アルベロベッロ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2013年12月30日、バーリからマルティナフランカに 9時過ぎに到着後 宿に荷物を置いて アルベロベッロ往復キップを購入。 <br />鉄道で 一駅隣のロコロトンドに寄り道。 散策後 アルベロベッロ へ。<br /><br />農民の住居であったトゥルッロ。 イタリア政府が このトゥルッリの集落を 保存すべき対象としてのモニュメントに指定したのは 第二次世界大戦の前。 他のパエーゼよりもいち早く その価値が見出されていました。<br /><br />アルベロベッロの この摩訶不思議な景観は 幸か不幸か、経済発展から取り残された 南イタリアの 封建的農民社会の生活形態、それに加えての 交通の便の悪さに 結果 助けられたという事でしょうか。<br /><br />1797年、3世紀に渡り アクアヴィーヴァ伯爵一族の 圧制に苦しんできた農奴たちの中から 7人の町の代表が 悲惨な現状を 国王に直訴しました。その結果 国王の勅令により、アルベロベッロは王の直轄領地となり 漆喰を使って 住居を作ることが許されるようになりました。<br /><br />石灰岩や凝灰岩の地層から 容易に建築材料である石材が手に入ることで 作られ続けてきた トゥルッリ。<br /><br />ドームの下の外壁は 石灰で塗りこめられています。<br />この外壁のペイントは 伝統的に 女性の仕事だそうです。 <br /><br />  

年末年始 冬のプーリアを巡る (6) 日暮れまでのアルベロベッロ 12/30 

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2013/12/30 - 2013/12/30

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ヴェラnonna

ヴェラnonnaさん

2013年12月30日、バーリからマルティナフランカに 9時過ぎに到着後 宿に荷物を置いて アルベロベッロ往復キップを購入。
鉄道で 一駅隣のロコロトンドに寄り道。 散策後 アルベロベッロ へ。

農民の住居であったトゥルッロ。 イタリア政府が このトゥルッリの集落を 保存すべき対象としてのモニュメントに指定したのは 第二次世界大戦の前。 他のパエーゼよりもいち早く その価値が見出されていました。

アルベロベッロの この摩訶不思議な景観は 幸か不幸か、経済発展から取り残された 南イタリアの 封建的農民社会の生活形態、それに加えての 交通の便の悪さに 結果 助けられたという事でしょうか。

1797年、3世紀に渡り アクアヴィーヴァ伯爵一族の 圧制に苦しんできた農奴たちの中から 7人の町の代表が 悲惨な現状を 国王に直訴しました。その結果 国王の勅令により、アルベロベッロは王の直轄領地となり 漆喰を使って 住居を作ることが許されるようになりました。

石灰岩や凝灰岩の地層から 容易に建築材料である石材が手に入ることで 作られ続けてきた トゥルッリ。

ドームの下の外壁は 石灰で塗りこめられています。
この外壁のペイントは 伝統的に 女性の仕事だそうです。 

  

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 14時半 アルベロベッロ着。窓口確認。<br /><br />午前中しか開いていない事が多いとの書き込み多々。<br />でも 今は開いています。

    14時半 アルベロベッロ着。窓口確認。

    午前中しか開いていない事が多いとの書き込み多々。
    でも 今は開いています。

  • 駅から 真っ直ぐに伸びる 道が 二つ。<br /><br />Viale Margherita と Via Mazzini<br />どちらからでも Pizza del Popoloポポロ広場に 繋がっていますが<br />分かりやすい マルゲリータ通りから ポポロ広場へと歩きます。

    駅から 真っ直ぐに伸びる 道が 二つ。

    Viale Margherita と Via Mazzini
    どちらからでも Pizza del Popoloポポロ広場に 繋がっていますが
    分かりやすい マルゲリータ通りから ポポロ広場へと歩きます。

