2013/12/25 - 2013/12/26
863位(同エリア1849件中)
にっくさん
旦那が長年勤め上げた職場を退職することになり、新しい仕事に就職するまでの暇時間。
「記念に旅行でもしよう!」
当初ビートルズファンの旦那のためにリヴァプールを計画していた私ら家族。だが急遽「印象派の絵が見たい」と言い出した旦那のために、パリ旅行をすることに。(前回の旅行はオルセーを見逃した!)
旅の目標は「ルーブルオルセー、マルモッタン」。(何故かオランジュリーは外しております。)
そして夫婦にとっては3度目のパリ。パリ以外にも足を伸ばしてみようということになりました。今回は、私が一度訪れてみたかった「モンサンミッシェル」をオプションで付けてみることに。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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★12月25日(出発日)
使用航空会社はエールフランス。
航空便はツアー会社を通じて予約をしましたが、旅行を思い立ったのが12月に入ってのことだったので、その時点で「ご家族並びで取れるかどうか分かりません」とのことでした。最近の航空便は機械を使っての自動チェックインですが、人の心の通わない機械は融通が利かないのであまり好きじゃありません。
が、「本日は満席のためお客様のお席をグレードアップさせて頂きます」との表示が!
ということで、追加料金なしでビジネスクラスで12時間のフライト!
エコノミーと何が違うって、座席も足元も広い! リクライニングがほぼフラットに! 飲み物のワインのレベルがかなり高級! グラスもカトラリーもプラスチックじゃないwww
いやー・・日頃からこんな環境で旅行している人がいるなんて、お金持ちっていいなあ。 -
シャルルドゴール空港に到着したのは現地時間の18時頃。
ホテルはパリ市内の中心近くにあるのですが、駅や空港バスの停留所から探すのが面倒臭いのでタクシーを使うことにしました。空港からのタクシー使用はぼったくりの白タクが横行しているので注意しなければなりません。白タクを見分ける注意点として
1 タクシー乗り場の表示がある場所に駐車しているか。(していた)
2 車の天井にタクシープレートがあるか(あった)
3 車体のドアミラー下部辺りにナンバーがあるか(確認しなかった)
4 車内にちゃんとメーターがあるか(あった)
2番以外はちゃんと確認しましたが、パリ市内まで平均60ユーロらしい金額を、110ユーロ取られました!(初手からこれか!!)
やはり白タクだったのでしょうか・・・
ところでお金の問題はどうでも良いですが、パリのタクシーはかなり運転が荒いので注意です。高速道路で130km/hは出します。車線変更もめっちゃ強引です。しかもスマホ操作しながら運転してます。運転中ずっと片手で操作してます。
約1時間の乗車中、私の頭の中ではリュック・ベッソン監督の映画「TAXI」のテーマソング『Misirlou』がなり続けていました。(とにかく無事に着いてくれ。)
15年前に始めてパリに来た時もタクシーを使用しましたが、やはり命の危険を感じるほどの高速ドライバーでしたので、今回のドライバーが例外ではないと思います。旦那は「リアルで映画『TAXI』体験ができたのだから110ユーロは安いものだ」と開き直っておりました。
写真は到着日のものではありませんがホテルの前の道。到着したのは19時過ぎ頃。
この日はクリスマスで店も軒並み休みですので、ホテルでゆっくり過ごしました。ニュー ホテル ラファイエット ホテル
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★12月26日
さて、パリに着いた翌日は早速モンサンミッシェルのバスツアーに参加です。
日帰りで行くにはちょっと遠い距離ですが、バスツアーなら座ってりゃ済むので楽チンです。(車内で寝れるし)
参加したツアーはEMIトラベルの「【冬季限定】日帰り夜景モンサンミッシェルとノルマンディー村ツアー」。
日本でHISを通じて申し込んだので大人一人18000円ほどしました。
当日は朝の9時30分にパレロワイヤル集合。
朝の7時30分頃にホテルを出発して、オペラ座経由パレロワイヤルに向かいます。(写真はオペラ座前のアップルストア) -
ホテルから集合場所へは歩いて30分もかからないと思うのですが、少し散歩がてら遠回りをします。ホテルから徒歩3分くらいの位置に地下鉄CADET駅がありますが、私達は敢えて10分ほどの距離にある地下鉄OPERA駅で地下鉄の10枚回数券を購入。
何故OPERA駅まで行ったかと言いますと、OPERA駅の自動券売機はお札が使えるからです。
パリの自動販売機の多くはお札が使えないので要注意。
OPERA駅から歩いてバンドーム広場へ。広場に面するショパンが住んでた部屋の前での一枚。娘が撮影してくれましたが、夫婦二人はiPhoneで記念撮影しております。ヴァンドーム広場 広場・公園
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上:集合場所のパレロワイヤルに着きました。写真上のような二階建て大型バスでモンサンミッシェルに向かいます。もちろんツアー人数によりバスのサイズも変わってきます。
下:出発して1時間ほどで周囲に田園風景が広がります。
やっぱ大陸は広いですわ・・・フランスの国土は日本の1.5倍ほどだそうですが、日本はその8割が山間部、平地は2割しかないそうです。対してフランスは国土の7割が平地・・・空も広いわ〜パレ ロワイヤル庭園 自然・景勝地
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3時間ほどでノルマンディー地方の「ディープ・シュール・メール村」でランチ休憩。色々考えたりするのが面倒くさいので、ツアーで斡旋されたレストランで昼食を取りました。
「Guillaume le Conquerant」(ギョーラム・ル・コランケン)というお店です。
小さなココットに入った魚介のスープ、メインは魚介類の串焼き(鮭と鱈)、デザートはアップルタルト。飲み物はグラス一杯のシードル(子供はミネラルウォーター)で15ユーロ。
はっきり言ってあまり美味しくはありません。(添え物のラタトゥユは美味かったケド)しかもサービシングが遅くて(まあ、それがご当地の文化でしょうが)1時間の休憩じゃ昼食を取るだけで終了です。
ただ、村の歴史地区の中にある雰囲気たっぷりのレストランでしたので目には楽しめました。
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それから2時間ほど走ると遠くのほうにモンサンミッシェルが見え始めます。
当日は幸運にも晴れており、かなり遠くからその存在を見ることができました。果てしなく広がる田園風景、放牧されている羊と牛。そして遠景にモンサンミッシェル。
実は散歩をするために早くホテルを出た私達は、ツアーの集合場所であるパレロワイヤルに一番乗りで到着し、バスの二階の最前列という美味しすぎる席を確保したのでした。
写真はバスの車窓からの一枚です。自転車も気持ち良さそうですね。
ところでバス車内でガイドさんから衝撃の告白が。
当日、修道院がストライキを実施しているとかで、修道院内に入れないと言う情報が・・・Oh NO!!
