2013/12/27 - 2014/01/03
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Andresさん
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年末年始におけるウズベキスタンの旅行事情を中心に書きました。
オフシーズンのウズベキスタンの良いところは、観光客が少なく景観を十分に楽しめるところだと思います。難点は開いているレストランが少なく、いくつかの観光地も開いていない(メインどころは開いています)、寒い、夏と比べたら曇っている日が多そうというところかと思います。自分の場合、サマルカンドは晴れていましたが、ヒヴァとブハラでは曇っていました。
2013/12/27 東京→ソウル→タシケント
12/28 タシケント→ウルゲンチ→ヒヴァ
12/29 ヒヴァ→ウルゲンチ→ブハラ
12/30 ブハラ
12/31 ブハラ→サマルカンド
2014/1/1 サマルカンド
1/2 サマルカンド→タシケント
1/3 タシケント→ソウル→東京
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アシアナ航空で20:50にタシケント着。翌日7:00の便でウルゲンチに行く予定だったので空港泊するつもりでした。当初は以下のリンク先より国際線ターミナルで寝る予定でした。
http://www.sleepinginairports.net/asia/tashkent.htm#.UuT669Kmpt3
http://www.lonelyplanet.com/thorntree/thread.jspa?threadID=2048975
しかし、到着ロビー出口にいたタクシードライバーと話していると国内線ロビーも開いているということなので、その日中に行くことにしました。値段交渉では当地の物価がわからなかったので、5ドルを提示したら一発OK。ただ、後から考えてみるとおそらく2,3ドルくらいで行けたと思われます。
タクシー内で両替しないかと言われたがレートが1ドル=2200スムと公定レートくらいだったのでやめておきました。
国内線ロビーはこちらの写真。椅子に仕切りがあるので快適には寝れません。入口に警官がいて治安には問題なさそう。空港にいる人は少なかったです。お菓子を売っている(パンもあったかもしれない)自販機がありましたがスム表示。その時スムは持っていなかったので何も買うことはできなかったです。ウルゲンチ行きの機内でも食事は出ませんでした。 -
ウルゲンチに着いてからすぐヒヴァに移動しました。空港では荷物が出てくるのが遅かったので急ぐ方は機内持ち込みの方が良いかもしれません。
ヒヴァではMeros B&Bに泊まりましたがシャワーの水圧が弱いこと以外は快適に過ごせました。お湯も出ます。
両替は西門にある共通入場券売り場の人にしてもらいました。(宿でもできたかもしれないが未確認)1ドル=2700スム。 -
年末年始のウズベキスタンで苦労したのが食事。開いていないレストランが多かったです。地球の歩き方に載っていたファルーフ、ホレズム・アートレストランは開いておらず。東門外の市場で見つけた地元の人用のレストランで昼食をとりました。チャイとラグマンで4000スムくらいだったと思います。
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ヒヴァではカルタ・ミナルなどを観光。土壁に青が映える旧市街はイランのヤズドに似ていると思いました。
あとは、イスラーム・ホジャ・ミナレットに16:30くらいに行きましたが既に閉まっていました。オフシーズンだと早く閉まってしまうところが多いのかもしれません。 -
夜も旧市街内でレストランを探して歩き回りましたが開いているところはなかなか見つけられず、結局西門すぐ外のレストランで食事をとりました。値段は忘れましたが現地通貨で5〜10ドルくらいだったかけっこう高かった気がします。
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翌日はブハラに向けて移動。朝8:30くらいに北門から乗り合いタクシーに乗りウルゲンチまで。現地通貨で2ドル程度だったと思います。その後ブハラまでも乗り合いタクシーで30ドル。値段交渉しなかったのでもっと安くできたかもしれませんが、Meros B&Bの人はウルゲンチからブハラまでは30ドルと言っていました。時間は5時間くらいかかったか。
途中小屋に停まったのでそこで昼食にサモサ一つを買って食べました。トイレはドライバーに伝えればガソリンスタンドなどで停まってくれると思います。 -
宿はMadina & Ilyos Guest House。バス・トイレ共同の部屋を事前予約したつもりが予約を忘れられてた挙句にローシーズンで部屋を用意できていなかったためかバス・トイレ付きの部屋に15ドルで泊まらされました。
シャワーは宿の人が3日前まで宿を長期不在にしていた間に原因不明で壊れてしまっていたらしく結局共同のシャワーを使わされることに。温度調節がうまくできず、熱湯または冷水しか出せずに苦労しました。
しかし内装が良く清潔で快適に泊まれたので満足はしています。