  • Viale Margheritaから名前は Corso Trieste Trentoに変わり 真っ直ぐ歩きます。

    Viale Margheritaから名前は Corso Trieste Trentoに変わり 真っ直ぐ歩きます。

  • ヴィットリオ・エマヌエーレ大通りを左に曲がります。<br />右に折れると サンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ祈念堂が見えます。

    ヴィットリオ・エマヌエーレ大通りを左に曲がります。
    右に折れると サンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ祈念堂が見えます。

  • ポポロ広場が見えてきました。

    ポポロ広場が見えてきました。

  • 駅から 徒歩15分ほどで ジュゼッペ・マルティロッタ広場です。<br /><br />この地域で一番 土地が低いところが ここ。<br /><br />広場からの斜面に広がる集落が モンティ地区です。

    駅から 徒歩15分ほどで ジュゼッペ・マルティロッタ広場です。

    この地域で一番 土地が低いところが ここ。

    広場からの斜面に広がる集落が モンティ地区です。

  • テレビで 幾度となく見た まんまの街の景色です。<br /><br />まず リオーネ・モンティ地区から散策開始。

    テレビで 幾度となく見た まんまの街の景色です。

    まず リオーネ・モンティ地区から散策開始。

  • みやげ物屋が軒を連ね 日本語であちこちから 声がかかります。

    みやげ物屋が軒を連ね 日本語であちこちから 声がかかります。

  • とんがり屋根のドームに書かれた 一説には魔よけとも言われる シンボル。<br /><br />

    とんがり屋根のドームに書かれた 一説には魔よけとも言われる シンボル。

  • 味わいのある 石の壁。

    イチオシ

    味わいのある 石の壁。

  • 屋根や壁の 微妙な歪みや丸みが とても暖かさを感じさせてくれます。

    屋根や壁の 微妙な歪みや丸みが とても暖かさを感じさせてくれます。

  • ゆがんだ曲線で構成された 家並みと 道路。<br /><br />

    ゆがんだ曲線で構成された 家並みと 道路。

  • 我が家の愛犬と 同じ犬種。 いまどうしてるかな〜。

    我が家の愛犬と 同じ犬種。 いまどうしてるかな〜。

  • この通りだけが 石畳です。

    この通りだけが 石畳です。

  • サンタントニオ教会へのなだらかな坂を上ります。

    サンタントニオ教会へのなだらかな坂を上ります。

  • 教会の前の おうち。

    教会の前の おうち。

  • 1926年に トゥルッリの様式を取り入れて 造られた サンタントニオ教会です。

    1926年に トゥルッリの様式を取り入れて 造られた サンタントニオ教会です。

  • 生憎 ミサの最中で 内部には入れず。

    生憎 ミサの最中で 内部には入れず。

  • これらのトゥルッリは 古くなれば取り壊され 新築のため石材は再利用され続けてきたので あまり古い建物は残っていないそうです。 とはいえ 現存する一番古い建物は 16世紀に立てられた おうち。 充分 古いですね。<br />

    イチオシ

    これらのトゥルッリは 古くなれば取り壊され 新築のため石材は再利用され続けてきたので あまり古い建物は残っていないそうです。 とはいえ 現存する一番古い建物は 16世紀に立てられた おうち。 充分 古いですね。

