年末年始　冬のプーリアを巡る　（３）　バーリからマルティナフランカ　へ。ダイレクトに行ける筈が・・・甘かった　12/30　

2013/12/30 - 2013/12/30

2013年12月28日〜2014年１月５日　年末年始６泊８日の旅。

2013年12月30日です。 前夜　ホテルスタッフに　朝食時間を尋ねると　７時から、との事。

マルティナ・フランカへの７時１５分の列車に乗りたいと言うと　列車に間に合うよう　６時半には　朝食を準備しておくので大丈夫と、とても親切。
駅まで５分、突き当たりのホームで　キップもすぐに買えるし　７時にホテルを出れば　充分ですよ、とアドバイス。

２泊分、といっても　充電器と下着とパジャマだけの　リュック一つ　連れ合いが背負って　マルティナ・フランカ、オウトゥーニと　泊まり歩きます。　

バーリから　マルティナへは　プティニャーノputignanoで乗換えが必要な列車と　ダイレクトにいける列車が　時刻ごとに違ってあります。
７時１５分発は　ネットで検索した時刻表では　乗り換えなしの列車だったのですが・・・・

エリア マルティーナ・フランカ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

12月30日　朝6時半。
既に朝食の準備は　整っていました。

カッフェ・アメリカーノのお願いすると　出来立てのを持ってきてくれます。

イタリアは　どこも朝食には　甘いデニッシュが　出されます。

さて腹ごしらえも充分に、駅へ向かいます。

駅への道は　一部工事中で　少々歩きにくいですが　一本道なので　迷うことはありません。

バーリ中央駅です。

Sud Est線の　表示がでています。

下に降りて　一番突き当たりまで　歩きます。

突き当たり　一つ手前に　表示あり。

階段を上がると　すぐ前に　事務所のようになった　チケット売り場が　ありました。

この階段を　今、上がってきた所。

椅子も並んだ　チケット売り場、窓口があります。

窓口のオジサンも　ホームにいた人たちも　あれに乗れ、あれに乗れ！と　列車を指差してくれました。

え？　どこに行くか　分かってんのかなー

パルテ　ア　マルティナ・フランカ？　と念押すと　スィ。スィ。

皆さん　親切です。

空いてる車両に乗りました。

程なくして　車掌さんが　やってきて　この車両は暖房が効いていないから　隣の車両に移りなさい　と　教えに来てくれました。

トコトコ、移ります。

なんか　曇り空〜。

予報では　明日は雨のようです。

ボーっと　車窓を眺めていたら　先ほどの車掌さんが　キップにハサミを入れに来て　なにやら　懸命に説明してくれるので　一言一言聞きなおしてみると　どうも　この列車は　マルティナ・フランカまで行かないらしい。

ここで　頭は混乱。　だって調べたもん。書き取っていた手帳の時刻表を　見せながら　この電車は　乗り換えなしで　行くでしょう？マルティナまで。

いやいや　乗り換えないといけないんだ、プティニャーノで、バスに。

え？　そんなの　分からない。

問題ないよ、大丈夫、後で教えるから。　と。

先の事が　心配になってきたので、車掌さんに尋ねてみました。

明日、大晦日、オストゥーニに行くのだけれど　マルティナ・フランカからバスがありますか？

残念ながら　マルティナからは　オストィーニ行きのバスは出ていないよ。

(そんな・・・ネットでは　反映したのに・・・どうしよう・・・）

オストゥーニに行くなら　チェリエ･メッサーピカから　バスが出ているから、と　自分の携帯で　時刻も調べてくれて　写真に取っておいて、とアドバイスも。

なんて　親切な　車掌さん。　お顔立ちもステキだし・・・で　putignanoに着いた。

別の車掌さんが出てきて　着いて来い、と合図。　Sud Est線を下りて線路を跨ぎ　ホームへ。

ホームを出て　駅の外へ。

前に歩く　オジサンが　時々振り返って　来い来い、と合図。

このバスに乗り換えるようです。

鉄道のキップを買っているから　キップは　必要ないよ、と。　

同じバスの停留所(フェルマータ)に　違う線のバスも停まっています。

乗り込むと　すぐに出発、８時２０分。

２０分走り　ノーチNOCI　に着きました。
ここで　またSud Est線に乗り換えるようです。

８時４２分。　ノーチを出ます。

慌しく　乗り換え乗り換えで　右往左往しましたが　テンポ良く目的地に近づいていきます。

空模様が怪しいです。

イトリアの谷を　列車は走ります。

アルベロベッロを素通りします。

ロコロトンドも　素通り、　まず　マルティナ・フランカの宿にリュックを置いて　引き返す予定です。

アルベロベッロ＝８分＝ロコロトンド＝８分＝マルティナフランカ　所要時間は　こんな感じ。

向こうに　ロコロトンドの　町が見えます。

駅から　あそこまで　後で歩くつもりです。

夏の暑さは　厳しいでしょうが　冬はなんとなく物悲しい風景です。

マルティナ･フランカに着きました。

ハテ、どっちの方向に　町があるのでしょう・・・

Googleで　調べておいた　分かりにくい地図を見ながら　たぶんこっち、と歩き出します。

この旅行記へのコメント （2）

• kurokoさん 2014/01/16 21:55:07

  南イタリア

  華やかなフィレンツェとはまた違った味わいのバロックですね。
  
  イトリアの谷に限らず、プーリアやカラーブリアの小さな村々は、
  どこも珠玉で、ボクはローマ以北より好きです。
  
  交通の便が悪いのは難点なのでしょうが、だからこそ古き良き
  独特の街並みを残しているように思います。
  
  kuroko

  ｳﾞｪﾗnonnaさん からの返信 2014/01/16 23:57:34

  RE: 南イタリア

  kurokoさん
  コメントくださって 有難うございます。
  
  今回の訪問地は 交通機関の情報も 少なくて かなり不安でしたが 行く先々に 出会った人達からの、身に沁みる親切が 心細さを払拭してくれました。
  
  時期的にも 雨の多い、観光には あまり適さない時期でしたが
  とても思い出深い旅になりました。
  
  フィレンツェや ヴェネツィア、私も大好きですが プーリアの人々の情の厚さに
  感謝の連続。そして あの街並みの 素晴らしさ。魅了されてしまいました。
  
  カラーブリアの方へも また いつか行ってみたいです。
  
  ヴェラnonna