あとこの宿は場所がわかりにくいです。Ambar Streetを通って18番を探すと良いです。通りを西側に向かって歩き左側に少し入ったところにあります。 -
アルク城。ここの城壁からブハラを見渡せると地球の歩き方に書かれていました。しかし、いざ中に入ってみたら警官に呼び止められ、「見晴らしのいいところに行きたいか?」と聞かれ「そうだ」と答えると「5ドルだ」と言われたので嫌気が差してやめることにしました。
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オフシーズンに行って良かったと思うのは観光客がほとんどいないこと。フランスのツアーの人も見かけましたが、年末年始を利用した日本人観光客が圧倒的に多かったです。もちろん現地の人で観光している人もいましたが。
カラーン・モスクには人がたまに通るだけでこうした光景を一人で自分のペースで眺めることができたのはとても良かったです。 -
ブハラのハイライト、ミル・アラブ・メドレセ
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装飾も良い
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青が綺麗
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ブハラもレストラン探しに苦労しました。地球の歩き方に載っているドロンは18:00-19:00くらいに行ったら今日はもう終わりだと言われ、オリエンタルというところは開いていたが作り置きのプロフを最初高めの値段で言われたので嫌になって外に出ました(出るまでの間にけっこう値段を下げてきましたが)。Lyabi-HauzやMinzifaも開いていなかったです。
バハウッディン・ナクシュバンディ通り沿いでラビハウズのやや東側で開いていたレストランを2軒見つけたのでそれぞれ1日目と2日目に行きました。値段は頼むものにもよると思いますがどちらも現地通貨で5-10ドル程度だったと思います。 -
12/31はブハラからサマルカンドに移動。朝7時くらいにNorth Bus Stationに行こうと思いAsia Hotel近くから61番マルシュルートカに乗ろうと思ったもののまだ薄暗く来る気配がないのでタクシーで行くことに。しかし英語が通じず。Samarkand, bus stationを連呼したら運転手がAutobusと言ったので通じたかと思い乗りました。
しかし着いたバス停には乗り合いタクシーはおらず。ギジュドゥバン行きのバスがいてすぐに出発するらしいのでとりあえずそれに乗ることにしました。値段は現地通貨で1ドルもしていなかったと思います。
その後ギジュドゥバンで降りた後、バスの人がサマルカンド行きの乗り合いタクシーを探してくれました。親切。値段は35000スム(約13ドル)。途中で15-30分くらい給油で停まったこともあり、ギジュドゥバンからサマルカンドまでは4時間くらいかかりました。
サマルカンドで着いたのはウルグベク天文台東側のタクシースタンド。そこからタクシーで現地通貨1,2ドルほどでレギスタン広場まで行きました。 -
そこで初めて見たレギスタン広場に感動。晴れ渡った空にメドレセの青色が映え、それぞれのメドレセも大きくて圧倒的。オフシーズンのため、人が少なくて落ち着いて自分のペースで観賞できたということもありますが、個人的にはイスファハンのイマーム広場よりも気に入りました。
そしてしばらく観賞した後、宿に向かいます。 -
宿はBooking.comからHotel Abdu - Bahodir 2を予約していましたが、宿に着いても開いておらず。仕方なく近くのBahodir B&Bで荷物だけでも預かってもらえないかと思い行ってみたら、Bahodir 2は冬は開いておらずこちらに泊まってくれとのこと。
Hotel Abdu - Bahodir 2で予約した時と同じ値段のシングル20ドルでしたが快適に泊まれました。夕食は3ドル。その時日本人旅行者が多く夕食時の会話も弾みました。
両替も1ドル=2700スムでしてもらいました。 -
1日目の夜にイギリス人の世界旅行者が教えてくれたサマルカンドコニャック。度数42度でけっこう芳醇。これで26,000スム(約10ドル)ほどだから安い。
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こちらがその酒を買った酒屋。レギスタン通りを少し裏手に入ったところにあった。イスラム教徒の多い国だからか大っぴらには売れないのか。スーパーや小売店でも酒のあるところとないところがある。
Sadriddin Ayni House Museumの近くだったかにあったと思います。 -
酒屋のオーナーのオヤジはサッカー好きで、こちらが日本人だとわかると、「ホンダ、ナカータ、ナカムーラ!」と言ってきたのでこちらも「シャツキフ、ジェパロフ、ゲインリッヒ!」と返したらご機嫌のようだった。
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オーナーはこいつは俺の息子だと言っていました。英語で代表選手?と聞いてみたが、通じず。こちらもロシア語話せるわけではないし結局わからず
