2014/01/13 - 2014/01/13
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いっせいさん
2014年1月13日(成人の日)新春の熊本城を散策しました。
熊本城は、大坂城、名古屋城と並んで日本三名城の1つでもあり、城郭は東京ドーム21個分の広さで、大小の天守閣、櫓49、櫓門18、城門29を備えるという、全国でも有数規模のお城です。城は加藤清正が1601年に築城着手し1607年に完成しました。
今回は、熊本城の中で最も歴史的価値のある宇土櫓を中心に本丸御殿・細川刑部邸を散策しました。特に宇土櫓は、私のお気に入りの一つで西南戦争での戦火をくぐり抜け、加藤清正が熊本城を築城した当時から 現在まで残っている唯一の多層櫓です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
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手前が宇土櫓で奥が大天守と小天守です。
では頬当御門から登城します。 -
南大手門櫓を潜ると重厚な宇土櫓が鎮座しています。
小さなお城であれば、この櫓でも天守閣と言えるのではないでしょうか。 -
天守閣側から観た宇土櫓です。
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櫓が石垣に沿って斜めになっているのが判ります。
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宇土櫓にも鯱鉾が。
この鯱(しゃち)は元からあったものではなく、昭和2年に陸軍が解体修理した際に城内に保管してあった鯱を取り付けたものだそうです。 -
櫓の中は薄暗くリアルです。
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往時の城は昼間でも部屋の中は、これ位の明るさだったんでしょうね。
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敵の侵入を防ぐために狭く急階段になっています
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櫓の中から敵を鉄砲で撃てるよう防御用の狭間があります。
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床も黒光りしています。
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宇土櫓から西大手門が見えます。
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宇土櫓からの眺め。
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宇土櫓から見た天守閣。
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これから熊本城本丸御殿に入ります。
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台所の天井は巨大な丸太の木が剥き出しになっています。
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台所には2つの大きな囲炉裏があります。
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土間には釜戸があります。
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本丸御殿の中で最大の部屋である「鶴之間」(60畳)から、奥に向かって「梅之間」「櫻之間」「桐之間」「若松之間」と続く大広間です。
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昭君之間。
本丸御殿の中で最も格式の高い部屋です。 -
昭君之間。天井の作りが豪華絢爛そのものです。
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ひとつ一つ手作り。
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これから、熊本城三の丸に移転した細川刑部邸(ぎょうぶてい)に向かいます。
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細川刑部家。
全国有数の上級武家屋敷としての格式を持つ、熊本県指定の重要文化財です。 -
唐破風の玄関。
細川刑部家は細川家3代(肥後藩初代にあたる)忠利(ただとし)公の弟の刑部少輔興孝(ぎょうぶしょうゆうおきたか)が正保3年(1646年)に2万5千石を与えられ興したとのことです。
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邸内は格式のある部屋が整然と続いています。
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客間から入側造りの表御書院、二階建ての春松閣と続いています。
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別棟には書斎と茶室。
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二ノ丸公園では肥後のちょんかけ独楽保存会の人たちがほぼ毎日練習しています。
これでおしまいです。
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