ストライキ大国フランスですが、過去2度の旅行ではストに会ったことなかったのに、よりにもよってこのタイミングです。 -
ツアーバスはモンサンミッシェル対岸の村に駐車して、そこから無料のシャトルバスで島までの堤防道を行き来します。
堤防道の長さは約2Km、私達家族は歩いて島に向かうことにしました。時刻は午後3時頃、良い感じに太陽が傾いてきました。
クリスマスバケーションシーズンということもあり、シャトルバス混んでたせいか、結構な人が堤防道を歩いていました。ずっとバスに座りっ放しだったので良い運動です。 -
さて島内です。
さながら伊香保か熱海か・・・断崖に立てられた建物群とそこに賑々しく商う土産物屋の軒並みは、日本の温泉街に似ている気がします。
牢獄や城壁に使用されていたのも頷ける、迷路の街といえば風情もあります。私なりに表現すれば島全体が「増築を繰り返して消防法に抵触しそうな熱海の温泉旅館」。そんな感じです。
いや、嫌いじゃないですよ。楽しかったです。
修道院に入れない分、島の中を探検するように3往復くらいしました。中には旦那の腹がひっかかりそうな細い路地とか、野球部がダッシュしたくなるような石段とか、足腰鍛えるにはもってこい。
写真右はサン・ピエール教会。娘が好きなジャンヌダルグ像と一枚。 -
修道院の入り口前から見える通称「影モンサン」。
天気がコロコロと変化するフランスでは、これが見られるのもラッキーの一つだとか。当日は快晴、干潟にくっきりとモンサンミッシェルの影が浮かびあがりました。干潟に走った残り水がまるでモンサンミッシェルに走った亀裂のように見えて美しかったです。
修道院に入場はできなかったけど、ま、良しとするかー。 -
さて、夕食もツアー会社斡旋のレストランで取りました。
お土産屋さんも沢山あるし、他で買い食いしても良かったんですけど、座って落ち着いて食事したかったことと、この繁忙期に待たずに座れるか不安だったことから選択しました。「オーベルジュサンピエール」というホテルのレストランです。
ここはサーブが早いとガイドさんの情報でしたが、早いというか荒い。
料理やカトラリーをテーブルに「ガチャンガチャン」と置いていくし、店員同士ぶつかりそうに何度もなってるし、傍目から見てると「なんでそんなに焦ってんの?」
食事写真はメインが上から「私/名物のオムレツ」「旦那/羊肉のステーキ」「娘/ガレット」、これに全員にリンゴのタルトのデザート、大人はシードルと子供はミネラルウォーターがついてました。
値段は一人20ユーロ。
フランスは外食産業が高く、また観光地価格という条件を差し引いても高すぎると思いました。
オムレツは半分液体状態、ガレットは塩味聞き過ぎ、羊のステーキは筋張っててかなり硬かったようです。
もったいないと思いつつ、全員間食できませんでした。オーベルジュ サン ピエール (レストラン) 地元の料理
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陽もとっぷりと暮れてモンサンミッシェルがライトアップされる時間になります。
帰りは途中まで無料シャトルバスを使い、途中から歩きました。
私が一度行ってみたかった、そして日本人が行ってみたい世界遺産第1位のモンサンミッシェル。実際行ってみて痛感したことは、モンサンミッシェルは遠目で見るのか一番美しいということです。
堤防道が海水を塞き止め、海上に浮かぶ姿が滅多に見られなくなったモンサンミッシェルですが、現在堤防道のすぐ横に橋を架ける工事をしているようです。
パリに帰るとエッフェル塔も自由の女神もライトアップされ、なんとも素敵な夜の街を車窓から見ることができました。
ホテル到着24時です。
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ニュー ホテル ラファイエット
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