  • どれを取っても 同じものがない 愉快な屋根 トゥルッロ。

    どれを取っても 同じものがない 愉快な屋根 トゥルッロ。

  • お土産に マグネットなどを買いながら ブラブラ。

    お土産に マグネットなどを買いながら ブラブラ。

  • マルティロッタ広場に戻って来ました。

    マルティロッタ広場に戻って来ました。

  • 向かって 左手に広がるのは アイア・ピッコラ地区。<br /><br />

    向かって 左手に広がるのは アイア・ピッコラ地区。

  • アイア・ピッコラ地区への坂道は 途中で立ち入り禁止。<br />お家の改修作業中のため 途中までしか 入れません。

    アイア・ピッコラ地区への坂道は 途中で立ち入り禁止。
    お家の改修作業中のため 途中までしか 入れません。

  • 工事中の 街の一角。<br /><br />菰に覆われていて 内部も覗けず。

    工事中の 街の一角。

    菰に覆われていて 内部も覗けず。

  • 緑地帯に面した高台を 歩いて見ます。

    緑地帯に面した高台を 歩いて見ます。

  • テラスのあるレストラン。

    テラスのあるレストラン。

  • 向こうに モンティ地区が見えます。

    向こうに モンティ地区が見えます。

  • 今 歩いてきた道です。

    今 歩いてきた道です。

  • この高台からの眺めは サイコーに素晴らしいです。

    この高台からの眺めは サイコーに素晴らしいです。

  • モンティ地区より 素朴な感じ。

    モンティ地区より 素朴な感じ。

  • 一旦 マルティロッタ広場に下りて 教会へと続く階段を上ります。

    一旦 マルティロッタ広場に下りて 教会へと続く階段を上ります。

  • 教会横の展望台からの眺め。

    教会横の展望台からの眺め。

  • ピアッツァ・ヴェンティセッテ・マッジョ。この辺りは 新市街のような 街並み。<br /><br />

    ピアッツァ・ヴェンティセッテ・マッジョ。この辺りは 新市街のような 街並み。

  • 小道から アイア・ピッコロ地区へも歩けます。

    小道から アイア・ピッコロ地区へも歩けます。

  • CASA LIPPOLIS

    CASA LIPPOLIS

  • イチオシ

  • 現在と過去のモニュメントが渾然一体。

    現在と過去のモニュメントが渾然一体。

  • Casa Lippolis 

    Casa Lippolis 

  • 様々な 自由闊達な形を持つトゥルッチの家並み。<br />

    様々な 自由闊達な形を持つトゥルッチの家並み。

  • 16時半。 日が暮れ始めました。<br /><br />喉が渇いたので このカフェで コーラを注文。

    16時半。 日が暮れ始めました。

    喉が渇いたので このカフェで コーラを注文。

  • カフェの天井、ドームになっていて 高い。

    カフェの天井、ドームになっていて 高い。

  • 外のテーブルで飲んでいたら、オーナーがビスケットを持ってきてくれました。<br />グラッツェ。

    外のテーブルで飲んでいたら、オーナーがビスケットを持ってきてくれました。
    グラッツェ。

  • 灯がともり始めました。

    灯がともり始めました。

  • 教会の前の広場は ミサに集まる人で 一杯。

    教会の前の広場は ミサに集まる人で 一杯。

  • もう一度 教会前の展望台から モンティ地区の夕暮れをカメラに収め、駅へと歩きます。

    もう一度 教会前の展望台から モンティ地区の夕暮れをカメラに収め、駅へと歩きます。

  • ヴィットリオ・エマニュエーレ通りの サンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ祈念堂。 ライトアップされた姿は 美しいです。

    ヴィットリオ・エマニュエーレ通りの サンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ祈念堂。 ライトアップされた姿は 美しいです。

  • 駅へ戻って来ました。

    駅へ戻って来ました。

  • 駅前の建物。<br />建物をはさんで 右側の通り Viale Margherita。 左側の通りが Via Mazzini <br /><br />

    駅前の建物。
    建物をはさんで 右側の通り Viale Margherita。 左側の通りが Via Mazzini 

  • 17時34分のマルティナフランカ行きに乗り 宿へ戻ります。<br /><br />窓口は 開いていました。

    17時34分のマルティナフランカ行きに乗り 宿へ戻ります。

    窓口は 開いていました。

  • Sud Est線の 路線図。

    Sud Est線の 路線図。

  • 列車は 10分遅れで到着。<br /><br />マルティナへ戻ります。

    列車は 10分遅れで到着。

    マルティナへ戻ります。

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