平泉半日観光～温泉で一休み【4万円で東北鉄道2700kmの旅2日目】

2013/12/27 - 2013/12/27

年末に雪を見たくなって始めた東北一周の旅。
今回は2日目の旅行記です。

東北一周2日目。本来であれば一ノ関からさらに北上する予定だったのですが、思わぬトラブルが…。
なんとか旅を再開したのが昼ごろだったので、この日の青春18きっぷ使用は取り止め、旅程を1日延期することに。

せっかくの時間を使って行ける場所はないかなと調べてみたら、平泉が近かったので中尊寺に行ってみることにしました。
鉄道2700km乗車旅も一旦お休み。リラックス観光記とまいります。

【2日目行程】
一ノ関-(路線バス)-平泉
平泉-一ノ関

【2日目費用】
交通費　　350+190=540円
食費　　　240+290=530円
宿泊費　　1600円
入場料他　800+600=1400円
合計　　　4070円
2日目までの総合計
8310+4070=12380円


東北旅行1日目⇒http://4travel.jp/travelogue/10846407
東北旅行3日目⇒http://4travel.jp/travelogue/10848076

エリア 平泉(岩手)

寝床で目が覚めたのが朝の4時頃でしたか。
気付いたらものすごく胸のあたりが苦しい。

何かと思い、起き上ったら吐き気が…すぐにトイレに駆け込みました。
寝てなんとか誤魔化そうと思ったのですが止まらない。

これはまずいと思って朝9時の開院と同時に近くの医院へ駆け込み、点滴で抗生物質を打ってもらってようやく出歩ける程度には回復。

回復したは良いんですが、この時点で既に13時前。
ここから青春18きっぷを使っても元の予定には復帰できないし、なによりもったいない。

なのでひとまず旅程を丸ごと1日ずらし、この日は一関にもう一泊することにしました。

一ノ関駅 駅

でもせっかく動けるようになったのに、どこにも行かないのももったいない。どこか良い観光スポットはないかと探したところ世界遺産の平泉が目と鼻の先！

恥ずかしながら知らなかったのですが、そもそも一関は平泉の玄関口的存在だったようです。

何はともあれ、これは好都合ということで、一ノ関駅の観光窓口で情報収集してみたのですが、ちょうど列車もバスも出発してしまって次は1時間後とのこと。朝から何も食べていない、食べられない状況だったので、コンビニでヨーグルトを買って食べながら1時間を待つことにしました。

1時間後、到着した路線バスに乗り、中尊寺参道の入口で下車。
このバス停で降りたのは私一人だけでした。

中尊寺 寺・神社・教会

巨大な木々が立ち並ぶ間をひたすら登っていきます。

中尊寺 寺・神社・教会

右手には北上川と、それに沿って走る東北本線、国道4号線を展望できます。

中尊寺 寺・神社・教会

坂道を登ること10分ほど。ようやく中尊寺本堂へ到着。お参りして、再び参道へ。さらに奥にある金色堂を目指します。

中尊寺 寺・神社・教会

参道を本堂から3分ほど進むと、金色堂に到着です。
とりあえず金色堂の写真で良く見るアングルから1枚。

横の賛衡蔵で金色堂の入館料800円を支払い、中へ入ります。
金色堂を覆う覆堂の中は残念ながら撮影禁止。

ですがちょうど誰もいない時間帯だったので金色堂を一人占め出来ました。

この金色堂は文字通り、堂全体が金箔で覆われていることで有名ですが、実は現在の中尊寺で唯一の創建当時の建物でもあります。

藤原清衡が伽藍を造営した12世紀の初めから、何代もの覆堂の下で輝きを保ち続けて今目の前にある。歴史のロマンを感じます。

中尊寺 寺・神社・教会

さて中尊寺観光も終わり、次は観光窓口で見つけた場所に向かいます。

行きに上った坂道を下り、バス停も越えてさらに15分ほど歩くと目的地。
「悠久の湯 平泉温泉」です。

平泉町健康福祉交流館 悠久の湯 平泉温泉 温泉

受付で入湯料500円と貸しタオル代100円を支払い入場。

一つのお風呂と一つのサウナがあるだけの施設ですが、そうは言っても温泉。ただのお風呂にはない気持ち良さがあります。

浴場を出ても全身ポカポカ。休憩所で横になってテレビを見ながら夢の世界へ…。2時間ほど眠っていて気付いたら19時過ぎ、外には雪が舞っていました。

平泉町健康福祉交流館 悠久の湯 平泉温泉 温泉

悠久の湯を出て、雪の中を15分ほど歩くと平泉駅に。
ここから19:42発の普通電車で一ノ関へと戻りました。

とんだハプニングにも見舞われましたが、結局のんびりと旅の疲れを癒す1日となりました。