2013/12/28 - 2013/12/28
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Calcio_Tamaruさん
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雪を見たくなって旅立った東北一周鉄道の旅も3日目。
この日は前日に行く予定だった行程をそのまま進みます。
盛岡からJRさんに感謝するしかないような"超太っ腹快速"で宮古へ。
そこからは「あまちゃん」の舞台となった三陸鉄道北リアス線の旅。
震災前には万里の長城とも呼ばれたという巨大防潮堤に寄ったり、列車が乗っかった水門を見たり…。
岩手から太平洋岸を通って青森まで抜ける鉄道旅行記です。
【3日目行程】
一ノ関-盛岡-(快速ふるさと宮古)-宮古-(路線バス)-田老駅前
田老-小本-田野畑-久慈-八戸-青森
【3日目費用】
交通費 2300+460+440+380+960=4540円
食費 290+210+240+280=1020円
宿泊費 1700円
合計 7260円
3日目までの総合計
8310+4070+7260=19640円
東北旅行2日目⇒http://4travel.jp/travelogue/10847473
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この日の旅は一ノ関駅からスタート。
始発に乗って一ノ関から盛岡へ行き、ここからは106急行バスで宮古へ。
…向かう予定だったのですが、寝坊してしまいました。
実は夏に行った旅でも初日から寝坊して、いきなり特急料金を払ってワープする羽目にあってたんですよね。
自分の寝坊癖には恥じ入るばかりです。
まあ反省しても既に出発した列車は戻ってきてくれません。
急いで一ノ関駅に向かい、7:45発の普通の中で時刻表を手繰っていると発見が。
なんとこの日(12月28日)から宮古行きの臨時快速が運転されると書いてあるではありませんか!しかも10:06発と時刻もピッタリです。
謎の吐き気に悩まされ旅を1日延期したのも、今朝の寝坊もこの列車に乗るために起きたのかと思ってしまうほどの幸運。この列車に乗らない手はない。盛岡駅 駅
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盛岡駅に着くと乗り換え時間まで駅内を少々徘徊。
流行語にもなったあまちゃんの幟が立ってました。 -
盛岡からは先ほどの臨時快速「ふるさと宮古号」に乗車。
特急型車両のようですが、快速なので青春18きっぷのみで自由席に乗車できます。 -
乗り込んでみるとじぇじぇじぇ!!なんやこの座席は!
車内後半の座席が3列シートになってました。 -
座ってみてもこんなに広々。
追加料金払ってないのにこんな所座っていいのか…。
太っ腹なJR東日本さんに感謝。 -
列車は定刻通り宮古駅を発車。ここから2時間ほどの道のりです。
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山間の雪景色の中を進んでいきます。
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こんな綺麗な風景も車窓を通り過ぎて行きます。
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宮古駅が近づいてくると天気も景色も一変。
先ほどまでの雪もどこへやら。
青空広がるのどかな川沿いの風景を右手に見ながら列車は進みます。 -
宮古駅へ到着。実はこの時列車が6分遅れてしまったため、乗り継ぎのバスの発車時刻を過ぎていたのですが、駅前で乗客を待っていてくれました。
宮古駅 駅
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海沿いの高台を登って下って。
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宮古駅から30分ほどでバスは田老駅前に到着。
田老駅 駅
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この田老は先の東北大震災津波で大きな被害を受けた場所。
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ここにあるのが田老の津波防潮堤。
過去に何度も津波被害を受けた田老町が津波を防ぐために造った巨大な二重の堤防です。その巨大さは「万里の長城」にも例えられたとか。 -
この巨大な防潮堤をも津波は乗り越えてしまったのだそう。
おそらくはここにも建物があったのでしょうが、いまは草が生えているだけ。 -
この道路のあたりで津波が止まったのでしょうか…。
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海側の防潮堤。
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広がる青空がなんとも…。
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防潮堤の向こう側。漁港です。
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ここから先の堤防は完全に破壊されてしまってました。
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地元も東南海地震の被害を受けるだろうと想定されているだけに、他人事とは思えませんでした。
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近くのお店でジャムパンを購入。宮古市の相馬屋菓子店さんが製造しているパンで岩手県内のスーパーで売っているのだとか。
包装と言い、味と言い、幼いころから食べている地元のパン屋さんのパンとよく似ていて、個人的には初めて食べたとは思えない懐かしさを感じました。 -
さて1時間ほど歩き回ったところで田老駅に戻りいよいよ三陸鉄道に乗車します。
田老駅 駅
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このカラーリング!ドラマのオープニングで見たことある!
あまちゃんをちらちらっとしか見てなかった私ですが、ちょっとテンションが上がりました。 -
乗車後すぐに小本駅に到着。ここから先も1日目の気仙沼線と同じく不通区間。代行バスに乗り換えです。
岩泉小本駅 駅
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代行のバス。発車まで車内にラジオが流れていて少しビックリしました。
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小本駅で購入した南部せんべい。量が多いので買ったのですが、さすがに多すぎた。結局2日後に食べ終わるまでぶら下げて行くことになりました。
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40分ほどで田野畑駅到着。再び列車に乗り換えますが、1時間ほどあったのでぶらついてみます。
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歩いてすぐに海が広がっていました。
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真横にはこんなものが。これ別に津波に流されたとかそんなんじゃなく、水門の上に三陸鉄道の列車を模した構造物をのっけているのだとか。
愛されてますね、三陸鉄道。 -
さあ田野畑から三陸鉄道の旅再開。
田野畑駅 駅
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車内に入って驚きました。寝台列車の食堂車のような内装じゃないですか。
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なんだかお金持ちになった気分で、お茶と南部せんべいをバリボリ。
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列車は風景の美しい場所で停車したりしながらリアス式海岸を進んでいきます。
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堀内駅停車中の車内から。
堀内駅 駅
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日が落ちたころ三陸鉄道の終点、北三陸駅…じゃない、久慈駅に到着。
久慈駅 駅
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ここからは八戸線に乗って一路青森県へ。
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約2時間で八戸駅。今季からJFLに昇格したヴァンラーレ八戸のホームタウン。
とりあえずヴァンラーレさんからパワーをもらっておきます。来季こそウチも昇格!…できたらええなあ…。八戸駅 駅
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駅にはこんなポスターも貼ってありましたよ。
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ここからは青い森鉄道に乗って青森へ。
青い森鉄道はJRではありませんが途中下車しない限り、青春18キップで乗車できる特例が適用されます。 -
青森駅!
青森駅 駅
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夜の青森駅。
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青森から新青森まで特急乗車。ここも青春18きっぷの特例で特急券も追加運賃もなしで乗車できます。
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新青森到着。ここがこの日の旅の終点です。
新青森駅近くのネットカフェに一泊しました。新青森駅 駅
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