無くなってます。 -
終演後の出口の様子。
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さて、帰りますか。
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外はまだ賑やかです。
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さすがにガッレリアは人もまばら。
でもこれまた綺麗。
このあとドゥオーモの前で記念撮影して地下鉄に乗り帰宅です。 -
無事に帰宅。
こちらは家の前の様子です。
ピッタリ縦列駐車に二重駐車。
これが更にひどくなって行きますよ。
イタリア滞在も残り3日。
オペラを見ると意気込んだ目標も達成して嬉しい反面、
一つ一つ終わって行く事に寂しさを感じながらベッドに入った夜でした。
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