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翌日午前はレギスタン広場の各メドレセを観光。チケットを買い、ウルグベク・メドレセの手前にいた警官に入場券を見せて入ると、警官が話しかけてきました。
「ミナレットに登りたいか?」
「イエス」
「10,000スムだ」
「じゃあいいや」
「いくらなら登る?」
「5,000スム」
「来い」
といったやり取りをして、ウルグベク・メドレセのミナレットに登ることができました。この国の観光地は警官の小遣い稼ぎが多そう。
警官が持っていた鍵で扉を開けてミナレットに登りました。一人通れるくらいの狭い階段を通ったので観光客が多い時は登るチャンスはあまりないかもしれません。 -
こちらがその階段
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景色は良かった。ビビハニム・モスクの方を見たり
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遠くの山々を見たり
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その日は元旦でレストランがことごとく閉まっていたので昼食探しに苦労しました。最初ショブ・バザールの方に行ってみたがバザール自体やっていなかったのでその中のチャイハナもやってないだろうと思い引き返す。新市街に向かってレギスタン通り沿いのレストランはことごとく閉まっていました。
新市街のオールド・シティというレストランがようやく開いておりそこで昼食。20世紀初頭にロシア皇帝軍が宿営していた建物を改装したところらしく内装が綺麗。羊肉とパンとチャイを頼みましたが現地通貨で4-7ドルくらいだったと思います。 -
翌日は朝からタシケントに移動。ウルグベク天文台東側のタクシースタンドから乗り合いタクシー40,000スムで移動。途中30分程給油で停まったこともあり4時間くらいかかりました。
なお、雪でバスが停まる時などは乗り合いタクシーの値段が跳ね上がるらしい。 -
タシケントではサビール・ラヒモフ駅近くで降ろされたので、そこから地下鉄と歩きでJahongir B&B Tashkentまで。ここはシングル35ドルと値段は高かったが清潔で朝食もB&Bにしては豪華でけっこう良かったです。小道を入るので場所がわかりづらかったのが唯一の難点か。
最寄のTinchlik駅では空港への11番、76番バスが通っており空港へのアクセスも良いです。
別のバス停の標識で見たのですが、この両方のバスは5:30始発、6:00-9:30が15分間隔、9:30-15:30が30分間隔、15:30-19:00が15分間隔、19:00-22:30が30分間隔で動いているようです。 -
タシケントではシベリア抑留兵が眠る日本人墓地などを観光しました。
地球の歩き方に書いてあった行き方通りアブドゥラ・コディリ駅近くのアライ・バザールから38番バスに乗り向かいました。ただ、乗った後に気付いたがアイベック駅も通ったのでそこから乗れば良かった。
バス停に標識がないし日本人墓地近くに目印になるような建物とかもないのでわかりづらいです。事前にタシケントのグーグルマップをダウンロードしておいたので、GPSを頼りにヤッカサライ通り近くまで来たことを確認して降りました。それがこちらのバス停。 -
そしたらすぐ近くにヤッカサライ通りを発見できました
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シベリア抑留兵の資料館は残念ながら閉まっていました
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日本人墓地
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鎮魂
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日本人墓地の後は中心街を観光しパフタコールスタジアムまで来てみました。約16年前の1997年のワールドカップ予選で呂比須が終了間際に点を決めてなんとか引き分けた試合が行われたところ。あの時ハラハラしながらテレビを見ていたがその場所に来たかと思うと感慨深い。
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ウズベキスタン工芸博物館にも来てみました。精巧なスザニや陶芸品が見られました
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夜には同じウズベク人が作ったとは思えないMickey Castleを発見。
ミニーの目がおそロシア -
ディズニーとは関係ない青い物体も紛れ込んでいました
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帰国便はアシアナでソウルまで行きましたが、チェックインカウンターは手続きが異常なほど遅かったです。自分はフライトの2時間前に空港に着きましたがもう少し早く着いた方が無難かもしれません。とはいえ最後の乗客まで手続きしていたので乗り遅れることはないと思いますが、フライトは1時間以上遅れていました
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